リリース日:2018 年 11 月 29 日

重要:vSAN ユーザーで、ESXi650-201810002 にアップグレードする前に ESXi650-201810001 にアップグレードしていない場合、VMDK を拡張する可能性があるときには次の手順を実行してください。

  1. ESXi ホストに SSH を介して root としてログインします。
  2. すべてのホストで VSAN.ClomEnableInplaceExpansion 詳細設定オプションを 0 に設定します。

再起動は必要ありません。VSAN.ClomEnableInplaceExpansion の設定は、ホストの再起動や実行中のワークロードに影響しません。

すべてのホストを ESXi650-201810001 にアップグレードした後に、VSAN.ClomEnableInplaceExpansion を 1 に設定し直すことで有効にできます。

すでに ESXi650-201810001 にアップグレードしている場合は、追加手順は必要ありません。

ダウンロード ファイル名

ESXi650-201811002.zip

ビルド

10884925

ダウンロード サイズ

457.4 MB

md5sum

7d3cd75ace63f381d8c8f34e24c9c413

sha1checksum

882b1fb4bc139dd65956a3e9380f4f03eeb2538a

ホストの再起動が必要:はい

仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要:はい

セキュリティ パッチ

パッチ ID カテゴリ 重要度
ESXi650-201811401-BG バグ修正 最重要
ESXi650-201811402-BG バグ修正 重要
ESXi650-201811403-BG バグ修正 重要
ESXi650-201811404-BG バグ修正 最重要
ESXi650-201811405-BG バグ修正 重要
ESXi650-201811406-BG バグ修正
ESXi650-201811101-SG セキュリティ 重大
ESXi650-201811102-SG セキュリティ 重要
ESXi650-201811103-SG セキュリティ

ロールアップ パッチ

このロールアップ パッチには、ESXi 6.5 の初回リリース以降のすべての修正が入っている最新の VIB が含まれています。

パッチ ID カテゴリ 重要度
ESXi650-201811002 バグ修正 最重要

イメージ プロファイル

VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。

イメージ プロファイルの名前
ESXi-6.5.0-20181104001-standard
ESXi-6.5.0-20181104001-no-tools
ESXi-6.5.0-20181101001s-standard
ESXi-6.5.0-20181101001s-no-tools

各パッチの詳細については、「My VMware」ページ、「解決した問題」セクション、「既知の問題」セクションを参照してください。

パッチ ダウンロードおよびインストール

一般的に ESXi ホストにパッチを適用する際は、VMware vSphere Update Manager を使用します。詳細については、「VMware vSphere Update Manager のインストールと管理について」を参照してください。

ESXi ホストをアップデートするには、VMware ダウンロード ページからパッチ ZIP ファイルを手動でダウンロードし、esxcli software vib コマンドを実行して vib をインストールします。また、イメージ プロファイルと esxcli software profile コマンドを使用して、システムをアップデートできます。

詳細については、『vSphere Command-Line Interface Concepts and Examples』および『vSphere アップグレード ガイド』を参照してください。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

ESXi650-201811401-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 最重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-2.75.10884925
  • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-2.75.10884925
  • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-2.75.10884926
  • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-2.75.10884927
修正されたパッチ リリース  1847663、1863313、1894568、1949789、2021943、2022147、2029579、2037849、2037926、2057600、2063154、2071506、2071610、2071817、2072971、2073175、2078843、2079002、2083594、2083627、2084723、2088951、2089048、2096942、2097358、2098928、2102135、2102137、2107335、2113432、2119609、2122259、2122523、2128932、2130371、2133589、2136002、2139317、2139940、2142767、2144766、2152381、2153867、2154912、2187127、2128759、2155840、2155858、2156840、2157503、2158561、2164733、2167294、2167877、2170126、2171799、2173856、2179262、2180962、2182211、2186065、2191349、2192629、2192836、2193829、2187136、2194304、2197789、2203385、2203836、2204024、2204028、2204507、2209900、2209919、2211285、2211639、2213917、2225439、2225471、2133634、2139131
CVE 番号 該当なし

このパッチは esx-base、esx-tboot、vsan、および vsanhealth VIB をアップデートし、次の問題を解決します。

  • ストレッチ クラスタのインテリジェントなサイトの継続性。優先データ サイトとセカンダリ データ サイト間のパーティションの場合、ESXi650-201811002 はどちらのサイトがデータの可用性を最大限に引き出すかをインテリジェントに判断できるよう vSAN を設定してから、クォーラムと監視を自動的に形成します。セカンダリ サイトは、優先サイトに最新のデータのコピーが作成されるまで、アクティブ サイトとして動作できます。これにより、仮想マシンが優先サイトに移行して、データ読み取りのローカリティが失われることを防ぎます。

  • 再同期トラフィックの動的管理を実現する適応性のある再同期。ESXi650-201811002 にアップデートすると、適応性のある再同期処理は、再同期 I/O に専用バンド幅を割り当てることによって、コンプライアンス(オブジェクトを許容されるプロビジョニングされた障害にリストアする)までの時間を短縮します。再同期 I/O は、オブジェクトをコンプライアンスに戻すために vSAN によって生成されます。再同期 I/O に対しては最小バンド幅が確保されますが、クライアント I/O からの競合がなければ、バンド幅は動的に増やすことができます。逆に、再同期 I/O がない場合は、クライアント I/O はバンド幅をさらに使用できます。  

  • PR 1949789:vSphere Update Manager を使用して ESXi 6.5 以降にアップグレードすると、libparted ライブラリの問題が原因で失敗することがある

    vSphere Update Manager を使用して ESXi 6.5 以降にアップグレードすると、libparted オープン ソース ライブラリの問題が原因で失敗することがあります。次のバックトレースが表示されることがあります。

    [root@hidrogenio07:~] partedUtil getptbl /vmfs/devices/disks/naa.60000970000592600166533031453135
    Backtrace has 12 calls on stack:
    12: /lib/libparted.so.0(ped_assert+0x2a) [0x9e524ea]
    11: /lib/libparted.so.0(ped_geometry_read+0x117) [0x9e5be77]
    10: /lib/libparted.so.0(ped_geometry_read_alloc+0x75) [0x9e5bf45]
    9: /lib/libparted.so.0(nilfs2_probe+0xb5) [0x9e82fe5]
    8: /lib/libparted.so.0(ped_file_system_probe_specific+0x5e) [0x9e53efe]
    7: /lib/libparted.so.0(ped_file_system_probe+0x69) [0x9e54009]
    6: /lib/libparted.so.0(+0x4a064) [0x9e8f064]
    5: /lib/libparted.so.0(ped_disk_new+0x67) [0x9e5a407]
    4: partedUtil() [0x804b309]
    3: partedUtil(main+0x79e) [0x8049e6e]
    2: /lib/libc.so.6(__libc_start_main+0xe7) [0x9edbb67]
    1: partedUtil() [0x804ab4d] Aborted

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2169914:SolidFire アレイのパフォーマンスを最適化できないことがある

    SATP 要求ルールを再設定しないと、SolidFire アレイのパフォーマンスを最適化できないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、Solidfire SSD SAN ストレージ アレイに対する Storage Array Type Plug-in (SATP) の要求ルールは VMW_SATP_DEFAULT_AA に、パス選択ポリシー (PSP) は VMW_PSP_RR に設定され、パフォーマンスを最適化するために 1 秒あたりの I/O 処理数はデフォルトで 10 に設定されます。

  • PR 2169924:要求ルールを手動で ESXi に追加する必要がある

    次の DELL MD ストレージ アレイ モデルの場合は、要求ルールを ESXi に手動で追加する必要があります。MD32xx、MD32xxi、MD36xxi、MD36xxf、MD34xx、MD38xxf、および MD38xxi 

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、次の DELL MD ストレージ アレイ モデルのデフォルト値として、SATP が VMW_SATP_ALUA に、PSP が VMW_PSP_RR に、要求オプションが tpgs_on に設定されます。MD32xx、MD32xxi、MD36xxi、MD36xxf、MD34xx、MD38xxf、および MD38xxi 

  • PR 2170118:EMC RecoverPoint を使用している場合は、仮想マシンのシャットダウン中またはパワーオフ中に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    EMC RecoverPoint を使用している場合は、vSCSI フィルタ ツールで競合状態が発生するため、仮想マシンのシャットダウン中またはパワーオフ中に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2170120:ストレージ アレイ コントローラの無停止アップグレードの後、ストレージ デバイスへの一部のパスが利用できなくなる場合がある

    無停止アップグレード中、一部のパスが Permanent Device Loss (PDL) の状態になることがあります。PDL の状態になったパスは、アップグレード後も使用できません。そのため、デバイスの接続が失われる場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2071817:ページ キャッシュのデータ構造が破損しているために、ESXi ホストで障害が発生することがある

    ページ キャッシュからページを削除する際に、データ構造が破損していることが原因で、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のバックトレースが表示されることがあります。

    2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)Backtrace for current CPU #13, worldID=33232, rbp=0xd
    2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)0x43914e81b720:[0x41800501883b]PageCacheRemoveFirstPageLocked@vmkernel#nover+0x2f stack: 0x4305dd30
    2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)0x43914e81b740:[0x418005019144]PageCacheAdjustSize@vmkernel#nover+0x260 stack: 0x0, 0x3cb418317a909
    2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)0x43914e81bfd0:[0x41800521746e]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0xa2 stack: 0x0, 0x0, 0x0, 0x0, 0
    2018-01-01T04:02:47.877Z cpu13:33232)^[[45m^[[33;1mVMware ESXi 6.0.0 [Releasebuild-6921384 x86_64]^[[0m
    #GP Exception 13 in world 33232:memMap-13 @ 0x41800501883b

    本リリースで、この問題は修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB53511 を参照してください。

  • PR 2107335:要求ルールを ESXi ホストに手動で追加する必要がある

    HITACHI OPEN-V ストレージ アレイの場合、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。 

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、非対称論理ユニット アクセス (ALUA) のサポートが有効な HITACHI OPEN-v タイプ ストレージ アレイのデフォルト値として、SATP が VMW_SATP_ALUAに、PSP が VMW_PSP_RRに、要求オプションが tpgs_on に設定されます。この修正により、ALUA がサポートされていない HITACHI OPEN-v タイプ ストレージ アレイのデフォルト値として、SATP が VMW_SATP_DEFAULT_AA に、PSP が VMW_PSP_RR に、要求オプションが tpgs_off に設定されます。

  • PR 2122259:NTP 構成に手動で追加した設定が、NTP の更新後、失われることがある

    vSphere Web Client を使用して NTP を更新すると、NTP 構成に手動で追加した設定が ntp.conf ファイルから削除されることがあります。NTP の更新では、すべての設定に加えて、制限オプション、driftfile、手動で追加したサーバが ntp.conf ファイルに保存されます。ntp.conf ファイルを手動で変更した場合、更新を伝達するために hostd を再起動する必要があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2136002:RAM ディスク内に古いチケットがあると、ESXi ホストが応答を停止することがある

    hostd によって新しいチケットが生成される前に古いチケットが削除されずに残っていると、RAM ディスク ノードが枯渇することがあります。これにより、ESXi ホストが応答を停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2083594:接続済みの USB デバイスをパススルーとして使用して、vSphere vMotion による仮想マシンの移行を実行できないことがある

    冗長状態チェックが原因で、接続済みの USB デバイスをパススルーとして使用して、vSphere vMotion による仮想マシンの移行を実行できないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この問題がすでに発生している場合は、以下の行に vmx ファイルを追加します。usb.generic.allowCCID = "TRUE"。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB55789 を参照してください。 

  • PR 2128932:VMFSsparse スナップショットに送信される I/O がエラーなしで失敗する

    仮想マシンが VMFSsparse スナップショットに配置されている場合、仮想マシンに送信された I/O が VMFSsparse レベルでは部分的にのみ処理されているにもかかわらず、I/O フィルタなどの上位レイヤーでは転送が成功したとみなされる可能性があります。これにより、データの不整合が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、I/O が完了すると、上位レイヤーから参照用の一時的なエラー ステータスが設定されます。 

  • PR 2144766:I/O コマンドに失敗し、INVALID FIELD IN CDB エラーが発生することがある

    ESXi ホストに、Block Limits VPD ページ内で SCSI デバイスによって報告された MAXIMUM TRANSFER LENGTH パラメータが反映されないことがあります。その結果、転送サイズが上限を超えて指定された I/O コマンドは失敗し、次のようなログが記録されることがあります。

    2017-01-24T12:09:40.065Z cpu6:1002438588)ScsiDeviceIO: SCSICompleteDeviceCommand:3033: Cmd(0x45a6816299c0) 0x2a, CmdSN 0x19d13f from world 1001390153 to dev "naa.514f0c5d38200035" failed H:0x0 D:0x2 P:0x0 Valid sense data: 0x5 0x24 0x0.

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2152381:esxtop コマンドライン ユーティリティを実行しても、デバイスのキュー深度が正しく表示されないことがある

    対応するデバイス パスのキュー深度が変更された場合は、esxtop コマンドライン ユーティリティを実行しても、デバイスの更新されたキュー深度値が表示されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2089048:EFI ファームウェアを使用している仮想マシンで Windows 展開サービス (WDS) で可変の Windows 拡張機能オプションを使用すると、PXE ブートの速度が低下することがある

    仮想マシンで vmxnet3 ネットワーク アダプタと WDS が利用され、EFI ファームウェアを使用している場合に PXE ブートを試行すると、可変の Windows 拡張機能オプションが WDS で無効でない場合、仮想マシンの起動速度が著しく低下することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2102135:iOS バージョンが 11 以降の Apple デバイスを、OS X バージョン 10.12 以降の仮想マシンに接続できない

    Apple USB の問題が原因で、iOS 11 以降の iOS バージョンがインストールされた Apple デバイスを、OS X 10.12 以降の OS X バージョンがインストールされた仮想マシンに接続できません。

    本リリースで、この問題は修正されました。旧リリースの ESXi で接続を有効にするには、.vmx 構成ファイルに usb.quirks.darwinVendor45 = TRUE を新しいオプションとして追加します。 

  • PR 2139940:vmware.log データを Syslog に送信するための ID が正常に動作しないことがある

    vmware.log データを Syslog に送信するための ID (vmx.log.syslogID) が、変数で指定された文字列が無視されるために正常に動作しないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2088951:グローバル IPv6 アドレスを無効にすると、ESXi ホストに断続的に障害が発生することがある

    グローバル IPv6 アドレスを無効にすると、コード パスで依然として IPv6 が使用されているために、ESXi ホストに断続的に障害が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この問題がすでに発生している場合は、ホストの障害を回避するため、グローバル IPv6 アドレスを再度有効にしてください。何らかの理由で IPv6 アドレスを無効にする必要がある場合は、グローバル IPv6 アドレスではなく、個々の vmknic 上で IPv6 を無効にする必要があります。 

  • PR 2098928:hostd の初期化中に HTTP 要求が行われると、hostd で障害が発生することがある

    非常にまれに、hostd の初期化中に HTTP 要求が行われると、このエージェントで障害が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2097358:仮想マシンの VMX ファイルで特定の無効なパラメータが使用されている場合、hostd に障害が発生する

    仮想マシンの .vmx ファイルで特定の無効なパラメータが使用されている場合、hostd に障害が発生することがあります。例として、ideX:Y.present などのパラメータを True の値とともに手動で .vmx ファイルに追加した場合が挙げられます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2078843:ESXi のバージョンが異なるホスト間で vSphere vMotion による移行を実行すると、失敗することがある

    Linux 仮想マシンで構成されるクラスタに、ESXi のバージョンが異なる複数のホストが配置されており、Merom および Penryn プロセッサで EVC (Enhanced vMotion Compatibility) レベルが L0 または L1 に設定されている場合、vSphere vMotion を使用して ESXi 6.0 ホストから、より新しい ESXi バージョンを搭載したホストに移行すると、仮想マシンが応答を停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2153867:VMware vSphere VMFS6 ボリュームを終了する際に、ESXi ホストが応答しなくなることがある

    VMware vSphere VMFS6 を終了する際に、データストア ハートビートが途中で停止することが原因で、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。その結果、アフィニティ マネージャを正常に終了できなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2133589:Tegile IntelliFlash ストレージ アレイの場合、ESXi に要求ルールを手動で追加する必要がある

