ストレージ ポリシー コンポーネントは、レプリケーションなど、仮想マシンに提供する必要がある単一のデータ サービスを記述します。コンポーネントを前もって定義し、複数の仮想マシン ストレージ ポリシーに関連付けることができます。コンポーネントは再利用と交換が可能です。
手順
- vSphere Web Client のホームで、 の順にクリックします。
- [ストレージ ポリシー コンポーネント] タブをクリックし、[ストレージ ポリシー コンポーネントの作成] アイコンをクリックします。
- vCenter Server インスタンスを選択します。
- たとえば「4 時間のレプリケーション」などの名前を入力し、ポリシー コンポーネントの説明を入力します。
名前がほかのコンポーネントやストレージ ポリシーと競合しないようにしてください。
- サービスのカテゴリ([レプリケーション] など)を選択します。
- サービス プロバイダを選択します。
- 選択したカテゴリのルールを定義します。
たとえば、4 時間のレプリケーションを設定している場合は、目標復旧時点 (RPO) の値を 4 に設定します。
I/O フィルタに基づいた暗号化については、[暗号化の前に I/O フィルタを許可] パラメータを設定します。ストレージによって提供される暗号化ではこのパラメータは必要ありません。
オプション |
説明 |
False(デフォルト) |
暗号化フィルタの前に他の I/O フィルタを使用できません。 |
True |
暗号化フィルタの前に他の I/O フィルタを使用できます。暗号化の前に、他のフィルタ(レプリケーションなど)でクリア テキスト データを分析できます。 |
- [OK] をクリックします。
結果
新しいコンポーネントがストレージ ポリシー コンポーネントのリストに表示されます。
次のタスク
コンポーネントを仮想マシン ストレージ ポリシーに追加できます。レプリケーションなど、コンポーネントが参照するデータ サービスが I/O フィルタによって提供される場合、コンポーネントを共通ルール セットに追加します。データ サービスがストレージ システムによって提供される場合、コンポーネントを通常のルール セットに追加します。