リリース日:2020 年 7 月 30 日

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

  • HTML インターフェイス。HTML5 ベースの vSphere Client には、Flex ベースの vSphere Web Client とともに vCenter Server が同梱されています。vSphere Client と vSphere Web Client は、インターフェイス用語、トポロジ、ワークフローの多くが共通しています。新しい vSphere Client を使用することも、vSphere Web Client を引き続き使用することもできます。

ビルドの詳細

ダウンロード ファイル名 ESXi650-202007001.zip
ビルド 16576891
ダウンロード サイズ 483.4 MB
md5sum ae6babff62f7daa08bcbab1c2dc674c4
sha1checksum f9d1a212f06ace2e746385f3f91397769fff897e
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい

セキュリティ パッチ

パッチ ID カテゴリ 重要度
ESXi650-202007401-BG バグ修正 重要
ESXi650-202007402-BG バグ修正 重要
ESXi650-202007403-BG バグ修正 重要
ESXi650-202007404-BG バグ修正 重要
ESXi650-202007101-SG セキュリティ 重要
ESXi650-202007102-SG セキュリティ 重要
ESXi650-202007103-SG セキュリティ 重要
ESXi650-202007104-SG セキュリティ 重要

ロールアップ パッチ

このロールアップ パッチには、ESXi 6.5 の初回リリース以降のすべての修正が入っている最新の VIB が含まれています。

パッチ ID カテゴリ 重要度
ESXi650-202007001 バグ修正 重要

重要:VMware vSAN を使用しているクラスタの場合は、まず vCenter Server システムをアップグレードする必要があります。ESXi のみのアップグレードはサポートされていません。
アップグレードの前に、ESXi、vCenter Server および vSAN の以前のバージョンから現在のバージョンまでの互換性アップグレード パスをVMware 製品の相互運用性マトリックスで確認してください。

イメージ プロファイル

VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。

イメージ プロファイルの名前
ESXi-6.5.0-20200704001-standard
ESXi-6.5.0-20200704001-no-tools
ESXi-6.5.0-20200701001s-standard
ESXi-6.5.0-20200701001s-no-tools

各パッチの詳細については、「パッチのダウンロード」ページおよび「解決した問題」セクションを参照してください。

パッチ ダウンロードおよびインストール

一般的に ESXi ホストにパッチを適用する際は、VMware vSphere Update Manager を使用します。詳細については、「VMware vSphere Update Manager のインストールと管理について」を参照してください。

ESXi ホストをアップデートするには、VMware ダウンロード ページからパッチ ZIP ファイルを手動でダウンロードし、esxcli software vib コマンドを実行して vib をインストールします。また、イメージ プロファイルと esxcli software profile コマンドを使用して、システムをアップデートできます。

詳細については、『vSphere Command-Line Interface Concepts and Examples』および『vSphere アップグレード ガイド』を参照してください。

製品サポートに関する注意事項

  • Intel Memory Protection Extensions (MPX) は、Ice Lake CPU の導入によって廃止されました。この機能は引き続きサポートされますが、デフォルトではパワーオン時に仮想マシンに公開されません。代わりに、<仮想マシン名>.vmx ファイルを開き、cpuid.enableMPX = TRUE を追加することができます。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB76799 および「仮想マシンの詳細属性の設定」を参照してください。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

ESXi650-202007401-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-3.138.16576891
  • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-3.138.16576893
  • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-3.138.16576891
  • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-3.138.16576892
修正されたパッチ リリース  2466294、2454362、2449192、2500024、2477965、2462102、2425577、2468510、2535758、2525498、2511325、2533654、2536923、2411906、2577439、2476942、2561925、2488525、2474261、2387387、2537030、2537137、2569156、2537073、2567795、2474304、2458185、2514237、2541272、2459344、2577914、2569088、2493976、2541335、2327059、2464910、2577879、2541493、2553475、2554581、2497571
関連する CVE 番号 該当なし

このパッチは esx-base、esx-tboot、vsan、および vsanhealth VIB をアップデートし、次の問題を解決します。

  • PR 2466294:ビーコン検出を使用したチーミング フェイルバック ポリシーが有効にならない

    まれに、ビーコンの検知を使用してチーミングおよびフェイルオーバー ポリシーに基づいて障害から復旧した VMNIC が、アクティブな VMNIC にフォールバックしない場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2454362:クリーンアップされていないタスクが原因でメモリ不足エラーが発生することで、hostd サービスが失敗する場合がある

    hostd サービスで完了済みタスクのリストが空の場合に、1つまたは複数のタスクがタイムアウトになると、連続して完了したタスクに対してタスクのクリーンアップがスケジュール設定されません。そのため、クリーンアップされないタスクによってメモリ リークが発生すると、メモリ制限超過のために hostd が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2449192:vSphere Fault Tolerance のセカンダリ仮想マシンが VM_STATE_CREATE_SCREENSHOT 状態で停止し、連続する操作が失敗することがある

    vSphere FT でセカンダリ仮想マシンのスクリーンショットを作成しようとすると、要求が応答を取得せず、仮想マシンが VM_STATE_CREATE_SCREENSHOT ステータスのままになります。その結果、hostd サービスが再起動して一時的な状態がクリアされるまで、この状態の仮想マシンに対する再構成や移行などの連続した操作は InvalidState エラーで失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、vSphere FT のセカンダリ仮想マシンに対する無効なスクリーンショット要求はすぐに失敗します。

  • PR 2500024:仮想マシンの名前空間で多くの retrieveData 呼び出しが短期間に実行されると、hostd サービスが失敗することがある

    NamespaceManager.retrieveData 呼び出しが短期間に多数実行された場合、呼び出しの結果は大量になることがあり、hostd はそれらをデフォルトで 10 分間保持するため、hostd サービスがメモリ不足エラーで失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。以前のバージョンの ESXi では、多数の NamespaceManager.retrieveData 呼び出しを短期間に連続して実行しないようにするか、hostd の config.xmltaskRetentionInMins オプションの値を低くすることができます。

  • PR 2477965:ハードウェアの健全性チェック中に別のサービスが hostd サービスからセンサー データを要求すると、hostd が失敗することがある

    ハードウェアの健全性チェック中に別のサービスが hostd サービスからセンサー データを要求すると、hostd が失敗し、「IpmiIfcSdrReadRecordId: retry expired」のようなエラーが表示されることがあります。その結果、vCenter Server システムから ESXi ホストにアクセスできなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2462102:Dell/EMC VMAX のストレージ アレイに対する XCOPY の要求によって VMFS データストアが破損することがある

    仮想マシンの移行またはクローン作成のための Dell/EMC VMAX ストレージ アレイへの XCOPY 要求の後、ターゲット VMFS データストアが破損してオフラインになることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB74595 を参照してください。

  • PR 2425577:コマンド enum_instances OMC_IpmiLogRecord がエラーで失敗する

    CIM クラス OMC_IpmiLogRecord のインスタンスを返すコマンド enum_instances OMC_IpmiLogRecord が期待どおりに機能せず、インスタンスが見つからないエラーが発生することがあります。これは、RawIpmiProvider がロードされておらず、クエリに応答できない場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2468510:メモリがハード制限を超えているというエラー メッセージが表示され、hostd サービスが繰り返し失敗する

    hostd サービスが繰り返し失敗し始め、「Panic: Memory exceeds hard limit」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。この問題は、productLocker/vmtools フォルダで VMware Tools の破損した Windows ISO イメージがアクティブである場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、hostd は現在インストールされているバージョンの VMware Tools のマニフェスト ファイルをチェックし、各チェックでメモリ リークによる失敗を防止します。ただし、問題の根本原因を解決するには、次の手順を実行する必要があります。

    1. 問題のある ESXi ホストをメンテナンス モードに切り替えます。
    2. 問題の影響を受けていない ESXi ホストと影響を受けているホストの両方で SSH を有効にします。
    3. root ユーザーとしてログインします。
    4. vmtools フォルダ内のすべてを、影響を受けていないホストから影響を受けているホストにコピーします。
    5. 影響を受けていないホストと影響を受けているホスト上のコピーされた各ファイルで md5sum コマンドを実行します。各ファイルのペアの結果は同じである必要があります。
  • PR 2535758:信頼されたドメインがオフラインになると、一部のユーザー グループの Active Directory 認証が失敗することがある

    信頼されたドメインのいずれかがオフラインになると、Likewise は、オフライン ドメインのいずれかのグループに属しているユーザーのグループ メンバーシップをまったく返さないか、一部のセットを返します。その結果、一部のユーザー グループの Active Directory 認証が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、Likewise は他のすべてのオンライン ドメインのすべてのグループを一覧表示します。

  • PR 2525498:スマート カード認証を有効にしてホストを再起動した後、スマート カードを使用して ESXi ホストにログインできない

    ESXi ホストでスマート カード認証を構成し、ドメイン コントローラのルート証明書と中間証明書をアップロードした場合、ホストを再起動した後に証明書が保持されないことがあります。その結果、再起動の操作後にスマート カードを使用してホストにログインできなくなります。この問題は、ホストの再起動後にドメイン コントローラ証明書が保持されないために発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2511325:ジャーナル ブロックの容量エラーにより VMFS6 データストアを開くことができず、仮想マシンをパワーオンできない

    多数の ESXi ホストが VMFS6 データストアにアクセスするときに、ストレージまたは電源が停止した場合、クラスタ内のすべてのジャーナル ブロックでメモリ リークが発生することがあります。これにより、VMFS ボリュームのオープンまたはマウントに失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2533654:vCenter Server High Availability が有効になっているクラスタ内の ESXi ホストで、存在しない隔離アドレスにアクセスできないというエラーが報告される

    vSphere Client の [ホストおよびクラスタ] インベントリ ビューの [サマリ] タブでは、隔離アドレスが設定されていないにもかかわらず、vCenter Server High Availability が有効になっているクラスタ内の一部の ESXi ホストについて、「隔離アドレス 6.0.0.0 にアクセスできません」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。このメッセージは実際の問題を報告せず、vCenter Server High Availability が想定どおりに機能しない場合があることを示しません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2536923:SMBIOS 3.2 以降に準拠している ESXi ホストで、デバイス エイリアスが想定どおりの順序でないことがある

    VMware ESXi では、エイリアスと呼ばれる短縮名が、ネットワーク アダプタ、ストレージ アダプタ、グラフィック デバイスなどのデバイスに割り当てられます。たとえば、vmnic0 または vmhba1 などです。ESXi では、SMBIOS テーブルなどの ESXi ホストのファームウェア ソースから取得した位置情報に基づいて、予測可能な順序で物理的なロケーションに応じてエイリアスが割り当てられます。ESXi650-202007001 より前のリリースの場合、ESXi VMkernel では、SMBIOS 仕様バージョン 3.2 で定義されている SMBIOS タイプ 9(システム スロット)レコードへの拡張機能はサポートされません。このため ESXi では、一部のエイリアスが ESXi ホストで誤った順序で割り当てられます。