    Tegile IntelliFlash ストレージ アレイの場合、ESXi に要求ルールを手動で追加する必要があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ALUA のサポートが有効な Tegile IntelliFlash ストレージ アレイのデフォルト値として、SATP が VMW_SATP_ALUAに、PSP が VMW_PSP_RRに、要求オプションが tpgs_on に設定されます。この修正により、ALUA がサポートされていない Tegile IntelliFlash ストレージ アレイのデフォルト値として、SATP が VMW_SATP_DEFAULT_AA に、PSP が VMW_PSP_RR に、要求オプションが tpgs_off に設定されます。

  • PR 2113432:VMkernel Observations (VOB) イベントにより、デバイスのパフォーマンスに関する不要な警告が生成されることがある

    ストレージ アレイ内の I/O 遅延が変動することにより次の 2 つの VOB イベントが生成されることがありますが、仮想マシンに実際に問題があることは報告されません。

    1. Device naa.xxx performance has deteriorated.I/O latency increased from average value of 4114 microseconds to 84518 microseconds.(デバイス naa.xxx のパフォーマンスが低下しました。I/O 遅延は、平均値である 4,114 マイクロ秒から 84,518 マイクロ秒に増加しました。)
    2. Device naa.xxx performance has improved.I/O latency reduced from 346115 microseconds to 67046 microseconds.(デバイス naa.xxx のパフォーマンスが向上しました。I/O 遅延は、346,115 マイクロ秒から 67,046 マイクロ秒に短縮されました。)

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2119609:VMware vSphere vMotion を使用して、VMware vSphere Virtual Volumes データストアでファイルシステム デバイス スイッチ (FDS) が搭載されている仮想マシンを移行すると、複数の問題が発生することがある

    vSphere vMotion を使用して、ファイル デバイス フィルタが設定された仮想マシンを vSphere Virtual Volumes データストアから別のホストに移行した場合に、仮想マシンで変更ブロックのトラッキング (CBT)、VMware vSphere Flash Read Cache (VFRC)、または I/O フィルタのいずれかが有効であると、移行時にいずれかの機能に問題が発生することがあります。移行中に、ファイル デバイス フィルタがホストに正しく転送されないことがあります。その結果、キャッシュ I/O フィルタがライトバック モードに設定されている場合、CBT の増分バックアップの破損や、VFRC およびキャッシュ I/O フィルタのパフォーマンスの低下、レプリケーション I/O フィルタの破損、およびディスクの破損が生じることがあります。仮想マシンの暗号化に問題が発生することもあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2096942:削除されたタスク ID に getTaskUpdate API 呼び出しを行うとログが出力され、API バンド幅の使用が上昇する

    VMware vSphere APIs for Storage Awareness プロバイダを使用している場合は、キャンセルされたタスクまたは削除されたタスクに getTaskUpdate 呼び出しが複数回行われることがあります。その結果、vSphere API for Storage Awareness バンド幅の使用量およびログの出力が増えることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2142767:vSphere API for Storage Awareness プロバイダのデータベースからバインディング情報が失われると、VMware vSphere Virtual Volumes が応答しなくなることがある

    vSphere API for Storage Awareness プロバイダのデータベースからバインディング情報が失われると、無限ループが発生して CPU ロード率が 100% になり、これが原因で vSphere Virtual Volumes が応答しなくなることがあります。hostd も応答を停止することがあります。致命的なエラー メッセージが表示されることがあります。今回の修正により、データベース バインディング エラーが発生した場合でも無限ループは発生しません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2155840:ログの負荷が高くなると、hostd が応答しなくなることがある

    大量のログ作成によって ESXi ホストのログ リソース グループが過負荷の状態にある場合、esxcfg-syslog コマンドの実行中に hostd が応答しなくなることがあります。この修正により、esxcfg-syslog 関連コマンドがログ リソース グループから ESXi Shell に移動されるため、ESXi Shell のデフォルト リソース グループのメモリ使用量が増える可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2088424:Intelligent Platform Management Interface (IPMI) センサーが無効またはアイドル状態であるために、誤ったハードウェア健全性アラームが表示されることがある

    IPMI センサーが無効な場合、またはデータを報告しないセンサーがある場合は、ハードウェア健全性アラームが誤って表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、このようなアラームは除外されます。

  • PR 2156458:接続されていない状態で vSphere API for Storage Awareness プロバイダの登録を解除するとエラーが発生することがある

    接続されていない状態で vSphere API for Storage Awareness プロバイダの登録を解除すると、java.lang.NullPointerException エラーが表示されることがあります。プロバイダが接続されていない状態では、イベント マネージャおよびアラーム マネージャが初期化されないため、エラーが発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2122523:VMFS6 データストアで誤って容量不足が報告されることがある

    古いキャッシュ エントリにより、VMFS6 データストアで誤って容量不足が報告されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。キャッシュ エントリの自動更新によって容量割り当てレポートは訂正されますが、今回の修正により更新前のエラーも報告されなくなります。

  • PR 2052171:コンテンツ ベースの読み取りキャッシュ (CBRC) が有効な状態で仮想マシンのスナップショットを作成してから、このキャッシュ機能を無効にすると、仮想マシンのディスク統合が失敗することがある

    CBRC を使用して仮想マシンのスナップショットを作成してから、CBRC を無効にすると、「指定されたパラメータが正しくありませんでした。spec.deviceChange.device」というエラーと共に、ディスクの統合処理に失敗することがあります。このエラーは、CBRC を無効にした後にダイジェスト ファイルが削除されることが原因で発生します。「仮想マシンのディスク統合が必要です。」というアラートが、問題が解決されるまで表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により問題は発生しなくなりますが、仮想マシンで CBRC が有効な状態でスナップショットを作成し、あとで CBRC を無効にすると、この問題が存続する可能性があります。この問題が発生した場合は、ディスク チェーン全体でダイジェストを有効にして、すべてのダイジェスト ファイルを削除し、再度作成してください。

  • PR 2071506:Dell OpenManage Integration for VMware vCenter (OMIVV) が、Integrated Dell Remote Access Controller (iDRAC) から Dell モジュール サーバの一部を識別できないことがある

    OMIVV では、一部の Dell モジュール サーバを識別するために、iDRAC プロパティ hardware.systemInfo.otherIdentifyingInfo.ServiceTag の情報を利用して SerialNumber パラメータを取得しています。serviceTag プロパティが一致していない場合は、この統合が失敗する可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2137711:[ハードウェア ステータス] タブのプレゼンス センサーに、ステータスが [不明] と表示されることがある

    以前は、プロセッサやファンなどのコンポーネントが vCenter Server システム内に見つからなかった場合、プレゼンス センサーにステータスが [不明] と表示されていました。ただし、プレゼンス センサーは健全性の状態が関連付けられていません。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、ステータスが [不明] なコンポーネントは除外されます。

  • PR 2192836:ESXi ホストに接続されたターゲットが暗示的な ALUA のみをサポートしている場合に、設定されているのがスタンバイ パスのみであるときは、デバイス検出時にホストが失敗して、パープル スクリーンが表示されることがある

    ESXi ホストに接続されたターゲットが暗示的な ALUA のみをサポートしている場合に、設定されているのがスタンバイ パスのみであるときは、競合状態になるため、デバイス検出時にホストが失敗して、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなバックトレースが表示されることがあります。

    SCSIGetMultipleDeviceCommands (vmkDevice=0x0, result=0x451a0fc1be98, maxCommands=1, pluginDone=<optimized out>) at bora/vmkernel/storage/device/scsi_device_io.c:2476
    0x00004180171688bc in vmk_ScsiGetNextDeviceCommand (vmkDevice=0x0) at bora/vmkernel/storage/device/scsi_device_io.c:2735
    0x0000418017d8026c in nmp_DeviceStartLoop (device=device@entry=0x43048fc37350) at bora/modules/vmkernel/nmp/nmp_core.c:732
    0x0000418017d8045d in nmpDeviceStartFromTimer (data=..., data@entry=...) at bora/modules/vmkernel/nmp/nmp_core.c:807

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2130371:VMware Tools のアップグレードが、VIX エラー コード 21000 と共に失敗することがある

    ESXi ホストに利用可能な VMware Tools ISO イメージがなく、アクティブな仮想マシン上で VMware Tools のアップグレードを実行すると、この操作が VIX エラー コード 21000 と共に失敗することがあります。ISO イメージが利用可能になった後でも、API、vSphere Client、vSphere Web Client のいずれかを使用して VMware Tools をアップグレードすることができない場合があります。これは、仮想マシンのパワーオン時に ESXi ホストが初回の可用性チェックをキャッシュし、これを更新しないために発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、VMware Tool ISO イメージの可用性チェックにデフォルトで 5 分間の有効期限が設定されます。アップグレードに失敗した場合は、ISO イメージをマウントしてから 5 分後に操作を再試行できます。

  • PR 2021943:hostd サービスのログと Syslog で、不要なデバッグ例外ログが収集されることがある

    hostd サービスのログと Syslog で、クラスタ内のすべての ESXi ホストについて、不要なデバッグ例外ログが収集されることがあります。

    hostd ログには、以下のようなメッセージが記録されます。
    No match, sensor_health file missing sensorNumer 217: class 3 sensor type 35 offset 0

    Syslog には、/etc/sfcb/omc/sensor_health に以下のようなメッセージが記録されます。
    Missing expected value to check for

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2167294:I/O を処理できるパスがない場合でも、IBM SAN Volume Controller (SVC) ターゲットの背後に置かれた LUN に対して All Path Down (APD) がトリガされない

    IBM SVC ターゲットの背後に置かれた LUN に複数のパスが割り当てられている ESXi 設定において、アクティブなパスで接続が失われ、それと同時に、別の接続パスでは I/O 処理ができない状態の場合、I/O 処理に実際に使用できるパスがないにもかかわらず、ESXi ホストはこの接続を APD として検出しないことがあります。その結果、このデバイスの I/O はファスト フェイルしません。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正はデフォルトでは無効になっています。修正を有効にするには、ESXi 設定オプション /Scsi/ExtendAPDCondition を esxcfg-advcfg -s 1 /Scsi/ExtendAPDCondition に設定します。

  • PR 2022147:物理 NIC の Rx リングおよび Tx リングのカスタム サイズが、ESXi ホストの再起動後に維持されないことがある

    ネットワーク パフォーマンスを向上するために、次のコマンドを使用して、物理 NIC の Rx リングおよび Tx リングのサイズをカスタマイズした場合:
    esxcli network nic ring current set -n <vmnicX> -t <value>
    esxcli network nic ring current set -n <vmnicX> -r <value>
    ESXi ホストの再起動後にこの設定が維持されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、これらの ESXCLI 設定が ESXi 構成ファイルに書き込まれ、再起動後も維持されるようになります。CLI を使用する前に、物理 NIC でリング サイズを設定できる必要があります。

  • PR 2171799:物理 CPU のソフト ロックアップによって、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    高負荷システムで大量の I/O がタイムアウトになることによって、物理 CPU のソフト ロックアップが生じる場合があります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2173856:ソケット バッファ サイズの上限が原因で、遅延が大きいと長距離での vSphere vMotion 処理のパフォーマンスが低下することがある

    ハードコードされたソケット バッファの上限が 16 MB であるため、遅延が 100 ミリ秒などと大きく、ネットワーク リンクが 10 GbE などと高速な場合は、長距離での vSphere vMotion 処理のパフォーマンスが低下することがあります。今回の修正により、最大ソケット バッファ サイズのパラメータ SB_MAX_ADJ を設定できるようになりました。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2193829:ゲスト OS の再起動中に仮想マシンの実行可能プロセスが失敗し、仮想マシンがシャットダウンすることがある

    競合状態が原因で、ゲスト OS の再起動中に仮想マシンの実行可能プロセスが失敗し、仮想マシンがシャットダウンすることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 1894568:Syslog.log にログが大量に生成される

    sfcb-vmware_raw[69194]: IpmiIfcFruGetInv: Failed during send cc = 0xc9 のような複数のメッセージが Syslog.log に表示されることがあります。これらは、通常の情報ログであり、エラーや警告ログではありません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2203385:Linux 仮想マシンの静止スナップショットを正常に作成した後でも、スナップショット マネージャにスナップショットが静止していないと表示されることがある

    Linux 仮想マシンの静止スナップショットを正常に作成した後、依然としてスナップショット マネージャにスナップショットが静止していないと表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2191349:SMART ディスク監視デーモンである smartd によって、リリース ビルドの Syslog サービス ログにデバッグや情報メッセージが大量に記録されることがある

    リリース ビルドでは、smartd によって Syslog サービス ログにデバッグや情報メッセージが大量に記録されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、デバッグ メッセージがリリース ビルドから削除されます。

  • PR 2179262:仮想 SATA CD-ROM を使用する仮想マシンで、無効なコマンドにより、障害が発生することがある

    仮想 SATA CD-ROM に対する無効なコマンドによってエラーが発生し、仮想マシンのメモリ使用量が増える場合があります。これによって、仮想マシンでメモリを割り当てることができなくなり、障害が発生することがあります。
    無効なコマンドに関する次のログが記録されることがあります。
    YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-USER: Invalid size in command
    YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-VMM: sata0:0: Halted the port due to command abort.

    また、次のような同様のパニック メッセージが表示されることがあります。
    YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| E105: PANIC: リカバリ不能なメモリ割り当ての失敗です

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2182211:vSphere Web Client の [ディスク管理] テーブルで [物理的な場所] 列が空白のままである

    vSphere Web Client の [クラスタ構成] ダッシュボードで [ディスク管理] テーブルの [物理的な場所] 列を選択すると、列が空白のままになり、hpsa ドライバに関する情報のみが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2194304:ESXi ホストの smartd で警告が報告される

    温度や再割り当てセクター カウントなど、一部の重要なフラッシュ デバイス パラメータでは、しきい値が指定されていません。その結果、ESXi ホストの smartd デーモンで警告が報告されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2209900:ESXi ホストが応答しなくなることがある

    外部プロセス esxcfg-syslog が停止している間、hostd サービスが応答を停止することがあります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2167877:継続的にトラフィック量が多い状態で IPFIX を有効にすると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    IPFIX が有効な場合に、さまざまなフローによってトラフィック量が増大すると、システム ハートビートが長時間 IPFIX から CPU を先取りできなくなり、パープル スクリーンがトリガされることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2211285:VMware vSphere HA (vSphere High Availability) フェイルオーバーの後、仮想マシン ポートがブロックされることがある

    デフォルトでは、vSphere HA が有効な ESXi ホストで、隔離時の対応機能は無効になっています。隔離時の対応機能を有効にすると、vSphere HA フェイルオーバーの後、NSX-T 論理スイッチに接続されている仮想マシン ポートがブロックされることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2211639:VMware vSphere Network I/O Control とキュー ペアリングが無効な場合、インフラストラクチャのトラフィックで Out-of-Order パケットが発生することがある

    vSphere Network I/O Control と NIC のキュー ペアリングが無効な場合、管理、ISCSI、NFS などのインフラストラクチャ トラフィックで Out-of-Order パケットが発生することがあります。これは、vSphere Network I/O Control が無効な場合、キュー ペアリングも無効になり、NIC で複数のキューの処理が行われるためです。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2186065:ファームウェア イベント コードのログによって、vmkernel.log がフラッディングすることがある

    Block Limits VPD ページ 0xb0 をサポートしないドライバによってイベント コード ログが生成され、それによって vmkernel.log がフラッディングすることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2209919:ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示され、次のエラーが報告されることがある。PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4924 - Usage error in dlmalloc

    VMware vSphere Replication を使用して仮想マシンをレプリケートする場合、直ちに、または 24 時間以内に ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示され、次のエラーが報告されることがあります。PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4924 - Usage error in dlmalloc.

