Flash Read Cache™ は、ホスト常駐型のフラッシュ デバイスをキャッシュとして使用して仮想マシン パフォーマンスを高速化できます。
各仮想ディスクに Flash Read Cache を予約できます。Flash Read Cache は、仮想マシンがパワーオンになったときにのみ作成されます。仮想マシンがサスペンド状態またはパワーオフ状態になると破棄されます。
仮想マシンを移行するときに、キャッシュを移行できます。デフォルトでは、ソースおよびターゲット ホストの仮想フラッシュ モジュールに互換性があればキャッシュは移行されます。キャッシュを移行しない場合、キャッシュはターゲット ホストでリウォームされます。
仮想マシンがパワーオンされている間はキャッシュのサイズを変更できます。このインスタンスでは、既存のキャッシュが破棄され、新しいライトスルー キャッシュが作成され、キャッシュのウォームアップ期間となります。キャッシュを作成するメリットは、キャッシュのサイズがアプリケーションのアクティブ データと良く一致することです。
Flash Read Cache は、ライトスルーまたは読み取りキャッシュをサポートしています。ライト バックまたは書き込みキャッシュはサポートされていません。キャッシュがある場合には、データの読み取りはキャッシュから実行されます。データの書き込みは SAN または NAS などのバッキング ストレージにディスパッチされます。バッキング ストレージから読み取り、またはバッキング ストレージに書き込みされるすべてのデータは、無条件にキャッシュに格納されます。
Flash Read Cache は物理互換の RDM をサポートしていません。仮想互換の RDM は Flash Read Cache でサポートされています。