リリース日:2019 年 12 月 19 日
ビルドの詳細
ダウンロード ファイル名: | ESXi650-201912002.zip |
ビルド: | 15256549 |
ダウンロード サイズ: | 482.4 MB |
md5sum: | b3d3d2c6c92648dc3d13b03aecda1faf |
sha1checksum: | fffdf762801e389046242b7b8a42e5d8adacb10e |
ホストの再起動が必要: | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要: | はい |
セキュリティ パッチ
パッチ ID | カテゴリ | 重要度 |
ESXi650-201912401-BG | バグ修正 | 最重要 |
ESXi650-201912402-BG | バグ修正 | 重要 |
ESXi650-201912403-BG | バグ修正 | 重要 |
ESXi650-201912404-BG | バグ修正 | 重要 |
ESXi650-201912101-SG | セキュリティ | 重要 |
ESXi650-201912102-SG | セキュリティ | 重要 |
ESXi650-201912103-SG | セキュリティ | 重要 |
ESXi650-201912104-SG | セキュリティ | 重要 |
ロールアップ パッチ
このロールアップ パッチには、ESXi 6.5 の初回リリース以降のすべての修正が入っている最新の VIB が含まれています。
パッチ ID | カテゴリ | 重要度 |
ESXi650-201912002 | バグ修正 | 最重要 |
イメージ プロファイル
VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。
イメージ プロファイルの名前 |
ESXi-6.5.0-20191204001-standard |
ESXi-6.5.0-20191204001-no-tools |
ESXi-6.5.0-20191201001s-standard |
ESXi-6.5.0-20191201001s-no-tools |
各パッチの詳細については、「パッチのダウンロード」ページおよび「解決した問題」セクションを参照してください。
パッチ ダウンロードおよびインストール
一般的に ESXi ホストにパッチを適用する際は、VMware vSphere Update Manager を使用します。詳細については、「VMware vSphere Update Manager のインストールと管理について」を参照してください。
ESXi ホストをアップデートするには、VMware ダウンロード ページからパッチ ZIP ファイルを手動でダウンロードし、esxcli software vib
コマンドを実行して vib をインストールします。また、イメージ プロファイルと esxcli software profile
コマンドを使用して、システムをアップデートできます。
詳細については、『vSphere Command-Line Interface Concepts and Examples』および『vSphere アップグレード ガイド』を参照してください。
解決した問題
解決された問題には、次のトピックが含まれます。
- ESXi650-201912401-BG
- ESXi650-201912402-BG
- ESXi650-201912403-BG
- ESXi650-201912404-BG
- ESXi650-201912101-SG
- ESXi650-201912102-SG
- ESXi650-201912103-SG
- ESXi650-201912104-SG
- ESXi-6.5.0-20191204001-standard
- ESXi-6.5.0-20191204001-no-tools
- ESXi-6.5.0-20191201001s-standard
- ESXi-6.5.0-20191201001s-no-tools
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 最重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2360407、2403863、2368281、2399214、2399723、2337888、2379543、2389006、2370145、2410508、2394253、2425066、2389128、2444667、2448025、2437368、2271176、2423302、2405783、2393379、2412737、2357384、2381549、2443938、2445628、2170024、2334089、2343912、2372211、2388141、2409981、2412640、2406038、2367194、2430956、2367003、2397504、2432248、2404787、2407598、2453909、2430178、2423695、2359950、2334733、2449875、2436649、2349289、2385716、2340751、2386848、2439250、2423391 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは esx-base、esx-tboot、vsan
、および vsanhealth
VIB をアップデートし、次の問題を解決します。
- PR 2360407:3D ソフトウェア アクセラレーションを使用する一部のアプリケーションを仮想マシン上で実行すると、仮想マシンが応答を停止することがある
仮想マシンが、特定の 3D 状態およびシェーダを使用するアプリケーションを実行している場合に、ソフトウェア 3D アクセラレーションが有効だと、仮想マシンが応答を停止することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2403863:マスク不可能割り込み (NMI) を手動でトリガしても、AMD EPYC 7002 シリーズ プロセッサを搭載した ESXi ホストでは動作しないことがある
ハードウェア管理コンソール (BMC) を使用するか物理的な NMI ボタンを押して NMI を要求すると、ESXi ホストで障害が発生してパープル スクリーンが表示され、コアがダンプされます。ただし、何も起こらず、ESXi ホストは動作し続けます。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2368281:API 呼び出しを使用してドライバのキューおよびワールド数を設定すると、ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがある
SCSIBindCompletionWorlds ()
メソッドを使用すると、ドライバのキューおよびワールドの数を設定できます。ただし、numQueues
パラメータを 1 より大きい値に設定し、numWorlds
パラメータを 1 以下の値に設定して API を呼び出すと、保持されたロックが解除されないで API 呼び出しが返されることがあります。その結果、デッドロック状態になり、ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2399214:AMD EPYC 7002 シリーズ プロセッサを使用する vCenter Server システムで、PCI パススルー デバイスが割り当てられた仮想マシンのパワーオンに失敗することがある
AMD EPYC 7002 シリーズ プロセッサを使用する vCenter Server システムで、PCI パススルー デバイスが割り当てられた仮想マシンのパワーオンに失敗することがあります。
vmkernel.log
に次のようなメッセージが表示されます。4512 2019-08-06T06:09:55.058Z cpu24:1001397137)AMDIOMMU: 611: IOMMU 0000:20:00.2: Failed to allocate IRTE for IOAPIC ID 243 vector 0x3f
4513 2019-08-06T06:09:55.058Z cpu24:1001397137)WARNING: IOAPIC: 1238: IOAPIC Id 243: Failed to allocate IRTE for vector 0x3fAMD IOMMU 割り込み再マッピングで、IOAPIC 割り込みはベクトル番号と等しい IRTE インデックスを使用します。場合によっては、IOAPIC 以外の割り込みが、IOAPIC 割り込みで必要とされるインデックスを取得することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2399723:仮想マシン クライアントで追加のメモリ予約が必要な場合に、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある
仮想マシン クライアントで追加のメモリ予約が必要な場合に ESXi ホストに使用可能なメモリがないと、ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなバックトーレスが表示されます。
@BlueScreen: #PF Exception 14 in world 57691007:vmm0:LGS-000 IP 0x41802601d987 addr 0x88
PTEs:0x2b12a6c027;0x21f0480027;0xbfffffffff001;
0x43935bf9bd48:[0x41802601d987]MemSchedReapSuperflousOverheadInt@vmkernel#nover+0x1b stack: 0x0
0x43935bf9bd98:[0x41802601daad]MemSchedReapSuperflousOverhead@vmkernel#nover+0x31 stack: 0x4306a812
0x43935bf9bdc8:[0x41802601dde4]MemSchedGroupAllocAllowed@vmkernel#nover+0x300 stack: 0x4300914eb120
0x43935bf9be08:[0x41802601e46e]MemSchedGroupSetAllocInt@vmkernel#nover+0x52 stack: 0x17f7c
0x43935bf9be58:[0x418026020a72]MemSchedManagedKernelGroupSetAllocInt@vmkernel#nover+0xae stack: 0x1
0x43935bf9beb8:[0x418026025e11]MemSched_ManagedKernelGroupSetAlloc@vmkernel#nover+0x7d stack: 0x1bf
0x43935bf9bee8:[0x41802602649b]MemSched_ManagedKernelGroupIncAllocMin@vmkernel#nover+0x3f stack: 0x
0x43935bf9bf28:[0x418025ef2eed]VmAnonUpdateReservedOvhd@vmkernel#nover+0x189 stack: 0x114cea4e1c
0x43935bf9bfb8:[0x418025eabc29]VMMVMKCall_Call@vmkernel#nover+0x139 stack: 0x418025eab778本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2337888:ESXi ホストでデフォルト ルートを設定しなかった場合、SNMP トラップは、ESXi SNMP エージェントの IP アドレス シーケンスが逆順となるペイロードを使用して送信される
ESXi ホストでデフォルト ルートを設定しなかった場合は、送信された SNMP トラップのペイロード内で、ESXi SNMP エージェントの IP アドレスが逆順になることがあります。たとえば、SNMP エージェントの IP アドレスが
172.16.0.10
の場合、ペイロード内の IP アドレスは10.0.16.172
になります。その結果、SNMP トラップは、ペイロード内にある ESXi SNMP エージェントの誤った IP アドレスを使用してターゲットに到達します。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2379543:ESXi 6.5 に移行しているときに、Windows 仮想マシンのブルー スクリーンで「マルチプロセッサ構成はサポートされていません」というエラー メッセージが表示される
ゲスト OS が再起動を開始してから ESXi 6.5 に移行するまでの間に、Windows 仮想マシンに障害が発生することがあります。「
マルチプロセッサ構成はサポートされていません
」というエラー メッセージがブルー スクリーンに表示されます。この修正により、移行中にゲスト CPUID のx2APIC id
フィールドが変更されなくなりました。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2389006:vSphere Authentication Proxy を使用して Active Directory ドメインに ESXi ホストを追加すると、断続的に失敗することがある
vSphere Authentication Proxy を使用して ESXi ホストを Active Directory ドメインに追加すると、ホストが Active Directory 環境内に作成したマシン アカウントを一時的に検出できない際のエラー メッセージ「
LW_ERROR_KRB5KDC_ERR_C_PRINCIPAL_UNKNOWN
」に対応するエラー コード41737
が表示され、断続的に停止することがあります。この修正により、Authentication Proxy を使用して ESXi ホストを Active Directory ドメインに追加するための再試行ロジックが追加されます。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2370145:リカバリ不能なメモリ割り当て障害エラーで仮想マシンが失敗する
3D ソフトウェア アクセラレーションが有効になっている場合、ソフトウェア レンダラーが予約されているより多くのメモリを使用すると、仮想マシンの実行可能 (VMX) プロセスが失敗することがあります。
リカバリ不能なメモリ割り当て障害
エラーを確認できます。多くの場合、この問題は Windows 10 OS 仮想マシンで発生します。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2410508:MLDv1 と MLDv2 の両方のデバイスがネットワーク上にある場合に、ESXi ホストをシャットダウンすると、障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがある
メモリ領域が解放されてから別のタスクに割り当てられるまでの間に、ESXi ホストがこのメモリ領域にアクセスすると、非常にまれな競合状態となり、シャットダウン中に動作を停止して、パープル スクリーンが表示されることがあります。この問題は、ネットワーク上に MLDv1 と MLDv2 の両方のデバイスがあり、グローバル IPv6 アドレスが無効になっている場合に発生します。この問題は、ESXi650-201811002 で修正されました。ただし、この修正によって、ESXi ホストのシャットダウン中に別の問題(IPv6 が無効になっている場合に、
NULL
ポインタの逆参照が行われる)が発生するようになりました。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2394253:ゲスト OS の再起動時に仮想マシンの電源を入れ直すように設定できない