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2204024:サード パーティ製デバイス ドライバがコマンド処理に繰り返し失敗することが原因で、仮想マシンが応答しなくなることがある

    一部のサード パーティ製デバイス ドライバがコマンド処理に繰り返し失敗することが原因で、仮想マシンが応答しなくなることがあります。仮想マシン コンソールを開く際に次のエラーが表示されることがあります。

    エラー:「MKS に接続できません:再試行期限内にパイプ \\.\pipe\vmware-authdpipe に接続できません」 

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、応答しなくなったサードパーティ製デバイス ドライバに対するコマンドが復旧されます。また、失敗したコマンドは必ず停止され、成功するまで再試行されるようになります。

  • PR 2164733:ゲスト イントロスペクション サービスがオンの場合、VMware vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行すると、NamespaceDb 互換性エラーにより失敗することがある

    150 台を超える仮想マシンを備えた vSphere 6.5 環境でゲスト イントロスペクション サービスがアクティブな場合、vSphere vMotion を使用した仮想マシンの移行が、次のような vSphere Web Client のエラーで失敗することがあります。

    ソースはターゲットがレジュームに失敗したことを検出しました。

    ターゲットの vmware.log には、次のようなエラー メッセージが記録されます。
    2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: MigrateSetState: Transitioning from state 11 to 12.
    2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: Migrate: Caching migration error message list:
    2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.migration.failedReceive] Failed to receive migration.
    2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.namespaceDb.badVersion] Incompatible version -1 (expect 2).
    2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.mrestoregroup.failed] An error occurred restoring the virtual machine state during migration.

    vmkernel ログには、次のようなエラー メッセージが記録されます。
    2018-07-18T02:32:43.011Z cpu5:66134)WARNING: Heap: 3534: Heap fcntlHeap-1 already at its maximum size.Cannot expand.
    2018-07-18T02:41:35.613Z cpu2:66134)WARNING: Heap: 4169: Heap_Align(fcntlHeap-1, 200/200 bytes, 8 align) failed. caller: 0x41800aaca9a3

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2063154:ログが設定されている NFS データストアから ESXi ホストを切断すると、このホストが応答しなくなることがある

    NFS データストアが Syslog データストアとして設定されており、ESXi ホストをこのデータストアから切断すると、このデータストアへのログ作成が停止し、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2203836:Lenovo DE シリーズのストレージ アレイの場合、ESXi に要求ルールを手動で追加する必要がある

    この修正により、Lenovo DE シリーズ ストレージ アレイのデフォルト値として、SATP が VMW_SATP_ALUA に、PSP が VMW_PSP_RR に、要求オプションが tpgs_on に設定されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2110196:重複排除が設定されている vSAN クラスタでキャパシティ ディスク障害が発生し、ホスト障害が発生する

    重複排除が有効な vSAN クラスタで、Permanent Device Loss (PDL) 状態のディスクに I/O が転送されると、ESXi ホストに障害が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2084723:仮想マシンのサポート バンドル フォルダを ESXi ホストから削除すると、hostd に障害が発生することがある

    仮想マシンのサポート バンドル フォルダを手動で ESXi ホストから削除し、ホストの /scratch/downloads ディレクトリにダウンロードした場合、hostd では、作成から 1 時間後にこのパスにあるフォルダを自動的に削除しようとするため、障害が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2213917:競合状態により、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    キャッシュ エントリがすでに退去されている場合でも、競合状態により、再度退去されることがあります。これによって、ESXi ホストで null ポインタの逆参照が行われ、ESXi ホストの障害が発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2197789:NIOC スケジューラによって、アップリンクがリセットされることがある

    アップリンクが定期的に使用されている場合に、NIOC hClock スケジューラによって、アップリンク ネットワーク デバイスがリセットされることがあり、このリセットは予測できません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 1863313:vSphere Auto Deploy を使用して、ステートフル インストールが有効であるホスト プロファイルを ESXi 6.5 ホストに適用すると、失敗することがある

    ホスト プロファイルでステートフル インストール機能が有効であり、管理 VMkernel NIC が Distributed Switch に接続されている場合に、vSphere Auto Deploy を使用してホスト プロファイルを別の ESXi 6.5 ホストに適用すると、PXE ブート中に失敗することがあります。ホストはメンテナンス モードの状態のまま変わりません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2029579:SR-IOV vNIC を使用する仮想マシンでスクリプトを使用して継続的にパワーオン/オフすると、ESXi ホストで障害が発生することがある

    SR-IOV vNIC を使用する仮想マシンでスクリプトを使用して電源の入れ直しを実行すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。同様の問題を回避するには、vSphere Web Client または vSphere Client を使用して、電源の入れ直し操作を実行してください。

  • PR 2139317:ESXi ホストの統計情報データベースにエンティティがなくなった場合、ESXi ホスト エージェント サービスで障害が発生することがある

    ESXi ホストの統計情報データベースに、仮想マシンやデータストアなどのエンティティがなくなっているにもかかわらず、vim.PerformanceManager によって、このエンティティのパフォーマンス データのリクエストが発行された場合、ホスト エージェント プロセスで障害を招くコード パスが実行される可能性があります。その結果、vCenter Server システムからホストが一時的に利用できなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2187136:NetFlow を有効にすると、ネットワーク遅延が大きくなることがある

    NetFlow ネットワーク分析ツールを有効にして vSphere Distributed Switch ポート グループ上のすべてのパケットのサンプリングを取得する場合、サンプリング レートを 0 に設定すると、フローが 100 万を超えた場合にネットワーク遅延が 1,000 ミリ秒に到達することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。NetFlow のパフォーマンスをさらに最適化するには、CLI を使用して ipfixHashTableSize IPFIX パラメータを -p "ipfixHashTableSize=65536" -m ipfix に設定します。このタスクを完了するには、ESXi ホストを再起動します。

  • PR 2170126:バックアップ プロキシ仮想マシンがバックアップ中に無効な状態になることがある

    パワーオフまたは移行せずに、仮想マシンでディスクのホット アドまたはホット リムーブ処理を数百回行うと、この仮想マシンが終了して無効になることがあります。これにより、バックアップ ソリューションに影響が及び、バックアップ プロキシ仮想マシンが終了することがあります。

    hostd ログに、次のような内容が記述されることがあります。
    2018-06-08T10:33:14.150Z info hostd[15A03B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datatore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx opID=5953cf5e-3-a90a user=vpxuser:ADMIN\admin] State Transition (VM_STATE_ON -> VM_STATE_RECONFIGURING) ...
    2018-06-08T10:33:14.167Z error hostd[15640B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datastore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx opID=5953cf5e-3-a90a user=vpxuser:ADMIN\admin] Could not apply pre-reconfigure domain changes: Failed to add file policies to domain :171: world ID :0:Cannot allocate memory ...
    2018-06-08T10:33:14.826Z info hostd[15640B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datastore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx opID=5953cf5e-3-a90a user=vpxuser:ADMIN\admin] State Transition (VM_STATE_RECONFIGURING -> VM_STATE_ON) ...
    2018-06-08T10:35:53.120Z error hostd[15A44B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datastore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx] Expected permission (3) for /vmfs/volumes/path/to/backupVM not found in domain 171

    vmkernel ログの内容は、次のようになります。
    2018-06-08T05:40:53.264Z cpu49:68763 opID=4c6a367c)World: 12235: VC opID 5953cf5e-3-a90a maps to vmkernel opID 4c6a367c
    2018-06-08T05:40:53.264Z cpu49:68763 opID=4c6a367c)WARNING: Heap: 3534: Heap domainHeap-54 already at its maximum size.Cannot expand.

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2155858:仮想マシンをパワーオフした後、排他的なアフィニティが設定解除されないことがある

    ESXi ホスト上の最後の仮想マシンをパワーオフする際、この仮想マシンで sysContexts 構成を使用している場合は、sysContexts 構成によって設定された排他的なアフィニティがスケジューラによって削除されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2095984:SNMP エージェントによって、誤ったトラップ vmwVmPoweredOn が提供されることがある

    vSphere Web Client の [概要] タブと [スナップショット マネージャ] タブで仮想マシンが選択されている場合に、SNMP エージェントによって、誤ったトラップ vmwVmPoweredOn が提供されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2204507:hostd の再起動後、詳細パフォーマンス チャートで一部の仮想マシン統計情報のグラフが表示されないことがある

    hostd の再起動後、一部のカウンタでゼロ エラーによる分離が起こるため、詳細パフォーマンス チャートで一部の仮想マシン統計情報のグラフが表示されなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2225439:ESXi ホスト上に NSX-T アプライアンスをデプロイすると、NSX opsAgent で障害が発生することがある

    ESXi ホスト上に NSX-T アプライアンスをデプロイすると、NSX opsAgent で障害が発生し、コア ダンプ ファイルが /var/core に生成されることがあります。この障害は、ホストから提供されるライブラリ コードでの競合状態が原因で発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2154912:共有 VMFS データストアに /productLocker ディレクトリを設定した場合、VMware Tools に不正確なステータスが表示されることがある

    共有 VMFS データストアに /productLocker ディレクトリを設定した場合に、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行すると、仮想マシンの VMware Tools に [サポート対象外] という不正確なステータスが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2180890:MSINFO32 コマンドによって、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を実行する仮想マシン上のインストール済み物理 RAM が表示されないことがある

    MSINFO32 コマンドによって、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を実行する仮想マシン上のインストール済み物理 RAM が表示されないことがあります。2 個以上の vCPU が仮想マシンに割り当てられている場合、[インストール済み物理 RAM] フィールドに「使用不可」と表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2085546:非整列の重複 I/O が発生した場合、vSAN クラスタ内の I/O 遅延が増大することがある

    時として、非整列の重複 I/O が発生した場合、vSAN スタックの 2 段階コミット エンジンのコミット スケジューラが直ちに実行されないことがあります。これによって、I/O 処理の遅延が増大します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2051108:Readdir API により、常に EOF が返され、listdir コマンドの予期しない動作が発生する

    OSFS_Readdir API で表示されるディレクトリ エントリは、指定されたバッファ サイズによって制限されており、常に End Of File (EOF) が Yes と返されます。ディレクトリ全体を読み取るには、FSSReadDir を複数回呼び出すことが必要になる場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2164137:ESXi 6.5 にアップデートする際、vSAN ストレッチ クラスタ内の ESXi ホストで障害が発生することがある

    vSAN ストレッチ クラスタを ESXi 6.0 から 6.5 にアップデートする際、ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のスタック トレースによって、この問題を特定できます。

    #0 DOMUtil_HashFromUUID
    #1 DOMServer_GetServerIndexFromUUID
    #2 DOMOwnerGetRdtMuxGroupInt
    #3 DOMOwner_GetRdtMuxGroupUseNumServers
    #4 DOMAnchorObjectGetOwnerVersionAndRdtMuxGroup
    #5 DOMAnchorObjectCreateResolverAndSetMuxGroup
    #6 DOMObject_InitServerAssociation
    #7 DOMAnchorObjectInitAssociationToProxyOwnerStartTask
    #8 DOMOperationStartTask
    #9 DOMOperationDispatch
    #10 VSANServerExecuteOperation
    #11 VSANServerMainLoop

  • PR 2112683:ディスク上で I/O エラーが報告された後でも、ディスクのパフォーマンスが低下したことが vSAN で表示されない

    ディスクの I/O エラーが報告され、vSAN がそのディスクからの I/O の処理を停止した場合でも、vSAN がディスクをパフォーマンスが低下したものとして表示するまでに時間がかかることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 1814870:Dell R730 サーバ上のファンが、誤ったハードウェア健全性監視グループに表示されるか、まったく表示されないことがある

    Dell R730 サーバ上のファンが、vSphere Client または vSphere Web Client の [ハードウェア ステータス] タブの [ファン] セクション以外に表示されているか、まったく表示されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2140766:vSAN キャパシティ モニターに表示される使用済み容量が正しくない

    vCenter Server 6.5 Update 2 にアップグレードした後、ESXi 6.5 Update 2 より古いバージョンが搭載されたホストにデプロイされた仮想マシンの容量が、vSAN キャパシティ モニターに表示されません。モニターには、クラスタで実際に使用されているよりも、少ない容量が表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2172723:大容量の書き込みが行われている間、コンポーネントの輻輳が原因で、vSAN クラスタのゲスト I/O バンド幅が低下する

    非常に大規模なシーケンシャル書き込み操作を行うと、場合によっては、発生する遅延が増大することがあります。メンテナンス モードに切り替わると、IOPS が低下することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2073175:新しい NFS データストアに、既存のデータストアの古い名前を付けると、NFS データストアへの接続が失われることがある

    新しい NFS データストアに、既存のデータストアの古い名前を付けると、NFS データストアへの接続が失われることがあります。たとえば、既存のデータストアの名前を NFS-01 から NFS-01-renamed に変更した後、NFS-01 という名前の新しい NFS データストアを作成する場合です。この結果、名前が変更されたデータストアと ESXi ホストの接続が失われ、ESXi ホストに新しいデータストアをマウントできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2079002:IPv4 を無効にした場合、IPv6 専用モードで IPv6 ホスト名を設定できない

    ESXi ホストで IPv4 を無効にした場合、システムで IPv4 アドレスが要求されるため、IPv6 ホスト名を設定できないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。ホストで IPv4 と IPv6 の両方が有効である場合、IPv4 ホスト名が優先されます。

  • PR 2192629:生成された Syslog.log アーカイブ ファイルの数が、設定済みのデフォルトより少なく、ESXi バージョン 6.0 と 6.5 の間で異なることがある

    生成された Syslog.log アーカイブ ファイルの数が、syslog.global.defaultRotate パラメータで設定されたデフォルト値より 1 つ少なくなることがあります。Syslog.log アーカイブ ファイルの数はまた、ESXi バージョン 6.0 と 6.5 の間で異なることがあります。たとえば、syslog.global.defaultRotate がデフォルトで 8 に設定されている場合、ESXi 6.0 では syslog.0.gz から syslog.7.gz が作成されますが、ESXi 6.5 では syslog.0.gz から syslog.6.gz が作成されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2150648:すべてのコンポーネントが連結ノードに配置されている場合、再調整によって、負荷の高いディスクの空き容量を増やすことができない

    オブジェクトが拡張される際、増大するサイズ要件に対処するため、レプリカにノードが連結されます。時間が経過すると、vSAN は連結ノードを含む新しいレプリカを作成し、元のレプリカと連結ノードは破棄されます。vSAN は元のレプリカと連結ノードをマージして、新しいレプリカを作成するため、vSAN に新しいコンポーネントを配置するために十分な空き容量がない場合、処理に失敗することがあります。ディスクの負荷が高く、ディスク上のすべてのコンポーネントが連結ノードに配置されている場合、再調整処理でコンポーネントを移動して、ディスクの負荷を分散することはできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2039320:ストレージ ポリシーによって、[データの局所性] が [優先] または [セカンダリ] に設定されている場合、vSAN ストレッチ クラスタでの VMDK 拡張に失敗する

    VMDK を拡張しながら、VMDK のストレージ ポリシーを変更することはできませんが、既存のポリシーによって [データの局所性] ルールが設定されている場合、ストレージ ポリシーをまったく変更しない場合でも、拡張に失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2158561:AMD ベースのホストで実行される仮想マシンで、VMware DirectPath I/O 機能を使用できないことがある

    AMD ベースのホストで実行される仮想マシンでは、予約メモリ範囲レポートの上限が正しく計算されないことがあります。このため、VMware DirectPath I/O 機能を使用する仮想マシンがパワーオンできないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2180962:ネイティブ マルチパス プラグイン (NMP) の呼び出しで、すでにリリースされたロックをロック解除すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    NMP デバイス静止コード パスでエラーが発生し、すでにリリースされたロックをロック解除する呼び出しが実行されることがあります。これによって、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2156840:仮想マシンで EFI を使用して AMD プロセッサ上で Windows Server 2016 を実行していると、再起動中に応答を停止することがある

    ハードウェア バージョンが 10 以前の仮想マシンで EFI を使用して AMD プロセッサ上で Windows Server 2016 を実行していると、再起動中に応答を停止することがあります。仮想マシンが BIOS を使用している場合や、ハードウェア バージョンが 11 以降の場合、ゲスト OS が Windows でない場合、またはプロセッサが Intel 製である場合は、この問題は発生しません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2204028:同じ名前の文字デバイスの再登録を繰り返し行うと、ESXi ホストで障害が発生することがある

    同じ名前の文字デバイスの再登録を行うと、次のような警告が表示されることがあります。
    2018-09-14T04:49:27.441Z cpu33:4986380)警告: CharDriver: 291: XXXX という名前のデバイスがスロット XX をすでに使用しています
    繰り返し試行すると、デバイスの登録に必要なヒープ メモリが解放されません。これにより、メモリ リークが発生し、最終的に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 1847663:NMP SATP モジュールの読み込み中に、パラメータが変更されないことがある

