vSphere Client を使用して、Linux ベースの Platform Services Controller アプライアンスを廃止できます。

外部の Platform Services Controller ノードを組み込みの Platform Services Controller ノードに統合した後、元の外部の Platform Services Controller を廃止します。Platform Services Controller は、廃止するとシャットダウンされ、Single Sign-On ドメインから削除されます。

1 つのデプロイに複数の Platform Services Controller インスタンスがあり、1 つのインスタンスが vCenter Server をポイントしており、その他のインスタンスがレプリケーション パートナーとして動作する場合、まず vCenter Server をポイントしていた Platform Services Controller を廃止します。次に、そのデプロイのその他の Platform Services Controller インスタンスを手動で削除する必要があります。レプリケーション パートナーとして動作する Platform Services ControllervCenter Server から隔離されているため、レプリケーション Platform Services Controller を廃止することはできません。

注: vSphere Client を使用して、Linux ベースの Platform Services Controller を廃止できます。Windows ベースの Platform Services Controller を廃止するには、 cmsso-util ユーティリティを使用します。ナレッジべースの記事 KB 2106736 を参照してください。

前提条件

廃止する前に、Platform Services Controller を参照する vCenter Server インスタンスがないことを確認してください。

Platform Services Controller を使用する環境にデプロイされた任意の製品を、新たにデプロイされた組み込みの Platform Services Controller を使用するように再構成します。

廃止する前に Platform Services Controller のバックアップを作成し、データの損失がないようにします。

手順

  1. [システム設定] 画面から Platform Services Controller を選択し、[PSC の廃止] をクリックします。
  2. Single Sign-On のユーザー名とパスワードを入力し、[廃止] をクリックします。

結果

廃止を実行するためにログインしている vCenter Server は、サービスを再起動し、この期間中にユーザー インターフェイスにアクセスできないようにします。廃止プロセスには影響はありません。

次のタスク

廃止された Platform Services Controller の仮想マシンは削除できます。

新しい組み込みの Platform Services Controller に外部のソリューションや製品が登録されているかどうかを確認します。