マイクロコードを更新した後に、ESXi サーバ上の仮想マシンの CPUID を再度列挙する必要が生じる場合があります。設定パラメータ
vmx.reboot.powerCycle = TRUE
を使用して、必要に応じて仮想マシンの電源を入れ直すようにスケジューリングできます。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2425066:vSphere Replication のチェックサムを無効にすると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある
ESXi 詳細設定でパラメータ
HBR.ChecksumUseChecksumInfo = 0
を設定して vSphere Replication のチェックサムを無効にすると、場合によっては、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2389128:ゲスト OS で vSphere Fault Tolerance (vSphere FT) とグラフィック アドレス リマップ テーブル (GART) がともに有効になっている場合、予期しないフェイルオーバーが発生するか、ブルー スクリーンが表示される
ゲスト OS で vSphere FT と GART がともに有効になっている場合に、競合状態が原因で予期しないフェイルオーバーが発生するか、ブルー スクリーンが表示されることがあります。vSphere FT はゲスト ページ テーブルをスキャンしてダーティ ページを特定し、ビットマップを生成します。各 vCPU は競合を回避するために、それぞれ異なるページ範囲をスキャンします。ただし、GART も有効になっている場合は、ゲストの物理ページ番号 (PPN) がマッピング済みの領域にマッピングされることがあります。また、複数の PPN が同じ BusMem ページ番号 (BPN) にマッピングされることもあります。これにより、2 つの vCPU が異なる領域内にある 2 つの PPN を処理している場合、ビットマップ内の同じ QWORD に書き込まれます。
本リリースで、この問題は修正されました。この修正では、競合状態を回避するために、ビットマップ書き込み操作にアトミック操作を強制的に使用して、GART に対して
physmem
のサポートを有効にします。 - PR 2444667:vmx.log.rotateSize パラメータに低い上限値を設定すると、パワーオンまたは vSphere vMotion の実行中に VMX プロセスが停止することがある
vmx.log.rotateSize
パラメータに低い上限値を設定すると、パワーオンまたは vSphere vMotion の実行中に VMX プロセスが停止することがあります。vmx.log.rotateSize
パラメータに 100 KB 未満の値を使用している場合は、これらの問題が発生する可能性が高くなります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2448025:ホット アドされた PCIe デバイスに対して PCI Express (PCIe) の詳細なエラー報告 (AER) に関するレジスタ設定が見つからないか、正しくない可能性がある
PCIe _HPX
レコードの設定のみが含まれている PCI ホット プラグ スロットの下にデバイスを追加すると、ホット アドされたデバイス内の一部の PCIe レジスタが適切に設定されないことがあります。これにより、PCIe AER レジスタの設定が失われるか、不適切になります。たとえば、AER ドライバ コントロールまたは AER マスク レジスタが初期化されなくなります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2437368:ホスト プロファイルの修正が終了するときに、VMware vSphere Distributed Switch から仮想ネットワーク アダプタが削除されることがある
IPv6 サポートが無効な状態で ESXi ホストからホスト プロファイルを抽出した後で、そのホスト プロファイルの修正中に IPv4 のデフォルト ゲートウェイがオーバーライドされた場合は、DSwitch0 などの仮想ネットワーク アダプタが vSphere Distributed Switch (VDS) 上に作成されることを示すメッセージが表示されることがあります。ところが、アダプタは実際には VDS から削除されます。これは、
ipV6DefaultGateway
パラメータの値が「::」
であるためです。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2271176:vSphere Virtual Volumes データストア上の複数の仮想マシンをパワーオフするか削除すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある
vSphere Virtual Volumes データストア上の複数の仮想マシンをパワーオフするか削除すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。画面に PF 例外 14 を示すメッセージが表示されます。この問題は、複数のホストに影響する可能性があります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2423302:仮想マシンをスナップショットに戻すと、Change Block Tracking (CBT) データが破損することがある
CBT が有効になっている仮想マシンをメモリ スナップショットではないスナップショットに戻す場合、
QueryChangedDiskAreas()
API 呼び出しを使用すると、InvalidArgument
エラーが表示されることがあります。本リリースで、この問題は修正されました。ESXi650-201912002 では、
QuerychangedDiskAreas()
呼び出しの出力がFileFault
に変わり、この問題の詳細情報を提供するメッセージ「ディスク <disk_path> で変更追跡がアクティブではありません
」が追加されます。
この修正を使用する場合は、仮想マシンをパワーオンまたは再設定して、仮想マシンをスナップショットに戻してから CBT を有効にし、スナップショットを作成してフル バックアップを実行する必要があります。
仮想マシンを再設定するには、次の手順を実行します。- 管理対象オブジェクト ブラウザのグラフィカル インターフェイスで、
ReconfigVM_Task
を実行します。その際に、https://vc または host ip/mob/?moid=仮想マシンの管理対象オブジェクトの ID&method=reconfigure
などの URL を使用します。 <spec>
タグで<ChangeTrackingEnabled>true</ChangeTrackingEnabled>
を追加します。- メソッドの起動 をクリックします。
- 管理対象オブジェクト ブラウザのグラフィカル インターフェイスで、
- PR 2405783:接続に問題がある ESXi ホストに対するランダム健全性チェックでアラートが発生する
API を使用して ESXi ホストのクエリを実行すると、応答が遅くなり、ホストの接続に関する健全性チェックのアラートが誤って発生することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2393379: vSAN に対する警告:大規模クラスタでの基本(ユニキャスト)接続チェック
ESXi ホスト数が 33 台以上である大規模クラスタの場合、vSAN で次のような事象が確認されることがあります。多数のホストが ping を送信することにより、基本(ユニキャスト)接続チェックで警告を報告することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2412737:クラスタの引き継ぎが完了しない場合、vSAN ストレッチ クラスタの仮想マシンが応答を停止することがある
vSAN ストレッチ クラスタでは、クラスタ プライマリ ホストは優先フォルト ドメインから選択されます。使用可能なホストがない場合は、クラスタ プライマリ ホストはセカンダリ フォルト ドメインから選択されます。ただし、優先フォルト ドメインのノードがクラスタに参加している場合、クラスタの引き継ぎと呼ばれるプロセスにより、このホストがプライマリとして選択されます。これにより、クラスタが不良な状態になる可能性があります。何らかの理由でクラスタの引き継ぎが完了しない場合、このクラスタの仮想マシンは応答を停止します。
本リリースで、この問題は修正されました。この修正を有効にするには、vSAN ストレッチ クラスタ内のすべてのホストで、このパッチを適用する必要があります。
- PR 2357384:カスタムの HTTP ポートを持つ vCenter Server Appliance にパッチを適用した後、vSAN 健全性サービスの開始に失敗する
vCenter Server Appliance にパッチを適用して 6.5 Update 2 以降にすると、vSAN 健全性サービスが開始に失敗することがあります。この問題は、HTTP および HTTPS のカスタム ポート割り当てが、次のファイルによって正しく更新されないことが原因で発生している可能性があります。
/etc/vmware-vsan-health/config.conf
。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2381549:vSAN VASA プロバイダがオフラインになり、VASA ベンダー プロバイダの更新が失敗することがある
QRadar Vulnerability Manager を実行して ESXi ホストをスキャンした後に、ESXi ホスト上の vsanvpd プロセスが停止することがあります。この問題は、vsanvpd との通信が想定されたプロトコルに従っていない場合に発生します。vsanvpd は接続を拒否し、終了します。その結果、VASA ベンダー プロバイダ情報の登録または登録解除に失敗します。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2443938:SLAAC を使用して多数の IPv6 アドレスが割り当てられている場合、SNMP サービスが失敗することがある
ESXi ホストで IPv6 が有効になっていて、多くの IPv6 アドレスが SLAAC を使用して割り当てられている場合、SNMP サービスが失敗することがあります。IPv6 アドレスのループ ロジックでエラーが発生し、この問題が発生します。その結果、ESXi ホストのステータスを監視できません。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2445628:PCI パススルー デバイスを使用する仮想マシンをリセットまたは再起動した後、パワーオンに失敗する
古いパラメータが原因で、リセットまたは再起動中にパススルー デバイスからの割り込み情報が誤って処理されることがあります。その結果、PCI パススルー デバイスを使用する仮想マシンをリセットまたは再起動した後、パワーオンに失敗することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2170024:メモリ再割り当ての失敗による小規模の占有量の CIM ブローカ (SFCB) のコアダンプ
メモリ再割り当ての失敗により、SFCB が失敗し、コアダンプが発生することがあります。次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
sfcb-vmware_raw[68518]: tool_mm_realloc_or_die:メモリの再割り当てに失敗しました (orig=1600000 new=3200000 msg= メモリを割り当てることができません。中止します。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2334089:hostd サービスが応答を停止し、コア ダンプが発生する
分散ポート グループへの保存処理中に、内部エラーが原因で hostd サービスが一時的に応答しなくなることがあります。
/var/core/
ディレクトリにhostd--zdump
ファイルが表示されます。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2343912:ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要がある
Tegile ストレージ アレイで 1 秒あたりの I/O 処理数を 1 に設定するには、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。
本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ESXi ホストバージョン 6.5.x で Tegile ストレージ アレイの Storage Array Type Plug-in (SATP) は次のように設定されます。
esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_ALUA -V TEGILE -M "INTELLIFLASH" -c tpgs_on --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e "Tegile arrays with ALUA support"
esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_DEFAULT_AA -V TEGILE -M "INTELLIFLASH" -c tpgs_off --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e "Tegile arrays without ALUA support"'''
- PR 2372211:多数の仮想分散スイッチ ポートに割り当てられたメモリがヒープ制限を超えると、hostd サービスが失敗することがある
場合によっては、多数の仮想分散スイッチ ポートに割り当てられたメモリが
dvsLargeHeap
パラメータを超えることがあります。これにより、hostd サービスまたは実行中のコマンドが失敗することがあります。本リリースで、この問題は修正されました。次の設定
esxcfg-advcfg -s X /Net/DVSLargeHeapMBPERGB
を使用して、dvsLargeHeap
パラメータをシステムの物理メモリに合わせることができます。ここでX
は、ESXi ホストの物理メモリを基準としてヒープの上限を定義する 1 ~ 20 の整数値です。たとえば、X
が 5 で、物理メモリが 40 GB の場合は、ヒープ制限が 200 MB に設定されます。
この設定を使用するには、ESXi ホストを再起動する必要があります。 - PR 2388141:vCenter Server のルート レベルで vSAN 権限を付与すると、他の vSphere データストアが影響を受けることがある
vSAN データストアを作成するには、管理者は次の権限を持つ必要があります。
+Host.Config.Storage
。
この権限を使用すると、管理者は vCenter Server で配置されたすべてのデータストアをアンマウントできます。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2409981:Horizon リンク クローン デスクトップで Content-Based Read Cache (CBRC) のダイジェスト再計算操作を行うと、長い時間がかかることがある
