システムまたはユーザー定義ネットワーク リソース プールの設定を編集して、Network I/O Control バージョン 2 のプールに関連付けられているトラフィックの優先順位を変更します。

前提条件

  • vSphere Distributed Switch のバージョンが 5.1 以降であることを確認します。
  • Distributed Switch の Network I/O Control がバージョン 2 であることを確認します。
  • 分散スイッチで Network I/O Control の有効にします。vSphere Distributed Switch での Network I/O Control の有効化を参照してください。

手順

  1. vSphere Web Client で、Distributed Switch に移動します。
  2. [構成] タブの [リソース割り当て] を展開します。
  3. リストからネットワーク リソース プールを選択し、[編集] をクリックします。
  4. [制限] テキスト ボックスで、VM ネットワーク アダプタで消費可能な帯域幅の制限を設定します。
  5. [物理アダプタの共有] ドロップダウン メニューで、ネットワーク リソース プールに関連付けられている仮想マシンまたは VMkernel アダプタに割り当てられる物理アダプタ容量のシェアを入力します。

    Network I/O Control は、接続された物理アダプタが飽和した場合に、構成されているシェアを適用します。

    事前定義値を設定するオプションを選択するか、[カスタム] を選択して 1 ~ 100 の数字を入力し、別のシェアを設定します。

  6. (オプション) [CoS 優先順位タグ] ドロップダウン メニューで、ネットワーク リソース プールに関連付けられたシステムまたは仮想マシン トラフィックをマークする QoS タグを選択して、[OK] をクリックします。
    QoS 優先順位タグは、ネットワーク プロトコル スタックのレイヤー 2 のリソース プールに関連付けられている仮想マシンからのトラフィックの優先順位を定義する、IEEE 802.1p (CoS) タグを表します。

結果

Network I/O Control バージョン 2 により、ネットワーク リソース プールに関連付けられている分散ポート グループの VMkernel および仮想マシン アダプタに、新しいバンド幅制御の設定が適用されます。