    システムの再起動後に NMP SATP モジュールを読み込む際、vmk_ModuleLoad() メソッドで、変更されたモジュール固有のパラメータを読み取れないことがあります。この問題は、主にサードパーティ製ドライバで発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2031499:サイト全体のディスク使用率に偏りがある場合、ストレッチ クラスタでディスクの再調整が予想通りに動作しないことがある

    vSAN では、クラスタ内のすべてのディスクの平均的な使用量を計算します。負荷の調整処理では、この値を使用してデータを移動し、移行先のディスクで負荷に偏りが生じないようにします。vSAN ストレッチ クラスタを使用する場合は、サイト間でストレージ使用率が異なることがあります。1 つのサイトの平均的な使用量の値が、もう一方のサイトよりも高い場合、負荷の分散が予想通りに動作しない場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2128759:仮想マシンの削除後に、仮想マシンのディレクトリが NSX-T 環境に残る

    仮想マシンを削除したとき、.dvsData フォルダ内のポート ファイルの削除順序が誤っているために、仮想マシンのディレクトリが NSX-T 環境に残ることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • Pr 2187127:IPFIX のサンプリング レートが高く、トラフィックが多い場合、VXLAN 環境のパフォーマンスが低下することがある

    サンプリング レートが高く、トラフィックが多い状態で IPFIX を有効にすると、VXLAN 環境のパフォーマンスが低下することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。パフォーマンスを最適化するには、サンプリング レートを低くします。

  • PR 2139131:シャットダウン中に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    IPv6 環境では、Multicast Listener Discovery (MLD) バージョン 1 によってクエリ実行中に競合状態が発生することが原因で ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。

    #PF Exception 14 in world 2098376:vmk0-rx-0 IP 0x41802e62abc1 addr 0x40
    ...
    0x451a1b81b9d0:[0x41802e62abc1]mld_set_version@(tcpip4)#+0x161 stack: 0x430e0593c9e8
    0x451a1b81ba20:[0x41802e62bb57]mld_input@(tcpip4)#+0x7fc stack: 0x30
    0x451a1b81bb20:[0x41802e60d7f8]icmp6_input@(tcpip4)#+0xbe1 stack: 0x30
    0x451a1b81bcf0:[0x41802e621d3b]ip6_input@(tcpip4)#+0x770 stack: 0x451a00000000

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2133634:vSphere vMotion を使用して、クラスタリングされた仮想マシンを移行する際に、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    vSphere vMotion を使用して、クラスタリングされた仮想マシンを移行する際に、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。この問題は、物理バス共有モードにあり、VMDK や vSphere Virtual Volumes などの RDM 以外の共有ディスクを含む、クラスタ内の仮想マシンに影響します。 

    本リリースで、この問題は修正されました。

ESXi650-201811402-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMW_bootbank_ne1000_0.8.3-8vmw.650.2.75.10884925
修正されたパッチ リリース  該当なし
CVE 番号 該当なし

このパッチは ne1000 VIB をアップデートします。

    ESXi650-201811403-BG
    パッチのカテゴリ バグ修正
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 はい
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.650.2.75.10884925
    修正されたパッチ リリース  該当なし
    CVE 番号 該当なし

    このパッチは vmkusb VIB をアップデートします。

      ESXi650-201811404-BG
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 最重要
      ホストの再起動が必要 なし
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMware_bootbank_lsu-lsi-lsi-mr3-plugin_1.0.0-11vmw.650.2.75.10884925
      修正されたパッチ リリース  2096875
      CVE 番号 該当なし

      このパッチは lsu-lsi-lsi-mr3-plugin VIB をアップデートして、次の問題を解決します。

      • PR 2096875:lsu-lsi-lsi-mr3-plug-in でのメモリ割り当ての問題により、ESXi ホストと hostd が応答を停止することがある

        vSAN ディスク サービサビリティ プラグイン lsu-lsi-lsi-mr3-plug-in でのメモリ割り当ての問題により、ESXi ホストと hostd が応答を停止することがあります。「メモリが不足しています」または「スレッドのクローン作成エラー」というエラー メッセージが表示されることがあります。

        本リリースで、この問題は修正されました。

      ESXi650-201811405-BG
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_ntg3_4.1.3.2-1vmw.650.2.75.10884925
      修正されたパッチ リリース  2151342
      CVE 番号 該当なし

      このパッチは ntg3 VIB をアップデートして、次の問題を解決します。

      • PR 2151342:オーバーサイズのパケットが原因で、ntg3 ドライバを使用している NIC が一時的にパケットの送信を停止することがある

        まれに、ntg3 ドライバを使用している NIC(Broadcom BCM5719 NIC や 5720 GbE NIC など)が、オーバーサイズ パケットの送信を試行して失敗した場合、一時的にパケットの送信を停止することがあります。ntg3 ドライバ バージョン 4.1.3.2 をインストールすると、この問題は解決されます。

        本リリースで、この問題は修正されました。

      ESXi650-201811406-BG
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度
      ホストの再起動が必要 なし
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMware_bootbank_lsu-hp-hpsa-plugin_2.0.0-7vmw.650.2.75.10884925
      修正されたパッチ リリース  2064111
      CVE 番号 該当なし

      このパッチは lsu-hp-hpsa-plugin VIB をアップデートして、次の問題を解決します。

      • PR 2064111:HPE ProLiant Gen9 Smart Array コントローラを使用する VMware vSAN で、ディスクのロケータ LED が正しく点灯しないことがある

        HPE ProLiant Gen9 Smart Array コントローラ(P440 や P840 など)を装備した vSAN クラスタで、障害が発生したデバイス上のロケータ LED が正しく点灯しないことがあります。

        本リリースで、この問題は修正されました。

      ESXi650-201811101-SG
      パッチのカテゴリ セキュリティ
      パッチの重要度 最重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-2.71.10868328
      • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-2.71.10652415
      • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-2.71.10652417
      • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-2.71.10868328
      修正されたパッチ リリース  2094558、2169094、2020984、2025909、2109023、2189347、2154394
      CVE 番号 該当なし

      このパッチは esx-base、esx-tboot、vsan、および vsanhealth VIB をアップデートし、次の問題を解決します。

      • VMware Tools の Windows Vista 以前の ISO イメージが ESXi パッケージに含まれなくなりました。Windows Vista 以前の ISO イメージを必要としているユーザーは、このイメージをダウンロードできます。ダウンロードの詳細については、「製品のダウンロード」ページを参照してください。

      • NTP デーモンの 4.2.8p12 へのアップデート

        NTP デーモンは 4.2.8p12 にアップデートされました。

      • PR 2154394:移行ヒープ領域が不足していることが原因で、暗号化された vSphere vMotion が失敗することがある

        大規模な仮想マシンの場合、移行ヒープ領域が不足していることが原因で、暗号化された vSphere vMotion が失敗することがあります。

        本リリースで、この問題は修正されました。

      • Python パッケージのアップデート

        Python パッケージがバージョン 3.5.5 にアップデートされました。

      • libxml2 ライブラリの更新

        ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.8 にアップデートされています。

      • OpenSSL パッケージのアップデート

        OpenSSL パッケージはバージョン 1.0.2p にアップデートされました。

      • OpenSSH パッケージのアップデート

        OpenSSH パッケージはバージョン 7.7p1 にアップデートされました。

      ESXi650-201811102-SG
      パッチのカテゴリ セキュリティ
      パッチの重要度 重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMware_bootbank_esx-ui_1.31.0-10201673
      修正されたパッチ リリース  該当なし
      CVE 番号 該当なし

      このパッチは esxi-ui VIB をアップデートします。

        ESXi650-201811103-SG
        パッチのカテゴリ セキュリティ
        パッチの重要度
        ホストの再起動が必要 なし
        仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        含まれる VIB
        • VMware_locker_tools-light_6.5.0-2.71.10868328
        修正されたパッチ リリース  該当なし
        CVE 番号 該当なし

        このパッチは tools-light VIB をアップデートします。

          ESXi-6.5.0-20181104001-standard
          プロファイル名 ESXi-6.5.0-20181104001-standard
          ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
          ベンダー VMware, Inc.
          リリース日 2018 年 11 月 29 日
          許容レベル PartnerSupported
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          影響のある VIB
          • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-2.75.10884925
          • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-2.75.10884925
          • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-2.75.10884926
          • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-2.75.10884927
          • VMW_bootbank_ne1000_0.8.3-8vmw.650.2.75.10884925
          • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.650.2.75.10884925
          • VMware_bootbank_lsu-lsi-lsi-mr3-plugin_1.0.0-11vmw.650.2.75.10884925
          • VMW_bootbank_ntg3_4.1.3.2-1vmw.650.2.75.10884925
          • VMware_bootbank_lsu-hp-hpsa-plugin_2.0.0-7vmw.650.2.75.10884925
          修正されたパッチ リリース

          1847663、1863313、1894568、1949789、2021943、2022147、2029579、2037849、2037926、2057600、2063154、2071506、2071610、2071817、2072971、2073175、2078843、2079002、2083594、2083627、2084723、2088951、2089048、2096942、2097358、2098928、2102135、2102137、2107335、2113432、2119609、2122259、2122523、2128932、2130371、2133589、2136002、2139317、2139940、2142767、2144766、2152381、2153867、2154912、2187127、2128759、2187136、2155840、2155858、2156840、2157503、2158561、2164733、2167294、2167877、2170126、2171799、2173856、2179262、2180962、2182211、2186065、2191349、2192629、2192836、2193829、2194304、2197789、2203385、2203836、2204024、2204028、2204507、2209900、2209919、2211285、2211639、2213917、2225439、2225471、2096875、2151342、2064111

          関連する CVE 番号 該当なし
          • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
            • vSphere Update Manager を使用して ESXi 6.5 以降にアップグレードすると、libparted オープン ソース ライブラリの問題が原因で失敗することがあります。次のバックトレースが表示されることがあります。

              [root@hidrogenio07:~] partedUtil getptbl /vmfs/devices/disks/naa.60000970000592600166533031453135
              Backtrace has 12 calls on stack:
              12: /lib/libparted.so.0(ped_assert+0x2a) [0x9e524ea]
              11: /lib/libparted.so.0(ped_geometry_read+0x117) [0x9e5be77]
              10: /lib/libparted.so.0(ped_geometry_read_alloc+0x75) [0x9e5bf45]
              9: /lib/libparted.so.0(nilfs2_probe+0xb5) [0x9e82fe5]
              8: /lib/libparted.so.0(ped_file_system_probe_specific+0x5e) [0x9e53efe]
              7: /lib/libparted.so.0(ped_file_system_probe+0x69) [0x9e54009]
              6: /lib/libparted.so.0(+0x4a064) [0x9e8f064]
              5: /lib/libparted.so.0(ped_disk_new+0x67) [0x9e5a407]
              4: partedUtil() [0x804b309]
              3: partedUtil(main+0x79e) [0x8049e6e]
              2: /lib/libc.so.6(__libc_start_main+0xe7) [0x9edbb67]
              1: partedUtil() [0x804ab4d] Aborted

            • SATP 要求ルールを再設定しないと、SolidFire アレイのパフォーマンスを最適化できないことがあります。

            • 次の DELL MD ストレージ アレイ モデルの場合は、要求ルールを ESXi に手動で追加する必要があります。MD32xx、MD32xxi、MD36xxi、MD36xxf、MD34xx、MD38xxf、および MD38xxi 

            • EMC RecoverPoint を使用している場合は、vSCSI フィルタ ツールで競合状態が発生するため、仮想マシンのシャットダウン中またはパワーオフ中に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • 無停止アップグレード中、一部のパスが Permanent Device Loss (PDL) の状態になることがあります。PDL の状態になったパスは、アップグレード後も使用できません。そのため、デバイスの接続が失われる場合があります。

            • ページ キャッシュからページを削除する際に、データ構造が破損していることが原因で、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のバックトレースが表示されることがあります。

              2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)Backtrace for current CPU #13, worldID=33232, rbp=0xd
              2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)0x43914e81b720:[0x41800501883b]PageCacheRemoveFirstPageLocked@vmkernel#nover+0x2f stack: 0x4305dd30
              2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)0x43914e81b740:[0x418005019144]PageCacheAdjustSize@vmkernel#nover+0x260 stack: 0x0, 0x3cb418317a909
              2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)0x43914e81bfd0:[0x41800521746e]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0xa2 stack: 0x0, 0x0, 0x0, 0x0, 0
              2018-01-01T04:02:47.877Z cpu13:33232)^[[45m^[[33;1mVMware ESXi 6.0.0 [Releasebuild-6921384 x86_64]^[[0m
              #GP Exception 13 in world 33232:memMap-13 @ 0x41800501883b

            • HITACHI OPEN-V ストレージ アレイの場合、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。 

            • vSphere Web Client を使用して NTP を更新すると、NTP に手動で追加した設定が ntp.conf ファイルから削除されることがあります。NTP の更新では、すべての設定に加えて、制限オプション、driftfile、手動で追加したサーバが ntp.conf ファイルに保存されます。ntp.conf ファイルを手動で変更した場合、更新を伝達するために hostd を再起動する必要があります。

            • hostd によって新しいチケットが生成される前に古いチケットが削除されずに残っていると、RAM ディスク ノードが枯渇することがあります。これにより、ESXi ホストが応答を停止することがあります。

            • 冗長状態チェックが原因で、接続済みの USB デバイスをパススルーとして使用して、vSphere vMotion による仮想マシンの移行を実行できないことがあります。

            • 仮想マシンが VMFSsparse スナップショットに配置されている場合、仮想マシンに送信された I/O が VMFSsparse レベルでは部分的にのみ処理されているにもかかわらず、I/O フィルタなどの上位レイヤーでは転送が成功したとみなされる可能性があります。これにより、データの不整合が発生することがあります。

            • ESXi ホストに、Block Limits VPD ページ内で SCSI デバイスによって報告された MAXIMUM TRANSFER LENGTH パラメータが反映されないことがあります。その結果、転送サイズが上限を超えて指定された I/O コマンドは失敗し、次のようなログが記録されることがあります。

              2017-01-24T12:09:40.065Z cpu6:1002438588)ScsiDeviceIO: SCSICompleteDeviceCommand:3033: Cmd(0x45a6816299c0) 0x2a, CmdSN 0x19d13f from world 1001390153 to dev "naa.514f0c5d38200035" failed H:0x0 D:0x2 P:0x0 Valid sense data: 0x5 0x24 0x0.