    本リリースで、この問題は修正されました。ただし、ESXi650-202007001 でこの問題が完全に修正されるのは、新規インストールに限られます。以前のリリースから ESXi650-202007001 にアップグレードする場合は、エイリアスが想定どおりの順序で再割り当てされず、デバイス エイリアスの手動による変更が必要な場合があります。デバイス エイリアスの順序を修正する方法の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB2091560 を参照してください。

  • PR 2411906:ホスト プロファイルをクラスタに適用すると、Enhanced vMotion Compatibility (EVC) の設定が ESXi ホストで失われる

    vSphere ホスト プロファイルでは、/etc/vmware/config ファイルの一部の設定を管理しません。ホスト プロファイルをクラスタに適用すると、このような設定、たとえば EVC の一部設定などが意図せず削除されます。これにより、一部の EVC 機能が動作しなくなります。たとえば、マスク解除された CPU がワークロードに公開されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2577439:修正されたメモリ エラーのバーストは、パフォーマンスの問題や、ESXi ホストの障害によるパープル スクリーン表示の原因になる

    まれに、メモリ エラーが短い間隔で多く発生するとパフォーマンスの問題の原因となり、ESXi ホストの障害によるパープル スクリーンの表示や、複数の物理 CPU でのパニック エラーにつながる場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。ただし、短い間隔で起こるメモリ エラーに対する ESXi の許容度は強化されていますが、引き続きパフォーマンスの問題が生じる可能性があります。そのような場合、状況により物理メモリの交換が必要になります。

  • PR 2476942:VMNIC が停止した状態のままであるにもかかわらず、ホスト名または IP ネットワーク アップリンクの冗長性喪失アラームが緑色にリセットされる

    ESXi ホストの vSphere 標準スイッチまたは Distributed Switch のアップリンク冗長性が失われた場合は、「ホスト名または IP ネットワーク アップリンクの冗長性消失」アラームによって報告されます。場合によっては、複数の VMNIC が停止しているときに(1 つの VMNIC が起動していて他の VMNIC が引き続き停止している場合でも)、アラームが緑色にリセットされることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、リストアされたすべての dvPort および冗長イベントがネット相関レイヤーで集約され、すべてのアップリンクがリストアされた場合に限り vCenter Server システムに報告されるようになります。

  • PR 2561925:すべての仮想マシンが LUN に発行できる未処理の I/O 要求の最大数を変更できない

    Disk.SchedNumReqOutstanding (DSNRO) パラメータを、修正された LUN のキュー深度に合わせて変更した場合、再起動後に値が維持されません。
    たとえば、次のコマンドを入力して DSNRO の値を変更するとします。

    esxcli storage core device set -O | --sched-num-req-outstanding 8 -d device_ID
    再起動の後、esxcli storage core device list -d device_ID コマンドを実行して変更を確認すると、想定とは異なる次のような出力が表示されます。

    競合ワールドのある未処理の I/O 数: 32

    DSNRO は、すべての仮想マシンが LUN に発行できる未処理の I/O 要求の最大数を制御します。パラメータの不整合な変更によってパフォーマンスが低下する可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正によって、外部 SATP によりスローされる例外が処理され、再起動後に DSNRO 値が維持されます。

  • PR 2488525:仮想マシンが実行を停止し、[サマリ] タブに容量エラーが表示される

    NFS データストアにはユーザー ディレクトリごとに容量制限があり、あるディレクトリが割り当てを超えた場合、他のユーザー ディレクトリへの I/O 操作も NO_SPACE エラーで失敗します。その結果、一部の仮想マシンが実行を停止します。[サマリ] タブには、次のようなメッセージが表示されます。
    仮想ディスク「<>」のための空き容量がありません。関連するボリュームのディスク容量を解放して [_Retry] をクリックすると、このセッションを続行できることがあります。このセッションを終了するには、[キャンセル] をクリックします。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2474261:VMNIC のデフォルト ゲートウェイがホスト プロファイルで設定されていても、ターゲット ホストで設定されていないと、ホストの修正操作が失敗することがある

    VMNIC のデフォルト ゲートウェイがホスト プロファイルに設定されていても、ターゲット ホストで設定されていないと、ホストの修正操作が失敗し、「エラーが発生したため修正を開始できません」というメッセージが表示される場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2387387:WBEM を無効にしているとき、サードパーティの LSI CIM プロバイダが失敗することがある

    ESXi ホストでサードパーティの LSI CIM プロバイダを使用し、同時に WBEM を無効にすると、コア ダンプの発生とともに sfcb サービスが失敗することがあります。VMware Host Client の [ストレージ] > [ハードウェア] で、「Small Footprint CIM Broker Daemon (SFCBD) が実行されていますが、データが報告されていません」というメッセージが表示されます。場合により、ストレージ プロバイダの CIM プロバイダをインストールする必要があります。
    この問題は、LSI CIM プロバイダでシャットダウンに sfcb の許容時間よりも長い時間がかかることがあるために発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、LSI CIM プロバイダのシャットダウン間隔が 75 秒に増加しています。

  • PR 2537030:ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示され、#PF Exception 14 エラー メッセージが示される

    ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示されると、「BlueScreen: #PF Exception 14 in world 66633:Cmpl-vmhba1- IP 0x41801ad0dbf3 addr 0x49」のようなエラー メッセージが表示されます。この障害は、論理ボリューム マネージャ (LVM) 処理の競合状態が原因で発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2537137:ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示され、#PF Exception 14 in world 82187 エラーが示される

    まれに、基盤となるネットワーク レイヤーが返すネットワーク インターフェイス関連データの処理中に、ESXi ホストに障害が発生し、vmkernel-zdump.1 ファイルに次のようなエラーが生じることがあります。

    #PF Exception 14 in world 82187:hostd-probe IP 0x41802f2ee91a addr 0x430fd590a000 および
    UserSocketInetBSDToLinuxIfconf@(user)# +0x1b6 stack: 0x430fd58ea4b0

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2569156:データストアに異常な遅延が発生すると、ESXi ホストが応答しなくなる

    /etc/vmware/hostd/config.xml<outputtofiles></outputtofiles> パラメータが true に設定されており、データストアに異常な遅延が発生すると、hostd サービスがストレージの問題の報告中に応答を停止します。このため、1 台以上の ESXi ホストが応答しなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2537073:ESXi ホストで障害が発生し、コンテンツ ベースの読み取りキャッシュ (CBRC) メモリに関するエラーが表示される

    ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示され、「#PF Exception 14 in word Id 90984419:CBRC Memory IP 0x418039d15bc9 addr 0x8」のようなエラーが示される場合があります。この障害は CBRC モジュールの競合状態が原因で発生します。CBRC モジュールは、vCenter Server の View Storage Accelerator 機能でも仮想マシンのディスク データをキャッシュするために使用されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2567795:現在時刻の呼び出しなどのタスクがあまりに多く短時間で連続して発生すると、hostd サービスがメモリ不足エラーで失敗する

    デフォルトでは、hostd サービスは完了したタスクを 10 分間保持します。たとえば ServiceInstance 管理対象オブジェクトからシステムの現在時刻を取得する呼び出しなどのタスクが、あまりにも多く同時に発生すると、hostd はこれらすべてを処理できずに失敗し、メモリ不足メッセージが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2474304:VMware Remote Console のスクリーン ショット作成時に、仮想マシンで障害が発生し、「VMware ESX リカバリ不能なエラー: (vmx)」エラーが示される

    スクリーン ショット キャプチャ コードでの非常にまれな競合状態により、VMware Remote Console では、スクリーン ショット作成などでのマウス、キーボード、スクリーン (MKS) 操作中に、VMX サービスに障害が発生する場合があります。これにより、仮想マシンが応答しなくなり、VMware ESX リカバリ不能なエラー: (Vmx) のようなエラーが vmware.log ファイルに示される場合があります。

    回避策:なし

  • PR 2458185:ストレージ アレイのフェイルオーバーまたはフェイルバック操作後に NFS 4.1 データストアにアクセスできなくなることがある

    ストレージ アレイのフェイルオーバーまたはフェイルバック操作が行われると、NFS 4.1 データストアが All-Paths-Down (APD) 状態になります。ただし、操作の完了後、データストアが APD 状態のままになり、アクセスできなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2514237:未使用のポート グループによって ESXi ホストの応答時間が長くなることがある

    未使用のポート グループを使用すると、vSphere Client のロード、仮想マシンのパワーオン、設定の編集など、ESXi ホストで実行されるすべてのタスクの応答時間が長くなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、NetworkSystemVmkImplProvider::GetNetworkInfo メソッドの処理が最適化され、ポート グループのループが回避されます。

  • PR 2541272:仮想マシンをメモリ スナップショットに戻すと、ESXi ホストが vCenter Server システムから切断される

    たとえば仮想マシンをメモリ スナップショットに戻した後など、一部の操作では手短な一連のタスクで競合状態がトリガされ、hostd サービスに障害が発生し /var/core/hostd-worker-zdump.000 が示される原因になる場合があります。結果的に、ESXi ホストは vCenter Server システムへの接続を失います。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2459344:AMD FCH SATA コントローラを使用した直接 I/O またはパススルー操作により、ESXi ホスト プラットフォームが再起動することがある

    AMD Zen プラットフォームで直接 I/O またはパススルー操作に FCH SATA コントローラを使用する場合、コントローラのデフォルトのリセット方法により、プラットフォームが予期せず再起動することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、該当する場合、FCH SATA コントローラ [AHCI モード] [1022:7901] のデフォルトのリセット方法を
    別のリセット方法、D3D0 に代替できます。

  • PR 2577914:要求ルールを HUAWEI XSG1 アレイ Storage Array の ESXi ホストに手動で追加して、異なる構成を設定する必要がある

    この修正では、次のルールにより、ストレージ アレイ タイプ プラグイン (SATP)、パス選択ポリシー (PSP)、iops、および要求オプションがデフォルト値として設定されます。
    esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_ALUA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_on --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e "HUAWEI arrays with ALUA support"
    esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_DEFAULT_AA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_off --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e " HUAWEI arrays without ALUA support"

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2569088:多数の hostspec イベントが原因で、hostd エージェントがメモリ不足になり失敗することがある

    vSphere Distributed Switch のアップデート中に、多数の hostspec イベントが同時にトリガされると、hostd サービスがメモリ不足の状態になることがあります。これにより、hostd エージェントは vCenter Server システムへの接続を失います。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2493976:仮想マシンが突然応答しなくなり、仮想マシンをリセットしようとするとリカバリできなくなる

    仮想マシンが突然応答しなくなり、仮想マシンをリセットしようとすると、リカバリできなくなります。バックトレースには、仮想マシンの RDM ディスクにリンクされたデバイスへの複数の RESET 呼び出しが表示されます。この問題では、RDM ディスクが 2 TB を超えている場合、シャットダウン プロセス中に getLbaStatus コマンドがループし続け、仮想マシンが適切にシャットダウンしないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、getLbaStatus コマンドが常に結果を返すようになります。

