リリース日:2019 年 8 月 20 日
ビルドの詳細
ダウンロード ファイル名: | ESXi650-201908001.zip |
ビルド: | 14320405 |
ダウンロード サイズ: | 320.9 MB |
md5sum: | f2831247a52f05e71a493ccb23456af1 |
sha1checksum: | 98393794e1520f768660851c153ef1f8b0bf11fd |
ホストの再起動が必要: | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要: | はい |
セキュリティ パッチ
パッチ ID | カテゴリ | 重要度 |
ESXi650-201908401-BG | バグ修正 | 重要 |
ロールアップ パッチ
このロールアップ パッチには、ESXi 6.5 の初回リリース以降のすべての修正が入っている最新の VIB が含まれています。
パッチ ID | カテゴリ | 重要度 |
ESXi650-201908001 | バグ修正 | 重要 |
イメージ プロファイル
VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。
イメージ プロファイルの名前 |
ESXi-6.5.0-20190804001-standard |
ESXi-6.5.0-20190804001-no-tools |
各パッチの詳細については、「パッチのダウンロード」ページおよび「解決した問題」セクションを参照してください。
パッチ ダウンロードおよびインストール
一般的に ESXi ホストにパッチを適用する際は、VMware vSphere Update Manager を使用します。詳細については、「VMware vSphere Update Manager のインストールと管理について」を参照してください。
ESXi ホストをアップデートするには、VMware ダウンロード ページからパッチ ZIP ファイルを手動でダウンロードし、esxcli software vib コマンドを実行して vib をインストールします。また、イメージ プロファイルと esxcli software profile コマンドを実行して、システムをアップデートできます。
詳細については、『vSphere コマンドライン インターフェイスのコンセプトおよびサンプル』および「vSphere アップグレード ガイド」を参照してください。
解決した問題
解決された問題には、次のトピックが含まれます。
ESXi650-201908401-BGパッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2379650 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは esx-base、esx-tboot、vsan
、および vsanhealth
VIB をアップデートし、次の問題を解決します。
- PR 2379650:API 呼び出しを使用してドライバのキューおよびワールド数を設定すると、ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがある
SCSIBindCompletionWorlds()
メソッドを使用すると、ドライバのキューおよびワールドの数を設定できます。ただし、numQueues
パラメータを 1 より大きい値に設定し、numWorlds
パラメータを 1 以下の値に設定して API を呼び出すと、保持されたロックが解除されないで API 呼び出しが返されることがあります。その結果、デッドロック状態になり、ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
プロファイル名 | ESXi-6.5.0-20190804001-standard |
ビルド | ビルド情報については、このページのトップを参照してください。 |
ベンダー | VMware, Inc. |
リリース日 | 2019 年 8 月 20 日 |
許容レベル | PartnerSupported |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
影響のある VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2379650 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
SCSIBindCompletionWorlds()
メソッドを使用すると、ドライバのキューおよびワールドの数を設定できます。ただし、numQueues
パラメータを 1 より大きい値に設定し、numWorlds
パラメータを 1 以下の値に設定して API を呼び出すと、保持されたロックが解除されないで API 呼び出しが返されることがあります。その結果、デッドロック状態になり、ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。
プロファイル名 | ESXi-6.5.0-20190804001-no-tools |
ビルド | ビルド情報については、このページのトップを参照してください。 |
ベンダー | VMware, Inc. |
リリース日 | 2019 年 8 月 20 日 |
許容レベル | PartnerSupported |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
影響のある VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2379650 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
SCSIBindCompletionWorlds()
メソッドを使用すると、ドライバのキューおよびワールドの数を設定できます。ただし、numQueues
パラメータを 1 より大きい値に設定し、numWorlds
パラメータを 1 以下の値に設定して API を呼び出すと、保持されたロックが解除されないで API 呼び出しが返されることがあります。その結果、デッドロック状態になり、ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。
既知の問題
既知の問題には、次のトピックが含まれます。
その他の問題- マスク不可能割り込み (NMI) を手動でトリガしても、AMD EPYC 7002 シリーズ プロセッサを搭載した vCenter Server システムでは動作しないことがある
ハードウェア管理コンソール (BMC) を使用するか物理的な NMI ボタンを押して NMI を要求すると、ESXi ホストで障害が発生してパープル スクリーンが表示され、コアがダンプされます。ただし、何も起こらず、ESXi は動作し続けます。
回避策:カーネル起動オプション
iovDisableIR
をTRUE
に設定して、割り込み再マッピング機能の使用を無効にします。- 次のコマンドを使用して、
iovDisableIR = TRUE
を設定します。# esxcli system settings kernel set -s iovDisableIR -v TRUE
- ESXi ホストを再起動します。
- 再起動後、
iovDisableIR
がTRUE
に設定されていることを確認します。# esxcli system settings kernel list |grep iovDisableIR.
この仕様問題を解決する必要がない場合は、この回避策を適用しないでください。
- 次のコマンドを使用して、
- AMD EPYC 7002 シリーズ プロセッサを搭載した vCenter Server システムで、PCI パススルー デバイスが割り当てられた仮想マシンのパワーオンに失敗することがある
AMD EPYC 7002 シリーズ プロセッサなどの特定の vCenter Server システム構成およびデバイスでは、PCI パススルー デバイスが割り当てられた仮想マシンのパワーオンに失敗することがあります。vmkernel ログに次のようなメッセージが表示されます。
4512 2019-08-06T06:09:55.058Z cpu24:1001397137)AMDIOMMU: 611: IOMMU 0000:20:00.2: Failed to allocate IRTE for IOAPIC ID 243 vector 0x3f
4513 2019-08-06T06:09:55.058Z cpu24:1001397137)WARNING: IOAPIC: 1238: IOAPIC Id 243: Failed to allocate IRTE for vector 0x3f回避策:カーネル起動オプション
iovDisableIR
をTRUE
に設定して、割り込み再マッピング機能の使用を無効にします。- 次のコマンドを使用して、
iovDisableIR = TRUE
を設定します。# esxcli system settings kernel set -s iovDisableIR -v TRUE
- ESXi ホストを再起動します。
- 再起動後、
iovDisableIR
がTRUE
に設定されていることを確認します。# esxcli system settings kernel list |grep iovDisableIR.
この仕様問題を解決する必要がない場合は、この回避策を適用しないでください。
- 次のコマンドを使用して、