デフォルトでは、仮想マシン間またはホスト システムと 1 台以上の仮想マシンとの間でスマート カードを共有できます。PCMCIA スマート カード リーダーを使用している場合、仮想マシンを企業用にデプロイしているときにさまざまなスマート カード リーダー用のドライバをサポートしたくない場合、またはホスト システムにはドライバがあるけれども仮想マシンにはない場合は、スマート カード共有をオフにすることをお勧めします。
スマート カード共有を制御する設定は、Workstation Pro グローバル構成ファイルにあります。
手順
- ホスト システムのグローバル構成ファイルを検索します。
オペレーティング システム |
場所 |
Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016、Windows 7、Windows 8、Windows 10 ホスト |
%PROGRAMDATA%\VMware\VMware Workstation\config.ini |
Linux ホスト |
/etc/vmware/config |
- グローバル構成ファイルがホスト システム上に存在しない場合は、 を選択して、Workstation Pro の環境設定で少なくとも 1 つの設定を変更します。
Workstation Pro 環境設定を変更すると、
Workstation Pro ではグローバル構成ファイルが作成されます。
- グローバル構成ファイルをテキスト エディタで開き、usb.ccid.useSharedMode プロパティを FALSE に設定します。
例:
usb.ccid.useSharedMode = "FALSE"
- グローバル構成ファイルを保存して閉じます。
- 他のユーザーが変更できないように、グローバル構成ファイルのアクセス権を設定します。