仮想マシンの構成ファイルおよびすべての仮想ディスクを格納するデータストアまたはデータストア クラスタを選択します。各データストアは、サイズ、速度、可用性などのプロパティが異なる場合があります。使用可能なデータストアには、選択したターゲット リソースからアクセスできます。仮想マシンのディスク用フォーマットを選択し、ストレージ ポリシーを割り当てることができます。

データストアの空き容量は常に変化します。仮想マシンの作成やその他の仮想マシン操作 (スパース ファイルの拡張、スナップショットなど) のために十分な空き容量を確保しておいてください。ファイル タイプ別のデータストアの使用量については、『vSphere の監視およびパフォーマンス』 ドキュメントを参照してください。

Thin Provisioning では、最初のアクセス時に割り当てられるブロックでスパース ファイルを作成できます。これによりデータストアのオーバー プロビジョニングが可能になります。スパース ファイルが増大し続け、データストアがいっぱいになる可能性があります。仮想マシンの実行中にデータストアのディスク容量が不足すると、仮想マシンが機能しなくなる可能性があります。

手順

  1. 仮想マシンのディスクのフォーマットを選択します。
    オプション 操作
    ソースと同じフォーマット ソース仮想マシンと同じフォーマットを使用します。
    シック プロビジョニング (Lazy Zeroed) 仮想ディスクをデフォルトのシック フォーマットで作成します。仮想ディスクに必要な容量は、作成時に割り当てられます。物理デバイスに残っているあらゆるデータは、作成中には消去されませんが、仮想マシンへ初めて書き込みを行うときに必要に応じてゼロアウトされます。
    シック プロビジョニング (Eager Zeroed) Fault Tolerance などのクラスタリング機能をサポートする、シック ディスクを作成します。仮想ディスクに必要な容量は、作成時に割り当てられます。シック プロビジョニング (Lazy Zeroed) フォーマットの場合とは異なり、物理デバイスに残っているデータは作成時に消去されます。ほかのタイプのディスクに比べて、このフォーマットでのディスクの作成には時間がかかることがあります。
    シン プロビジョニング シン プロビジョニング フォーマットを使用します。最初、シン プロビジョニング ディスクは、そのディスクが初期に必要とする容量のみを使用します。あとでシン ディスクでさらに多くの容量が必要になると、割り当てられている最大キャパシティまで拡張できます。
  2. (オプション) [仮想マシン ストレージ ポリシー] ドロップダウン メニューから、ストレージ ポリシーを選択します。
    ストレージ ポリシーは、仮想マシンで実行するアプリケーションのストレージ要件を指定します。
  3. 仮想ディスクのデータストアの場所を選択します。
    オプション 操作
    データストアの同じ場所に仮想ディスクと仮想マシンの構成ファイルを格納します。

    [場所] ドロップダウン メニューから [仮想マシンと一緒に格納] を選択します。

    ディスクをデータストアの別の場所に格納します。 [場所] ドロップダウン メニューから [参照] を選択し、ディスクのデータストアを選択します。
    すべての仮想マシン ファイルを同じデータストア クラスタに保存
    1. [場所] ドロップダウン メニューから [参照] を選択し、ディスクのデータストア クラスタを選択します。
    2. (オプション) この仮想マシンで Storage DRS を使用しない場合は、[この仮想マシンに対して Storage DRS を無効にする] を選択し、データストア クラスタ内のデータストアを選択します。
  4. [次へ]をクリックします。