            • 対応するデバイス パスのキュー深度が変更された場合は、esxtop コマンドライン ユーティリティを実行しても、デバイスの更新されたキュー深度値が表示されないことがあります。

            • 仮想マシンで vmxnet3 ネットワーク アダプタと WDS が利用され、EFI ファームウェアを使用している場合に PXE ブートを試行すると、可変の Windows 拡張機能オプションが WDS で無効でない場合、仮想マシンの起動速度が著しく低下することがあります。

            • Apple USB の問題が原因で、iOS 11 以降の iOS バージョンがインストールされた Apple デバイスを、OS X 10.12 以降の OS X バージョンがインストールされた仮想マシンに接続できません。

            • vmware.log データを Syslog に送信するための ID (vmx.log.syslogID) が、変数で指定された文字列が無視されるために正常に動作しないことがあります。

            • グローバル IPv6 アドレスを無効にすると、コード パスで依然として IPv6 が使用されているために、ESXi ホストに断続的に障害が発生することがあります。

            • 非常にまれに、hostd の初期化中に HTTP 要求が行われると、このエージェントで障害が発生することがあります。

            • 仮想マシンの .vmx ファイルで特定の無効なパラメータが使用されている場合、hostd に障害が発生することがあります。例として、ideX:Y.present などのパラメータを True の値とともに手動で .vmx ファイルに追加した場合が挙げられます。

            • Linux 仮想マシンで構成されるクラスタに、ESXi のバージョンが異なる複数のホストが配置されており、Merom および Penryn プロセッサで EVC (Enhanced vMotion Compatibility) レベルが L0 または L1 に設定されている場合、vSphere vMotion を使用して ESXi 6.0 ホストから、より新しい ESXi バージョンを搭載したホストに移行すると、仮想マシンが応答を停止することがあります。

            • VMware vSphere VMFS6 を終了する際に、データストア ハートビートが途中で停止することが原因で、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。その結果、アフィニティ マネージャを正常に終了できなくなります。

            • Tegile IntelliFlash ストレージ アレイの場合、ESXi に要求ルールを手動で追加する必要があります。

            • ストレージ アレイ内の I/O 遅延が変動することにより次の 2 つの VOB イベントが生成されることがありますが、仮想マシンに実際に問題があることは報告されません。

              1. Device naa.xxx performance has deteriorated.I/O latency increased from average value of 4114 microseconds to 84518 microseconds.(デバイス naa.xxx のパフォーマンスが低下しました。I/O 遅延は、平均値である 4,114 マイクロ秒から 84,518 マイクロ秒に増加しました。)
              2. Device naa.xxx performance has improved.I/O latency reduced from 346115 microseconds to 67046 microseconds.(デバイス naa.xxx のパフォーマンスが向上しました。I/O 遅延は、346,115 マイクロ秒から 67,046 マイクロ秒に短縮されました。)
            • vSphere vMotion を使用して、ファイル デバイス フィルタが設定された仮想マシンを vSphere Virtual Volumes データストアから別のホストに移行した場合に、仮想マシンで変更ブロックのトラッキング (CBT)、VMware vSphere Flash Read Cache (VFRC)、または I/O フィルタのいずれかが有効であると、移行時にいずれかの機能に問題が発生することがあります。移行中に、ファイル デバイス フィルタがホストに正しく転送されないことがあります。その結果、キャッシュ I/O フィルタがライトバック モードに設定されている場合、CBT の増分バックアップの破損や、VFRC およびキャッシュ I/O フィルタのパフォーマンスの低下、レプリケーション I/O フィルタの破損、およびディスクの破損が生じることがあります。仮想マシンの暗号化に問題が発生することもあります。

            • VMware vSphere APIs for Storage Awareness プロバイダを使用している場合は、キャンセルされたタスクまたは削除されたタスクに getTaskUpdate 呼び出しが複数回行われることがあります。その結果、vSphere API for Storage Awareness バンド幅の使用量およびログの出力が増えることがあります。

            • vSphere API for Storage Awareness プロバイダのデータベースからバインディング情報が失われると、無限ループが発生して CPU ロード率が 100% になり、これが原因で vSphere Virtual Volumes が応答しなくなることがあります。hostd も応答を停止することがあります。致命的なエラー メッセージが表示されることがあります。今回の修正により、データベース バインディング エラーが発生した場合でも無限ループは発生しません。

            • 大量のログ作成によって ESXi ホストのログ リソース グループが過負荷の状態にある場合、esxcfg-syslog コマンドの実行中に hostd が応答しなくなることがあります。この修正により、esxcfg-syslog 関連コマンドがログ リソース グループから ESXi Shell に移動されるため、ESXi Shell のデフォルト リソース グループのメモリ使用量が増える可能性があります。

            • IPMI センサーが無効な場合、またはデータを報告しないセンサーがある場合は、ハードウェア健全性アラームが誤って表示されることがあります。

            • 接続されていない状態で vSphere API for Storage Awareness プロバイダの登録を解除すると、java.lang.NullPointerException エラーが表示されることがあります。プロバイダが接続されていない状態では、イベント マネージャおよびアラーム マネージャが初期化されないため、エラーが発生します。

            • 古いキャッシュ エントリにより、VMFS6 データストアで誤って容量不足が報告されることがあります。

            • CBRC を使用して仮想マシンのスナップショットを作成してから、CBRC を無効にすると、「指定されたパラメータが正しくありませんでした。spec.deviceChange.device」というエラーと共に、ディスクの統合処理に失敗することがあります。このエラーは、CBRC を無効にした後にダイジェスト ファイルが削除されることが原因で発生します。「仮想マシンのディスク統合が必要です。」というアラートが、問題が解決されるまで表示されます。

            • OMIVV では、一部の Dell モジュール サーバを識別するために、iDRAC プロパティ hardware.systemInfo.otherIdentifyingInfo.ServiceTag の情報を利用して SerialNumber パラメータを取得しています。serviceTag プロパティが一致していない場合は、この統合が失敗する可能性があります。

            • 以前は、プロセッサやファンなどのコンポーネントが vCenter Server システム内に見つからなかった場合、プレゼンス センサーにステータスが [不明] と表示されていました。ただし、プレゼンス センサーは健全性の状態が関連付けられていません。

            • ESXi ホストに接続されたターゲットが暗示的な ALUA のみをサポートしている場合に、設定されているのがスタンバイ パスのみであるときは、競合状態になるため、デバイス検出時にホストが失敗して、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなバックトレースが表示されることがあります。

              SCSIGetMultipleDeviceCommands (vmkDevice=0x0, result=0x451a0fc1be98, maxCommands=1, pluginDone=<optimized out>) at bora/vmkernel/storage/device/scsi_device_io.c:2476
              0x00004180171688bc in vmk_ScsiGetNextDeviceCommand (vmkDevice=0x0) at bora/vmkernel/storage/device/scsi_device_io.c:2735
              0x0000418017d8026c in nmp_DeviceStartLoop (device=device@entry=0x43048fc37350) at bora/modules/vmkernel/nmp/nmp_core.c:732
              0x0000418017d8045d in nmpDeviceStartFromTimer (data=..., data@entry=...) at bora/modules/vmkernel/nmp/nmp_core.c:807

            • ESXi ホストに利用可能な VMware Tools ISO イメージがなく、アクティブな仮想マシン上で VMware Tools のアップグレードを実行すると、この操作が VIX エラー コード 21000 と共に失敗することがあります。ISO イメージが利用可能になった後でも、API、vSphere Client、vSphere Web Client のいずれかを使用して VMware Tools をアップグレードすることができない場合があります。これは、仮想マシンのパワーオン時に ESXi ホストが初回の可用性チェックをキャッシュし、これを更新しないために発生します。

            • hostd サービスのログと Syslog で、クラスタ内のすべての ESXi ホストについて、不要なデバッグ例外ログが収集されることがあります。

              hostd ログには、以下のようなメッセージが記録されます。
              No match, sensor_health file missing sensorNumer 217: class 3 sensor type 35 offset 0

              Syslog には、/etc/sfcb/omc/sensor_health に以下のようなメッセージが記録されます。
              Missing expected value to check for

            • IBM SVC ターゲットの背後に置かれた LUN に複数のパスが割り当てられている ESXi 設定において、アクティブなパスで接続が失われ、それと同時に、別の接続パスでは I/O 処理ができない状態の場合、I/O 処理に実際に使用できるパスがないにもかかわらず、ESXi ホストはこの接続を APD として検出しないことがあります。その結果、このデバイスの I/O はファスト フェイルしません。

            • ネットワーク パフォーマンスを向上するために、次のコマンドを使用して、物理 NIC の Rx リングおよび Tx リングのサイズをカスタマイズした場合:
              esxcli network nic ring current set -n <vmnicX> -t <value>
              esxcli network nic ring current set -n <vmnicX> -r <value>
              ESXi ホストの再起動後にこの設定が維持されないことがあります。

            • 高負荷システムで大量の I/O がタイムアウトになることによって、物理 CPU のソフト ロックアップが生じる場合があります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • ハードコードされたソケット バッファの上限が 16 MB であるため、遅延が 100 ミリ秒などと大きく、ネットワーク リンクが 10 GbE などと高速な場合は、長距離での vSphere vMotion 処理のパフォーマンスが低下することがあります。今回の修正により、最大ソケット バッファ サイズのパラメータ SB_MAX_ADJ を設定できるようになりました。

            • 競合状態が原因で、ゲスト OS の再起動中に仮想マシンの実行可能プロセスが失敗し、仮想マシンがシャットダウンすることがあります。

            • sfcb-vmware_raw[69194]: IpmiIfcFruGetInv: Failed during send cc = 0xc9 のような複数のメッセージが Syslog.log に表示されることがあります。これらは、通常の情報ログであり、エラーや警告ログではありません。

            • Linux 仮想マシンの静止スナップショットを正常に作成した後、依然としてスナップショット マネージャにスナップショットが静止していないと表示されることがあります。

            • リリース ビルドでは、smartd によって Syslog サービス ログにデバッグや情報メッセージが大量に記録されることがあります。

            • 仮想 SATA CD-ROM に対する無効なコマンドによってエラーが発生し、仮想マシンのメモリ使用量が増える場合があります。これによって、仮想マシンでメモリを割り当てることができなくなり、障害が発生することがあります。
              無効なコマンドに関する次のログが記録されることがあります。
              YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-USER: Invalid size in command 
              YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-VMM: sata0:0: Halted the port due to command abort.

              また、次のような同様のパニック メッセージが表示されることがあります。
              YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| E105: PANIC: リカバリ不能なメモリ割り当ての失敗です

            • vSphere Web Client の [クラスタ構成] ダッシュボードで [ディスク管理] テーブルの [物理的な場所] 列を選択すると、列が空白のままになり、hpsa ドライバに関する情報のみが表示されることがあります。

            • 温度や再割り当てセクター カウントなど、一部の重要なフラッシュ デバイス パラメータでは、しきい値が指定されていません。その結果、ESXi ホストの smartd デーモンで警告が報告されることがあります。

            • 外部プロセス esxcfg-syslog が停止している間、hostd サービスが応答を停止することがあります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。

            • IPFIX が有効な場合に、さまざまなフローによってトラフィック量が増大すると、システム ハートビートが長時間 IPFIX から CPU を先取りできなくなり、パープル スクリーンがトリガされることがあります。

            • デフォルトでは、vSphere HA が有効な ESXi ホストで、隔離時の対応機能は無効です。隔離時の対応機能を有効にすると、vSphere HA フェイルオーバーの後、NSX-T 論理スイッチに接続されている仮想マシン ポートがブロックされることがあります。

            • vSphere Network I/O Control と NIC のキュー ペアリングが無効な場合、管理、ISCSI、NFS などのインフラストラクチャ トラフィックで Out-of-Order パケットが発生することがあります。これは、vSphere Network I/O Control が無効な場合、キュー ペアリングも無効になり、NIC で複数のキューの処理が行われるためです。

            • Block Limits VPD ページ 0xb0 をサポートしないドライバによってイベント コード ログが生成され、それによって vmkernel.log がフラッディングすることがあります。

            • VMware vSphere Replication を使用して仮想マシンをレプリケートする場合、直ちに、または 24 時間以内に ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示され、次のエラーが報告されることがあります。PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4924 - Usage error in dlmalloc.

            • 一部のサード パーティ製デバイス ドライバがコマンド処理に繰り返し失敗することが原因で、仮想マシンが応答しなくなることがあります。仮想マシン コンソールを開く際に次のエラーが表示されることがあります。

              エラー:「MKS に接続できません:再試行期限内にパイプ \\.\pipe\vmware-authdpipe に接続できません」 

            • 150 台を超える仮想マシンを備えた vSphere 6.5 環境でゲスト イントロスペクション サービスがアクティブな場合、vSphere vMotion を使用した仮想マシンの移行が、次のような vSphere Web Client のエラーで失敗することがあります。

              ソースはターゲットがレジュームに失敗したことを検出しました。

              ターゲットの vmware.log には、次のようなエラー メッセージが記録されます。
              2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: MigrateSetState: Transitioning from state 11 to 12.
              2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: Migrate: Caching migration error message list:
              2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.migration.failedReceive] Failed to receive migration.
              2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.namespaceDb.badVersion] Incompatible version -1 (expect 2).
              2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.mrestoregroup.failed] An error occurred restoring the virtual machine state during migration.

              vmkernel ログには、次のようなエラー メッセージが記録されます。
              2018-07-18T02:32:43.011Z cpu5:66134)WARNING: Heap: 3534: Heap fcntlHeap-1 already at its maximum size.Cannot expand.
              2018-07-18T02:41:35.613Z cpu2:66134)WARNING: Heap: 4169: Heap_Align(fcntlHeap-1, 200/200 bytes, 8 align) failed. caller: 0x41800aaca9a3

            • NFS データストアが Syslog データストアとして設定されており、ESXi ホストをこのデータストアから切断すると、このデータストアへのログ作成が停止し、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。

            • この修正により、Lenovo DE シリーズ ストレージ アレイのデフォルト値として、SATP が VMW_SATP_ALUA に、PSP が VMW_PSP_RR に、要求オプションが tpgs_on に設定されます。

            • 重複排除が有効な vSAN クラスタで、キャパシティ ディスクに対する I/O が別のディスクにルート変更されることがあります。新しい転送先デバイスで、Permanent Device Loss (PDL) が発生する場合があります。この間に、障害の発生したディスクに対する I/O 要求が届くと、ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • 仮想マシンのサポート バンドル フォルダを手動で ESXi ホストから削除し、ホストの /scratch/downloads ディレクトリにダウンロードした場合、hostd では、作成から 1 時間後にこのパスにあるフォルダを自動的に削除しようとするため、障害が発生することがあります。

            • キャッシュ エントリがすでに退去されている場合でも、競合状態により、再度退去されることがあります。これによって、ESXi ホストで null ポインタの逆参照が行われ、ESXi ホストの障害が発生します。

            • vCenter Server Appliance 6.5 への移行またはアップグレード時に、vCenter Server Appliance で必要とされるサイズが、デプロイ サイズのしきい値を上回る場合、情報テーブルで [デプロイ サイズ] オプションを使用できません。

            • アップリンクが定期的に使用されている場合に、NIOC hClock スケジューラによって、アップリンク ネットワーク デバイスがリセットされることがあり、このリセットは予測できません。

            • ホスト プロファイルでステートフル インストール機能が有効であり、管理 VMkernel NIC が Distributed Switch に接続されている場合に、vSphere Auto Deploy を使用してホスト プロファイルを別の ESXi 6.5 ホストに適用すると、PXE ブート中に失敗することがあります。ホストはメンテナンス モードの状態のまま変わりません。

            • SR-IOV vNIC を使用する仮想マシンでスクリプトを使用して電源の入れ直しを実行すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • ESXi ホストの統計情報データベースに、仮想マシンやデータストアなどのエンティティがなくなっているにもかかわらず、vim.PerformanceManager によって、このエンティティのパフォーマンス データのリクエストが発行された場合、ホスト エージェント プロセスで障害を招くコード パスが実行される可能性があります。その結果、vCenter Server システムからホストが一時的に利用できなくなることがあります。

            • NetFlow ネットワーク分析ツールを有効にして vSphere Distributed Switch ポート グループ上のすべてのパケットのサンプリングを取得する場合、サンプリング レートを 0 に設定すると、フローが 100 万を超えた場合にネットワーク遅延が 1,000 ミリ秒に到達することがあります。

            • パワーオフまたは移行せずに、仮想マシンでディスクのホット アドまたはホット リムーブ処理を数百回行うと、この仮想マシンが終了して無効になることがあります。これにより、バックアップ ソリューションに影響が及び、バックアップ プロキシ仮想マシンが終了することがあります。

              hostd ログに、次のような内容が記述されることがあります。
              2018-06-08T10:33:14.150Z info hostd[15A03B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datatore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx opID=5953cf5e-3-a90a user=vpxuser:ADMIN\admin] State Transition (VM_STATE_ON -> VM_STATE_RECONFIGURING) ...
              2018-06-08T10:33:14.167Z error hostd[15640B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datastore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx opID=5953cf5e-3-a90a user=vpxuser:ADMIN\admin] Could not apply pre-reconfigure domain changes: Failed to add file policies to domain :171: world ID :0:Cannot allocate memory ...
              2018-06-08T10:33:14.826Z info hostd[15640B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datastore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx opID=5953cf5e-3-a90a user=vpxuser:ADMIN\admin] State Transition (VM_STATE_RECONFIGURING -> VM_STATE_ON) ...
              2018-06-08T10:35:53.120Z error hostd[15A44B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datastore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx] Expected permission (3) for /vmfs/volumes/path/to/backupVM not found in domain 171

              vmkernel ログの内容は、次のようになります。
              2018-06-08T05:40:53.264Z cpu49:68763 opID=4c6a367c)World: 12235: VC opID 5953cf5e-3-a90a maps to vmkernel opID 4c6a367c
              2018-06-08T05:40:53.264Z cpu49:68763 opID=4c6a367c)WARNING: Heap: 3534: Heap domainHeap-54 already at its maximum size.Cannot expand.

