CLI プロセスを使用して vCenter Server 環境を vCenter Server Appliance に移行する場合、新しいアプライアンスの構成値を含んだ JSON テンプレートを準備する必要があります。
vCenter Server、vCenter Single Sign-On、Platform Services Controller のインスタンスは、インストーラの ISO ファイルにあるテンプレートの構成パラメータに値を設定することで、Windows からアプライアンスに移行することができます。テンプレートに含まれていない構成パラメータは、それぞれのデフォルト値に設定されます。実際の移行の詳細に合わせてテンプレートに構成パラメータを追加し、その値を設定することができます。
CLI を使用して vCenter Server5.5 と vCenter Server 6.0 をアプライアンスに移行するためのサンプル移行テンプレートが vcsa-cli-installer/templates/migrate ディレクトリに用意されています。
vCenter Server 5.5 のローカル OS ユーザー名は、ターゲットの vCenter Server Appliance に移行されないため、移行完了後に再度作成する必要があります。ローカル OS ユーザー名を使用して vCenter Single Sign-On にログインしている場合は、それらのユーザー名を Platform Services Controller アプライアンスに再度作成する必要があります。
前提条件
移行に必要な環境を準備します。移行の準備を参照してください。
手順
結果
これで移行に必要なファイルの準備が整いました。
次のタスク
実際の環境に必要であれば、テンプレートはいくつでも作成して保存することができます。テンプレートの準備が整ったら、実際にテンプレートを使って移行する前に事前チェックを行います。CLI で vCenter Server Appliance に移行する際の事前チェックを参照してください。