  • PR 2541335:ESXi ホストの障害発生によりパープル スクリーンが表示され、バックトレースの FSAtsUndoUpgradedOptLocks() メソッドのエラーが示される

    FSAtsUndoUpgradedOptLocks () メソッドの NULL ポインタ例外が原因で、ESXi ホストが処理を停止しパープル スクリーンが表示される場合があります。vmkernel-zdump.1 ファイルのバックトレースで、「FSAtsUndoUpgradedOptLocks (…) at bora/modules/vmkernel/vmfs/fs3ATSCSOps.c:665」のようなメッセージが表示されます。障害が発生する前に、VMFS ヒープが枯渇しているという次のような警告が表示される場合があります。「警告: Heap: 3534: ヒープ vmfs3 はすでに最大サイズに達しています。拡張できません

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2327059:ESXi ホストの障害発生によりパープル スクリーンが表示されると、完全なバックトレースが表示されない

    ESXi ホストの障害発生によりパープル スクリーンが表示されると、完全なバックトレースが表示されません。これは、コア ダンプがコアダンプ パーティションまたはダンプ ファイルから抽出されたかどうかに関わらず、ログが切り詰めて表示されるからです。この問題が発生するのは、ダンプ ファイルの圧縮オフセットが 4K 整列ではないためです。VMFS エクステントの最終ブロックに 2KB が書き込まれ、残りの 2KB が新しい VMFS エクステントに書き込まれる場合があります。これにより、コア ダンプが部分的になります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2464910:ESXi ホストが応答不能になり、コア ダンプの発生とともに hostd サービスが失敗する

    vSAN クラスタ内の ESXi ホストが、特定のダウンタイムなし vSAN 例外を処理できない場合、コマンドへの応答に失敗することがあります。コア ダンプの発生とともに hostd サービスが失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2577879:vSphere Client または vSphere Web Client で、潜在的なハードウェア障害に関して多くの健全性警告が表示されメールを受け取る

    vSphere Client または vSphere Web Client では、実際のセンサーの状態に変化がないにも関わらず、潜在的なハードウェア障害について多くの健全性警告が表示されメールが受信されます。この問題は、IPMI からのセンサー状態の取得に失敗した場合に、CIM サービスがすべてのセンサーを不明な状態にリセットするとき発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2541493:vSAN 環境内の準拠オブジェクトが非準拠として表示される

    vSAN 環境のストレージ ポリシーに準拠するオブジェクトが、非準拠と表示されることがあります。この問題は、ストレージポリシーの廃止された属性によって発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2553475:ESXi 管理サービスの再起動後に、VMware Host Client の ESXi ホストの CPU およびメモリの統計情報で 0 が表示される

    ESXi 管理サービスの再起動後に、VMware Host Client の CPU とメモリの統計情報で 0 が表示されます。これは、クイック統計プロバイダが切断されたままの場合があるためです。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2554581:ログ作成グループがメモリ不足になり、ローテーション ログ ファイルのヘッダー書き込みに失敗する

    ログ作成グループがメモリ不足になると、syslog サービスのローテーション ログ ファイルでのヘッダー書き込みに失敗する場合があります。vmkernel からのログも失敗する場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB79032 を参照してください。

  • PR 2497571:NamespaceManager API の頻繁な使用による競合状態が原因で hostd サービスが失敗することがある

    仮想マシンが名前空間の操作のターゲットで、同時に削除または登録解除の別の呼び出しがその仮想マシンに対して実行されている競合状態では、hostd サービスが失敗することがあります。これは、NamespaceManager API が仮想マシンのゲスト OS エージェントとの通信に頻繁に使用される環境で発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

ESXi650-202007402-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.650.3.138.16576891
修正されたパッチ リリース  2468970、2477953
関連する CVE 番号 該当なし

このパッチは vmkusb VIB をアップデートして、次の問題を解決します。

  • PR 2477953:ESXi ホストが USB ネットワーク ドライバを使用している場合、TX バッファの重複により、パープル スクリーンを表示して停止することがある

    まれに、ESXi ホストが USB ネットワーク ドライバを使用している場合、TX バッファの重複によりパープル スクリーンを表示して停止することがあります。PF Exception 14 in world 66160:usbus0 cdce_bulk_write_callback のようなエラーが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

ESXi650-202007403-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMW_bootbank_lpfc_11.4.33.26-14vmw.650.3.138.16576891
修正されたパッチ リリース  2509410
関連する CVE 番号 該当なし

このパッチは lpfc VIB をアップデートして、次の問題を解決します。

  • PR 2509410:FC HBA の外部 DIF サポートが有効になっている場合、競合状態が原因で ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがある

    ESXi ホストが外部 DIF を使用してストレージ アレイに接続しおり、同時にノード パスが破棄される場合、ESXi ホストの障害発生によりパープル スクリーンが表示されることがあります。ログには、lpfc_external_dif_cmpl 機能のエラーが記録されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

ESXi650-202007404-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMW_bootbank_net-vmxnet3_1.1.3.0-3vmw.650.3.138.16576891
修正されたパッチ リリース  該当なし
関連する CVE 番号 該当なし

このパッチは net-vmxnet3 VIB をアップデートします。

    ESXi650-202007101-SG
    パッチのカテゴリ セキュリティ
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 はい
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-3.134.16576879
    • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-3.134.16576882
    • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-3.134.16576879
    • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-3.134.16576881
    修正されたパッチ リリース  2527261、2568254、2568260、2568268、2568275、2568291、2568294、2568298、2568303、2568323、2568327
    関連する CVE 番号 該当なし

    このパッチは esx-base、esx-tboot、vsan、および vsanhealth VIB をアップデートし、次の問題を解決します。

      • OpenSSL ライブラリのアップデート

        ESXi userworld OpenSSL ライブラリはバージョン openssl-1.0.2v にアップデートされています。

      • Python ライブラリのアップデート

        Python サードパーティ ライブラリはバージョン 3.5.9 にアップデートされました。

      • OpenSSH のアップデート

        OpenSSH バージョンが 8.1p1 にアップデートされています。

      • libcurl ライブラリのアップデート

        ESXi userworld libcurl ライブラリは libcurl-7.70 にアップデートされています。

      • libxml2 ライブラリの更新

        ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.10 にアップデートされました。

      • SQLite データベースのアップデート

        SQLite データベースはバージョン 3.31.1 にアップデートされています。

      • libPNG ライブラリのアップデート

        libPNG ライブラリは libpng-1.6.37 にアップデートされました。

      • Expat XML パーサーのアップデート

        Expat XML パーサーはバージョン 2.2.9 にアップデートされています。

      • zlib ライブラリのアップデート

        zlib ライブラリがバージョン 1.2.11 にアップデートされています。

    ESXi650-202007102-SG
    パッチのカテゴリ セキュリティ
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 なし
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMware_locker_tools-light_6.5.0-3.134.16576879
    修正されたパッチ リリース  2489779
    CVE 番号 該当なし

    このパッチは tools-light VIB をアップデートします。

    ESXi650-202007103-SG
    パッチのカテゴリ セキュリティ
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 はい
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMware_bootbank_cpu-microcode_6.5.0-3.134.16576879
    修正されたパッチ リリース  2543392
    CVE 番号 該当なし

    このパッチは cpu-microcode​ VIB をアップデートします。

    • Intel マイクロコードの更新

      ESXi650-202007001 は、ESXi 対応 CPU の Intel マイクロコードをアップデートします。現在含まれているマイクロコードのアップデートについては、表を参照してください。

      コード名 FMS Plt ID MCU のリビジョン MCU の日付 ブランド名
      Nehalem EP 0x106a5 0x03 0x0000001d 5/11/2018 Intel Xeon 35xx Series
      Intel Xeon 55xx Series
      Lynnfield 0x106e5 0x13 0x0000000a 5/8/2018 Intel Xeon 34xx Lynnfield Series
      Clarkdale 0x20652 0x12 0x00000011 5/8/2018 Intel i3/i5 Clarkdale Series
      Intel Xeon 34xx Clarkdale Series
      Arrandale 0x20655 0x92 0x00000007 4/23/2018 Intel Core i7-620LE Processor
      Sandy Bridge DT 0x206a7 0x12 0x0000002f 2/17/2019 Intel Xeon E3-1100 Series
      Intel Xeon E3-1200 Series
      Intel i7-2655-LE Series
      Intel i3-2100 Series
      Westmere EP 0x206c2 0x03 0x0000001f 5/8/2018 Intel Xeon 56xx Series
      Intel Xeon 36xx Series
      Sandy Bridge EP 0x206d6 0x6d 0x00000621 3/4/2020 Intel Pentium 1400 Series
      Intel Xeon E5-1400 Series
      Intel Xeon E5-1600 Series
      Intel Xeon E5-2400 Series
      Intel Xeon E5-2600 Series
      Intel Xeon E5-4600 Series
      Sandy Bridge EP 0x206d7 0x6d 0x0000071a 3/24/2020 Intel Pentium 1400 Series
      Intel Xeon E5-1400 Series
      Intel Xeon E5-1600 Series
      Intel Xeon E5-2400 Series
      Intel Xeon E5-2600 Series
      Intel Xeon E5-4600 Series
      Nehalem EX 0x206e6 0x04 0x0000000d 5/15/2018 Intel Xeon 65xx Series
      Intel Xeon 75xx Series
      Westmere EX 0x206f2 0x05 0x0000003b 5/16/2018 Intel Xeon E7-8800 Series
      Intel Xeon E7-4800 Series
      Intel Xeon E7-2800 Series
      Ivy Bridge DT 0x306a9 0x12 0x00000021 2/13/2019 Intel i3-3200 Series
      Intel i7-3500-LE/UE
      Intel i7-3600-QE
      Intel Xeon E3-1200-v2 Series
      Intel Xeon E3-1100-C-v2 Series
      Intel Pentium B925C
      Haswell DT 0x306c3 0x32 0x00000028 11/12/2019 Intel Xeon E3-1200-v3 Series
      Intel i7-4700-EQ Series
      Intel i5-4500-TE Series
      Intel i3-4300 Series
      Ivy Bridge EP 0x306e4 0xed 0x0000042e 3/14/2019 Intel Xeon E5-4600-v2 Series
      Intel Xeon E5-2600-v2 Series
      Intel Xeon E5-2400-v2 Series
      Intel Xeon E5-1600-v2 Series
      Intel Xeon E5-1400-v2 Series
      Ivy Bridge EX 0x306e7 0xed 0x00000715 3/14/2019 Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series
      Haswell EP 0x306f2 0x6f 0x00000043 3/1/2019 Intel Xeon E5-4600-v3 Series
      Intel Xeon E5-2600-v3 Series
      Intel Xeon E5-2400-v3 Series
      Intel Xeon E5-1600-v3 Series
      Intel Xeon E5-1400-v3 Series
      Haswell EX 0x306f4 0x80 0x00000016 6/17/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series
      Broadwell H 0x40671 0x22 0x00000022 11/12/2019 Intel Core i7-5700EQ
      Intel Xeon E3-1200-v4 Series
      Avoton 0x406d8 0x01 0x0000012d 9/16/2019 Intel Atom C2300 Series
      Intel Atom C2500 Series
      Intel Atom C2700 Series
      Broadwell EP/EX 0x406f1 0xef 0x0b000038 6/18/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v4 Series
      Intel Xeon E5-4600-v4 Series
      Intel Xeon E5-2600-v4 Series
      Intel Xeon E5-1600-v4 Series
      Skylake SP 0x50654 0xb7 0x02006906 4/24/2020 Intel Xeon Platinum 8100 Series
      Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 Series
      Intel Xeon D-2100 Series
      Intel Xeon D-1600 Series
      Intel Xeon W-3100 Series
      Intel Xeon W-2100 Series
      Cascade Lake B-0 0x50656 0xbf 0x04002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
      Intel Xeon Gold 6200/5200
      Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
      Intel Xeon W-3200
      Cascade Lake 0x50657 0xbf 0x05002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
      Intel Xeon Gold 6200/5200
      Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
      Intel Xeon W-3200
      Broadwell DE 0x50662 0x10 0x0000001c 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
      Broadwell DE 0x50663 0x10 0x07000019 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
      Broadwell DE 0x50664 0x10 0x0f000017 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
      Broadwell NS 0x50665 0x10 0x0e00000f 6/17/2019 Intel Xeon D-1600 Series
      Skylake H/S 0x506e3 0x36 0x000000dc 4/27/2020 Intel Xeon E3-1500-v5 Series
      Intel Xeon E3-1200-v5 Series
      Denverton 0x506f1 0x01 0x0000002e 3/21/2019 Intel Atom C3000 Series
      Kaby Lake H/S/X 0x906e9 0x2a 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E3-1200-v6 Series
      Intel Xeon E3-1500-v6 Series
      Coffee Lake 0x906ea 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
      Intel Xeon E-2200 Series(4 コアまたは 6 コア)
      Coffee Lake 0x906eb 0x02 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2100 Series
      Coffee Lake 0x906ec 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
      Coffee Lake Refresh 0x906ed 0x22 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2200 Series(8 コア)
    ESXi650-202007104-SG
    パッチのカテゴリ セキュリティ
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 なし
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMware_bootbank_esx-ui_1.34.2-16361878
    修正されたパッチ リリース  該当なし
    CVE 番号 該当なし