Horizon リンク クローン デスクトップを更新するか、再構成すると、その後に再計算操作が行われて、長い時間がかかることがあります。再計算操作で遅延が発生すると、デスクトップのダイジェスト ファイルが正しく構成されなくなることがあります。その結果、レプリカ ディスクのすべての I/O の再計算が終了します。レプリカ内で I/O が輻輳することによって、ダイジェスト再計算時間は長くなります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2412640:SR-IOV ネットワーク アダプタを同一の再構成処理中に削除して追加すると、アダプタが不明な PCIe デバイスとして表示される
SR-IOV ネットワーク アダプタを同一の再構成処理中に削除して追加すると、場合によっては、新しいアダプタのプロパティが上書きされ、不明な PCIe デバイスとして表示されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2406038:VMware Horizon View を使用してインスタント クローン プールのプロビジョニングを行うと、モジュール「CheckpointLate」のパワーオンに失敗しましたというエラー メッセージとともに失敗することがある
まれに発生する競合状態により、View を使用した仮想マシンのプロビジョニングが「
モジュール「CheckpointLate」のパワーオンが失敗しました
」というエラーで失敗することがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2367194:リファレンス ホストからホスト プロファイルを更新すると、ホストベースのカーネル パラメータとチャレンジハンドシェイク認証プロトコル (CHAP) のシークレットが失われる
リファレンス ホストからホスト プロファイルを更新する場合、カーネル モジュール パラメータのデフォルト ポリシー オプションは固定値であるため、すべてのホストごとのカーネル パラメータも固定値になり、再利用できません。また、CHAP シークレットはホストから抽出できないため、事実上失われます。
本リリースで、この問題は修正されました。ESXi ホスト設定の更新ごとにホストベースのカーネル モジュール パラメータと CHAP シークレットを再入力しないようにするため、ESXi650-201912002 にはこのデータを保存するための新しい機能が追加されています。
- PR 2430956:iLok USB キー デバイスのパススルー中に仮想マシンが失敗することがある
iLok USB キー デバイスのパススルー中に VMX パニック エラー メッセージが表示されて、仮想マシンが失敗することがあります。「
PANIC: Unexpected signal: 11
」のようなエラーが仮想マシン ログ ファイルvmware.log
に記録されます。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2367003:Dell EMC Trident ストレージ アレイの場合、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要がある
Dell EMC Trident ストレージ アレイで 1 秒あたりの I/O 処理数を 1 に設定するには、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。
本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、Trident ストレージ アレイのデフォルト値として、Storage Array Type Plugin (SATP) が
VMW_SATP_ALUA
に、Path Selection Policy (PSP) がVMW_PSP_RR
に、Claim Options がtpgs_on
に設定されます。 - PR 2397504:Permanent Device Loss (PDL) イベントの通知によって ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある
ESXi 6.5 では、PDL 終了の通知はサポートされなくなりましたが、このようなイベントが発生した場合、プラグイン可能なストレージ アーキテクチャ (PSA) から VMFS レイヤーに引き続き通知が送信されることがあります。これにより、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2432248:サードパーティ プロバイダ クラスのクラス情報の取得中に、小規模な占有量の CIM ブローカ (SFCB) が失敗する
root/emc/host
名前空間の下でOSLS_InstCreation
、OSLS_InstDeletion
、OSLS_InstModification
のようなサードパーティ プロバイダ クラスのgetClass
コマンドを使用してクエリを実行すると、セグメンテーション エラーにより、SFCB が失敗します。本リリースで、この問題は修正されました。
- OpenSSL のアップデート
OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2t にアップデートされました。
- PR 2407598:親の物理機能 (PF) とは異なるバスで生成された仮想機能 (VF) を使用できない
親の PF が C1:00.0 のような SBDF 上にあり、この PF が C2:00.0 などから始まる VF を生成した場合、その VF を使用することはできません。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2453909:CIM エージェントを有効にするとすぐに syslog.log でスパムのログが開始される
CIM エージェントを有効にすると、すぐに ESXi ホストの
syslog.log
で 1 分ごとに複数のログの受信が開始されることがあります。
ログは次のようになります。2019-09-16T12:59:55Z sfcb-vmware_base[2100102]: VMwareHypervisorStorageExtent::fillVMwareHypervisorStorageExtentInstance - durable name length is too large: 256
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2430178:xmap の割り当て失敗が原因で、3D 仮想マシンを含む ESXi ホストで障害が発生し、ブルー スクリーン エラーが表示されることがある
vSphere vMotion を使用して 3D 仮想マシンを移行するなどの処理中に、メモリ割り当てプロセスが
NULL
値を返すことがあります。その結果、VMkernel コンポーネントがメモリにアクセスできず、ESXi ホストで障害が発生することがあります。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2423695:esxcfg-info コマンドを実行すると、エラーを含んだ状態で出力が返される
esxcfg-info
コマンドを実行すると、次のようなエラーを含んだ状態で出力が表示される場合があります。ResourceGroup: Skipping CPU times for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688
ResourceGroup: Skipping VCPU stats for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2359950:ホットアド トランスポート モードを使用して独立型読み取り専用 VMDK ファイルをバックアップすると、CTK ファイルが予期せずに削除されることがある
プロキシ仮想マシンからディスクのホット リムーブを実行すると、独立型読み取り専用 VMDK ファイルの CTK ファイルが削除されることがあります。この問題は、プロキシ仮想マシンで CBT が有効になっているかどうかに関わらず発生します。バックアップ後に最新のスナップショットを削除すると、CTK ファイルはリストアされます。また、この問題はバックアップのワークフローには影響しません。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2334733:ESXi ホストがパープル スクリーンと次のようなエラーを表示して停止することがある。PF Exception 14 in world XXX:Unmap Helper IP XXX
VMFS ボリュームへの接続が閉じている間に、マッピング解除されたデータ構造にアクセスすると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。バックトレースに
PF Exception 14 in world XXX:Unmap Helper IP XXX
のようなエラーが表示されます。本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2449875:vCenter Server との接続に失敗すると、vSAN クラスタがパーティション化することがある
vSAN クラスタ内の ESXi ホストが vCenter Server システムへの接続を失うと、ホストは最新の vSAN vmodl バージョンを取得できず、デフォルトの標準の vim に戻ります。これが原因で、ESXi ホストでユニキャスト アドレスのリストがクリアされ、クラスタ パーティションが発生することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2436649:vSphere Client または vSphere Web Client にソフトウェアベースの iSCSI アダプタが表示されないことがある
iSCSI モジュールのメモリ リークが原因で、ターゲット検出プロセスで、ソフトウェアベースの iSCSI アダプタが vSphere Client または vSphere Web Client に表示されないことがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2349289:クラスタの再参加中に ESXi ホストが停止することがある
クラスタの再参加イベントで、ESXi650-201811002 を実行している ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。この障害は、CMMDS モジュールが誤ってホストの CMMDS ユーティリティを解放する際に発生します。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2385716:変更ブロックのトラッキング (CBT) が有効になっている仮想マシンで、スナップショットの作成中に長い待機時間が報告されることがある
CBT が有効になっている仮想マシンでは CBT ファイルのコピーに 8 KB のバッファが使用されるため、スナップショットの作成中に長時間の待機時間が報告されることがあります。この修正によりバッファ サイズは 1 MB に増加するため、大きな CBT ファイルをコピーする場合に複数回読み取りと書き込みをする必要がなくなり、待機時間が短縮されます。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2340751:ファームウェア バージョン 1.30 の HPE サーバが I/O モジュール センサーに対してハードウェア ステータスに関する警告をトリガすることがある
ファームウェア バージョン 1.30 の HPE サーバから、I/O モジュール センサーのステータスが警告になっていると報告されることがあります。次のようなメッセージが表示されることがあります:
[Device] I/O Module n ALOM_Link_Pn
または[Device] I/O module n NIC_Link_Pn
。本リリースで、この問題は修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB53134 を参照してください。
- PR 2386848:ESXi ホストで、転送キューが競合状態になったためにネットワーク問題が発生し、接続が切断されることがある
仮想スイッチ アップリンク ポートを仮想スイッチまたは分散仮想スイッチから切断して、別の仮想スイッチまたは分散仮想スイッチに接続すると、競合状態になって、物理 NIC の転送キューが無効になります。その結果、仮想マシン間のネットワーク接続が切断されることがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2439250:VMFS6 ボリュームが 1 PB を超えると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがある
デフォルトでは、ESXi ホスト上の VMFS6 ボリュームのメモリ プールの構成上の上限は 1 PB ですが、プールを拡張して最大 4 PB までサポートできます。ただし、データストアの合計サイズが 1 PB を超えると、メモリの停止が原因で ESXi ホストがパープル スクリーンが表示して停止することがあります。この修正により、最大 16 PB まで構成を変更できるようになります。LFBCSlabSizeMaxMB 設定の上限を設定し、ESXi ホスト上のすべてのデータストアの合計サイズまで拡張する必要があります。デフォルトは 8 です。この値で 1 PB の合計容量に対応することができますが、128(16 PB に対応)まで上限を増やすことができます。変更を有効にするには、ESXi ホストを再起動する必要があります。
本リリースで、この問題は修正されました。
- PR 2423391:まれに、仮想マシンの CPU パフォーマンス カウンタを収集するときに ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがある
仮想マシンのパワーオフ操作と、CPU パフォーマンス カウンタを収集する実行クエリの間で競合が発生するため、vCenter Server システムから NULL ポインタへの逆参照が行われることがあります。これが原因で、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | なし |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB | VMware_bootbank_esx-xserver_6.5.0-3.120.15256549 |
修正されたパッチ リリース | 2364560 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは esx-xserver
VIB をアップデートして、次の問題を解決します。
- PR 2364560:複数の GPU を搭載したシステムで Xorg を起動できないことがある
複数の Xorg スクリプトが並列に実行されて、相互に干渉することがあります。その結果、複数の GPU を搭載したシステムで Xorg スクリプトを起動できないことがあります。
本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、起動操作中に 1 つの Xorg スクリプトが実行されるようになりました。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB | VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.650.3.120.15256549 |
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは vmkusb
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | バグ修正 |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB | VMware_bootbank_native-misc-drivers_6.5.0-3.120.15256549 |
