動的検出では、イニシエータが指定された iSCSI ストレージ システムに接続するたびに、SendTargets 要求がシステムに送信されます。iSCSI システムは、使用可能なターゲットのリストをイニシエータに提供します。動的検出方法の他に、静的検出を使用して、ターゲットの情報を手動で入力することも可能です。
静的検出または動的検出を設定する場合は、新しい iSCSI ターゲットしか追加できません。既存のターゲットのパラメータは変更できません。これを変更するには、既存のターゲットを削除して新しいターゲットを追加します。
前提条件
手順
- vSphere Web Client ナビゲータで、ホストを参照して移動します。
- [構成] タブをクリックします。
- [ストレージ] で、[ストレージ アダプタ] をクリックし、設定するアダプタ (vmhba#) を選択します。
- [アダプタの詳細] で、[ターゲット] タブをクリックします。
- 検出方法を構成します。
検出方法 説明 動的検出 - [動的検出] をクリックし、[追加] をクリックします。
- ストレージ システムの IP アドレスまたは DNS 名を入力し、[OK] をクリックします。
- iSCSI アダプタを再スキャンします。
iSCSI システムとの SendTargets セッションが確立された後、ホストは新たに検出されたすべてのターゲットで静的検出リストを作成します。
静的検出 - [静的検出] をクリックし、[追加] をクリックします。
- ターゲットの情報を入力し、[OK] をクリックします。
- iSCSI アダプタを再スキャンします。