    このパッチは esx-ui VIB をアップデートします。

      ESXi-6.5.0-20200704001-標準
      プロファイル名 ESXi-6.5.0-20200704001-標準
      ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
      ベンダー VMware, Inc.
      リリース日 2020 年 7 月 30 日
      許容レベル PartnerSupported
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      影響のある VIB
      • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-3.138.16576891
      • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-3.138.16576893
      • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-3.138.16576891
      • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-3.138.16576892
      • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.650.3.138.16576891
      • VMW_bootbank_lpfc_11.4.33.26-14vmw.650.3.138.16576891
      • VMW_bootbank_net-vmxnet3_1.1.3.0-3vmw.650.3.138.16576891
      修正されたパッチ リリース 2466294、2454362、2449192、2500024、2477965、2462102、2425577、2468510、2535758、2525498、2511325、2533654、2536923、2411906、2577439、2476942、2561925、2488525、2474261、2387387、2537030、2537137、2569156、2537073、2567795、2474304、2458185、2514237、2541272、2459344、2577914、2569088、2493976、2541335、2327059、2464910、2577879、2541493、2553475、2554581、2497571、2477953、2509410
      関連する CVE 番号 該当なし
      • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
        • まれに、ビーコンの検知を使用してチーミングおよびフェイルオーバー ポリシーに基づいて障害から復旧した VMNIC が、アクティブな VMNIC にフォールバックしない場合があります。

        • hostd サービスで完了済みタスクのリストが空の場合に、1つまたは複数のタスクがタイムアウトになると、連続して完了したタスクに対してタスクのクリーンアップがスケジュール設定されません。そのため、クリーンアップされないタスクによってメモリ リークが発生すると、メモリ制限超過のために hostd が失敗します。

        • vSphere FT でセカンダリ仮想マシンのスクリーンショットを作成しようとすると、要求が応答を取得せず、仮想マシンが VM_STATE_CREATE_SCREENSHOT ステータスのままになります。その結果、hostd サービスが再起動して一時的な状態がクリアされるまで、この状態の仮想マシンに対する再構成や移行などの連続した操作は InvalidState エラーで失敗します。

        • NamespaceManager.retrieveData 呼び出しが短期間に多数実行された場合、呼び出しの結果は大量になることがあり、hostd はそれらをデフォルトで 10 分間保持するため、hostd サービスがメモリ不足エラーで失敗することがあります。

        • ハードウェアの健全性チェック中に別のサービスが hostd サービスからセンサー データを要求すると、hostd が失敗し、IpmiIfcSdrReadRecordId: retry expired のようなエラーが表示されることがあります。その結果、vCenter Server システムから ESXi ホストにアクセスできなくなります。

        • 仮想マシンの移行またはクローン作成のための Dell/EMC VMAX ストレージ アレイへの XCOPY 要求の後、ターゲット VMFS データストアが破損してオフラインになることがあります。

        • CIM クラス OMC_IpmiLogRecord のインスタンスを返すコマンド enum_instances OMC_IpmiLogRecord が期待どおりに機能せず、インスタンスが見つからないエラーが発生することがあります。これは、RawIpmiProvider がロードされておらず、クエリに応答できない場合に発生します。

        • hostd サービスが繰り返し失敗し始め、「Panic: Memory exceeds hard limit」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。この問題は、productLocker/vmtools フォルダで VMware Tools の破損した Windows ISO イメージがアクティブである場合に発生します。

        • 信頼されたドメインのいずれかがオフラインになると、Likewise は、オフライン ドメインのいずれかのグループに属しているユーザーのグループ メンバーシップをまったく返さないか、一部のセットを返します。その結果、一部のユーザー グループの Active Directory 認証が失敗します。

        • ESXi ホストでスマート カード認証を構成し、ドメイン コントローラのルート証明書と中間証明書をアップロードした場合、ホストを再起動した後に証明書が保持されないことがあります。その結果、再起動の操作後にスマート カードを使用してホストにログインできなくなります。この問題は、ホストの再起動後にドメイン コントローラ証明書が保持されないために発生します。

        • 多数の ESXi ホストが VMFS6 データストアにアクセスするときに、ストレージまたは電源が停止した場合、クラスタ内のすべてのジャーナル ブロックでメモリ リークが発生することがあります。これにより、VMFS ボリュームのオープンまたはマウントに失敗します。

        • vSphere Client の [ホストおよびクラスタ] インベントリ ビューの [サマリ] タブで、vCenter Server High Availability が有効になっているクラスタ内の ESXi ホストによっては、「隔離アドレス 6.0.0.0 にアクセスできない」のようなエラー メッセージが、該当するアドレスを設定していないために表示されることがあります。このメッセージは実際の問題を報告せず、vCenter Server High Availability が想定どおりに機能しない場合があることを示しません。

        • VMware ESXi では、エイリアスと呼ばれる短縮名が、ネットワーク アダプタ、ストレージ アダプタ、グラフィック デバイスなどのデバイスに割り当てられます。たとえば、vmnic0 または vmhba1 などです。ESXi では、SMBIOS テーブルなどの ESXi ホストのファームウェア ソースから取得した位置情報に基づいて、予測可能な順序で物理的なロケーションに応じてエイリアスが割り当てられます。ESXi650-202007001 より前のリリースの場合、ESXi VMkernel では、SMBIOS 仕様バージョン 3.2 で定義されている SMBIOS タイプ 9(システム スロット)レコードへの拡張機能はサポートされません。このため ESXi では、一部のエイリアスが ESXi ホストで誤った順序で割り当てられます。

        • vSphere ホスト プロファイルでは、/etc/vmware/config ファイルの一部の設定を管理しません。ホスト プロファイルをクラスタに適用すると、このような設定、たとえば EVC の一部設定などが意図せず削除されます。これにより、一部の EVC 機能が動作しなくなります。たとえば、マスク解除された CPU がワークロードに公開されます。

        • まれに、メモリ エラーが短い間隔で多く発生するとパフォーマンスの問題の原因となり、ESXi ホストの障害によるパープル スクリーンの表示や、複数の物理 CPU でのパニック エラーにつながる場合があります。

        • ESXi ホストの vSphere 標準スイッチまたは Distributed Switch のアップリンク冗長性が失われた場合は、ホスト名または IP ネットワーク アップリンクの冗長性消失アラームによって報告されます。場合によっては、複数の VMNIC が停止しているときに(1 つの VMNIC が起動していて他の VMNIC が引き続き停止している場合でも)、アラームが緑色にリセットされることがあります。

        • Disk.SchedNumReqOutstanding (DSNRO) パラメータを、修正された LUN のキューの深さに合わせて変更した場合、再起動後に値が維持されません。
          たとえば、次のコマンドを入力して DSNRO の値を変更するとします。

          esxcli storage core device set -O | --sched-num-req-outstanding 8 -d device_ID
          再起動の後、esxcli storage core device list -d device_ID コマンドを実行して変更を確認すると、想定とは異なる次のような出力が表示されます。

          競合ワールドのある I/O 残数: 32

          DSNRO は、すべての仮想マシンが LUN に発行できる未処理の I/O 要求の最大数を制御します。また、パラメータの不整合な変更によってパフォーマンスが低下する可能性があります。

        • NFS データストアにはユーザー ディレクトリごとに容量制限があり、あるディレクトリが割り当てを超えた場合、他のユーザー ディレクトリへの I/O 操作も NO_SPACE エラーで失敗します。その結果、一部の仮想マシンが実行を停止します。[サマリ] タブには、次のようなメッセージが表示されます。
          仮想ディスク「<>」のための空き容量がありません。関連するボリュームのディスク容量を解放して [_Retry] をクリックすると、このセッションを続行できることがあります。このセッションを終了するには、[キャンセル] をクリックします。

        • VMNIC のデフォルト ゲートウェイがホスト プロファイルに設定されていても、ターゲット ホストで設定されていないと、ホストの修正操作が失敗し、「エラーが発生したため修正を開始できません」というメッセージが表示される場合があります。