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは native-misc-drivers
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | セキュリティ |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは、esx-base、esx-tboot、vsan
および vsanhealth
VIB をアップデートします。
パッチのカテゴリ | セキュリティ |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | はい |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | はい |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB | VMware_bootbank_cpu-microcode_6.5.0-3.116.15256468 |
修正されたパッチ リリース | 2363675 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは cpu-microcode
VIB をアップデートします。
- cpu-microcode VIB には、次の Intel マイクロコードが含まれています。
コード名 FMS Plt ID MCU のリビジョン MCU の日付 ブランド名 Nehalem EP 0x106a5 0x03 0x0000001d 5/11/2018 Intel Xeon 35xx Series
Intel Xeon 55xx SeriesLynnfield 0x106e5 0x13 0x0000000a 5/8/2018 Intel Xeon 34xx Lynnfield Series Clarkdale 0x20652 0x12 0x00000011 5/8/2018 Intel i3/i5 Clarkdale Series
Intel Xeon 34xx Clarkdale SeriesArrandale 0x20655 0x92 0x00000007 4/23/2018 Intel Core i7-620LE Processor Sandy Bridge DT 0x206a7 0x12 0x0000002f 2/17/2019 Intel Xeon E3-1100 Series
Intel Xeon E3-1200 Series
Intel i7-2655-LE Series
Intel i3-2100 SeriesWestmere EP 0x206c2 0x03 0x0000001f 5/8/2018 Intel Xeon 56xx Series
Intel Xeon 36xx SeriesSandy Bridge EP 0x206d7 0x6d 0x00000718 5/21/2019 Intel Pentium 1400 Series
Intel Xeon E5-1400 Series
Intel Xeon E5-1600 Series
Intel Xeon E5-2400 Series
Intel Xeon E5-2600 Series
Intel Xeon E5-4600 SeriesNehalem EX 0x206e6 0x04 0x0000000d 5/15/2018 Intel Xeon 65xx Series
Intel Xeon 75xx SeriesWestmere EX 0x206f2 0x05 0x0000003b 5/16/2018 Intel Xeon E7-8800 Series
Intel Xeon E7-4800 Series
Intel Xeon E7-2800 SeriesIvy Bridge DT 0x306a9 0x12 0x00000021 2/13/2019 Intel i3-3200 Series
Intel i7-3500-LE/UE
Intel i7-3600-QE
Intel Xeon E3-1200-v2 Series
Intel Xeon E3-1100-C-v2 Series
Intel Pentium B925CHaswell DT 0x306c3 0x32 0x00000027 2/26/2019 Intel Xeon E3-1200-v3 Series
Intel i7-4700-EQ Series
Intel i5-4500-TE Series
Intel i3-4300 SeriesIvy Bridge EP 0x306e4 0xed 0x0000042e 3/14/2019 Intel Xeon E5-4600-v2 Series
Intel Xeon E5-2600-v2 Series
Intel Xeon E5-2400-v2 Series
Intel Xeon E5-1600-v2 Series
Intel Xeon E5-1400-v2 SeriesIvy Bridge EX 0x306e7 0xed 0x00000715 3/14/2019 Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series Haswell EP 0x306f2 0x6f 0x00000043 3/1/2019 Intel Xeon E5-4600-v3 Series
Intel Xeon E5-2600-v3 Series
Intel Xeon E5-2400-v3 Series
Intel Xeon E5-1600-v3 Series
Intel Xeon E5-1400-v3 SeriesHaswell EX 0x306f4 0x80 0x00000016 6/17/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series Broadwell H 0x40671 0x22 0x00000021 6/13/2019 Intel Core i7-5700EQ
Intel Xeon E3-1200-v4 SeriesAvoton 0x406d8 0x01 0x0000012d 9/16/2019 Intel Atom C2300 Series
Intel Atom C2500 Series
Intel Atom C2700 SeriesBroadwell EP/EX 0x406f1 0xef 0x0b000038 6/18/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v4 Series
Intel Xeon E5-4600-v4 Series
Intel Xeon E5-2600-v4 Series
Intel Xeon E5-1600-v4 SeriesSkylake SP 0x50654 0xb7 0x02000065 9/5/2019 Intel Xeon Platinum 8100 Series
Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 Series
Intel Xeon D-2100 Series
Intel Xeon D-1600 Series
Intel Xeon W-3100 Series
Intel Xeon W-2100 SeriesCascade Lake B-0 0x50656 0xbf 0x0400002c 9/5/2019 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
Intel Xeon Gold 6200/5200
Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
Intel Xeon W-3200Cascade Lake 0x50657 0xbf 0x0500002c 9/5/2019 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
Intel Xeon Gold 6200/5200
Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
Intel Xeon W-3200Broadwell DE 0x50662 0x10 0x0000001c 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series Broadwell DE 0x50663 0x10 0x07000019 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series Broadwell DE 0x50664 0x10 0x0f000017 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series Broadwell NS 0x50665 0x10 0x0e00000f 6/17/2019 Intel Xeon D-1600 Series Skylake H/S 0x506e3 0x36 0x000000cc 4/1/2019 Intel Xeon E3-1500-v5 Series
Intel Xeon E3-1200-v5 SeriesDenverton 0x506f1 0x01 0x0000002e 3/21/2019 Intel Atom C3000 Series Kaby Lake H/S/X 0x906e9 0x2a 0x000000c6 8/14/2019 Intel Xeon E3-1200-v6 Series
Intel Xeon E3-1500-v6 SeriesCoffee Lake H/S 0x906ea 0x22 0x000000c6 8/14/2019 Intel Xeon E-2100 Series Coffee Lake H/S 0x906eb 0x02 0x000000c6 8/14/2019 Intel Xeon E-2100 Series Coffee Lake H/S 0x906ec 0x22 0x000000c6 8/14/2019 Intel Xeon E-2100 Series Coffee Lake Refresh 0x906ed 0x22 0x000000c6 8/14/2019 Intel Xeon E-2200 Series
パッチのカテゴリ | セキュリティ |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | なし |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB | VMware_locker_tools-light_6.5.0-3.116.15256468 |
修正されたパッチ リリース | 2377205 |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは tools-light
VIB をアップデートします。
次の VMware Tools ISO イメージが ESXi650-201912002 にバンドルされます。
windows.iso
:Windows Vista (SP2) 以降用の VMware Tools 11.0.1 ISO イメージlinux.iso
:Linux OS、glibc 2.5 以降用の VMware Tools 10.3.21 ISO イメージ
次の VMware Tools 10.3.10 の ISO イメージをダウンロードできます。
solaris.iso
:VMware Tools イメージ (Solaris)darwin.iso
:VMware Tools イメージ (OSX)
ESXi にバンドルされていないプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。
パッチのカテゴリ | セキュリティ |
パッチの重要度 | 重要 |
ホストの再起動が必要 | なし |
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 | なし |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
含まれる VIB | VMware_bootbank_esx-ui_1.33.5-15102916 |
修正されたパッチ リリース | 該当なし |
CVE 番号 | 該当なし |
このパッチは esx-ui
VIB をアップデートします。
プロファイル名 | ESXi-6.5.0-20191204001-standard |
ビルド | ビルド情報については、このページのトップを参照してください。 |
ベンダー | VMware, Inc. |
リリース日 | 2019 年 12 月 19 日 |
許容レベル | PartnerSupported |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
影響のある VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2360407、2403863、2368281、2399214、2399723、2337888、2379543、2389006、2370145、2410508、2394253、2425066、2389128、2444667、2448025、2437368、2271176、2423302、2405783、2393379、2412737、2357384、2381549、2443938、2445628、2170024、2334089、2343912、2372211、2388141、2409981、2412640、2406038、2367194、2430956、2367003、2397504、2432248、2404787、2407598、2453909、2430178、2423695、2359950、2334733、2449875、2436649、2349289、2385716、2340751、2386848、2439250、2364560 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
- このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
-
仮想マシンが、特定の 3D 状態およびシェーダを使用するアプリケーションを実行している場合に、ソフトウェア 3D アクセラレーションが有効だと、仮想マシンが応答を停止することがあります。
-
ハードウェア管理コンソール (BMC) を使用するか物理的な NMI ボタンを押して NMI を要求すると、ESXi ホストで障害が発生してパープル スクリーンが表示され、コアがダンプされます。ただし、何も起こらず、ESXi ホストは動作し続けます。
-
SCSIBindCompletionWorlds ()
メソッドを使用すると、ドライバのキューおよびワールドの数を設定できます。ただし、numQueues
パラメータを 1 より大きい値に設定し、numWorlds
パラメータを 1 以下の値に設定して API を呼び出すと、保持されたロックが解除されないで API 呼び出しが返されることがあります。その結果、デッドロック状態になり、ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。 -
AMD EPYC 7002 シリーズ プロセッサを使用する vCenter Server システムで、PCI パススルー デバイスが割り当てられた仮想マシンのパワーオンに失敗することがあります。
vmkernel.log
に次のようなメッセージが表示されます。4512 2019-08-06T06:09:55.058Z cpu24:1001397137)AMDIOMMU: 611: IOMMU 0000:20:00.2: Failed to allocate IRTE for IOAPIC ID 243 vector 0x3f
