Workspace ONE Experience Workflows は Hub サービス プラットフォーム上に構築され、Boomi によって提供されます。Boomi プロセスは、Boomi AtomSphere プラットフォーム内のコネクタとシェイプを使用して構築されます。Boomi Atom は、プロセスをホストして実行するランタイム エンジンです。統合プロセスは Boomi Atom Cloud に展開します。

Hub サービスは、これらの Boomi プロセスの出力を受信し、エンド ユーザーは、Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションなどの Workspace ONE 製品から要求されたタスクにアクセスして完了します。

VMware では、Hub サービスですぐに使用できる、一般的に使用されるビジネス システムを備えたいくつかの Experience Workflows パックを構築しました。これらのワークフローは、そのまま使用することも、会社のニーズに応じてカスタマイズすることもできます。独自のワークフローを作成することもできます。

Experience Workflows の図

Experience Workflows のフレームワークは、次のコンポーネントで構成されています。

  • Boomi AtomSphere は、Boomi で統合プロセスを構築するために使用される主要なツールです。AtomSphere では、グラフィカル インターフェイスを使用してプロセスを構築します。これらのプロセスは、Atom ランタイム エンジンに展開され、実行されます。
  • Boomi Atom は、AtomSphere で構築された Boomi プロセスで定義されたロジックの展開と実行を担当するランタイム エンジンです。Atom は、デフォルトではクラウドでホストされます。
  • Boomi ポータルは、設定不要の統合パックをインストールして構成するために使用される管理構成ユーザー インターフェイスです。Boomi ポータル構成ユーザー インターフェイスは、Hub サービス コンソールに組み込まれています。
  • ビジネス システムは、さまざまなビジネス プロセスで使用されるサードパーティのシステムです。
  • Hub サービスは、Boomi プロセスによって呼び出されたイベントに基づいて、Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションに通知カードを送信します。Hub サービスは、ユーザーがカードでアクションを実行したときに、アプリケーションと Boomi 間の通信を仲介します。
  • エンド ユーザーは、Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションを使用して、承認通知およびその他のタイプの通知カードを表示します。

Workspace ONE Experience Workflows を使用するためのシステム要件

[ライセンス要件]

  • Workspace ONE Experience Workflows アドオン ライセンス

    これには、設定不要の統合、100 個の構成済みの統合、承認ワークフローにアクセスしたり、既存の設定不要のプロセスをカスタマイズしたり、新しい統合プロセスを作成したりするための基本パッケージが含まれています。

注: Boomi ポータルにアクセスするために、別の Boomi ライセンスを購入する必要はありません。

[VMware 製品要件]

  • Workspace ONE Hub サービス(クラウドのみ)
  • Workspace ONE Access(クラウドのみ)

Hub ネイティブ アプリケーションで Workspace ONE Experience Workflows を使用するには、Workspace UEM Console の認証ソースを Workspace ONE Access に設定する必要があります。

Workspace ONE Experience WorkflowsWorkspace ONE Intelligent Hub Web クライアントでのみ使用されている場合は、Workspace ONE Access のみが必要です。