        • ESXi ホストでサードパーティの LSI CIM プロバイダを使用し、同時に WBEM を無効にすると、コア ダンプの発生とともに sfcb サービスが失敗することがあります。VMware Host Client の [ストレージ] > [ハードウェア] で、「Small Footprint CIM Broker Daemon (SFCBD) が実行されていますが、データが報告されていません」というメッセージが表示されます。場合により、ストレージ プロバイダの CIM プロバイダをインストールする必要があります。
          この問題は、LSI CIM プロバイダでシャットダウンに sfcb の許容時間よりも長い時間がかかることがあるために発生します。

        • ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示されると、「BlueScreen: #PF Exception 14 in world 66633:Cmpl-vmhba1- IP 0x41801ad0dbf3 addr 0x49」のようなエラー メッセージが表示されます。この障害は、論理ボリューム マネージャ (LVM) 処理の競合状態が原因で発生します。

        • まれに、基盤となるネットワーク レイヤーが返すネットワーク インターフェイス関連データの処理中に、ESXi ホストに障害が発生し、vmkernel-zdump.1 ファイルに次のようなエラーが生じることがあります。

          #PF Exception 14 in world 82187:hostd-probe IP 0x41802f2ee91a addr 0x430fd590a000 および
          UserSocketInetBSDToLinuxIfconf@(user)#+0x1b6 stack: 0x430fd58ea4b0

        • /etc/vmware/hostd/config.xml<outputtofiles></outputtofiles> パラメータが true に設定されており、データストアに異常な遅延が発生すると、hostd サービスがストレージの問題の報告中に応答を停止します。このため、1 台以上の ESXi ホストが応答しなくなります。

        • ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示され、「#PF Exception 14 in word Id 90984419:CBRC Memory IP 0x418039d15bc9 addr 0x8」のようなエラーが示される場合があります。この障害は CBRC モジュールの競合状態が原因で発生します。CBRC モジュールは、vCenter Server の View Storage Accelerator 機能でも仮想マシンのディスク データをキャッシュするために使用されます。

        • デフォルトでは、hostd サービスは完了したタスクを 10 分間保持します。たとえば ServiceInstance 管理対象オブジェクトからシステムの現在時刻を取得する呼び出しなどのタスクが、あまりにも多く同時に発生すると、hostd はこれらすべてを処理できずに失敗し、メモリ不足メッセージが表示されることがあります。

        • スクリーン ショット キャプチャ コードでの非常にまれな競合状態により、VMware Remote Console では、スクリーン ショット作成などでのマウス、キーボード、スクリーン (MKS) 操作中に、VMX サービスに障害が発生する場合があります。これにより、仮想マシンが応答しなくなり、VMware ESX unrecoverable error: (Vmx) のようなエラーが vmware.log ファイルに示される場合があります。

        • ストレージ アレイのフェイルオーバーまたはフェイルバック操作が行われると、NFS 4.1 データストアが All-Paths-Down (APD) 状態になります。ただし、操作の完了後、データストアが APD 状態のままになり、アクセスできなくなることがあります。

        • 未使用のポート グループを使用すると、vSphere Client のロード、仮想マシンのパワーオン、設定の編集など、ESXi ホストで実行されるすべてのタスクの応答時間が長くなることがあります。

        • たとえば仮想マシンをメモリ スナップショットに戻した後など、一部の操作では手短な一連のタスクで競合状態がトリガされ、hostd サービスに障害が発生し /var/core/hostd-worker-zdump.000 が示される原因になる場合があります。結果的に、ESXi ホストは vCenter Server システムへの接続を失います。

        • AMD Zen プラットフォームで直接 I/O またはパススルー操作に FCH SATA コントローラを使用する場合、コントローラのデフォルトのリセット方法により、プラットフォームが予期せず再起動することがあります。

        • この修正では、次のルールにより、ストレージ アレイ タイプ プラグイン (SATP)、パス選択ポリシー (PSP)、iops、および要求オプションがデフォルト値として設定されます。
          esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_ALUA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_on --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e "HUAWEI arrays with ALUA support"
          esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_DEFAULT_AA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_off --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e " HUAWEI arrays without ALUA support"

        • vSphere Distributed Switch のアップデート中に、多数の hostspec イベントが同時にトリガされると、hostd サービスがメモリ不足の状態になることがあります。これにより、hostd エージェントは vCenter Server システムへの接続を失います。

        • 仮想マシンが突然応答しなくなり、仮想マシンをリセットしようとすると、リカバリできなくなります。バックトレースには、仮想マシンの RDM ディスクにリンクされたデバイスへの複数の RESET 呼び出しが表示されます。この問題では、RDM ディスクが 2 TB を超えている場合、シャットダウンプロセス中の getLbaStatus コマンドが継続的にループして、仮想マシンが適切にシャットダウンしないことがあります。

        • FSAtsUndoUpgradedOptLocks () メソッドの NULL ポインタ例外が原因で、ESXi ホストが処理を停止しパープル スクリーンが表示される場合があります。vmkernel-zdump.1 ファイルのバックトレースで、「FSAtsUndoUpgradedOptLocks (…) at bora/modules/vmkernel/vmfs/fs3ATSCSOps.c:665」のようなメッセージが表示されます。障害が発生する前に、VMFS ヒープが枯渇しているという次のような警告が表示される場合があります。「警告: Heap: 3534: ヒープ vmfs3 はすでに最大サイズに達しています。拡張できません

        • ESXi ホストの障害発生によりパープル スクリーンが表示されると、完全なバックトレースが表示されません。これは、コア ダンプがコアダンプ パーティションまたはダンプ ファイルから抽出されたかどうかに関わらず、ログが切り詰めて表示されるからです。この問題が発生するのは、ダンプ ファイルの圧縮オフセットが 4K 整列ではないためです。VMFS エクステントの最終ブロックに 2KB が書き込まれ、残りの 2KB が新しい VMFS エクステントに書き込まれる場合があります。これにより、コア ダンプが部分的になります。

        • vSAN クラスタ内の ESXi ホストが、特定のダウンタイムなし vSAN 例外を処理できない場合、コマンドへの応答に失敗することがあります。コア ダンプの発生とともに hostd サービスが失敗します。

        • vSphere Client または vSphere Web Client では、実際のセンサーの状態に変化がないにも関わらず、潜在的なハードウェア障害について多くの健全性警告が表示されメールが受信されます。この問題は、IPMI からのセンサー状態の取得に失敗した場合に、CIM サービスがすべてのセンサーを不明な状態にリセットするとき発生します。

        • vSAN 環境のストレージ ポリシーに準拠するオブジェクトが、非準拠と表示されることがあります。この問題は、ストレージポリシーの廃止された属性によって発生します。

        • ESXi 管理サービスの再起動後に、VMware Host Client の CPU とメモリの統計情報で 0 が表示されます。これは、クイック統計プロバイダが切断されたままの場合があるためです。

        • ログ作成グループがメモリ不足になると、syslog サービスのローテーション ログ ファイルでのヘッダー書き込みに失敗する場合があります。vmkernel からのログも失敗する場合があります。

        • 仮想マシンが名前空間の操作のターゲットで、同時に削除または登録解除の別の呼び出しがその仮想マシンに対して実行されている競合状態では、hostd サービスが失敗することがあります。これは、NamespaceManager API が仮想マシンのゲスト OS エージェントとの通信に頻繁に使用される環境で発生することがあります。

        • まれに、ESXi ホストが USB ネットワーク ドライバを使用している場合、TX バッファの重複によりパープル スクリーンを表示して停止することがあります。PF Exception 14 in world 66160:usbus0 cdce_bulk_write_callback のようなエラーが表示されることがあります。

        • ESXi ホストが外部 DIF を使用してストレージ アレイに接続しおり、同時にノード パスが破棄される場合、ESXi ホストの障害発生によりパープル スクリーンが表示されることがあります。ログには、lpfc_external_dif_cmpl 機能のエラーが記録されます。

      ESXi-6.5.0-20200704001-ツールなし
      プロファイル名 ESXi-6.5.0-20200704001-ツールなし
      ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
      ベンダー VMware, Inc.
      リリース日 2020 年 7 月 30 日
      許容レベル PartnerSupported
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      影響のある VIB
      • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-3.138.16576891
      • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-3.138.16576893
      • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-3.138.16576891
      • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-3.138.16576892
      • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.650.3.138.16576891
      • VMW_bootbank_lpfc_11.4.33.26-14vmw.650.3.138.16576891
      • VMW_bootbank_net-vmxnet3_1.1.3.0-3vmw.650.3.138.16576891
      修正されたパッチ リリース 2466294、2454362、2449192、2500024、2477965、2462102、2425577、2468510、2535758、2525498、2511325、2533654、2536923、2411906、2577439、2476942、2561925、2488525、2474261、2387387、2537030、2537137、2569156、2537073、2567795、2474304、2458185、2514237、2541272、2459344、2577914、2569088、2493976、2541335、2327059、2464910、2577879、2541493、2553475、2554581、2497571、2477953、2509410 
      関連する CVE 番号 該当なし
      • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
        • まれに、ビーコンの検知を使用してチーミングおよびフェイルオーバー ポリシーに基づいて障害から復旧した VMNIC が、アクティブな VMNIC にフォールバックしない場合があります。

        • hostd サービスで完了済みタスクのリストが空の場合に、1つまたは複数のタスクがタイムアウトになると、連続して完了したタスクに対してタスクのクリーンアップがスケジュール設定されません。そのため、クリーンアップされないタスクによってメモリ リークが発生すると、メモリ制限超過のために hostd が失敗します。

        • vSphere FT でセカンダリ仮想マシンのスクリーンショットを作成しようとすると、要求が応答を取得せず、仮想マシンが VM_STATE_CREATE_SCREENSHOT ステータスのままになります。その結果、hostd サービスが再起動して一時的な状態がクリアされるまで、この状態の仮想マシンに対する再構成や移行などの連続した操作は InvalidState エラーで失敗します。

        • NamespaceManager.retrieveData 呼び出しが短期間に多数実行された場合、呼び出しの結果は大量になることがあり、hostd はそれらをデフォルトで 10 分間保持するため、hostd サービスがメモリ不足エラーで失敗することがあります。

        • ハードウェアの健全性チェック中に別のサービスが hostd サービスからセンサー データを要求すると、hostd が失敗し、IpmiIfcSdrReadRecordId: retry expired のようなエラーが表示されることがあります。その結果、vCenter Server システムから ESXi ホストにアクセスできなくなります。

        • 仮想マシンの移行またはクローン作成のための Dell/EMC VMAX ストレージ アレイへの XCOPY 要求の後、ターゲット VMFS データストアが破損してオフラインになることがあります。

        • CIM クラス OMC_IpmiLogRecord のインスタンスを返すコマンド enum_instances OMC_IpmiLogRecord が期待どおりに機能せず、インスタンスが見つからないエラーが発生することがあります。これは、RawIpmiProvider がロードされておらず、クエリに応答できない場合に発生します。

        • hostd サービスが繰り返し失敗し始め、「Panic: Memory exceeds hard limit」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。この問題は、productLocker/vmtools フォルダで VMware Tools の破損した Windows ISO イメージがアクティブである場合に発生します。