4513 2019-08-06T06:09:55.058Z cpu24:1001397137)WARNING: IOAPIC: 1238: IOAPIC Id 243: Failed to allocate IRTE for vector 0x3fAMD IOMMU 割り込み再マッピングで、IOAPIC 割り込みはベクトル番号と等しい IRTE インデックスを使用します。場合によっては、IOAPIC 以外の割り込みが、IOAPIC 割り込みで必要とされるインデックスを取得することがあります。
-
仮想マシン クライアントで追加のメモリ予約が必要な場合に ESXi ホストに使用可能なメモリがないと、ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなバックトーレスが表示されます。
@BlueScreen: #PF Exception 14 in world 57691007:vmm0:LGS-000 IP 0x41802601d987 addr 0x88
PTEs:0x2b12a6c027;0x21f0480027;0xbfffffffff001;
0x43935bf9bd48:[0x41802601d987]MemSchedReapSuperflousOverheadInt@vmkernel#nover+0x1b stack: 0x0
0x43935bf9bd98:[0x41802601daad]MemSchedReapSuperflousOverhead@vmkernel#nover+0x31 stack: 0x4306a812
0x43935bf9bdc8:[0x41802601dde4]MemSchedGroupAllocAllowed@vmkernel#nover+0x300 stack: 0x4300914eb120
0x43935bf9be08:[0x41802601e46e]MemSchedGroupSetAllocInt@vmkernel#nover+0x52 stack: 0x17f7c
0x43935bf9be58:[0x418026020a72]MemSchedManagedKernelGroupSetAllocInt@vmkernel#nover+0xae stack: 0x1
0x43935bf9beb8:[0x418026025e11]MemSched_ManagedKernelGroupSetAlloc@vmkernel#nover+0x7d stack: 0x1bf
0x43935bf9bee8:[0x41802602649b]MemSched_ManagedKernelGroupIncAllocMin@vmkernel#nover+0x3f stack: 0x
0x43935bf9bf28:[0x418025ef2eed]VmAnonUpdateReservedOvhd@vmkernel#nover+0x189 stack: 0x114cea4e1c
0x43935bf9bfb8:[0x418025eabc29]VMMVMKCall_Call@vmkernel#nover+0x139 stack: 0x418025eab778 -
ESXi ホストでデフォルト ルートを設定しなかった場合は、送信された SNMP トラップのペイロード内で、ESXi SNMP エージェントの IP アドレスが逆順になることがあります。たとえば、SNMP エージェントの IP アドレスが
172.16.0.10
の場合、ペイロード内の IP アドレスは10.0.16.172
になります。その結果、SNMP トラップは、ペイロード内にある ESXi SNMP エージェントの誤った IP アドレスを使用してターゲットに到達します。 -
ゲスト OS が再起動を開始してから ESXi 6.5 に移行するまでの間に、Windows 仮想マシンに障害が発生することがあります。「
マルチプロセッサ構成はサポートされていません
」というエラー メッセージがブルー スクリーンに表示されます。この修正により、移行中にゲスト CPUID のx2APIC id
フィールドが変更されなくなりました。 -
vSphere Authentication Proxy を使用して ESXi ホストを Active Directory ドメインに追加すると、ホストが Active Directory 環境内に作成したマシン アカウントを一時的に検出できない際のエラー メッセージ「
LW_ERROR_KRB5KDC_ERR_C_PRINCIPAL_UNKNOWN
」に対応するエラー コード41737
が表示され、断続的に停止することがあります。この修正により、Authentication Proxy を使用して ESXi ホストを Active Directory ドメインに追加するための再試行ロジックが追加されます。 -
3D ソフトウェア アクセラレーションが有効になっている場合、ソフトウェア レンダラーが予約されているより多くのメモリを使用すると、仮想マシンの実行可能 (VMX) プロセスが失敗することがあります。「
リカバリ不能なメモリ割り当て障害
」エラーが表示されます。多くの場合、この問題は Windows 10 OS 仮想マシンで発生します。 -
メモリ領域が解放されてから別のタスクに割り当てられるまでの間に、ESXi ホストがこのメモリ領域にアクセスすると、非常にまれな競合状態となり、シャットダウン中に動作を停止して、パープル スクリーンが表示されることがあります。この問題は、ネットワーク上に MLDv1 と MLDv2 の両方のデバイスがあり、グローバル IPv6 アドレスが無効になっている場合に発生します。この問題は、ESXi650-201811002 で修正されました。ただし、この修正によって、ESXi ホストのシャットダウン中に別の問題(IPv6 が無効になっている場合に、
NULL
ポインタの逆参照が行われる)が発生するようになりました。 -
マイクロコードを更新した後に、ESXi サーバ上の仮想マシンの CPUID を再度列挙する必要が生じる場合があります。設定パラメータ
vmx.reboot.powerCycle = TRUE
を使用して、必要に応じて仮想マシンの電源を入れ直すようにスケジューリングできます。 -
ESXi 詳細設定でパラメータ
HBR.ChecksumUseChecksumInfo = 0
を設定して vSphere Replication のチェックサムを無効にすると、場合によっては、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。 -
ゲスト OS で vSphere FT と GART がともに有効になっている場合に、競合状態が原因で予期しないフェイルオーバーが発生するか、ブルー スクリーンが表示されることがあります。vSphere FT はゲスト ページ テーブルをスキャンしてダーティ ページを特定し、ビットマップを生成します。各 vCPU は競合を回避するために、それぞれ異なるページ範囲をスキャンします。ただし、GART も有効になっている場合は、ゲストの物理ページ番号 (PPN) がマッピング済みの領域にマッピングされることがあります。また、複数の PPN が同じ BusMem ページ番号 (BPN) にマッピングされることもあります。これにより、2 つの vCPU が異なる領域内にある 2 つの PPN を処理している場合、ビットマップ内の同じ QWORD に書き込まれます。
-
vmx.log.rotateSize
パラメータに低い上限値を設定すると、パワーオンまたは vSphere vMotion の実行中に VMX プロセスが停止することがあります。vmx.log.rotateSize
パラメータに 100 KB 未満の値を使用している場合は、これらの問題が発生する可能性が高くなります。 -
PCIe _HPX
レコードの設定のみが含まれている PCI ホット プラグ スロットの下にデバイスを追加すると、ホット アドされたデバイス内の一部の PCIe レジスタが適切に設定されないことがあります。これにより、PCIe AER レジスタの設定が失われるか、不適切になります。たとえば、AER ドライバ コントロールまたは AER マスク レジスタが初期化されなくなります。 -
IPv6 サポートが無効な状態で ESXi ホストからホスト プロファイルを抽出した後で、そのホスト プロファイルの修正中に IPv4 のデフォルト ゲートウェイがオーバーライドされた場合は、DSwitch0 などの仮想ネットワーク アダプタが vSphere Distributed Switch (VDS) 上に作成されることを示すメッセージが表示されることがあります。ところが、アダプタは実際には VDS から削除されます。これは、
ipV6DefaultGateway
パラメータの値が「::」
であるためです。 -
vSphere Virtual Volumes データストア上の複数の仮想マシンをパワーオフするか削除すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。画面に PF 例外 14 を示すメッセージが表示されます。この問題は、複数のホストに影響する可能性があります。
-
CBT が有効になっている仮想マシンをメモリ スナップショットではないスナップショットに戻す場合、
QueryChangedDiskAreas()
API 呼び出しを使用すると、InvalidArgument
エラーが表示されることがあります。 -
API を使用して ESXi ホストのクエリを実行すると、応答が遅くなり、ホストの接続に関する健全性チェックのアラートが誤って発生することがあります。
-
ESXi ホスト数が 33 台以上である大規模クラスタの場合、vSAN で次のような事象が確認されることがあります。多数のホストが ping を送信することにより、基本(ユニキャスト)接続チェックで警告を報告することがあります。
-
vSAN ストレッチ クラスタでは、クラスタ プライマリ ホストは優先フォルト ドメインから選択されます。使用可能なホストがない場合は、クラスタ プライマリ ホストはセカンダリ フォルト ドメインから選択されます。ただし、優先フォルト ドメインのノードがクラスタに参加している場合、クラスタの引き継ぎと呼ばれるプロセスにより、このホストがプライマリとして選択されます。これにより、クラスタが不良な状態になる可能性があります。何らかの理由でクラスタの引き継ぎが完了しない場合、このクラスタの仮想マシンは応答を停止します。
-
vCenter Server Appliance にパッチを適用して 6.5 Update 2 以降にすると、vSAN 健全性サービスが開始に失敗することがあります。この問題は、HTTP および HTTPS のカスタム ポート割り当てが、次のファイルによって正しく更新されないことが原因で発生している可能性があります。
/etc/vmware-vsan-health/config.conf
。 -
QRadar Vulnerability Manager を実行して ESXi ホストをスキャンした後に、ESXi ホスト上の vsanvpd プロセスが停止することがあります。この問題は、vsanvpd との通信が想定されたプロトコルに従っていない場合に発生します。vsanvpd は接続を拒否し、終了します。その結果、VASA ベンダー プロバイダ情報の登録または登録解除に失敗します。
-
ESXi ホストで IPv6 が有効になっていて、多くの IPv6 アドレスが SLAAC を使用して割り当てられている場合、SNMP サービスが失敗することがあります。IPv6 アドレスのループ ロジックでエラーが発生し、この問題が発生します。その結果、ESXi ホストのステータスを監視できません。
-
古いパラメータが原因で、リセットまたは再起動中にパススルー デバイスからの割り込み情報が誤って処理されることがあります。その結果、PCI パススルー デバイスを使用する仮想マシンをリセットまたは再起動した後、パワーオンに失敗することがあります。
-
メモリ再割り当ての失敗により、SFCB が失敗し、コアダンプが発生することがあります。次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
sfcb-vmware_raw[68518]: tool_mm_realloc_or_die:メモリの再割り当てに失敗しました (orig=1600000 new=3200000 msg= メモリを割り当てることができません。中止します。
-
分散ポート グループへの保存処理中に、内部エラーが原因で hostd サービスが一時的に応答しなくなることがあります。
/var/core/
ディレクトリにhostd-worker-zdump
ファイルが表示されます。 -
Tegile ストレージ アレイで 1 秒あたりの I/O 処理数を 1 に設定するには、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。
-
場合によっては、多数の仮想分散スイッチ ポートに割り当てられたメモリが
dvsLargeHeap
パラメータを超えることがあります。これにより、hostd サービスまたは実行中のコマンドが失敗することがあります。 -
vSAN データストアを作成するには、管理者は次の権限を持つ必要があります。
+Host.Config.Storage
。
この権限を使用すると、管理者は vCenter Server で配置されたすべてのデータストアをアンマウントできます。 -
Horizon リンク クローン デスクトップを更新するか、再構成すると、その後に再計算操作が行われて、長い時間がかかることがあります。再計算操作で遅延が発生すると、デスクトップのダイジェスト ファイルが正しく構成されなくなることがあります。その結果、レプリカ ディスクのすべての I/O の再計算が終了します。レプリカ内で I/O が輻輳することによって、ダイジェスト再計算時間は長くなります。
-
SR-IOV ネットワーク アダプタを同一の再構成処理中に削除して追加すると、場合によっては、新しいアダプタのプロパティが上書きされ、不明な PCIe デバイスとして表示されることがあります。
-
まれに発生する競合状態により、View を使用した仮想マシンのプロビジョニングが「
モジュール「CheckpointLate」のパワーオンが失敗しました
」というエラーで失敗することがあります。 -
リファレンス ホストからホスト プロファイルを更新する場合、カーネル モジュール パラメータのデフォルト ポリシー オプションは固定値であるため、すべてのホストごとのカーネル パラメータも固定値になり、再利用できません。また、CHAP シークレットはホストから抽出できないため、事実上失われます。
-
iLok USB キー デバイスのパススルー中に VMX パニック エラー メッセージが表示されて、仮想マシンが失敗することがあります。「
PANIC: Unexpected signal: 11
」のようなエラーが仮想マシン ログ ファイルvmware.log
に記録されます。 -
Dell EMC Trident ストレージ アレイで 1 秒あたりの I/O 処理数を 1 に設定するには、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。
-
ESXi 6.5 では、PDL 終了の通知はサポートされなくなりましたが、このようなイベントが発生した場合、プラグイン可能なストレージ アーキテクチャ (PSA) から VMFS レイヤーに引き続き通知が送信されることがあります。これにより、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。
-
root/emc/host
名前空間の下でOSLS_InstCreation
、OSLS_InstDeletion
、OSLS_InstModification
のようなサードパーティ プロバイダ クラスのgetClass
コマンドを使用してクエリを実行すると、セグメンテーション エラーにより、SFCB が失敗します。 -
OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2t にアップデートされました。
-
親の PF が C1:00.0 のような SBDF 上にあり、この PF が C2:00.0 などから始まる VF を生成した場合、その VF を使用することはできません。
