この手順では、高可用性 (HA) 環境で構成された Platform Services Controller にパッチを適用する方法について説明します。
Platform Services Controller の高可用性デプロイに、vCenter Single Sign-On ドメインに 2 つ以上の参加済み Platform Services Controller インスタンスがあります。Platform Services Controller インスタンスは、サードパーティのロード バランサを使用して、インスタンスが使用できなくなった場合にダウンタイムなしで自動フェイルオーバーが実行されるようにします。
ロード バランサを使用して、1 台目の Platform Services Controller インスタンス(ノード 1)の監視およびノード メンバーシップを無効にし、接続中のすべてのクライアントを 2 台目の Platform Services Controller(ノード 2)にリダイレクトする必要があります。これで、ノード 1 にパッチを適用できます。ノード 1 に正常にパッチを適用した後、接続中のすべてのクライアントをノード 1 にリダイレクトし、ノード 2 にパッチを適用します。
前提条件
- Platform Services Controller アプライアンスのバックアップを作成していることを確認します。
- 仮想アプライアンスに、.iso アップグレード ファイルをマウントします。
- ネットワーク トラフィックをリダイレクトする方法を把握していることを確認し、環境内で使用しているロード バランサで健全性の監視を有効または無効にします。詳細については、『vSphere ネットワーク』を参照してください。
手順
次のタスク
環境内で複数の Platform Services Controller HA インスタンスが使用可能な場合は、各 Platform Services Controller HA インスタンスでこの手順を繰り返し、すべてのインスタンスにパッチを適用します。