            • ESXi ホスト上の最後の仮想マシンをパワーオフする際、この仮想マシンで sysContexts 構成を使用している場合は、sysContexts 構成によって設定された排他的なアフィニティがスケジューラによって削除されないことがあります。

            • vSphere Web Client の [概要] タブと [スナップショット マネージャ] タブで仮想マシンが選択されている場合に、SNMP エージェントによって、誤ったトラップ vmwVmPoweredOn が提供されることがあります。

            • hostd の再起動後、一部のカウンタでゼロ エラーによる分離が起こるため、詳細パフォーマンス チャートで一部の仮想マシン統計情報のグラフが表示されなくなることがあります。

            • ESXi ホスト上に NSX-T アプライアンスをデプロイすると、NSX opsAgent で障害が発生し、コア ダンプ ファイルが /var/core に生成されることがあります。この障害は、ホストから提供されるライブラリ コードでの競合状態が原因で発生します。

            • 共有 VMFS データストアに /productLocker ディレクトリを設定した場合に、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行すると、仮想マシンの VMware Tools に [サポート対象外] という不正確なステータスが表示されることがあります。

            • MSINFO32 コマンドによって、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を実行する仮想マシン上のインストール済み物理 RAM が表示されないことがあります。2 個以上の vCPU が仮想マシンに割り当てられている場合、[インストール済み物理 RAM] フィールドに使用不可と表示されます。

            • 時として、非整列の重複 I/O が発生した場合、vSAN スタックの 2 段階コミット エンジンのコミット スケジューラが直ちに実行されないことがあります。これによって、I/O 処理の遅延が増大します。

            • OSFS_Readdir API で表示されるディレクトリ エントリは、指定されたバッファ サイズによって制限されており、常に End Of File (EOF) が Yes と返されます。ディレクトリ全体を読み取るには、FSSReadDir を複数回呼び出すことが必要になる場合があります。

            • vSAN ストレッチ クラスタを ESXi 6.0 から 6.5 にアップデートする際、ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のスタック トレースによって、この問題を特定できます。

              #0 DOMUtil_HashFromUUID
              #1 DOMServer_GetServerIndexFromUUID
              #2 DOMOwnerGetRdtMuxGroupInt
              #3 DOMOwner_GetRdtMuxGroupUseNumServers
              #4 DOMAnchorObjectGetOwnerVersionAndRdtMuxGroup
              #5 DOMAnchorObjectCreateResolverAndSetMuxGroup
              #6 DOMObject_InitServerAssociation
              #7 DOMAnchorObjectInitAssociationToProxyOwnerStartTask
              #8 DOMOperationStartTask
              #9 DOMOperationDispatch
              #10 VSANServerExecuteOperation
              #11 VSANServerMainLoop

            • ディスクの I/O エラーが報告され、vSAN がそのディスクからの I/O の処理を停止した場合でも、vSAN がディスクをパフォーマンスが低下したものとして表示するまでに時間がかかることがあります。

            • Dell R730 サーバ上のファンが、vSphere Client または vSphere Web Client の [ハードウェア ステータス] タブの [ファン] セクション以外に表示されているか、まったく表示されないことがあります。

            • vCenter Server 6.5 Update 2 にアップグレードした後、ESXi 6.5 Update 2 より古いバージョンが搭載されたホストにデプロイされた仮想マシンの容量が、vSAN キャパシティ モニターに表示されません。モニターには、クラスタで実際に使用されているよりも、少ない容量が表示されることがあります。

            • vSAN による内部 I/O 調整が行われるため、vSAN のログ レイヤーからコンポーネントの輻輳が発生し、ゲスト I/O バンド幅が低下することがあります。ステージング解除を高速化するために、大規模 I/O の分割が適切に活用されません。この問題により、ログが蓄積され、輻輳が発生することがあります。メンテナンス モードに切り替わると、IOPS が低下することがあります。

            • IPv6 環境では、Multicast Listener Discovery (MLD) バージョン 1 によってクエリ実行中に競合状態が発生することが原因で ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。

              #PF Exception 14 in world 2098376:vmk0-rx-0 IP 0x41802e62abc1 addr 0x40
              ...
              0x451a1b81b9d0:[0x41802e62abc1]mld_set_version@(tcpip4)#+0x161 stack: 0x430e0593c9e8
              0x451a1b81ba20:[0x41802e62bb57]mld_input@(tcpip4)#+0x7fc stack: 0x30
              0x451a1b81bb20:[0x41802e60d7f8]icmp6_input@(tcpip4)#+0xbe1 stack: 0x30
              0x451a1b81bcf0:[0x41802e621d3b]ip6_input@(tcpip4)#+0x770 stack: 0x451a00000000

            • 新しい NFS データストアに、既存のデータストアの古い名前を付けると、NFS データストアへの接続が失われることがあります。たとえば、既存のデータストアの名前を NFS-01 から NFS-01-renamed に変更した後、NFS-01 という名前の新しい NFS データストアを作成する場合です。この結果、名前が変更されたデータストアと ESXi ホストの接続が失われ、ESXi ホストに新しいデータストアをマウントできません。

            • ESXi ホストで IPv4 を無効にした場合、システムで IPv4 アドレスが要求されるため、IPv6 ホスト名を設定できないことがあります。

            • 生成された Syslog.log アーカイブ ファイルの数が、syslog.global.defaultRotate パラメータで設定されたデフォルト値より 1 つ少なくなることがあります。Syslog.log アーカイブ ファイルの数はまた、ESXi バージョン 6.0 と 6.5 の間で異なることがあります。たとえば、syslog.global.defaultRotate がデフォルトで 8 に設定されている場合、ESXi 6.0 では syslog.0.gz から syslog.7.gz が作成されますが、ESXi 6.5 では syslog.0.gz から syslog.6.gz が作成されます。

            • オブジェクトが拡張される際、増大するサイズ要件に対処するため、レプリカにノードが連結されます。時間が経過すると、vSAN は連結ノードを含む新しいレプリカを作成し、元のレプリカと連結ノードは破棄されます。vSAN は元のレプリカと連結ノードをマージして、新しいレプリカを作成するため、vSAN に新しいコンポーネントを配置するために十分な空き容量がない場合、処理に失敗することがあります。ディスクの負荷が高く、ディスク上のすべてのコンポーネントが連結ノードに配置されている場合、再調整処理でコンポーネントを移動して、ディスクの負荷を分散することはできません。

            • VMDK を拡張しながら、VMDK のストレージ ポリシーを変更することはできませんが、既存のポリシーによって [データの局所性] ルールが設定されている場合、ストレージ ポリシーをまったく変更しない場合でも、拡張に失敗することがあります。

            • AMD ベースのホストで実行される仮想マシンでは、予約メモリ範囲レポートの上限が正しく計算されないことがあります。このため、VMware DirectPath I/O 機能を使用する仮想マシンがパワーオンできないことがあります。

            • NMP デバイス静止コード パスでエラーが発生し、すでにリリースされたロックをロック解除する呼び出しが実行されることがあります。これによって、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • ハードウェア バージョンが 10 以前の仮想マシンで EFI を使用して AMD プロセッサ上で Windows Server 2016 を実行していると、再起動中に応答を停止することがあります。仮想マシンが BIOS を使用している場合や、ハードウェア バージョンが 11 以降の場合、ゲスト OS が Windows でない場合、またはプロセッサが Intel 製である場合は、この問題は発生しません。

            • 同じ名前の文字デバイスの再登録を行うと、次のような警告が表示されることがあります。
              2018-09-14T04:49:27.441Z cpu33:4986380)警告: CharDriver: 291: XXXX という名前のデバイスがスロット XX をすでに使用しています
              繰り返し試行すると、デバイスの登録に必要なヒープ メモリが解放されません。これにより、メモリ リークが発生し、最終的に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • システムの再起動後に NMP SATP モジュールを読み込む際、vmk_ModuleLoad() メソッドで、変更されたモジュール固有のパラメータを読み取れないことがあります。この問題は、主にサードパーティ製ドライバで発生します。

            • vSAN では、クラスタ内のすべてのディスクの平均的な使用量を計算します。負荷の調整処理では、この値を使用してデータを移動し、移行先のディスクで負荷に偏りが生じないようにします。vSAN ストレッチ クラスタを使用する場合は、サイト間でストレージ使用率が異なることがあります。1 つのサイトの平均的な使用量の値が、もう一方のサイトよりも高い場合、負荷の分散が予想通りに動作しない場合があります。

            • vSAN ディスク サービサビリティ プラグインの lsu-lsi-lsi-mr3-plug-in でメモリ割り当ての問題が発生することにより、ESXi ホストと hostd が応答を停止することがあります。「メモリ不足」または「スレッドのクローン作成エラー」というエラー メッセージが表示されることがあります。

            • まれに、ntg3 ドライバを使用している NIC(Broadcom BCM5719 NIC や 5720 GbE NIC など)が、オーバーサイズ パケットの送信を試行して失敗した場合、一時的にパケットの送信を停止することがあります。ntg3 ドライバ バージョン 4.1.3.2 をインストールすると、この問題は解決されます。

            • HPE ProLiant Gen9 Smart Array コントローラ(P440 や P840 など)を装備した vSAN クラスタで、障害が発生したデバイス上のロケータ LED が正しく点灯しないことがあります。

            • 仮想マシンを削除したとき、.dvsData フォルダ内のポート ファイルの削除順序が誤っているために、仮想マシンのディレクトリが NSX-T 環境に残ることがあります。

            • サンプリング レートが高く、トラフィックが多い状態で IPFIX を有効にすると、VXLAN 環境のパフォーマンスが低下することがあります。

          ESXi-6.5.0-20181104001-no-tools
          プロファイル名 ESXi-6.5.0-20181104001-no-tools
          ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
          ベンダー VMware, Inc.
          リリース日 2018 年 11 月 29 日
          許容レベル PartnerSupported
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          影響のある VIB
          • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-2.75.10884925
          • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-2.75.10884925
          • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-2.75.10884926
          • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-2.75.10884927
          • VMW_bootbank_ne1000_0.8.3-8vmw.650.2.75.10884925
          • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.650.2.75.10884925
          • VMware_bootbank_lsu-lsi-lsi-mr3-plugin_1.0.0-11vmw.650.2.75.10884925
          • VMW_bootbank_ntg3_4.1.3.2-1vmw.650.2.75.10884925
          • VMware_bootbank_lsu-hp-hpsa-plugin_2.0.0-7vmw.650.2.75.10884925
          修正されたパッチ リリース 1847663、1863313、1894568、1949789、2021943、2022147、2029579、2037849、2037926、2057600、2063154、2071506、2071610、2071817、2072971、2073175、2078843、2079002、2083594、2083627、2084723、2088951、2089048、2096942、2097358、2098928、2102135、2102137、2107335、2113432、2119609、2122259、2122523、2128932、2130371、2133589、2136002、2139317、2139940、2142767、2144766、2152381、2153867、2154912、2187136、2155840、2155858、2156840、2157503、2187127、2128759、2158561、2164733、2167294、2167877、2170126、2171799、2173856、2179262、2180962、2182211、2186065、2191349、2192629、2192836、2193829、2194304、2197789、2203385、2203836、2204024、2204028、2204507、2209900、2209919、2211285、2211639、2213917、2225439、2225471、2096875, 2151342、2064111
          関連する CVE 番号 該当なし
          • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
            • vSphere Update Manager を使用して ESXi 6.5 以降にアップグレードすると、libparted オープン ソース ライブラリの問題が原因で失敗することがあります。次のバックトレースが表示されることがあります。

              [root@hidrogenio07:~] partedUtil getptbl /vmfs/devices/disks/naa.60000970000592600166533031453135
              Backtrace has 12 calls on stack:
              12: /lib/libparted.so.0(ped_assert+0x2a) [0x9e524ea]
              11: /lib/libparted.so.0(ped_geometry_read+0x117) [0x9e5be77]
              10: /lib/libparted.so.0(ped_geometry_read_alloc+0x75) [0x9e5bf45]
              9: /lib/libparted.so.0(nilfs2_probe+0xb5) [0x9e82fe5]
              8: /lib/libparted.so.0(ped_file_system_probe_specific+0x5e) [0x9e53efe]
              7: /lib/libparted.so.0(ped_file_system_probe+0x69) [0x9e54009]
              6: /lib/libparted.so.0(+0x4a064) [0x9e8f064]
              5: /lib/libparted.so.0(ped_disk_new+0x67) [0x9e5a407]
              4: partedUtil() [0x804b309]
              3: partedUtil(main+0x79e) [0x8049e6e]
              2: /lib/libc.so.6(__libc_start_main+0xe7) [0x9edbb67]
              1: partedUtil() [0x804ab4d] Aborted

            • SATP 要求ルールを再設定しないと、SolidFire アレイのパフォーマンスを最適化できないことがあります。

            • 次の DELL MD ストレージ アレイ モデルの場合は、要求ルールを ESXi に手動で追加する必要があります。MD32xx、MD32xxi、MD36xxi、MD36xxf、MD34xx、MD38xxf、および MD38xxi 

            • EMC RecoverPoint を使用している場合は、vSCSI フィルタ ツールで競合状態が発生するため、仮想マシンのシャットダウン中またはパワーオフ中に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • 無停止アップグレード中、一部のパスが Permanent Device Loss (PDL) の状態になることがあります。PDL の状態になったパスは、アップグレード後も使用できません。そのため、デバイスの接続が失われる場合があります。

            • ページ キャッシュからページを削除する際に、データ構造が破損していることが原因で、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のバックトレースが表示されることがあります。

              2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)Backtrace for current CPU #13, worldID=33232, rbp=0xd
              2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)0x43914e81b720:[0x41800501883b]PageCacheRemoveFirstPageLocked@vmkernel#nover+0x2f stack: 0x4305dd30
              2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)0x43914e81b740:[0x418005019144]PageCacheAdjustSize@vmkernel#nover+0x260 stack: 0x0, 0x3cb418317a909
              2018-01-01T04:02:47.859Z cpu13:33232)0x43914e81bfd0:[0x41800521746e]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0xa2 stack: 0x0, 0x0, 0x0, 0x0, 0
              2018-01-01T04:02:47.877Z cpu13:33232)^[[45m^[[33;1mVMware ESXi 6.0.0 [Releasebuild-6921384 x86_64]^[[0m
              #GP Exception 13 in world 33232:memMap-13 @ 0x41800501883b

            • HITACHI OPEN-V ストレージ アレイの場合、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。 

            • vSphere Web Client を使用して NTP を更新すると、NTP に手動で追加した設定が ntp.conf ファイルから削除されることがあります。NTP の更新では、すべての設定に加えて、制限オプション、driftfile、手動で追加したサーバが ntp.conf ファイルに保存されます。ntp.conf ファイルを手動で変更した場合、更新を伝達するために hostd を再起動する必要があります。

            • hostd によって新しいチケットが生成される前に古いチケットが削除されずに残っていると、RAM ディスク ノードが枯渇することがあります。これにより、ESXi ホストが応答を停止することがあります。

            • 冗長状態チェックが原因で、接続済みの USB デバイスをパススルーとして使用して、vSphere vMotion による仮想マシンの移行を実行できないことがあります。

            • 仮想マシンが VMFSsparse スナップショットに配置されている場合、仮想マシンに送信された I/O が VMFSsparse レベルでは部分的にのみ処理されているにもかかわらず、I/O フィルタなどの上位レイヤーでは転送が成功したとみなされる可能性があります。これにより、データの不整合が発生することがあります。

            • ESXi ホストに、Block Limits VPD ページ内で SCSI デバイスによって報告された MAXIMUM TRANSFER LENGTH パラメータが反映されないことがあります。その結果、転送サイズが上限を超えて指定された I/O コマンドは失敗し、次のようなログが記録されることがあります。

              2017-01-24T12:09:40.065Z cpu6:1002438588)ScsiDeviceIO: SCSICompleteDeviceCommand:3033: Cmd(0x45a6816299c0) 0x2a, CmdSN 0x19d13f from world 1001390153 to dev "naa.514f0c5d38200035" failed H:0x0 D:0x2 P:0x0 Valid sense data: 0x5 0x24 0x0.

