vRealize Suite Lifecycle Manager Easy Installer for vRealize Automation and VMware Identity Manager を使用すると、最小限の手順で vRealize Automation をインストールできます。

インストーラを使用すると、 vRealize Automation 構成を開始する前に、使用できるオプション数が最小になるか、クラスタ化された展開のオプションが使用可能になります。OVA または ISO を使用した vRealize Automation の手動インストールはサポートされていません。
注: マスター ノードの呼称は、プライマリ ノードになりました。マスター レプリカ ノードの呼称は、プライマリ レプリカ ノードになりました。

前提条件

  • vRealize Automation をインストールする前に、vRealize Automation のプライマリ認証情報があることを確認します。vRealize Automation 8.4 には、外部の VMware Identity Manager 3.3.2 以降が必要です。
  • 外部ロード バランサがインストールされていて、要件が満たされていることを確認します。詳細については、vRealize Automation のロード バランシングを参照してください。

手順

  1. vRealize Automation[環境の名] を入力します。
  2. vRealize Automation ライセンスの下にライセンス キーを入力します。
  3. VMware Identity Manager 設定を構成した後に、vRealize Automation をインストールするよう選択できます。
  4. プライマリ ノードを含む標準展開の場合は、次の手順を実行します。
    1. vRealize Automation[仮想マシン名][IP アドレス]、および [FQDN ホスト名] を入力します。
    2. 構成情報を指定します。[データセンター名][vCenter Server 名]、および [ディスク サイズの拡張] フィールドに入力します。詳細については、vRealize Suite Lifecycle Manager Easy Installer for vRealize Automation and VMware Identity Managerを参照してください。
    3. 必要に応じて、[FIPS モードへの準拠] を有効または無効にします。
    4. 手順 6 に進みます。
  5. 3 つのノードを含むクラスタ展開の場合は、[ロード バランサ IP アドレス][ホスト名] を入力します。
  6. クラスタ展開の場合は、手順 4 をガイドラインとして使用し、プライマリ ノードを作成します。
  7. クラスタ展開の場合は、セカンダリ ノードを作成し、必要なテキスト ボックスに入力して続行します。
  8. vRealize Automation の [詳細設定] で、[デフォルトの使用] オプションを選択して内部ポッドおよびサービス構成のデフォルト値を CIDR 形式で有効にするか、[カスタムの使用] オプションを使用して K8S クラスタの IP アドレス範囲 と K8S サービスの IP アドレス範囲の値を CIDR 形式で入力することができます。
  9. [次へ] をクリックします。
  10. 入力したデータを含む [サマリ] 画面を確認し、[送信] をクリックします。
    詳細を送信した後に、インストーラは約 30 分かけて Lifecycle Manager のインストール、バイナリのコピー、インストール プロセスの開始を行います。 vRealize Automation でマルチテナントを有効にすることができます( vRealize Suite Lifecycle Manager のテナント管理を参照)。