VMware Workstation 15.0.1 Pro | 2018 年 11 月 9 日 | ビルド 10737736 |
リリース ノートの概要
VMware Workstation Pro について
VMware Workstation Pro™ では、技術者が複数の x86 ベースの Windows、Linux、および他のオペレーティング システムを同じ PC で同時に実行してソフトウェアを開発、テスト、デモ、および導入できます。
仮想マシンが個人用 PC またはプライベート エンタープライズ クラウドのどちらにあっても、仮想マシンでサーバ、デスクトップ、およびタブレット環境を複製し、複数のプロセッサ コア、数 GB のメイン メモリとグラフィック メモリを各仮想マシンに割り当てることができます。
詳細については、VMware Workstation Pro のドキュメントを参照してください。
新機能
このリリースの VMware Workstation Pro は、すべての VMware Workstation 15 Pro ユーザーに無償で提供されるアップグレードです。
- ホストおよびゲストとして次のオペレーティング システムのサポートが追加されました。
- Ubuntu 18.10
- Fedora 29
- RHEL 7.6
- このリリースにはバグ修正およびセキュリティ更新プログラムが含まれています。
重要な修正
このリリースの VMware Workstation Pro は、以下の問題に対処しています。
- VMware Workstation Pro は vmxnet3 仮想ネットワーク アダプタに未初期化のスタック メモリ使用の脆弱性があり、ゲストがホスト上でコードを実行できる可能性があります。Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクト (cve.mitre.org) は、この問題を CVE-2018-6981 として公表しています。
以前のリリース
以前にリリースされた VMware Workstation 15 Pro の機能と既知の問題は、各リリース ノートに記載されています。以前のリリースのリリース ノートを表示するには、次の該当のリンクをクリックします。
解決した問題
- VLAN ネットワーク アダプタを搭載した Linux ホストで、Workstation Pro ネットワーク エディタを起動できない
この状況では、Workstation Pro のメニュー パスまたは vmware-netcfg コマンドを使用して仮想ネットワーク エディタを起動しようとすると、ネットワーク エディタがクラッシュします。
この問題は解決されています。 - 仮想マシンの場所が 4K のネイティブ ストレージ テクノロジを使用している場合、仮想マシンのクローン作成または仮想マシンの展開が失敗することがある
この問題は、Microsoft Storage Spaces テクノロジを使用する 4K ネイティブ ストレージの場所に仮想マシンのクローンを作成しようとすると発生します。また、すでに 4K ネイティブ ストレージの場所にある仮想マシンを拡張しようとするときにも発生します。問題が発生すると、Workstation Pro に次のエラー メッセージが表示されます:「パラメータが正しくありません。(The parameter is incorrect.)」
この問題は解決されています。
- カスタム仮想マシンを作成すると、メモリ スライダが正常に動作しない
[カスタム] オプションを使用して仮想マシンを作成すると、メモリの値がスライダの位置と一致しません。
この問題は解決されています。
- 仮想マシンの VMX ファイルを編集して USB デバイスに自動的に接続すると、期待する結果が得られない
仮想マシンの構成ファイル (.vmx) を編集して USB デバイスのautoConnectエントリを含めると、https://kb.vmware.com/s/article/1648 で説明するように、USB デバイスはパワーオン時に自動的に仮想マシンに接続しません。
この問題は解決されています。