-
CIM エージェントを有効にするとすぐに、ESXi ホストの
syslog.log
に 1 分ごとに複数のログが記録されるようになることがあります。
ログは次のようになります。2019-09-16T12:59:55Z sfcb-vmware_base[2100102]: VMwareHypervisorStorageExtent::fillVMwareHypervisorStorageExtentInstance - durable name length is too large: 256
-
vSphere vMotion を使用して 3D 仮想マシンを移行するなどの処理中に、メモリ割り当てプロセスが
NULL
値を返すことがあります。その結果、VMkernel コンポーネントがメモリにアクセスできず、ESXi ホストで障害が発生することがあります。 -
esxcfg-info
コマンドを実行すると、次のようなエラーを含んだ状態で出力が表示される場合があります。ResourceGroup: Skipping CPU times for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688
ResourceGroup: Skipping VCPU stats for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688
-
プロキシ仮想マシンからディスクのホット リムーブを実行すると、独立型読み取り専用 VMDK ファイルの CTK ファイルが削除されることがあります。この問題は、プロキシ仮想マシンで CBT が有効になっているかどうかに関わらず発生します。バックアップ後に最新のスナップショットを削除すると、CTK ファイルはリストアされます。また、この問題はバックアップのワークフローには影響しません。
-
VMFS ボリュームへの接続が閉じている間に、マッピング解除されたデータ構造にアクセスすると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。バックトレースに
PF Exception 14 in world XXX:Unmap Helper IP XXX
のようなエラーが表示されます。 -
vSAN クラスタ内の ESXi ホストが vCenter Server システムへの接続を失うと、ホストは最新の vSAN vmodl バージョンを取得できず、デフォルトの標準の vim に戻ります。これが原因で、ESXi ホストでユニキャスト アドレスのリストがクリアされ、クラスタ パーティションが発生することがあります。
-
iSCSI モジュールのメモリ リークが原因で、ターゲット検出プロセスで、ソフトウェアベースの iSCSI アダプタが vSphere Client または vSphere Web Client に表示されないことがあります。
-
クラスタの再参加イベントで、ESXi650-201811002 を実行している ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。この障害は、CMMDS モジュールが誤ってホストの CMMDS ユーティリティを解放する際に発生します。
-
CBT が有効になっている仮想マシンでは CBT ファイルのコピーに 8 KB のバッファが使用されるため、スナップショットの作成中に長時間の待機時間が報告されることがあります。この修正によりバッファ サイズは 1 MB に増加するため、大きな CBT ファイルをコピーする場合に複数回読み取りと書き込みをする必要がなくなり、待機時間が短縮されます。
-
ファームウェア バージョン 1.30 の HPE サーバから、I/O モジュール センサーのステータスが警告になっていると報告されることがあります。次のようなメッセージが表示されることがあります:
[Device] I/O Module n ALOM_Link_Pn
または[Device] I/O module n NIC_Link_Pn
。 -
仮想スイッチ アップリンク ポートを仮想スイッチまたは分散仮想スイッチから切断して、別の仮想スイッチまたは分散仮想スイッチに接続すると、競合状態になって、物理 NIC の転送キューが無効になります。その結果、仮想マシン間のネットワーク接続が切断されることがあります。
-
デフォルトでは、ESXi ホスト上の VMFS6 ボリュームのメモリ プールの構成上の上限は 1 PB ですが、プールを拡張して最大 4 PB までサポートできます。ただし、データストアの合計サイズが 1 PB を超えると、メモリの停止が原因で ESXi ホストがパープル スクリーンが表示して停止することがあります。この修正により、最大 16 PB まで構成を変更できるようになります。LFBCSlabSizeMaxMB 設定の上限を設定し、ESXi ホスト上のすべてのデータストアの合計サイズまで拡張する必要があります。デフォルトは 8 です。この値で 1 PB の合計容量に対応することができますが、128(16 PB に対応)まで上限を増やすことができます。変更を有効にするには、ESXi ホストを再起動する必要があります。
- 仮想マシンのパワーオフ操作と、CPU パフォーマンス カウンタを収集する実行クエリの間で競合が発生するため、vCenter Server システムから NULL ポインタへの逆参照が行われることがあります。これが原因で、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。
-
プロファイル名 | ESXi-6.5.0-20191204001-no-tools |
ビルド | ビルド情報については、このページのトップを参照してください。 |
ベンダー | VMware, Inc. |
リリース日 | 2019 年 12 月 19 日 |
許容レベル | PartnerSupported |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
影響のある VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2360407、2403863、2368281、2399214、2399723、2337888、2379543、2389006、2370145、2410508、2394253、2425066、2389128、2444667、2448025、2437368、2271176、2423302、2405783、2393379、2412737、2357384、2381549、2443938、2445628、2170024、2334089、2343912、2372211、2388141、2409981、2412640、2406038、2367194、2430956、2367003、2397504、2432248、2404787、2407598、2453909、2430178、2423695、2359950、2334733、2449875、2436649、2349289、2385716、2340751、2386848、2439250、2364560 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
- このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
-
仮想マシンが、特定の 3D 状態およびシェーダを使用するアプリケーションを実行している場合に、ソフトウェア 3D アクセラレーションが有効だと、仮想マシンが応答を停止することがあります。
-
ハードウェア管理コンソール (BMC) を使用するか物理的な NMI ボタンを押して NMI を要求すると、ESXi ホストで障害が発生してパープル スクリーンが表示され、コアがダンプされます。ただし、何も起こらず、ESXi ホストは動作し続けます。
-
SCSIBindCompletionWorlds ()
メソッドを使用すると、ドライバのキューおよびワールドの数を設定できます。ただし、numQueues
パラメータを 1 より大きい値に設定し、numWorlds
パラメータを 1 以下の値に設定して API を呼び出すと、保持されたロックが解除されないで API 呼び出しが返されることがあります。その結果、デッドロック状態になり、ESXi ホストで障害が発生して、パープル スクリーンが表示されることがあります。 -
AMD EPYC 7002 シリーズ プロセッサを使用する vCenter Server システムで、PCI パススルー デバイスが割り当てられた仮想マシンのパワーオンに失敗することがあります。
vmkernel.log
に次のようなメッセージが表示されます。4512 2019-08-06T06:09:55.058Z cpu24:1001397137)AMDIOMMU: 611: IOMMU 0000:20:00.2: Failed to allocate IRTE for IOAPIC ID 243 vector 0x3f
4513 2019-08-06T06:09:55.058Z cpu24:1001397137)WARNING: IOAPIC: 1238: IOAPIC Id 243: Failed to allocate IRTE for vector 0x3fAMD IOMMU 割り込み再マッピングで、IOAPIC 割り込みはベクトル番号と等しい IRTE インデックスを使用します。場合によっては、IOAPIC 以外の割り込みが、IOAPIC 割り込みで必要とされるインデックスを取得することがあります。
-
仮想マシン クライアントで追加のメモリ予約が必要な場合に ESXi ホストに使用可能なメモリがないと、ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。次のようなバックトーレスが表示されます。
@BlueScreen: #PF Exception 14 in world 57691007:vmm0:LGS-000 IP 0x41802601d987 addr 0x88
PTEs:0x2b12a6c027;0x21f0480027;0xbfffffffff001;
0x43935bf9bd48:[0x41802601d987]MemSchedReapSuperflousOverheadInt@vmkernel#nover+0x1b stack: 0x0
0x43935bf9bd98:[0x41802601daad]MemSchedReapSuperflousOverhead@vmkernel#nover+0x31 stack: 0x4306a812
0x43935bf9bdc8:[0x41802601dde4]MemSchedGroupAllocAllowed@vmkernel#nover+0x300 stack: 0x4300914eb120
0x43935bf9be08:[0x41802601e46e]MemSchedGroupSetAllocInt@vmkernel#nover+0x52 stack: 0x17f7c
0x43935bf9be58:[0x418026020a72]MemSchedManagedKernelGroupSetAllocInt@vmkernel#nover+0xae stack: 0x1
0x43935bf9beb8:[0x418026025e11]MemSched_ManagedKernelGroupSetAlloc@vmkernel#nover+0x7d stack: 0x1bf
0x43935bf9bee8:[0x41802602649b]MemSched_ManagedKernelGroupIncAllocMin@vmkernel#nover+0x3f stack: 0x
0x43935bf9bf28:[0x418025ef2eed]VmAnonUpdateReservedOvhd@vmkernel#nover+0x189 stack: 0x114cea4e1c
0x43935bf9bfb8:[0x418025eabc29]VMMVMKCall_Call@vmkernel#nover+0x139 stack: 0x418025eab778 -
ESXi ホストでデフォルト ルートを設定しなかった場合は、送信された SNMP トラップのペイロード内で、ESXi SNMP エージェントの IP アドレスが逆順になることがあります。たとえば、SNMP エージェントの IP アドレスが
172.16.0.10
の場合、ペイロード内の IP アドレスは10.0.16.172
になります。その結果、SNMP トラップは、ペイロード内にある ESXi SNMP エージェントの誤った IP アドレスを使用してターゲットに到達します。 -
ゲスト OS が再起動を開始してから ESXi 6.5 に移行するまでの間に、Windows 仮想マシンに障害が発生することがあります。「
マルチプロセッサ構成はサポートされていません
」というエラー メッセージがブルー スクリーンに表示されます。この修正により、移行中にゲスト CPUID のx2APIC id
フィールドが変更されなくなりました。 -
vSphere Authentication Proxy を使用して ESXi ホストを Active Directory ドメインに追加すると、ホストが Active Directory 環境内に作成したマシン アカウントを一時的に検出できない際のエラー メッセージ「
LW_ERROR_KRB5KDC_ERR_C_PRINCIPAL_UNKNOWN
」に対応するエラー コード41737
が表示され、断続的に停止することがあります。この修正により、Authentication Proxy を使用して ESXi ホストを Active Directory ドメインに追加するための再試行ロジックが追加されます。 -
3D ソフトウェア アクセラレーションが有効になっている場合、ソフトウェア レンダラーが予約されているより多くのメモリを使用すると、仮想マシンの実行可能 (VMX) プロセスが失敗することがあります。「
リカバリ不能なメモリ割り当て障害
」エラーが表示されます。多くの場合、この問題は Windows 10 OS 仮想マシンで発生します。 -
メモリ領域が解放されてから別のタスクに割り当てられるまでの間に、ESXi ホストがこのメモリ領域にアクセスすると、非常にまれな競合状態となり、シャットダウン中に動作を停止して、パープル スクリーンが表示されることがあります。この問題は、ネットワーク上に MLDv1 と MLDv2 の両方のデバイスがあり、グローバル IPv6 アドレスが無効になっている場合に発生します。この問題は、ESXi650-201811002 で修正されました。ただし、この修正によって、ESXi ホストのシャットダウン中に別の問題(IPv6 が無効になっている場合に、
NULL
ポインタの逆参照が行われる)が発生するようになりました。 -
マイクロコードを更新した後に、ESXi サーバ上の仮想マシンの CPUID を再度列挙する必要が生じる場合があります。設定パラメータ
vmx.reboot.powerCycle = TRUE
を使用して、必要に応じて仮想マシンの電源を入れ直すようにスケジューリングできます。 -
ESXi 詳細設定でパラメータ
HBR.ChecksumUseChecksumInfo = 0
を設定して vSphere Replication のチェックサムを無効にすると、場合によっては、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。 -
ゲスト OS で vSphere FT と GART がともに有効になっている場合に、競合状態が原因で予期しないフェイルオーバーが発生するか、ブルー スクリーンが表示されることがあります。vSphere FT はゲスト ページ テーブルをスキャンしてダーティ ページを特定し、ビットマップを生成します。各 vCPU は競合を回避するために、それぞれ異なるページ範囲をスキャンします。ただし、GART も有効になっている場合は、ゲストの物理ページ番号 (PPN) がマッピング済みの領域にマッピングされることがあります。また、複数の PPN が同じ BusMem ページ番号 (BPN) にマッピングされることもあります。これにより、2 つの vCPU が異なる領域内にある 2 つの PPN を処理している場合、ビットマップ内の同じ QWORD に書き込まれます。