            • 対応するデバイス パスのキュー深度が変更された場合は、esxtop コマンドライン ユーティリティを実行しても、デバイスの更新されたキュー深度値が表示されないことがあります。

            • 仮想マシンで vmxnet3 ネットワーク アダプタと WDS が利用され、EFI ファームウェアを使用している場合に PXE ブートを試行すると、可変の Windows 拡張機能オプションが WDS で無効でない場合、仮想マシンの起動速度が著しく低下することがあります。

            • Apple USB の問題が原因で、iOS 11 以降の iOS バージョンがインストールされた Apple デバイスを、OS X 10.12 以降の OS X バージョンがインストールされた仮想マシンに接続できません。

            • vmware.log データを Syslog に送信するための ID (vmx.log.syslogID) が、変数で指定された文字列が無視されるために正常に動作しないことがあります。

            • グローバル IPv6 アドレスを無効にすると、コード パスで依然として IPv6 が使用されているために、ESXi ホストに断続的に障害が発生することがあります。

            • 非常にまれに、hostd の初期化中に HTTP 要求が行われると、このエージェントで障害が発生することがあります。

            • 仮想マシンの .vmx ファイルで特定の無効なパラメータが使用されている場合、hostd に障害が発生することがあります。例として、ideX:Y.present などのパラメータを True の値とともに手動で .vmx ファイルに追加した場合が挙げられます。

            • Linux 仮想マシンで構成されるクラスタに、ESXi のバージョンが異なる複数のホストが配置されており、Merom および Penryn プロセッサで EVC (Enhanced vMotion Compatibility) レベルが L0 または L1 に設定されている場合、vSphere vMotion を使用して ESXi 6.0 ホストから、より新しい ESXi バージョンを搭載したホストに移行すると、仮想マシンが応答を停止することがあります。

            • VMware vSphere VMFS6 を終了する際に、データストア ハートビートが途中で停止することが原因で、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。その結果、アフィニティ マネージャを正常に終了できなくなります。

            • Tegile IntelliFlash ストレージ アレイの場合、ESXi に要求ルールを手動で追加する必要があります。

            • ストレージ アレイ内の I/O 遅延が変動することにより次の 2 つの VOB イベントが生成されることがありますが、仮想マシンに実際に問題があることは報告されません。

              1. Device naa.xxx performance has deteriorated.I/O latency increased from average value of 4114 microseconds to 84518 microseconds.(デバイス naa.xxx のパフォーマンスが低下しました。I/O 遅延は、平均値である 4,114 マイクロ秒から 84,518 マイクロ秒に増加しました。)
              2. Device naa.xxx performance has improved.I/O latency reduced from 346115 microseconds to 67046 microseconds.(デバイス naa.xxx のパフォーマンスが向上しました。I/O 遅延は、346,115 マイクロ秒から 67,046 マイクロ秒に短縮されました。)
            • vSphere vMotion を使用して、ファイル デバイス フィルタが設定された仮想マシンを vSphere Virtual Volumes データストアから別のホストに移行した場合に、仮想マシンで変更ブロックのトラッキング (CBT)、VMware vSphere Flash Read Cache (VFRC)、または I/O フィルタのいずれかが有効であると、移行時にいずれかの機能に問題が発生することがあります。移行中に、ファイル デバイス フィルタがホストに正しく転送されないことがあります。その結果、キャッシュ I/O フィルタがライトバック モードに設定されている場合、CBT の増分バックアップの破損や、VFRC およびキャッシュ I/O フィルタのパフォーマンスの低下、レプリケーション I/O フィルタの破損、およびディスクの破損が生じることがあります。仮想マシンの暗号化に問題が発生することもあります。

            • VMware vSphere APIs for Storage Awareness プロバイダを使用している場合は、キャンセルされたタスクまたは削除されたタスクに getTaskUpdate 呼び出しが複数回行われることがあります。その結果、vSphere API for Storage Awareness バンド幅の使用量およびログの出力が増えることがあります。

            • vSphere API for Storage Awareness プロバイダのデータベースからバインディング情報が失われると、無限ループが発生して CPU ロード率が 100% になり、これが原因で vSphere Virtual Volumes が応答しなくなることがあります。hostd も応答を停止することがあります。致命的なエラー メッセージが表示されることがあります。今回の修正により、データベース バインディング エラーが発生した場合でも無限ループは発生しません。

            • 大量のログ作成によって ESXi ホストのログ リソース グループが過負荷の状態にある場合、esxcfg-syslog コマンドの実行中に hostd が応答しなくなることがあります。この修正により、esxcfg-syslog 関連コマンドがログ リソース グループから ESXi Shell に移動されるため、ESXi Shell のデフォルト リソース グループのメモリ使用量が増える可能性があります。

            • IPMI センサーが無効な場合、またはデータを報告しないセンサーがある場合は、ハードウェア健全性アラームが誤って表示されることがあります。

            • 接続されていない状態で vSphere API for Storage Awareness プロバイダの登録を解除すると、java.lang.NullPointerException エラーが表示されることがあります。プロバイダが接続されていない状態では、イベント マネージャおよびアラーム マネージャが初期化されないため、エラーが発生します。

            • 古いキャッシュ エントリにより、VMFS6 データストアで誤って容量不足が報告されることがあります。

            • CBRC を使用して仮想マシンのスナップショットを作成してから、CBRC を無効にすると、「指定されたパラメータが正しくありませんでした。spec.deviceChange.device」というエラーと共に、ディスクの統合処理に失敗することがあります。このエラーは、CBRC を無効にした後にダイジェスト ファイルが削除されることが原因で発生します。「仮想マシンのディスク統合が必要です。」というアラートが、問題が解決されるまで表示されます。

            • OMIVV では、一部の Dell モジュール サーバを識別するために、iDRAC プロパティ hardware.systemInfo.otherIdentifyingInfo.ServiceTag の情報を利用して SerialNumber パラメータを取得しています。serviceTag プロパティが一致していない場合は、この統合が失敗する可能性があります。

            • 以前は、プロセッサやファンなどのコンポーネントが vCenter Server システム内に見つからなかった場合、プレゼンス センサーにステータスが [不明] と表示されていました。ただし、プレゼンス センサーは健全性の状態が関連付けられていません。

            • ESXi ホストに接続されたターゲットが暗示的な ALUA のみをサポートしている場合に、設定されているのがスタンバイ パスのみであるときは、競合状態になるため、デバイス検出時にホストが失敗して、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなバックトレースが表示されることがあります。

              SCSIGetMultipleDeviceCommands (vmkDevice=0x0, result=0x451a0fc1be98, maxCommands=1, pluginDone=<optimized out>) at bora/vmkernel/storage/device/scsi_device_io.c:2476
              0x00004180171688bc in vmk_ScsiGetNextDeviceCommand (vmkDevice=0x0) at bora/vmkernel/storage/device/scsi_device_io.c:2735
              0x0000418017d8026c in nmp_DeviceStartLoop (device=device@entry=0x43048fc37350) at bora/modules/vmkernel/nmp/nmp_core.c:732
              0x0000418017d8045d in nmpDeviceStartFromTimer (data=..., data@entry=...) at bora/modules/vmkernel/nmp/nmp_core.c:807

            • ESXi ホストに利用可能な VMware Tools ISO イメージがなく、アクティブな仮想マシン上で VMware Tools のアップグレードを実行すると、この操作が VIX エラー コード 21000 と共に失敗することがあります。ISO イメージが利用可能になった後でも、API、vSphere Client、vSphere Web Client のいずれかを使用して VMware Tools をアップグレードすることができない場合があります。これは、仮想マシンのパワーオン時に ESXi ホストが初回の可用性チェックをキャッシュし、これを更新しないために発生します。

            • hostd サービスのログと Syslog で、クラスタ内のすべての ESXi ホストについて、不要なデバッグ例外ログが収集されることがあります。

              hostd ログには、以下のようなメッセージが記録されます。
              No match, sensor_health file missing sensorNumer 217: class 3 sensor type 35 offset 0

              Syslog には、/etc/sfcb/omc/sensor_health に以下のようなメッセージが記録されます。
              Missing expected value to check for

            • IBM SVC ターゲットの背後に置かれた LUN に複数のパスが割り当てられている ESXi 設定において、アクティブなパスで接続が失われ、それと同時に、別の接続パスでは I/O 処理ができない状態の場合、I/O 処理に実際に使用できるパスがないにもかかわらず、ESXi ホストはこの接続を APD として検出しないことがあります。その結果、このデバイスの I/O はファスト フェイルしません。

            • ネットワーク パフォーマンスを向上するために、次のコマンドを使用して、物理 NIC の Rx リングおよび Tx リングのサイズをカスタマイズした場合:
              esxcli network nic ring current set -n <vmnicX> -t <value>
              esxcli network nic ring current set -n <vmnicX> -r <value>
              ESXi ホストの再起動後にこの設定が維持されないことがあります。

            • 高負荷システムで大量の I/O がタイムアウトになることによって、物理 CPU のソフト ロックアップが生じる場合があります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • ハードコードされたソケット バッファの上限が 16 MB であるため、遅延が 100 ミリ秒などと大きく、ネットワーク リンクが 10 GbE などと高速な場合は、長距離での vSphere vMotion 処理のパフォーマンスが低下することがあります。今回の修正により、最大ソケット バッファ サイズのパラメータ SB_MAX_ADJ を設定できるようになりました。

            • 競合状態が原因で、ゲスト OS の再起動中に仮想マシンの実行可能プロセスが失敗し、仮想マシンがシャットダウンすることがあります。

            • sfcb-vmware_raw[69194]: IpmiIfcFruGetInv: Failed during send cc = 0xc9 のような複数のメッセージが Syslog.log に表示されることがあります。これらは、通常の情報ログであり、エラーや警告ログではありません。

            • Linux 仮想マシンの静止スナップショットを正常に作成した後、依然としてスナップショット マネージャにスナップショットが静止していないと表示されることがあります。

            • リリース ビルドでは、smartd によって Syslog サービス ログにデバッグや情報メッセージが大量に記録されることがあります。

            • 仮想 SATA CD-ROM に対する無効なコマンドによってエラーが発生し、仮想マシンのメモリ使用量が増える場合があります。これによって、仮想マシンでメモリを割り当てることができなくなり、障害が発生することがあります。
              無効なコマンドに関する次のログが記録されることがあります。
              YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-USER: Invalid size in command 
              YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| I125: AHCI-VMM: sata0:0: Halted the port due to command abort.

              また、次のような同様のパニック メッセージが表示されることがあります。
              YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.mmmZ| vcpu-1| E105: PANIC: リカバリ不能なメモリ割り当ての失敗です

            • vSphere Web Client の [クラスタ構成] ダッシュボードで [ディスク管理] テーブルの [物理的な場所] 列を選択すると、列が空白のままになり、hpsa ドライバに関する情報のみが表示されることがあります。

            • 温度や再割り当てセクター カウントなど、一部の重要なフラッシュ デバイス パラメータでは、しきい値が指定されていません。その結果、ESXi ホストの smartd デーモンで警告が報告されることがあります。

            • 外部プロセス esxcfg-syslog が停止している間、hostd サービスが応答を停止することがあります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。

            • IPFIX が有効な場合に、さまざまなフローによってトラフィック量が増大すると、システム ハートビートが長時間 IPFIX から CPU を先取りできなくなり、パープル スクリーンがトリガされることがあります。

            • デフォルトでは、vSphere HA が有効な ESXi ホストで、隔離時の対応機能は無効です。隔離時の対応機能を有効にすると、vSphere HA フェイルオーバーの後、NSX-T 論理スイッチに接続されている仮想マシン ポートがブロックされることがあります。

            • vSphere Network I/O Control と NIC のキュー ペアリングが無効な場合、管理、ISCSI、NFS などのインフラストラクチャ トラフィックで Out-of-Order パケットが発生することがあります。これは、vSphere Network I/O Control が無効な場合、キュー ペアリングも無効になり、NIC で複数のキューの処理が行われるためです。

            • Block Limits VPD ページ 0xb0 をサポートしないドライバによってイベント コード ログが生成され、それによって vmkernel.log がフラッディングすることがあります。

            • VMware vSphere Replication を使用して仮想マシンをレプリケートする場合、直ちに、または 24 時間以内に ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示され、次のエラーが報告されることがあります。PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4924 - Usage error in dlmalloc.

            • 一部のサード パーティ製デバイス ドライバがコマンド処理に繰り返し失敗することが原因で、仮想マシンが応答しなくなることがあります。仮想マシン コンソールを開く際に次のエラーが表示されることがあります。

              エラー:「MKS に接続できません:再試行期限内にパイプ \\.\pipe\vmware-authdpipe に接続できません」 

            • 150 台を超える仮想マシンを備えた vSphere 6.5 環境でゲスト イントロスペクション サービスがアクティブな場合、vSphere vMotion を使用した仮想マシンの移行が、次のような vSphere Web Client のエラーで失敗することがあります。

              ソースはターゲットがレジュームに失敗したことを検出しました。

              ターゲットの vmware.log には、次のようなエラー メッセージが記録されます。
              2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: MigrateSetState: Transitioning from state 11 to 12.
              2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: Migrate: Caching migration error message list:
              2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.migration.failedReceive] Failed to receive migration.
              2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.namespaceDb.badVersion] Incompatible version -1 (expect 2).
              2018-07-18T02:41:32.035Z| vmx| I125: [msg.checkpoint.mrestoregroup.failed] An error occurred restoring the virtual machine state during migration.

              vmkernel ログには、次のようなエラー メッセージが記録されます。
              2018-07-18T02:32:43.011Z cpu5:66134)WARNING: Heap: 3534: Heap fcntlHeap-1 already at its maximum size.Cannot expand.
              2018-07-18T02:41:35.613Z cpu2:66134)WARNING: Heap: 4169: Heap_Align(fcntlHeap-1, 200/200 bytes, 8 align) failed. caller: 0x41800aaca9a3

            • NFS データストアが Syslog データストアとして設定されており、ESXi ホストをこのデータストアから切断すると、このデータストアへのログ作成が停止し、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。

            • この修正により、Lenovo DE シリーズ ストレージ アレイのデフォルト値として、SATP が VMW_SATP_ALUA に、PSP が VMW_PSP_RR に、要求オプションが tpgs_on に設定されます。

            • 重複排除が有効な vSAN クラスタで、キャパシティ ディスクに対する I/O が別のディスクにルート変更されることがあります。新しい転送先デバイスで、Permanent Device Loss (PDL) が発生する場合があります。この間に、障害の発生したディスクに対する I/O 要求が届くと、ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • 仮想マシンのサポート バンドル フォルダを手動で ESXi ホストから削除し、ホストの /scratch/downloads ディレクトリにダウンロードした場合、hostd では、作成から 1 時間後にこのパスにあるフォルダを自動的に削除しようとするため、障害が発生することがあります。

            • キャッシュ エントリがすでに退去されている場合でも、競合状態により、再度退去されることがあります。これによって、ESXi ホストで null ポインタの逆参照が行われ、ESXi ホストの障害が発生します。

            • vCenter Server Appliance 6.5 への移行またはアップグレード時に、vCenter Server Appliance で必要とされるサイズが、デプロイ サイズのしきい値を上回る場合、情報テーブルで [デプロイ サイズ] オプションを使用できません。

            • アップリンクが定期的に使用されている場合に、NIOC hClock スケジューラによって、アップリンク ネットワーク デバイスがリセットされることがあり、このリセットは予測できません。

            • ホスト プロファイルでステートフル インストール機能が有効であり、管理 VMkernel NIC が Distributed Switch に接続されている場合に、vSphere Auto Deploy を使用してホスト プロファイルを別の ESXi 6.5 ホストに適用すると、PXE ブート中に失敗することがあります。ホストはメンテナンス モードの状態のまま変わりません。

            • SR-IOV vNIC を使用する仮想マシンでスクリプトを使用して電源の入れ直しを実行すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • ESXi ホストの統計情報データベースに、仮想マシンやデータストアなどのエンティティがなくなっているにもかかわらず、vim.PerformanceManager によって、このエンティティのパフォーマンス データのリクエストが発行された場合、ホスト エージェント プロセスで障害を招くコード パスが実行される可能性があります。その結果、vCenter Server システムからホストが一時的に利用できなくなることがあります。

            • NetFlow ネットワーク分析ツールを有効にして vSphere Distributed Switch ポート グループ上のすべてのパケットのサンプリングを取得する場合、サンプリング レートを 0 に設定すると、フローが 100 万を超えた場合にネットワーク遅延が 1,000 ミリ秒に到達することがあります。

            • パワーオフまたは移行せずに、仮想マシンでディスクのホット アドまたはホット リムーブ処理を数百回行うと、この仮想マシンが終了して無効になることがあります。これにより、バックアップ ソリューションに影響が及び、バックアップ プロキシ仮想マシンが終了することがあります。

              hostd ログに、次のような内容が記述されることがあります。
              2018-06-08T10:33:14.150Z info hostd[15A03B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datatore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx opID=5953cf5e-3-a90a user=vpxuser:ADMIN\admin] State Transition (VM_STATE_ON -> VM_STATE_RECONFIGURING) ...
              2018-06-08T10:33:14.167Z error hostd[15640B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datastore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx opID=5953cf5e-3-a90a user=vpxuser:ADMIN\admin] Could not apply pre-reconfigure domain changes: Failed to add file policies to domain :171: world ID :0:Cannot allocate memory ...
              2018-06-08T10:33:14.826Z info hostd[15640B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datastore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx opID=5953cf5e-3-a90a user=vpxuser:ADMIN\admin] State Transition (VM_STATE_RECONFIGURING -> VM_STATE_ON) ...
              2018-06-08T10:35:53.120Z error hostd[15A44B70] [Originator@6876 sub=Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/datastore/path/to/proxyVM/proxyVM.vmx] Expected permission (3) for /vmfs/volumes/path/to/backupVM not found in domain 171

              vmkernel ログの内容は、次のようになります。
              2018-06-08T05:40:53.264Z cpu49:68763 opID=4c6a367c)World: 12235: VC opID 5953cf5e-3-a90a maps to vmkernel opID 4c6a367c
              2018-06-08T05:40:53.264Z cpu49:68763 opID=4c6a367c)WARNING: Heap: 3534: Heap domainHeap-54 already at its maximum size.Cannot expand.

