VMware Cloud Gateway をダウンロードしてインストールすることにより、VMware Cloud から使用可能なソリューションにアクセスします。
手順
- https://customerconnect.vmware.com/downloads/details?downloadGroup=MCGW&productId=1307&rPId=88960 にログインし、VMware Cloud Gateway の ISO イメージをダウンロードします。
- インストーラ ISO イメージで、ui-installer/operating_system フォルダを参照し、インストーラを実行します。
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Windows OS の場合は、win32 サブディレクトリに移動して installer.exe ファイルを実行します。
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Linux OS の場合は、lib64 サブディレクトリに移動して installer ファイルを実行します。
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Mac OS の場合は、mac サブディレクトリに移動して Installer.app ファイルを実行します。
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- [vCenter Server Cloud Gateway のデプロイ] をクリックします。
- エンド ユーザー使用許諾契約書 (EULA) に同意して、[次へ] をクリックします。
- VMware Cloud プラットフォームに応じてデプロイ パラメータを指定し、[次へ] をクリックします。
オプション
手順
vCenter Server インスタンスに接続してインベントリを参照し、VMware Cloud Gateway をインストールするクラスタを選択することができます。
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vCenter Server インスタンスの完全修飾ドメイン名 (FQDN) または IP アドレスを入力します。
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vCenter Server インスタンスの HTTPS ポートを入力します。
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vCenter Server インスタンス上の vCenter Single Sign-On 管理者権限を持つユーザー(例:administrator@your_domain_name ユーザー)のユーザー名とパスワードを入力します。
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[次へ] をクリックします。
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証明書の警告にターゲットの vCenter Server インスタンスにインストールされた SSL 証明書の SHA1 サムプリントが表示されていることを確認し、[はい] をクリックしてこれを受け入れます。
- クラスタが配置されているデータセンターでデフォルトの仮想マシン フォルダを選択し、[[次へ]] をクリックします。
- vSphere+ にサブスクライブする vCenter Server がデプロイされているクラスタを選択し、[次へ] をクリックします。
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- ターゲット仮想マシンをセットアップし、[次へ] をクリックします。
オプション
説明
仮想マシン名
VMware Cloud on AWS の場合:VMware Cloud Gateway 仮想マシンの名前を入力します。仮想マシン名にはパーセント記号 (%)、バックスラッシュ (\)、またはスラッシュ (/) を含めることはできず、80 文字を超えることはできません。
vSphere+ の場合:仮想マシン名は、CLOUD_UUID の形式で自動的に生成されます。
root パスワードの設定
VMware Cloud Gateway 仮想マシンの root パスワードを設定します。
パスワードは 8 文字以上の空白を含まない小文字の ASCII 文字で入力し、1 つ以上の数字、大文字と小文字、1 つ以上の特殊文字が含まれている必要があります。特殊文字の例としては、感嘆符 (!)、ハッシュ キー (#)、アットマーク (@)、括弧 () があります。
root パスワードの確認
上記の手順で設定したパスワードを確認します。
- VMware Cloud Gateway 用のデータストアの場所を選択し、[次へ] をクリックします。
- VMware Cloud Gateway 仮想マシンを置くデータストアを選択します。
- VMware Cloud Gateway のインストールにシン ディスクを使用してディスク容量を節約するには、[シン ディスク モードの有効化] を選択します。
- VMware Cloud Gateway のネットワーク設定を構成し、[次へ] をクリックします。
パラメータ
説明
ネットワーク
ネットワークを選択します。
ドロップダウン メニューに表示されるネットワークは、ターゲット サーバのネットワーク設定によって異なります。VMware Cloud Gateway を ESXi ホストに直接インストールする場合は、短期のポートバインド以外の設定をしている分散仮想ポート グループはサポートされません。このため、このグループはドロップダウン メニューに表示されません。
IP アドレスのバージョン
IPv4 を選択します。VMware Cloud Gateway は IPv6 をサポートしていません。
IP アドレスの割り当て
IP アドレスの割り当て方法を選択します。
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[固定]
ウィザードには、IP アドレスとネットワーク設定の入力を求めるプロンプトが表示されます。
注: IP アドレスをシステム名として使用しないようにします。システム名として IP アドレスを使用する場合は、インストール後に IP アドレスを変更して DNS の設定を更新することはできません。 -
[DHCP]
DHCP サーバを使用して IP アドレスが割り当てられます。環境内で DHCP サーバを使用できる場合にのみ、このオプションを選択します。
FQDN
VMware Cloud Gateway の FQDN を入力します。
IP アドレス
固定 IP アドレスを選択した場合は、VMware Cloud Gateway の IP アドレスを入力します。既存の IP アドレスを入力すると、VMware Cloud Gateway が配置されているネットワークを分離しないかぎりインストール時にエラーが発生するという警告がインストーラに表示されます。たとえば、VMware Cloud Gateway は、既存の IP アドレスとは異なるポート グループにインストールできます。
サブネット マスクまたはプリフィックス長
IP アドレスのサブネット マスクまたはプリフィックス長を入力します。
デフォルト ゲートウェイ
VMware Cloud Gateway によって使用されるデフォルト ゲートウェイを入力します。
DNS サーバ
VMware Cloud Gateway によって使用される DNS サーバのアドレスを入力します。
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- VMware Cloud Gateway 設定を構成し、[次へ] をクリックします。
- 時刻の同期に NTP サーバを使用するには、[NTP サーバと時刻を同期] を選択し、テキスト ボックスに 1 台以上の NTP サーバのアドレスを入力します。
注: NTP サーバの正しいアドレスを入力していることを確認します。誤っている場合、インストールが正常に完了しないことがあります。
- [ESXi ホストと時間を同期する] を選択して、VMware Cloud Gateway のインストール先のホストと時刻を同期します。
- 時刻の同期に NTP サーバを使用するには、[NTP サーバと時刻を同期] を選択し、テキスト ボックスに 1 台以上の NTP サーバのアドレスを入力します。
- [終了] をクリックして VMware Cloud Gateway をインストールします。
結果
VMware Cloud Gateway がオンプレミス環境にインストールされます。
次のタスク
vCenter Server から VMware Cloud Gateway への接続セクションに記載されている手順を実行します。