ゲスト OS の管理者以外のユーザーは、仮想ディスクを圧縮できます。仮想ディスクを圧縮すると、未使用のディスク容量が解放されます。ただし、仮想ディスクを繰り返し圧縮した場合、ディスクが使用できなくなりサービス拒否が発生する可能性があります。これを防ぐには、仮想ディスクの圧縮機能を無効にします。
前提条件
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仮想マシンをパワーオフします。
- 仮想マシンでの root または管理者権限を持っていることを確認します。
手順
- vSphere Web Client を使用して vCenter Server システムにログインし、仮想マシンを検索します。
- ナビゲータで、[仮想マシンおよびテンプレート] を選択します。
- 階層の中から仮想マシンを探します。
- 仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] をクリックします。
- [仮想マシン オプション] を選択します。
- [詳細] をクリックして、[構成の編集...] をクリックします。
- 以下のパラメータを追加または編集します。
名前 値 isolation.tools.diskWiper.disable
TRUE isolation.tools.diskShrink.disable
TRUE - [OK] をクリックします。
結果
この機能を無効にすると、データストアの容量が足りなくなったときに仮想マシンのディスクを圧縮できません。