        • 信頼されたドメインのいずれかがオフラインになると、Likewise は、オフライン ドメインのいずれかのグループに属しているユーザーのグループ メンバーシップをまったく返さないか、一部のセットを返します。その結果、一部のユーザー グループの Active Directory 認証が失敗します。

        • ESXi ホストでスマート カード認証を構成し、ドメイン コントローラのルート証明書と中間証明書をアップロードした場合、ホストを再起動した後に証明書が保持されないことがあります。その結果、再起動の操作後にスマート カードを使用してホストにログインできなくなります。この問題は、ホストの再起動後にドメイン コントローラ証明書が保持されないために発生します。

        • 多数の ESXi ホストが VMFS6 データストアにアクセスするときに、ストレージまたは電源が停止した場合、クラスタ内のすべてのジャーナル ブロックでメモリ リークが発生することがあります。これにより、VMFS ボリュームのオープンまたはマウントに失敗します。

        • vSphere Client の [ホストおよびクラスタ] インベントリ ビューの [サマリ] タブで、vCenter Server High Availability が有効になっているクラスタ内の ESXi ホストによっては、「隔離アドレス 6.0.0.0 にアクセスできない」のようなエラー メッセージが、該当するアドレスを設定していないために表示されることがあります。このメッセージは実際の問題を報告せず、vCenter Server High Availability が想定どおりに機能しない場合があることを示しません。

        • VMware ESXi では、エイリアスと呼ばれる短縮名が、ネットワーク アダプタ、ストレージ アダプタ、グラフィック デバイスなどのデバイスに割り当てられます。たとえば、vmnic0 または vmhba1 などです。ESXi では、SMBIOS テーブルなどの ESXi ホストのファームウェア ソースから取得した位置情報に基づいて、予測可能な順序で物理的なロケーションに応じてエイリアスが割り当てられます。ESXi650-202007001 より前のリリースの場合、ESXi VMkernel では、SMBIOS 仕様バージョン 3.2 で定義されている SMBIOS タイプ 9(システム スロット)レコードへの拡張機能はサポートされません。このため ESXi では、一部のエイリアスが ESXi ホストで誤った順序で割り当てられます。

        • vSphere ホスト プロファイルでは、/etc/vmware/config ファイルの一部の設定を管理しません。ホスト プロファイルをクラスタに適用すると、このような設定、たとえば EVC の一部設定などが意図せず削除されます。これにより、一部の EVC 機能が動作しなくなります。たとえば、マスク解除された CPU がワークロードに公開されます。

        • まれに、メモリ エラーが短い間隔で多く発生するとパフォーマンスの問題の原因となり、ESXi ホストの障害によるパープル スクリーンの表示や、複数の物理 CPU でのパニック エラーにつながる場合があります。

        • ESXi ホストの vSphere 標準スイッチまたは Distributed Switch のアップリンク冗長性が失われた場合は、ホスト名または IP ネットワーク アップリンクの冗長性消失アラームによって報告されます。場合によっては、複数の VMNIC が停止しているときに(1 つの VMNIC が起動していて他の VMNIC が引き続き停止している場合でも)、アラームが緑色にリセットされることがあります。

        • Disk.SchedNumReqOutstanding (DSNRO) パラメータを、修正された LUN のキューの深さに合わせて変更した場合、再起動後に値が維持されません。
          たとえば、次のコマンドを入力して DSNRO の値を変更するとします。

          esxcli storage core device set -O | --sched-num-req-outstanding 8 -d device_ID
          再起動の後、esxcli storage core device list -d device_ID コマンドを実行して変更を確認すると、想定とは異なる次のような出力が表示されます。

          競合ワールドのある I/O 残数: 32

          DSNRO は、すべての仮想マシンが LUN に発行できる未処理の I/O 要求の最大数を制御します。また、パラメータの不整合な変更によってパフォーマンスが低下する可能性があります。

        • NFS データストアにはユーザー ディレクトリごとに容量制限があり、あるディレクトリが割り当てを超えた場合、他のユーザー ディレクトリへの I/O 操作も NO_SPACE エラーで失敗します。その結果、一部の仮想マシンが実行を停止します。[サマリ] タブには、次のようなメッセージが表示されます。
          仮想ディスク「<>」のための空き容量がありません。関連するボリュームのディスク容量を解放して [_Retry] をクリックすると、このセッションを続行できることがあります。このセッションを終了するには、[キャンセル] をクリックします。

        • VMNIC のデフォルト ゲートウェイがホスト プロファイルに設定されていても、ターゲット ホストで設定されていないと、ホストの修正操作が失敗し、「エラーが発生したため修正を開始できません」というメッセージが表示される場合があります。

        • ESXi ホストでサードパーティの LSI CIM プロバイダを使用し、同時に WBEM を無効にすると、コア ダンプの発生とともに sfcb サービスが失敗することがあります。VMware Host Client の [ストレージ] > [ハードウェア] で、「Small Footprint CIM Broker Daemon (SFCBD) が実行されていますが、データが報告されていません」というメッセージが表示されます。場合により、ストレージ プロバイダの CIM プロバイダをインストールする必要があります。
          この問題は、LSI CIM プロバイダでシャットダウンに sfcb の許容時間よりも長い時間がかかることがあるために発生します。

        • ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示されると、「BlueScreen: #PF Exception 14 in world 66633:Cmpl-vmhba1- IP 0x41801ad0dbf3 addr 0x49」のようなエラー メッセージが表示されます。この障害は、論理ボリューム マネージャ (LVM) 処理の競合状態が原因で発生します。

        • まれに、基盤となるネットワーク レイヤーが返すネットワーク インターフェイス関連データの処理中に、ESXi ホストに障害が発生し、vmkernel-zdump.1 ファイルに次のようなエラーが生じることがあります。

          #PF Exception 14 in world 82187:hostd-probe IP 0x41802f2ee91a addr 0x430fd590a000 および
          UserSocketInetBSDToLinuxIfconf@(user)#+0x1b6 stack: 0x430fd58ea4b0

        • /etc/vmware/hostd/config.xml<outputtofiles></outputtofiles> パラメータが true に設定されており、データストアに異常な遅延が発生すると、hostd サービスがストレージの問題の報告中に応答を停止します。このため、1 台以上の ESXi ホストが応答しなくなります。

        • ESXi ホストでの障害発生によりパープル スクリーンが表示され、「#PF Exception 14 in word Id 90984419:CBRC Memory IP 0x418039d15bc9 addr 0x8」のようなエラーが示される場合があります。この障害は CBRC モジュールの競合状態が原因で発生します。CBRC モジュールは、vCenter Server の View Storage Accelerator 機能でも仮想マシンのディスク データをキャッシュするために使用されます。

        • デフォルトでは、hostd サービスは完了したタスクを 10 分間保持します。たとえば ServiceInstance 管理対象オブジェクトからシステムの現在時刻を取得する呼び出しなどのタスクが、あまりにも多く同時に発生すると、hostd はこれらすべてを処理できずに失敗し、メモリ不足メッセージが表示されることがあります。

        • スクリーン ショット キャプチャ コードでの非常にまれな競合状態により、VMware Remote Console では、スクリーン ショット作成などでのマウス、キーボード、スクリーン (MKS) 操作中に、VMX サービスに障害が発生する場合があります。これにより、仮想マシンが応答しなくなり、VMware ESX unrecoverable error: (Vmx) のようなエラーが vmware.log ファイルに示される場合があります。

        • ストレージ アレイのフェイルオーバーまたはフェイルバック操作が行われると、NFS 4.1 データストアが All-Paths-Down (APD) 状態になります。ただし、操作の完了後、データストアが APD 状態のままになり、アクセスできなくなることがあります。

        • 未使用のポート グループを使用すると、vSphere Client のロード、仮想マシンのパワーオン、設定の編集など、ESXi ホストで実行されるすべてのタスクの応答時間が長くなることがあります。

        • たとえば仮想マシンをメモリ スナップショットに戻した後など、一部の操作では手短な一連のタスクで競合状態がトリガされ、hostd サービスに障害が発生し /var/core/hostd-worker-zdump.000 が示される原因になる場合があります。結果的に、ESXi ホストは vCenter Server システムへの接続を失います。

        • AMD Zen プラットフォームで直接 I/O またはパススルー操作に FCH SATA コントローラを使用する場合、コントローラのデフォルトのリセット方法により、プラットフォームが予期せず再起動することがあります。

        • この修正では、次のルールにより、ストレージ アレイ タイプ プラグイン (SATP)、パス選択ポリシー (PSP)、iops、および要求オプションがデフォルト値として設定されます。
          esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_ALUA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_on --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e "HUAWEI arrays with ALUA support"
          esxcli storage nmp satp rule add -s VMW_SATP_DEFAULT_AA -V HUAWEI -M "XSG1" -c tpgs_off --psp="VMW_PSP_RR" -O "iops=1" -e " HUAWEI arrays without ALUA support"

        • vSphere Distributed Switch のアップデート中に、多数の hostspec イベントが同時にトリガされると、hostd サービスがメモリ不足の状態になることがあります。これにより、hostd エージェントは vCenter Server システムへの接続を失います。

        • 仮想マシンが突然応答しなくなり、仮想マシンをリセットしようとすると、リカバリできなくなります。バックトレースには、仮想マシンの RDM ディスクにリンクされたデバイスへの複数の RESET 呼び出しが表示されます。この問題では、RDM ディスクが 2 TB を超えている場合、シャットダウンプロセス中の getLbaStatus コマンドが継続的にループして、仮想マシンが適切にシャットダウンしないことがあります。

        • FSAtsUndoUpgradedOptLocks () メソッドの NULL ポインタ例外が原因で、ESXi ホストが処理を停止しパープル スクリーンが表示される場合があります。vmkernel-zdump.1 ファイルのバックトレースで、「FSAtsUndoUpgradedOptLocks (…) at bora/modules/vmkernel/vmfs/fs3ATSCSOps.c:665」のようなメッセージが表示されます。障害が発生する前に、VMFS ヒープが枯渇しているという次のような警告が表示される場合があります。「警告: Heap: 3534: ヒープ vmfs3 はすでに最大サイズに達しています。拡張できません

        • ESXi ホストの障害発生によりパープル スクリーンが表示されると、完全なバックトレースが表示されません。これは、コア ダンプがコアダンプ パーティションまたはダンプ ファイルから抽出されたかどうかに関わらず、ログが切り詰めて表示されるからです。この問題が発生するのは、ダンプ ファイルの圧縮オフセットが 4K 整列ではないためです。VMFS エクステントの最終ブロックに 2KB が書き込まれ、残りの 2KB が新しい VMFS エクステントに書き込まれる場合があります。これにより、コア ダンプが部分的になります。

