仮想マシンで実行するゲスト OS は、物理システムと同様のセキュリティ リスクにさらされます。仮想マシンを物理マシンと同様のセキュリティで保護し、本書と「Security Configuration Guide」(旧称「セキュリティ強化ガイド」)に記載されているベスト プラクティスを実行します。 仮想マシンの UEFI セキュア ブートを有効または無効にするUEFI セキュア ブートは、PC の製造元が信頼するソフトウェアのみを使用して PC をブートするセキュリティ標準です。特定の仮想マシンのハードウェア バージョンとオペレーティング システムに対しては、物理マシンと同様にセキュア ブートを有効にできます。 仮想マシンから VMX ファイルへの情報メッセージの制限仮想マシンから VMX ファイルへの情報メッセージを制限することで、データストアの容量がいっぱいになり、サービス拒否 (DoS) が発生することを防ぎます。DoS は、仮想マシンの VMX ファイルのサイズが管理されておらず、情報量がデータストアのキャパシティを超えた場合に発生します。 仮想ディスクの圧縮の防止ゲスト OS の管理者以外のユーザーは、仮想ディスクを圧縮できます。仮想ディスクを圧縮すると、未使用のディスク容量が解放されます。ただし、仮想ディスクを繰り返し圧縮した場合、ディスクが使用できなくなりサービス拒否が発生する可能性があります。これを防ぐには、仮想ディスクの圧縮機能を無効にします。 仮想マシンのセキュリティのベスト プラクティス 仮想マシンのセキュリティのベスト プラクティスに従うことで、vSphere デプロイの整合性を確保できます。