-
vmx.log.rotateSize
パラメータに低い上限値を設定すると、パワーオンまたは vSphere vMotion の実行中に VMX プロセスが停止することがあります。vmx.log.rotateSize
パラメータに 100 KB 未満の値を使用している場合は、これらの問題が発生する可能性が高くなります。 -
PCIe _HPX
レコードの設定のみが含まれている PCI ホット プラグ スロットの下にデバイスを追加すると、ホット アドされたデバイス内の一部の PCIe レジスタが適切に設定されないことがあります。これにより、PCIe AER レジスタの設定が失われるか、不適切になります。たとえば、AER ドライバ コントロールまたは AER マスク レジスタが初期化されなくなります。 -
IPv6 サポートが無効な状態で ESXi ホストからホスト プロファイルを抽出した後で、そのホスト プロファイルの修正中に IPv4 のデフォルト ゲートウェイがオーバーライドされた場合は、DSwitch0 などの仮想ネットワーク アダプタが vSphere Distributed Switch (VDS) 上に作成されることを示すメッセージが表示されることがあります。ところが、アダプタは実際には VDS から削除されます。これは、
ipV6DefaultGateway
パラメータの値が「::」
であるためです。 -
vSphere Virtual Volumes データストア上の複数の仮想マシンをパワーオフするか削除すると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。画面に PF 例外 14 を示すメッセージが表示されます。この問題は、複数のホストに影響する可能性があります。
-
CBT が有効になっている仮想マシンをメモリ スナップショットではないスナップショットに戻す場合、
QueryChangedDiskAreas()
API 呼び出しを使用すると、InvalidArgument
エラーが表示されることがあります。 -
API を使用して ESXi ホストのクエリを実行すると、応答が遅くなり、ホストの接続に関する健全性チェックのアラートが誤って発生することがあります。
-
ESXi ホスト数が 33 台以上である大規模クラスタの場合、vSAN で次のような事象が確認されることがあります。多数のホストが ping を送信することにより、基本(ユニキャスト)接続チェックで警告を報告することがあります。
-
vSAN ストレッチ クラスタでは、クラスタ プライマリ ホストは優先フォルト ドメインから選択されます。使用可能なホストがない場合は、クラスタ プライマリ ホストはセカンダリ フォルト ドメインから選択されます。ただし、優先フォルト ドメインのノードがクラスタに参加している場合、クラスタの引き継ぎと呼ばれるプロセスにより、このホストがプライマリとして選択されます。これにより、クラスタが不良な状態になる可能性があります。何らかの理由でクラスタの引き継ぎが完了しない場合、このクラスタの仮想マシンは応答を停止します。
-
vCenter Server Appliance にパッチを適用して 6.5 Update 2 以降にすると、vSAN 健全性サービスが開始に失敗することがあります。この問題は、HTTP および HTTPS のカスタム ポート割り当てが、次のファイルによって正しく更新されないことが原因で発生している可能性があります。
/etc/vmware-vsan-health/config.conf
。 -
QRadar Vulnerability Manager を実行して ESXi ホストをスキャンした後に、ESXi ホスト上の vsanvpd プロセスが停止することがあります。この問題は、vsanvpd との通信が想定されたプロトコルに従っていない場合に発生します。vsanvpd は接続を拒否し、終了します。その結果、VASA ベンダー プロバイダ情報の登録または登録解除に失敗します。
-
ESXi ホストで IPv6 が有効になっていて、多くの IPv6 アドレスが SLAAC を使用して割り当てられている場合、SNMP サービスが失敗することがあります。IPv6 アドレスのループ ロジックでエラーが発生し、この問題が発生します。その結果、ESXi ホストのステータスを監視できません。
-
古いパラメータが原因で、リセットまたは再起動中にパススルー デバイスからの割り込み情報が誤って処理されることがあります。その結果、PCI パススルー デバイスを使用する仮想マシンをリセットまたは再起動した後、パワーオンに失敗することがあります。
-
メモリ再割り当ての失敗により、SFCB が失敗し、コアダンプが発生することがあります。次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
sfcb-vmware_raw[68518]: tool_mm_realloc_or_die:メモリの再割り当てに失敗しました (orig=1600000 new=3200000 msg= メモリを割り当てることができません。中止します。
-
分散ポート グループへの保存処理中に、内部エラーが原因で hostd サービスが一時的に応答しなくなることがあります。
/var/core/
ディレクトリにhostd-worker-zdump
ファイルが表示されます。 -
Tegile ストレージ アレイで 1 秒あたりの I/O 処理数を 1 に設定するには、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。
-
場合によっては、多数の仮想分散スイッチ ポートに割り当てられたメモリが
dvsLargeHeap
パラメータを超えることがあります。これにより、hostd サービスまたは実行中のコマンドが失敗することがあります。 -
vSAN データストアを作成するには、管理者は次の権限を持つ必要があります。
+Host.Config.Storage
。
この権限を使用すると、管理者は vCenter Server で配置されたすべてのデータストアをアンマウントできます。 -
Horizon リンク クローン デスクトップを更新するか、再構成すると、その後に再計算操作が行われて、長い時間がかかることがあります。再計算操作で遅延が発生すると、デスクトップのダイジェスト ファイルが正しく構成されなくなることがあります。その結果、レプリカ ディスクのすべての I/O の再計算が終了します。レプリカ内で I/O が輻輳することによって、ダイジェスト再計算時間は長くなります。
-
SR-IOV ネットワーク アダプタを同一の再構成処理中に削除して追加すると、場合によっては、新しいアダプタのプロパティが上書きされ、不明な PCIe デバイスとして表示されることがあります。
-
まれに発生する競合状態により、View を使用した仮想マシンのプロビジョニングが「
モジュール「CheckpointLate」のパワーオンが失敗しました
」というエラーで失敗することがあります。 -
リファレンス ホストからホスト プロファイルを更新する場合、カーネル モジュール パラメータのデフォルト ポリシー オプションは固定値であるため、すべてのホストごとのカーネル パラメータも固定値になり、再利用できません。また、CHAP シークレットはホストから抽出できないため、事実上失われます。
-
iLok USB キー デバイスのパススルー中に VMX パニック エラー メッセージが表示されて、仮想マシンが失敗することがあります。「
PANIC: Unexpected signal: 11
」のようなエラーが仮想マシン ログ ファイルvmware.log
に記録されます。 -
Dell EMC Trident ストレージ アレイで 1 秒あたりの I/O 処理数を 1 に設定するには、ESXi ホストに要求ルールを手動で追加する必要があります。
-
ESXi 6.5 では、PDL 終了の通知はサポートされなくなりましたが、このようなイベントが発生した場合、プラグイン可能なストレージ アーキテクチャ (PSA) から VMFS レイヤーに引き続き通知が送信されることがあります。これにより、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。
-
root/emc/host
名前空間の下でOSLS_InstCreation
、OSLS_InstDeletion
、OSLS_InstModification
のようなサードパーティ プロバイダ クラスのgetClass
コマンドを使用してクエリを実行すると、セグメンテーション エラーにより、SFCB が失敗します。 -
OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2t にアップデートされました。
-
親の PF が C1:00.0 のような SBDF 上にあり、この PF が C2:00.0 などから始まる VF を生成した場合、その VF を使用することはできません。
-
CIM エージェントを有効にするとすぐに、ESXi ホストの
syslog.log
に 1 分ごとに複数のログが記録されるようになることがあります。
ログは次のようになります。2019-09-16T12:59:55Z sfcb-vmware_base[2100102]: VMwareHypervisorStorageExtent::fillVMwareHypervisorStorageExtentInstance - durable name length is too large: 256
-
vSphere vMotion を使用して 3D 仮想マシンを移行するなどの処理中に、メモリ割り当てプロセスが
NULL
値を返すことがあります。その結果、VMkernel コンポーネントがメモリにアクセスできず、ESXi ホストで障害が発生することがあります。 -
esxcfg-info
コマンドを実行すると、次のようなエラーを含んだ状態で出力が表示される場合があります。ResourceGroup: Skipping CPU times for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688
ResourceGroup: Skipping VCPU stats for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688
-
プロキシ仮想マシンからディスクのホット リムーブを実行すると、独立型読み取り専用 VMDK ファイルの CTK ファイルが削除されることがあります。この問題は、プロキシ仮想マシンで CBT が有効になっているかどうかに関わらず発生します。バックアップ後に最新のスナップショットを削除すると、CTK ファイルはリストアされます。また、この問題はバックアップのワークフローには影響しません。
-
VMFS ボリュームへの接続が閉じている間に、マッピング解除されたデータ構造にアクセスすると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。バックトレースに
PF Exception 14 in world XXX:Unmap Helper IP XXX
のようなエラーが表示されます。 -
vSAN クラスタ内の ESXi ホストが vCenter Server システムへの接続を失うと、ホストは最新の vSAN vmodl バージョンを取得できず、デフォルトの標準の vim に戻ります。これが原因で、ESXi ホストでユニキャスト アドレスのリストがクリアされ、クラスタ パーティションが発生することがあります。
-
iSCSI モジュールのメモリ リークが原因で、ターゲット検出プロセスで、ソフトウェアベースの iSCSI アダプタが vSphere Client または vSphere Web Client に表示されないことがあります。
-
クラスタの再参加イベントで、ESXi650-201811002 を実行している ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。この障害は、CMMDS モジュールが誤ってホストの CMMDS ユーティリティを解放する際に発生します。
-
CBT が有効になっている仮想マシンでは CBT ファイルのコピーに 8 KB のバッファが使用されるため、スナップショットの作成中に長時間の待機時間が報告されることがあります。この修正によりバッファ サイズは 1 MB に増加するため、大きな CBT ファイルをコピーする場合に複数回読み取りと書き込みをする必要がなくなり、待機時間が短縮されます。
-
ファームウェア バージョン 1.30 の HPE サーバから、I/O モジュール センサーのステータスが警告になっていると報告されることがあります。次のようなメッセージが表示されることがあります:
[Device] I/O Module n ALOM_Link_Pn
または[Device] I/O module n NIC_Link_Pn
。 -
仮想スイッチ アップリンク ポートを仮想スイッチまたは分散仮想スイッチから切断して、別の仮想スイッチまたは分散仮想スイッチに接続すると、競合状態になって、物理 NIC の転送キューが無効になります。その結果、仮想マシン間のネットワーク接続が切断されることがあります。
-
デフォルトでは、ESXi ホスト上の VMFS6 ボリュームのメモリ プールの構成上の上限は 1 PB ですが、プールを拡張して最大 4 PB までサポートできます。ただし、データストアの合計サイズが 1 PB を超えると、メモリの停止が原因で ESXi ホストがパープル スクリーンが表示して停止することがあります。この修正により、最大 16 PB まで構成を変更できるようになります。LFBCSlabSizeMaxMB 設定の上限を設定し、ESXi ホスト上のすべてのデータストアの合計サイズまで拡張する必要があります。デフォルトは 8 です。この値で 1 PB の合計容量に対応することができますが、128(16 PB に対応)まで上限を増やすことができます。変更を有効にするには、ESXi ホストを再起動する必要があります。
- 仮想マシンのパワーオフ操作と、CPU パフォーマンス カウンタを収集する実行クエリの間で競合が発生するため、vCenter Server システムから NULL ポインタへの逆参照が行われることがあります。これが原因で、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。
-
プロファイル名 | ESXi-6.5.0-20191201001s-standard |
ビルド | ビルド情報については、このページのトップを参照してください。 |
ベンダー | VMware, Inc. |
リリース日 | 2019 年 12 月 19 日 |
許容レベル | PartnerSupported |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
影響のある VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2363675、2377205 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
- このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
-
コード名 FMS Plt ID MCU のリビジョン MCU の日付 ブランド名 Nehalem EP 0x106a5 0x03 0x0000001d 5/11/2018 Intel Xeon 35xx Series
Intel Xeon 55xx SeriesLynnfield 0x106e5 0x13 0x0000000a 5/8/2018 Intel Xeon 34xx Lynnfield Series Clarkdale 0x20652 0x12 0x00000011 5/8/2018 Intel i3/i5 Clarkdale Series