        • vSAN クラスタ内の ESXi ホストが、特定のダウンタイムなし vSAN 例外を処理できない場合、コマンドへの応答に失敗することがあります。コア ダンプの発生とともに hostd サービスが失敗します。

        • vSphere Client または vSphere Web Client では、実際のセンサーの状態に変化がないにも関わらず、潜在的なハードウェア障害について多くの健全性警告が表示されメールが受信されます。この問題は、IPMI からのセンサー状態の取得に失敗した場合に、CIM サービスがすべてのセンサーを不明な状態にリセットするとき発生します。

        • vSAN 環境のストレージ ポリシーに準拠するオブジェクトが、非準拠と表示されることがあります。この問題は、ストレージポリシーの廃止された属性によって発生します。

        • ESXi 管理サービスの再起動後に、VMware Host Client の CPU とメモリの統計情報で 0 が表示されます。これは、クイック統計プロバイダが切断されたままの場合があるためです。

        • ログ作成グループがメモリ不足になると、syslog サービスのローテーション ログ ファイルでのヘッダー書き込みに失敗する場合があります。vmkernel からのログも失敗する場合があります。

        • 仮想マシンが名前空間の操作のターゲットで、同時に削除または登録解除の別の呼び出しがその仮想マシンに対して実行されている競合状態では、hostd サービスが失敗することがあります。これは、NamespaceManager API が仮想マシンのゲスト OS エージェントとの通信に頻繁に使用される環境で発生することがあります。

        • まれに、ESXi ホストが USB ネットワーク ドライバを使用している場合、TX バッファの重複によりパープル スクリーンを表示して停止することがあります。PF Exception 14 in world 66160:usbus0 cdce_bulk_write_callback のようなエラーが表示されることがあります。

        • ESXi ホストが外部 DIF を使用してストレージ アレイに接続しおり、同時にノード パスが破棄される場合、ESXi ホストの障害発生によりパープル スクリーンが表示されることがあります。ログには、lpfc_external_dif_cmpl 機能のエラーが記録されます。

      ESXi-6.5.0-20200701001s-標準
      プロファイル名 ESXi-6.5.0-20200701001s-標準
      ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
      ベンダー VMware, Inc.
      リリース日 2020 年 7 月 30 日
      許容レベル PartnerSupported
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      影響のある VIB
      • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-3.134.16576879
      • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-3.134.16576882
      • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-3.134.16576879
      • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-3.134.16576881
      • VMware_locker_tools-light_6.5.0-3.134.16576879
      • VMware_bootbank_cpu-microcode_6.5.0-3.134.16576879
      • VMware_bootbank_esx-ui_1.34.2-16361878
      修正されたパッチ リリース 2527261、2568254、2568260、2568268、2568275、2568291、2568294、2568298、2568303、2568323、2568327、2489779、2572558、2543392
      関連する CVE 番号 該当なし
      • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
        • ESXi userworld OpenSSL ライブラリはバージョン openssl-1.0.2v にアップデートされています。

        • Python サードパーティ ライブラリはバージョン 3.5.9 にアップデートされました。

        • OpenSSH バージョンが 8.1p1 にアップデートされています。

        • ESXi userworld libcurl ライブラリは libcurl-7.70 にアップデートされています。

        • ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.10 にアップデートされました。

        • SQLite データベースはバージョン 3.31.1 にアップデートされています。

        • libPNG ライブラリは libpng-1.6.37 にアップデートされました。

        • Expat XML パーサーはバージョン 2.2.9 にアップデートされています。

        • zlib ライブラリがバージョン 1.2.11 にアップデートされています。

        次の VMware Tools ISO イメージが ESXi650-202007001 にバンドルされます。

        • windows.iso:Windows Vista (SP2) 以降用の VMware Tools 11.1.1 ISO イメージ
        • winPreVista.iso:Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 用の VMware Tools 10.0.12 ISO イメージ
        • linux.iso:Linux OS、glibc 2.5 以降用の VMware Tools 10.3.22 ISO イメージ

        次の VMware Tools 10.3.10 の ISO イメージをダウンロードできます。

        • solaris.iso : VMware Tools イメージ (Solaris)
        • darwin.iso:VMware Tools イメージ (OSX)

        ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

        ESXi650-202007001 は、ESXi 対応 CPU の Intel マイクロコードをアップデートします。現在含まれているマイクロコードのアップデートについては、表を参照してください。

        コード名 FMS Plt ID MCU のリビジョン MCU の日付 ブランド名
        Nehalem EP 0x106a5 0x03 0x0000001d 5/11/2018 Intel Xeon 35xx Series
        Intel Xeon 55xx Series
        Lynnfield 0x106e5 0x13 0x0000000a 5/8/2018 Intel Xeon 34xx Lynnfield Series
        Clarkdale 0x20652 0x12 0x00000011 5/8/2018 Intel i3/i5 Clarkdale Series
        Intel Xeon 34xx Clarkdale Series
        Arrandale 0x20655 0x92 0x00000007 4/23/2018 Intel Core i7-620LE Processor
        Sandy Bridge DT 0x206a7 0x12 0x0000002f 2/17/2019 Intel Xeon E3-1100 Series
        Intel Xeon E3-1200 Series
        Intel i7-2655-LE Series
        Intel i3-2100 Series
        Westmere EP 0x206c2 0x03 0x0000001f 5/8/2018 Intel Xeon 56xx Series
        Intel Xeon 36xx Series
        Sandy Bridge EP 0x206d6 0x6d 0x00000621 3/4/2020 Intel Pentium 1400 Series
        Intel Xeon E5-1400 Series
        Intel Xeon E5-1600 Series
        Intel Xeon E5-2400 Series
        Intel Xeon E5-2600 Series
        Intel Xeon E5-4600 Series
        Sandy Bridge EP 0x206d7 0x6d 0x0000071a 3/24/2020 Intel Pentium 1400 Series
        Intel Xeon E5-1400 Series
        Intel Xeon E5-1600 Series
        Intel Xeon E5-2400 Series
        Intel Xeon E5-2600 Series
        Intel Xeon E5-4600 Series
        Nehalem EX 0x206e6 0x04 0x0000000d 5/15/2018 Intel Xeon 65xx Series
        Intel Xeon 75xx Series
        Westmere EX 0x206f2 0x05 0x0000003b 5/16/2018 Intel Xeon E7-8800 Series
        Intel Xeon E7-4800 Series
        Intel Xeon E7-2800 Series
        Ivy Bridge DT 0x306a9 0x12 0x00000021 2/13/2019 Intel i3-3200 Series
        Intel i7-3500-LE/UE
        Intel i7-3600-QE
        Intel Xeon E3-1200-v2 Series
        Intel Xeon E3-1100-C-v2 Series
        Intel Pentium B925C
        Haswell DT 0x306c3 0x32 0x00000028 11/12/2019 Intel Xeon E3-1200-v3 Series
        Intel i7-4700-EQ Series
        Intel i5-4500-TE Series
        Intel i3-4300 Series
        Ivy Bridge EP 0x306e4 0xed 0x0000042e 3/14/2019 Intel Xeon E5-4600-v2 Series
        Intel Xeon E5-2600-v2 Series
        Intel Xeon E5-2400-v2 Series
        Intel Xeon E5-1600-v2 Series
        Intel Xeon E5-1400-v2 Series
        Ivy Bridge EX 0x306e7 0xed 0x00000715 3/14/2019 Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series
        Haswell EP 0x306f2 0x6f 0x00000043 3/1/2019 Intel Xeon E5-4600-v3 Series
        Intel Xeon E5-2600-v3 Series
        Intel Xeon E5-2400-v3 Series
        Intel Xeon E5-1600-v3 Series
        Intel Xeon E5-1400-v3 Series
        Haswell EX 0x306f4 0x80 0x00000016 6/17/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series
        Broadwell H 0x40671 0x22 0x00000022 11/12/2019 Intel Core i7-5700EQ
        Intel Xeon E3-1200-v4 Series
        Avoton 0x406d8 0x01 0x0000012d 9/16/2019 Intel Atom C2300 Series
        Intel Atom C2500 Series
        Intel Atom C2700 Series
        Broadwell EP/EX 0x406f1 0xef 0x0b000038 6/18/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v4 Series
        Intel Xeon E5-4600-v4 Series
        Intel Xeon E5-2600-v4 Series
        Intel Xeon E5-1600-v4 Series
        Skylake SP 0x50654 0xb7 0x02006906 4/24/2020 Intel Xeon Platinum 8100 Series
        Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 Series
        Intel Xeon D-2100 Series
        Intel Xeon D-1600 Series
        Intel Xeon W-3100 Series
        Intel Xeon W-2100 Series
        Cascade Lake B-0 0x50656 0xbf 0x04002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
        Intel Xeon Gold 6200/5200
        Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
        Intel Xeon W-3200
        Cascade Lake 0x50657 0xbf 0x05002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
        Intel Xeon Gold 6200/5200
        Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
        Intel Xeon W-3200
        Broadwell DE 0x50662 0x10 0x0000001c 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
        Broadwell DE 0x50663 0x10 0x07000019 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
        Broadwell DE 0x50664 0x10 0x0f000017 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
        Broadwell NS 0x50665 0x10 0x0e00000f 6/17/2019 Intel Xeon D-1600 Series
        Skylake H/S 0x506e3 0x36 0x000000dc 4/27/2020 Intel Xeon E3-1500-v5 Series
        Intel Xeon E3-1200-v5 Series
        Denverton 0x506f1 0x01 0x0000002e 3/21/2019 Intel Atom C3000 Series
        Kaby Lake H/S/X 0x906e9 0x2a 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E3-1200-v6 Series
        Intel Xeon E3-1500-v6 Series
        Coffee Lake 0x906ea 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
        Intel Xeon E-2200 Series(4 コアまたは 6 コア)
        Coffee Lake 0x906eb 0x02 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2100 Series
        Coffee Lake 0x906ec 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
        Coffee Lake Refresh 0x906ed 0x22 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2200 Series(8 コア)
      ESXi-6.5.0-20200701001s-ツールなし
      プロファイル名 ESXi-6.5.0-20200701001s-ツールなし
      ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
      ベンダー VMware, Inc.
      リリース日 2020 年 7 月 30 日
      許容レベル PartnerSupported
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      影響のある VIB
      • VMware_bootbank_esx-base_6.5.0-3.134.16576879
      • VMware_bootbank_vsanhealth_6.5.0-3.134.16576882
      • VMware_bootbank_esx-tboot_6.5.0-3.134.16576879
      • VMware_bootbank_vsan_6.5.0-3.134.16576881
      • VMware_locker_tools-light_6.5.0-3.134.16576879
      • VMware_bootbank_cpu-microcode_6.5.0-3.134.16576879
      • VMware_bootbank_esx-ui_1.34.2-16361878
      修正されたパッチ リリース 2527261、2568254、2568260、2568268、2568275、2568291、2568294、2568298、2568303、2568323、2568327、2489779、2572558、2543392
      関連する CVE 番号 該当なし
      • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
        • ESXi userworld OpenSSL ライブラリはバージョン openssl-1.0.2v にアップデートされています。