            • ESXi ホスト上の最後の仮想マシンをパワーオフする際、この仮想マシンで sysContexts 構成を使用している場合は、sysContexts 構成によって設定された排他的なアフィニティがスケジューラによって削除されないことがあります。

            • vSphere Web Client の [概要] タブと [スナップショット マネージャ] タブで仮想マシンが選択されている場合に、SNMP エージェントによって、誤ったトラップ vmwVmPoweredOn が提供されることがあります。

            • hostd の再起動後、一部のカウンタでゼロ エラーによる分離が起こるため、詳細パフォーマンス チャートで一部の仮想マシン統計情報のグラフが表示されなくなることがあります。

            • ESXi ホスト上に NSX-T アプライアンスをデプロイすると、NSX opsAgent で障害が発生し、コア ダンプ ファイルが /var/core に生成されることがあります。この障害は、ホストから提供されるライブラリ コードでの競合状態が原因で発生します。

            • 共有 VMFS データストアに /productLocker ディレクトリを設定した場合に、vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行すると、仮想マシンの VMware Tools に [サポート対象外] という不正確なステータスが表示されることがあります。

            • MSINFO32 コマンドによって、Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を実行する仮想マシン上のインストール済み物理 RAM が表示されないことがあります。2 個以上の vCPU が仮想マシンに割り当てられている場合、[インストール済み物理 RAM] フィールドに使用不可と表示されます。

            • 時として、非整列の重複 I/O が発生した場合、vSAN スタックの 2 段階コミット エンジンのコミット スケジューラが直ちに実行されないことがあります。これによって、I/O 処理の遅延が増大します。

            • OSFS_Readdir API で表示されるディレクトリ エントリは、指定されたバッファ サイズによって制限されており、常に End Of File (EOF) が Yes と返されます。ディレクトリ全体を読み取るには、FSSReadDir を複数回呼び出すことが必要になる場合があります。

            • vSAN ストレッチ クラスタを ESXi 6.0 から 6.5 にアップデートする際、ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のスタック トレースによって、この問題を特定できます。

              #0 DOMUtil_HashFromUUID
              #1 DOMServer_GetServerIndexFromUUID
              #2 DOMOwnerGetRdtMuxGroupInt
              #3 DOMOwner_GetRdtMuxGroupUseNumServers
              #4 DOMAnchorObjectGetOwnerVersionAndRdtMuxGroup
              #5 DOMAnchorObjectCreateResolverAndSetMuxGroup
              #6 DOMObject_InitServerAssociation
              #7 DOMAnchorObjectInitAssociationToProxyOwnerStartTask
              #8 DOMOperationStartTask
              #9 DOMOperationDispatch
              #10 VSANServerExecuteOperation
              #11 VSANServerMainLoop

            • ディスクの I/O エラーが報告され、vSAN がそのディスクからの I/O の処理を停止した場合でも、vSAN がディスクをパフォーマンスが低下したものとして表示するまでに時間がかかることがあります。

            • Dell R730 サーバ上のファンが、vSphere Client または vSphere Web Client の [ハードウェア ステータス] タブの [ファン] セクション以外に表示されているか、まったく表示されないことがあります。

            • vCenter Server 6.5 Update 2 にアップグレードした後、ESXi 6.5 Update 2 より古いバージョンが搭載されたホストにデプロイされた仮想マシンの容量が、vSAN キャパシティ モニターに表示されません。モニターには、クラスタで実際に使用されているよりも、少ない容量が表示されることがあります。

            • vSAN による内部 I/O 調整が行われるため、vSAN のログ レイヤーからコンポーネントの輻輳が発生し、ゲスト I/O バンド幅が低下することがあります。ステージング解除を高速化するために、大規模 I/O の分割が適切に活用されません。この問題により、ログが蓄積され、輻輳が発生することがあります。メンテナンス モードに切り替わると、IOPS が低下することがあります。

            • IPv6 環境では、Multicast Listener Discovery (MLD) バージョン 1 によってクエリ実行中に競合状態が発生することが原因で ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。

              #PF Exception 14 in world 2098376:vmk0-rx-0 IP 0x41802e62abc1 addr 0x40
              ...
              0x451a1b81b9d0:[0x41802e62abc1]mld_set_version@(tcpip4)#+0x161 stack: 0x430e0593c9e8
              0x451a1b81ba20:[0x41802e62bb57]mld_input@(tcpip4)#+0x7fc stack: 0x30
              0x451a1b81bb20:[0x41802e60d7f8]icmp6_input@(tcpip4)#+0xbe1 stack: 0x30
              0x451a1b81bcf0:[0x41802e621d3b]ip6_input@(tcpip4)#+0x770 stack: 0x451a00000000

            • 新しい NFS データストアに、既存のデータストアの古い名前を付けると、NFS データストアへの接続が失われることがあります。たとえば、既存のデータストアの名前を NFS-01 から NFS-01-renamed に変更した後、NFS-01 という名前の新しい NFS データストアを作成する場合です。この結果、名前が変更されたデータストアと ESXi ホストの接続が失われ、ESXi ホストに新しいデータストアをマウントできません。

            • ESXi ホストで IPv4 を無効にした場合、システムで IPv4 アドレスが要求されるため、IPv6 ホスト名を設定できないことがあります。

            • 生成された Syslog.log アーカイブ ファイルの数が、syslog.global.defaultRotate パラメータで設定されたデフォルト値より 1 つ少なくなることがあります。Syslog.log アーカイブ ファイルの数はまた、ESXi バージョン 6.0 と 6.5 の間で異なることがあります。たとえば、syslog.global.defaultRotate がデフォルトで 8 に設定されている場合、ESXi 6.0 では syslog.0.gz から syslog.7.gz が作成されますが、ESXi 6.5 では syslog.0.gz から syslog.6.gz が作成されます。

            • オブジェクトが拡張される際、増大するサイズ要件に対処するため、レプリカにノードが連結されます。時間が経過すると、vSAN は連結ノードを含む新しいレプリカを作成し、元のレプリカと連結ノードは破棄されます。vSAN は元のレプリカと連結ノードをマージして、新しいレプリカを作成するため、vSAN に新しいコンポーネントを配置するために十分な空き容量がない場合、処理に失敗することがあります。ディスクの負荷が高く、ディスク上のすべてのコンポーネントが連結ノードに配置されている場合、再調整処理でコンポーネントを移動して、ディスクの負荷を分散することはできません。

            • VMDK を拡張しながら、VMDK のストレージ ポリシーを変更することはできませんが、既存のポリシーによって [データの局所性] ルールが設定されている場合、ストレージ ポリシーをまったく変更しない場合でも、拡張に失敗することがあります。

            • AMD ベースのホストで実行される仮想マシンでは、予約メモリ範囲レポートの上限が正しく計算されないことがあります。このため、VMware DirectPath I/O 機能を使用する仮想マシンがパワーオンできないことがあります。

            • NMP デバイス静止コード パスでエラーが発生し、すでにリリースされたロックをロック解除する呼び出しが実行されることがあります。これによって、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • ハードウェア バージョンが 10 以前の仮想マシンで EFI を使用して AMD プロセッサ上で Windows Server 2016 を実行していると、再起動中に応答を停止することがあります。仮想マシンが BIOS を使用している場合や、ハードウェア バージョンが 11 以降の場合、ゲスト OS が Windows でない場合、またはプロセッサが Intel 製である場合は、この問題は発生しません。

            • 同じ名前の文字デバイスの再登録を行うと、次のような警告が表示されることがあります。
              2018-09-14T04:49:27.441Z cpu33:4986380)警告: CharDriver: 291: XXXX という名前のデバイスがスロット XX をすでに使用しています
              繰り返し試行すると、デバイスの登録に必要なヒープ メモリが解放されません。これにより、メモリ リークが発生し、最終的に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • システムの再起動後に NMP SATP モジュールを読み込む際、vmk_ModuleLoad() メソッドで、変更されたモジュール固有のパラメータを読み取れないことがあります。この問題は、主にサードパーティ製ドライバで発生します。

            • vSAN では、クラスタ内のすべてのディスクの平均的な使用量を計算します。負荷の調整処理では、この値を使用してデータを移動し、移行先のディスクで負荷に偏りが生じないようにします。vSAN ストレッチ クラスタを使用する場合は、サイト間でストレージ使用率が異なることがあります。1 つのサイトの平均的な使用量の値が、もう一方のサイトよりも高い場合、負荷の分散が予想通りに動作しない場合があります。

            • vSAN ディスク サービサビリティ プラグインの lsu-lsi-lsi-mr3-plug-in でメモリ割り当ての問題が発生することにより、ESXi ホストと hostd が応答を停止することがあります。「メモリ不足」または「スレッドのクローン作成エラー」というエラー メッセージが表示されることがあります。

            • まれに、ntg3 ドライバを使用している NIC(Broadcom BCM5719 NIC や 5720 GbE NIC など)が、オーバーサイズ パケットの送信を試行して失敗した場合、一時的にパケットの送信を停止することがあります。ntg3 ドライバ バージョン 4.1.3.2 をインストールすると、この問題は解決されます。

            • HPE ProLiant Gen9 Smart Array コントローラ(P440 や P840 など)を装備した vSAN クラスタで、障害が発生したデバイス上のロケータ LED が正しく点灯しないことがあります。

            • 仮想マシンを削除したとき、.dvsData フォルダ内のポート ファイルの削除順序が誤っているために、仮想マシンのディレクトリが NSX-T 環境に残ることがあります。

            • サンプリング レートが高く、トラフィックが多い状態で IPFIX を有効にすると、VXLAN 環境のパフォーマンスが低下することがあります。

          ESXi-6.5.0-20181101001s-standard
          プロファイル名 ESXi-6.5.0-20181101001s-standard
          ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
          ベンダー VMware, Inc.
          リリース日 2018 年 11 月 29 日
          許容レベル PartnerSupported
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          影響のある VIB
          • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-2.71.10868328
          • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-2.71.10652415
          • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-2.71.10652417
          • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-2.71.10868328
          • VMware_bootbank_esx-ui_1.31.0-10201673
          • VMware_locker_tools-light_6.5.0-2.71.10868328
          修正されたパッチ リリース 2094558、2169094、2020984、2025909、2109023、2189347、2154394
          関連する CVE 番号 該当なし
          • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
            • VMware Tools の Windows Vista 以前の ISO イメージが ESXi パッケージに含まれなくなりました。Windows Vista 以前の ISO イメージを必要としているユーザーは、このイメージをダウンロードできます。ダウンロードの詳細については、「製品のダウンロード」ページを参照してください。

            • NTP デーモンは 4.2.8p12 にアップデートされました。

            • 大規模な仮想マシンの場合、移行ヒープ領域が不足していることが原因で、暗号化された vSphere vMotion が失敗することがあります。

            • Python パッケージがバージョン 3.5.5 にアップデートされました。

            • ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.8 にアップデートされています。

            • OpenSSL パッケージはバージョン 1.0.2p にアップデートされました。

            • OpenSSH パッケージはバージョン 7.7p1 にアップデートされました。

          ESXi-6.5.0-20181101001s-no-tools
          プロファイル名 ESXi-6.5.0-20181101001s-no-tools
          ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
          ベンダー VMware, Inc.
          リリース日 2018 年 11 月 29 日
          許容レベル PartnerSupported
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          影響のある VIB
          • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-2.71.10868328
          • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-2.71.10652415
          • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-2.71.10652417
          • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-2.71.10868328
          • VMware_bootbank_esx-ui_1.31.0-10201673
          • VMware_locker_tools-light_6.5.0-2.71.10868328
          修正されたパッチ リリース 2094558、2169094、2020984、2025909、2109023、2189347、2154394
          関連する CVE 番号 該当なし
          • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
            • VMware Tools の Windows Vista 以前の ISO イメージが ESXi パッケージに含まれなくなりました。Windows Vista 以前の ISO イメージを必要としているユーザーは、このイメージをダウンロードできます。ダウンロードの詳細については、「製品のダウンロード」ページを参照してください。

            • NTP デーモンは 4.2.8p12 にアップデートされました。

            • 大規模な仮想マシンの場合、移行ヒープ領域が不足していることが原因で、暗号化された vSphere vMotion が失敗することがあります。

            • Python パッケージがバージョン 3.5.5 にアップデートされました。

            • ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.8 にアップデートされています。

            • OpenSSL パッケージはバージョン 1.0.2p にアップデートされました。

            • OpenSSH パッケージはバージョン 7.7p1 にアップデートされました。

          既知の問題

          既知の問題には、次のトピックが含まれます。

          ESXi650-201811401-BG
          パッチのカテゴリ バグ修正
          パッチの重要度 最重要
          ホストの再起動が必要 はい
          仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          含まれる VIB
          • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-2.50.8064065
          • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-2.50.8143339
          • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-2.50.8294253
          • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-2.50.8294253
          PR  該当なし
          CVE 番号 該当なし

          このパッチは esx-base、esx-tboot、vsan および vsanhealth VIB をアップデートし、次の問題を解決します。

          • ESXi 5.0 より前のバージョンが使用されているホストで vSphere vMotion を使用した仮想マシンの移行を行うと、移行先サイトでのモニター パニック エラーと共に失敗することがある

            vSphere vMotion を使用して、ESXi 5.0 より前のバージョンが使用されているホストで仮想マシンをバージョン 6.5 に移行すると、パラメータが指定されていないことが原因で失敗することがあります。別の vCenter Server に vMotion で移行する場合も、失敗することがあります。移行先サイトでモニター パニック エラーが表示されることがあります。

            回避策:仮想マシンをパワーオフしてからパワーオンします。

          • デコードの問題により、一部のハードウェア健全性センサーで vSphere Web Client と vSphere Client に「不明」ステータスが表示されることがある

            デコードの問題により、一部の IPMI センサーで vSphere Web Client と vSphere Client の [ハードウェアの健全性] タブで「不明」ステータスが報告されることがあります。

            回避策:特定のセンサーの使用法については、ハードウェア ベンダーにお問い合わせください。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB53134 を参照してください。

          • ESXi Syslog サービスの起動時またはローテーション時に、不正確なタイムスタンプが表示されることがある

            ESXi Syslog サービスの起動時や再起動時、または設定された最大サイズにログが達し、ローテーションが行われる際に、不正確なタイムスタンプが表示されることがあります。

            回避策:この問題は、ESXi の新規インストールでは解決されています。hostd.log の既存の構成でこの問題を修正するには、以下を行う必要があります。

            1. /etc/vmsyslog.conf.d/hostd.conf ファイルを開きます。
            2. onrotate = logger -t Hostd < /var/run/vmware/hostdLogHeader.txt を以下で置き換えます。
              onrotate = printf '%%s - last log rotation time, %%s\n' "$(date --utc +%%FT%%T.%%3NZ)" "$(cat /var/run/vmware/hostdLogHeader.txt)" | logger -t Hostd
            3. 変更を保存します。
            4. /etc/init.d/vmsyslogd restart を実行して、vmsyslogd サービスを再起動します。
          • VMware vSphere vApp または仮想マシンのパワーオン操作が、エラー メッセージと共に失敗することがある

            vApp または仮想マシンで拡張できないメモリ予約リソース プールが使用されている場合、DRS で管理されたクラスタで vSphere vApp または仮想マシンのパワーオン操作が失敗することがあります。次のエラー メッセージが表示されます。親リソース プールで使用可能なメモリ リソースが、この操作に対して不足しています。

            回避策:VMware のナレッジベースの記事 KB1003638 を参照してください。

          以前のリリースからの既知の問題

          以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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