Intel Xeon 34xx Clarkdale SeriesArrandale 0x20655 0x92 0x00000007 4/23/2018 Intel Core i7-620LE Processor Sandy Bridge DT 0x206a7 0x12 0x0000002f 2/17/2019 Intel Xeon E3-1100 Series
Intel Xeon E3-1200 Series
Intel i7-2655-LE Series
Intel i3-2100 SeriesWestmere EP 0x206c2 0x03 0x0000001f 5/8/2018 Intel Xeon 56xx Series
Intel Xeon 36xx SeriesSandy Bridge EP 0x206d7 0x6d 0x00000718 5/21/2019 Intel Pentium 1400 Series
Intel Xeon E5-1400 Series
Intel Xeon E5-1600 Series
Intel Xeon E5-2400 Series
Intel Xeon E5-2600 Series
Intel Xeon E5-4600 SeriesNehalem EX 0x206e6 0x04 0x0000000d 5/15/2018 Intel Xeon 65xx Series
Intel Xeon 75xx SeriesWestmere EX 0x206f2 0x05 0x0000003b 5/16/2018 Intel Xeon E7-8800 Series
Intel Xeon E7-4800 Series
Intel Xeon E7-2800 SeriesIvy Bridge DT 0x306a9 0x12 0x00000021 2/13/2019 Intel i3-3200 Series
Intel i7-3500-LE/UE
Intel i7-3600-QE
Intel Xeon E3-1200-v2 Series
Intel Xeon E3-1100-C-v2 Series
Intel Pentium B925CHaswell DT 0x306c3 0x32 0x00000027 2/26/2019 Intel Xeon E3-1200-v3 Series
Intel i7-4700-EQ Series
Intel i5-4500-TE Series
Intel i3-4300 SeriesIvy Bridge EP 0x306e4 0xed 0x0000042e 3/14/2019 Intel Xeon E5-4600-v2 Series
Intel Xeon E5-2600-v2 Series
Intel Xeon E5-2400-v2 Series
Intel Xeon E5-1600-v2 Series
Intel Xeon E5-1400-v2 SeriesIvy Bridge EX 0x306e7 0xed 0x00000715 3/14/2019 Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series Haswell EP 0x306f2 0x6f 0x00000043 3/1/2019 Intel Xeon E5-4600-v3 Series
Intel Xeon E5-2600-v3 Series
Intel Xeon E5-2400-v3 Series
Intel Xeon E5-1600-v3 Series
Intel Xeon E5-1400-v3 SeriesHaswell EX 0x306f4 0x80 0x00000016 6/17/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series Broadwell H 0x40671 0x22 0x00000021 6/13/2019 Intel Core i7-5700EQ
Intel Xeon E3-1200-v4 SeriesAvoton 0x406d8 0x01 0x0000012d 9/16/2019 Intel Atom C2300 Series
Intel Atom C2500 Series
Intel Atom C2700 SeriesBroadwell EP/EX 0x406f1 0xef 0x0b000038 6/18/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v4 Series
Intel Xeon E5-4600-v4 Series
Intel Xeon E5-2600-v4 Series
Intel Xeon E5-1600-v4 SeriesSkylake SP 0x50654 0xb7 0x02000065 9/5/2019 Intel Xeon Platinum 8100 Series
Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 Series
Intel Xeon D-2100 Series
Intel Xeon D-1600 Series
Intel Xeon W-3100 Series
Intel Xeon W-2100 SeriesCascade Lake B-0 0x50656 0xbf 0x0400002c 9/5/2019 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
Intel Xeon Gold 6200/5200
Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
Intel Xeon W-3200Cascade Lake 0x50657 0xbf 0x0500002c 9/5/2019 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
Intel Xeon Gold 6200/5200
Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
Intel Xeon W-3200Broadwell DE 0x50662 0x10 0x0000001c 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series Broadwell DE 0x50663 0x10 0x07000019 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series Broadwell DE 0x50664 0x10 0x0f000017 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series Broadwell NS 0x50665 0x10 0x0e00000f 6/17/2019 Intel Xeon D-1600 Series Skylake H/S 0x506e3 0x36 0x000000cc 4/1/2019 Intel Xeon E3-1500-v5 Series
Intel Xeon E3-1200-v5 SeriesDenverton 0x506f1 0x01 0x0000002e 3/21/2019 Intel Atom C3000 Series Kaby Lake H/S/X 0x906e9 0x2a 0x000000c6 8/14/2019 Intel Xeon E3-1200-v6 Series
Intel Xeon E3-1500-v6 SeriesCoffee Lake H/S 0x906ea 0x22 0x000000c6 8/14/2019 Intel Xeon E-2100 Series Coffee Lake H/S 0x906eb 0x02 0x000000c6 8/14/2019 Intel Xeon E-2100 Series Coffee Lake H/S 0x906ec 0x22 0x000000c6 8/14/2019 Intel Xeon E-2100 Series Coffee Lake Refresh 0x906ed 0x22 0x000000c6 8/14/2019 Intel Xeon E-2200 Series -
次の VMware Tools ISO イメージが ESXi650-201912002 にバンドルされます。
windows.iso
:Windows Vista (SP2) 以降用の VMware Tools 11.0.1 ISO イメージlinux.iso
:Linux OS、glibc 2.5 以降用の VMware Tools 10.3.21 ISO イメージ
次の VMware Tools 10.3.10 の ISO イメージをダウンロードできます。
solaris.iso
:VMware Tools イメージ (Solaris)darwin.iso
:VMware Tools イメージ (OSX)
ESXi にバンドルされていないプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。
-
プロファイル名 | ESXi-6.5.0-20191201001s-no-tools |
ビルド | ビルド情報については、このページのトップを参照してください。 |
ベンダー | VMware, Inc. |
リリース日 | 2019 年 12 月 19 日 |
許容レベル | PartnerSupported |
影響を受けるハードウェア | 該当なし |
影響を受けるソフトウェア | 該当なし |
影響のある VIB |
|
修正されたパッチ リリース | 2363675、2377205 |
関連する CVE 番号 | 該当なし |
- このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
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コード名 FMS Plt ID MCU のリビジョン MCU の日付 ブランド名 Nehalem EP 0x106a5 0x03 0x0000001d 5/11/2018 Intel Xeon 35xx Series
Intel Xeon 55xx SeriesLynnfield 0x106e5 0x13 0x0000000a 5/8/2018 Intel Xeon 34xx Lynnfield Series Clarkdale 0x20652 0x12 0x00000011 5/8/2018 Intel i3/i5 Clarkdale Series
Intel Xeon 34xx Clarkdale SeriesArrandale 0x20655 0x92 0x00000007 4/23/2018 Intel Core i7-620LE Processor Sandy Bridge DT 0x206a7 0x12 0x0000002f 2/17/2019 Intel Xeon E3-1100 Series
Intel Xeon E3-1200 Series
Intel i7-2655-LE Series
Intel i3-2100 SeriesWestmere EP 0x206c2 0x03 0x0000001f 5/8/2018 Intel Xeon 56xx Series
Intel Xeon 36xx SeriesSandy Bridge EP 0x206d7 0x6d 0x00000718 5/21/2019 Intel Pentium 1400 Series
Intel Xeon E5-1400 Series
Intel Xeon E5-1600 Series
Intel Xeon E5-2400 Series
Intel Xeon E5-2600 Series
Intel Xeon E5-4600 SeriesNehalem EX 0x206e6 0x04 0x0000000d 5/15/2018 Intel Xeon 65xx Series
Intel Xeon 75xx SeriesWestmere EX 0x206f2 0x05 0x0000003b 5/16/2018 Intel Xeon E7-8800 Series
Intel Xeon E7-4800 Series
Intel Xeon E7-2800 SeriesIvy Bridge DT 0x306a9 0x12 0x00000021 2/13/2019 Intel i3-3200 Series
Intel i7-3500-LE/UE
Intel i7-3600-QE
Intel Xeon E3-1200-v2 Series
Intel Xeon E3-1100-C-v2 Series
Intel Pentium B925CHaswell DT 0x306c3 0x32 0x00000027 2/26/2019 Intel Xeon E3-1200-v3 Series
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Intel Xeon E5-2600-v2 Series
Intel Xeon E5-2400-v2 Series
Intel Xeon E5-1600-v2 Series
Intel Xeon E5-1400-v2 SeriesIvy Bridge EX 0x306e7 0xed 0x00000715 3/14/2019 Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series Haswell EP 0x306f2 0x6f 0x00000043 3/1/2019 Intel Xeon E5-4600-v3 Series
Intel Xeon E5-2600-v3 Series
Intel Xeon E5-2400-v3 Series
Intel Xeon E5-1600-v3 Series
Intel Xeon E5-1400-v3 SeriesHaswell EX 0x306f4 0x80 0x00000016 6/17/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series Broadwell H 0x40671 0x22 0x00000021 6/13/2019 Intel Core i7-5700EQ
Intel Xeon E3-1200-v4 SeriesAvoton 0x406d8 0x01 0x0000012d 9/16/2019 Intel Atom C2300 Series
Intel Atom C2500 Series
Intel Atom C2700 SeriesBroadwell EP/EX 0x406f1 0xef 0x0b000038 6/18/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v4 Series
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Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 Series
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次の VMware Tools ISO イメージが ESXi650-201912002 にバンドルされます。
windows.iso
:Windows Vista (SP2) 以降用の VMware Tools 11.0.1 ISO イメージlinux.iso
:Linux OS、glibc 2.5 以降用の VMware Tools 10.3.21 ISO イメージ
次の VMware Tools 10.3.10 の ISO イメージをダウンロードできます。
solaris.iso
:VMware Tools イメージ (Solaris)darwin.iso
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ESXi にバンドルされていないプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。
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