製品のスナップショットを作成および管理して、特定の時点での製品状態を保存できるようになりました。

この手順は、vRealize Automation 7.x データベース仮想マシンのスナップショットには適用されません。vRealize Automation 7.x データベース仮想マシンのスナップショットは、vRealize Suite Lifecycle Manager を使用するのではなく、手動で取得する必要があります。

スナップショットの管理は、vRealize Suite Lifecycle Manager バージョン 8.6 でトリガされたスナップショットに限定されます。スナップショットを直接トリガすると、スナップショットは vRealize Suite Lifecycle Manager で管理されなくなります。

手順

  1. スナップショットを作成するには、[環境の管理] をクリックします。
  2. [詳細の表示] をクリックします。
  3. スナップショットを作成する製品の名前の横にある省略記号アイコンをクリックし、[スナップショットの作成] を選択します。
  4. [スナップショットの詳細] で、[スナップショット プリフィックス] および [[スナップショットの説明]] の詳細を入力します。
  5. (オプション)特定の vRealize Suite 製品では、[メモリを使用したスナップショット] トグルを選択できます。
  6. (オプション)必要に応じて、[スナップショットを作成する前にシャットダウン] トグルを選択できます。
  7. [次へ] をクリックします。
  8. [事前チェックの実行] をクリックし、[完了] をクリックします。
    注: スナップショットの作成など、vCenter Server に依存するインストール後の作業は、ゲスト ツールが実行されていない場合、または IP アドレス/ホスト名が vCenter Server で把握できない場合は失敗することがあります。 vRealize Operations Manager のスナップショットを元に戻した後は、 vRealize Operations Manager クラスタの一貫性が失われた状態になる可能性があるため、 vRealize Operations Manager セットアップにアクセスできません。詳細については、ナレッジベースの記事 KB 56560を参照してください。
  9. 製品スナップショットを管理するには、[環境の管理] をクリックします。
  10. [詳細の表示] をクリックします。
  11. スナップショットを作成する製品の名前の横にある省略記号アイコンをクリックし、[スナップショットの管理] を選択します。
  12. スナップショットのツリー構造とスナップショットの詳細を表示できます。[削除] をクリックすると、スナップショットを完全に削除できます。
  13. [戻す] をクリックしてから [事前チェックの実行] をクリックすると、スナップショットを元に戻すことができます。

結果

注:
  • 部分的なスナップショットまたは整合性のないスナップショットでは、戻すオプションを使用できません。
  • アップグレードに、または[申請] タブでスケール アウトを実行しているときに作成したスナップショットは、ロールバックしたり、元に戻したりできます。
  • vRealize Suite 製品を展開すると、vRealize Suite Lifecycle Manager のスナップショット インベントリをサポートするカスタム属性が vCenter Server に作成されます。
製品の仮想アプライアンスの状態、および構成の詳細が vRealize Suite Lifecycle Manager によって保存されます。詳細については、ナレッジベースの記事 KB 56361を参照してください。

次のタスク

製品のスナップショットを作成すると、製品の仮想アプライアンスをスナップショットの状態に戻すことができます。