        • Python サードパーティ ライブラリはバージョン 3.5.9 にアップデートされました。

        • OpenSSH バージョンが 8.1p1 にアップデートされています。

        • ESXi userworld libcurl ライブラリは libcurl-7.70 にアップデートされています。

        • ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.10 にアップデートされました。

        • SQLite データベースはバージョン 3.31.1 にアップデートされています。

        • libPNG ライブラリは libpng-1.6.37 にアップデートされました。

        • Expat XML パーサーはバージョン 2.2.9 にアップデートされています。

        • zlib ライブラリがバージョン 1.2.11 にアップデートされています。

        次の VMware Tools ISO イメージが ESXi650-202007001 にバンドルされます。

        • windows.iso:Windows Vista (SP2) 以降用の VMware Tools 11.1.1 ISO イメージ
        • winPreVista.iso:Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 用の VMware Tools 10.0.12 ISO イメージ
        • linux.iso:Linux OS、glibc 2.5 以降用の VMware Tools 10.3.22 ISO イメージ

        次の VMware Tools 10.3.10 の ISO イメージをダウンロードできます。

        • solaris.iso : VMware Tools イメージ (Solaris)
        • darwin.iso:VMware Tools イメージ (OSX)

        ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

        ESXi650-202007001 は、ESXi 対応 CPU の Intel マイクロコードをアップデートします。現在含まれているマイクロコードのアップデートについては、表を参照してください。

        コード名 FMS Plt ID MCU のリビジョン MCU の日付 ブランド名
        Nehalem EP 0x106a5 0x03 0x0000001d 5/11/2018 Intel Xeon 35xx Series
        Intel Xeon 55xx Series
        Lynnfield 0x106e5 0x13 0x0000000a 5/8/2018 Intel Xeon 34xx Lynnfield Series
        Clarkdale 0x20652 0x12 0x00000011 5/8/2018 Intel i3/i5 Clarkdale Series
        Intel Xeon 34xx Clarkdale Series
        Arrandale 0x20655 0x92 0x00000007 4/23/2018 Intel Core i7-620LE Processor
        Sandy Bridge DT 0x206a7 0x12 0x0000002f 2/17/2019 Intel Xeon E3-1100 Series
        Intel Xeon E3-1200 Series
        Intel i7-2655-LE Series
        Intel i3-2100 Series
        Westmere EP 0x206c2 0x03 0x0000001f 5/8/2018 Intel Xeon 56xx Series
        Intel Xeon 36xx Series
        Sandy Bridge EP 0x206d6 0x6d 0x00000621 3/4/2020 Intel Pentium 1400 Series
        Intel Xeon E5-1400 Series
        Intel Xeon E5-1600 Series
        Intel Xeon E5-2400 Series
        Intel Xeon E5-2600 Series
        Intel Xeon E5-4600 Series
        Sandy Bridge EP 0x206d7 0x6d 0x0000071a 3/24/2020 Intel Pentium 1400 Series
        Intel Xeon E5-1400 Series
        Intel Xeon E5-1600 Series
        Intel Xeon E5-2400 Series
        Intel Xeon E5-2600 Series
        Intel Xeon E5-4600 Series
        Nehalem EX 0x206e6 0x04 0x0000000d 5/15/2018 Intel Xeon 65xx Series
        Intel Xeon 75xx Series
        Westmere EX 0x206f2 0x05 0x0000003b 5/16/2018 Intel Xeon E7-8800 Series
        Intel Xeon E7-4800 Series
        Intel Xeon E7-2800 Series
        Ivy Bridge DT 0x306a9 0x12 0x00000021 2/13/2019 Intel i3-3200 Series
        Intel i7-3500-LE/UE
        Intel i7-3600-QE
        Intel Xeon E3-1200-v2 Series
        Intel Xeon E3-1100-C-v2 Series
        Intel Pentium B925C
        Haswell DT 0x306c3 0x32 0x00000028 11/12/2019 Intel Xeon E3-1200-v3 Series
        Intel i7-4700-EQ Series
        Intel i5-4500-TE Series
        Intel i3-4300 Series
        Ivy Bridge EP 0x306e4 0xed 0x0000042e 3/14/2019 Intel Xeon E5-4600-v2 Series
        Intel Xeon E5-2600-v2 Series
        Intel Xeon E5-2400-v2 Series
        Intel Xeon E5-1600-v2 Series
        Intel Xeon E5-1400-v2 Series
        Ivy Bridge EX 0x306e7 0xed 0x00000715 3/14/2019 Intel Xeon E7-8800/4800/2800-v2 Series
        Haswell EP 0x306f2 0x6f 0x00000043 3/1/2019 Intel Xeon E5-4600-v3 Series
        Intel Xeon E5-2600-v3 Series
        Intel Xeon E5-2400-v3 Series
        Intel Xeon E5-1600-v3 Series
        Intel Xeon E5-1400-v3 Series
        Haswell EX 0x306f4 0x80 0x00000016 6/17/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v3 Series
        Broadwell H 0x40671 0x22 0x00000022 11/12/2019 Intel Core i7-5700EQ
        Intel Xeon E3-1200-v4 Series
        Avoton 0x406d8 0x01 0x0000012d 9/16/2019 Intel Atom C2300 Series
        Intel Atom C2500 Series
        Intel Atom C2700 Series
        Broadwell EP/EX 0x406f1 0xef 0x0b000038 6/18/2019 Intel Xeon E7-8800/4800-v4 Series
        Intel Xeon E5-4600-v4 Series
        Intel Xeon E5-2600-v4 Series
        Intel Xeon E5-1600-v4 Series
        Skylake SP 0x50654 0xb7 0x02006906 4/24/2020 Intel Xeon Platinum 8100 Series
        Intel Xeon Gold 6100/5100、Silver 4100、Bronze 3100 Series
        Intel Xeon D-2100 Series
        Intel Xeon D-1600 Series
        Intel Xeon W-3100 Series
        Intel Xeon W-2100 Series
        Cascade Lake B-0 0x50656 0xbf 0x04002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
        Intel Xeon Gold 6200/5200
        Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
        Intel Xeon W-3200
        Cascade Lake 0x50657 0xbf 0x05002f01 4/23/2020 Intel Xeon Platinum 9200/8200 Series
        Intel Xeon Gold 6200/5200
        Intel Xeon Silver 4200/Bronze 3200
        Intel Xeon W-3200
        Broadwell DE 0x50662 0x10 0x0000001c 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
        Broadwell DE 0x50663 0x10 0x07000019 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
        Broadwell DE 0x50664 0x10 0x0f000017 6/17/2019 Intel Xeon D-1500 Series
        Broadwell NS 0x50665 0x10 0x0e00000f 6/17/2019 Intel Xeon D-1600 Series
        Skylake H/S 0x506e3 0x36 0x000000dc 4/27/2020 Intel Xeon E3-1500-v5 Series
        Intel Xeon E3-1200-v5 Series
        Denverton 0x506f1 0x01 0x0000002e 3/21/2019 Intel Atom C3000 Series
        Kaby Lake H/S/X 0x906e9 0x2a 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E3-1200-v6 Series
        Intel Xeon E3-1500-v6 Series
        Coffee Lake 0x906ea 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
        Intel Xeon E-2200 Series(4 コアまたは 6 コア)
        Coffee Lake 0x906eb 0x02 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2100 Series
        Coffee Lake 0x906ec 0x22 0x000000d6 4/27/2020 Intel Xeon E-2100 Series
        Coffee Lake Refresh 0x906ed 0x22 0x000000d6 4/23/2020 Intel Xeon E-2200 Series(8 コア)

      既知の問題

      既知の問題には、次のトピックが含まれます。

      アップグレードの問題
      • 期限切れのデジタル署名証明書とキーの置き換えが原因で、ESXi650-202007001 へのアップグレードが失敗することがある

        期限切れのデジタル署名証明書とキーの置き換えが原因で、一部の古いバージョンの ESXi から ESXi650-202007001 へのアップグレードが失敗することがあります。ESXCLI を使用すると、「信頼できる署名者が見つかりませんでした」というメッセージが表示されます。vSphere Update Manager を使用すると、「ホストでアップグレード スクリプトを実行できません」のようなメッセージが表示されます。

        回避策:問題と回避策の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB76555 を参照してください。

      vSphere vMotion の問題
      • PR 2467075:vSphere vMotion を使用した移行中に使用できない P2M スロットがあるため、仮想マシンがパープル スクリーンを表示して停止するか、パワーオフされることがある

        3D デバイスなど、より多くのメモリを必要とする仮想マシンのメモリ リソースは、vSphere vMotion を使用した移行中に P2M バッファのオーバーフローを引き起こすことがあります。その結果、共有メモリ ページが破損します。仮想マシンがパープル スクリーンを表示して停止するか、またはパワーオフします。「P2M reservation failed after max retries」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。

        回避策:VMware ナレッジベースの記事 KB76387 で説明されている手順に従って、P2M バッファを手動で構成します。

      ストレージの問題
      • PR 2511839:VMFS データストアのSSD でハードウェア アクセラレーションが正しく実装されないと、VMFS メタデータの不整合やデータの整合性の問題が発生する原因になる

        VMFS データストアは、vSphere API for Array Integration がもたらすハードウェア アクセラレーションを利用して、ブロックをゼロで埋める処理を行い、仮想マシンを隔離してセキュリティを強化します。一部の SSD では、ハードウェア アクセラレーションのサポート、および特にブロックをゼロで埋める (Block Zeroing) ための WRITE SAME(ゼロ)SCSI 処理のサポートがアドバタイズされています。VMFS メタデータも、使用前にゼロで埋められたブロックを利用します。ただし、一部の SSD ではブロックをゼロで埋める処理が想定通りに行われませんが、WRITE SAME 要求が GOOD ステータスとともに完了します。これにより、ESXi はゼロで埋められていないブロックをゼロで埋められたと見なすので、VMFS メタデータの不整合やデータの整合性の問題の原因になります。vCenter Server システムとデータ可用性の正常な運用にとって重大な、このようなデータの不整合の問題を回避するために、ESX 7.0 以降のローカル SSD では、WRITE SAME(ゼロ)処理がデフォルトで無効に設定されています。このため、VMFS データストア上の特定の処理が遅くなる場合があります。

        回避策:次の ESXCLI コマンドを使用して、WRITE SAME(ゼロ)SCSI 処理をオンにできます。
          esxcli storage core device vaai status set -d -Z 1
        例:esxcli storage core device vaai status set -d naa.55cd2e414fb3c242 -Z 1
        VMFS データストアでパフォーマンスの問題が生じる場合は、ハードウェア アクセラレーションをともなう SSD が実際に WRITE SAME(ゼロ)SCSI 処理をサポートするかどうか、ベンダーに確認してください。

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