既存のセットアップが回復不能な場合は、vRealize Network Insight データのバックアップを作成して、新しい展開でデータをリストアすることができます。また、複数の展開でセットアップ構成をレプリケートすることもできます。
6.0 リリース以降の
vRealize Network Insight では、次のデータのバックアップを作成できます。
- ユーザー インターフェイスの [設定] オプションで定義された構成
- オンライン更新のステータス
- CEIP のステータス
- データ管理(保持間隔)
- IP プロパティおよびサブネット構成
- ID とアクセスの管理
- Syslog 構成
- 監査ログの個人識別情報のステータス
- メール サーバと SNMP の構成
- ユーザー セッションのタイムアウト、証明書の検証、Google マップ API キーなどのシステム構成。
- ダーク テーマ、ダッシュボード自動更新などのユーザー設定。
- 物理フロー コレクタ(Netflow、sFlow)を除く、設定に追加されたデータソース。
- システム アラート、ユーザー定義アラート、プラットフォームの健全性などのアラート
バックアップはローカル ストレージに保存できます。ローカル ストレージには、最新のバックアップ ファイルを 5 つまで保存できます。また、SSH または FTP サーバにバックアップをアップロードすることもできます。
注:
- vRealize Network Insight は前述の構成データのバックアップのみを作成します。フローやアプリケーションの情報などの設定データ全体のバックアップは作成しません。
- [インフラストラクチャ] 画面( セクション)で、バックアップまたはリストア プロセスの失敗を追跡できます。
- プラットフォームの健全性アラートで、バックアップに失敗した場合に表示されるアラート通知を構成することもできます。