仮想マシンのファームウェア タイプを選択できます。

仮想マシンの作成後、仮想マシンのファームウェア タイプを変更できます。

前提条件

  • 既存の仮想マシンのファームウェア タイプを変更するには、ゲスト OS がパワーオフ状態になっている必要があります。
  • システムを起動するためのソフトウェアがインストールされている。
  • ファームウェア タイプとして UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) を選択する場合には、次の条件を満たしていることを確認します。
    • 仮想マシンにインストールするゲスト OS で UEFI ファームウェアがサポートされている。
    • 仮想マシンで仮想化ベースのセキュリティ (VBS) が有効になっていない。
    • 仮想マシンではハードウェア バージョン 8 以降を使用する。
    • 仮想マシンで Windows 8、Windows 10、Windows 2012、または Windows 2016 ゲスト OS が実行されている。
  • UEFI セキュア ブートを選択する場合には、次の条件が満たされていることを確認します。
    • 仮想マシンで UEFI ファームウェア タイプが使用されている。
    • 仮想マシンではハードウェア バージョン 14 以降を使用する。

手順

  1. Workstation Pro インターフェイスで、[仮想マシン] > [設定] の順に選択します。
  2. [オプション] タブをクリックし、[詳細] をクリックします。
  3. [ファームウェア タイプ] セクションで、ファームウェアの選択内容を確認します。
    ゲスト OS でサポートされ、前提条件を満たしている場合には、次のファームウェア タイプが選択できます。
    オプション 説明
    UEFI UEFI は、オペレーティング システムとプラットフォーム ファームウェア間のインターフェイスです。UEFI には、基本入出力システム (BIOS) ファームウェアに比べて、アーキテクチャ上の利点があります。
    レガシー BIOS 標準の BIOS ファームウェア。
    注:
    • ゲスト OS のインストール後にファームウェア タイプを変更すると、仮想マシンのブートに失敗する場合があります。
    • ゲスト OS によっては、UEFI を選択した場合、UEFI セキュア ブートを有効にするオプションを使用できます。UEFI セキュア ブートは、有効なデジタル署名がないドライバとオペレーティング システム ローダーのロードを防止し、ブート プロセスを保護します。
    • VBS が有効な場合、ファームウェア タイプは UEFI に設定され、UEFI セキュア ブート オプションが選択されます。
    • VBS が有効な場合、ファームウェア タイプまたは UEFI セキュア ブートの設定は編集できません。
  4. [OK] をクリックします。

結果

仮想マシンを起動すると、選択したファームウェアの設定で起動します。