パワーオンされた仮想マシンを、あるホストから別のホストに移行する際に、仮想ディスクとともに Flash Read Cache コンテンツを移行するかどうかを指定できます。
前提条件
Flash Read Cache コンテンツを移行する場合は、ターゲット ホストで十分な仮想フラッシュ リソースを設定します。
手順
- 実行中の仮想マシンを右クリックして [移行] を選択します。
- 移行タイプを指定します。
オプション |
説明 |
コンピューティング リソースのみ変更します |
仮想マシンを別のホストまたはクラスタに移行します。 |
コンピューティング リソースとストレージの両方を変更します |
仮想マシンを特定のホストまたはクラスタに移行し、そのストレージを特定のデータストアまたはデータストア クラスタに移行します。 |
- ターゲット ホストを選択して、[次へ] をクリックします。
- 仮想 Flash Read Cache で設定されたすべての仮想ディスクの移行設定を指定します。この移行パラメータは、ホストを変更せずにデータストアの変更のみを行う場合には表示されません。
フラッシュ読み取りキャッシュ移行設定 |
説明 |
常にキャッシュ コンテンツを移行 |
ターゲット ホストにすべてのキャッシュ コンテンツを移行できる場合にのみ、仮想マシンの移行は処理されます。このオプションは、キャッシュが小さいときやキャッシュのサイズがアプリケーションのアクティブ データにきわめて近いときに役立ちます。 |
キャッシュ コンテンツを移行しない |
ライトスルー キャッシュを削除します。キャッシュはターゲット ホストで再作成されます。このオプションは、キャッシュが大きいときやキャッシュのサイズがアプリケーションのアクティブ データよりも大きいときに役立ちます。 |
- Flash Read Cache を持つ仮想ディスクが複数存在する場合、個別のディスクごとに移行設定を調整できます。
- [[詳細]] をクリックします。
- 移行設定を変更する仮想ディスクを選択します。
- [仮想 Flash Read Cache 移行設定] 列のドロップダウン メニューから、適切なオプションを選択します。
- 移行設定を完了し、[終了] をクリックします。
次のタスク
仮想マシンの
[サマリ] タブを調べて、移行が成功したことを確認します。
- このタブでターゲット ホストの IP アドレスが正しく表示されていることを確認します。
- [仮想マシンのハードウェア] パネルに各仮想ディスクの仮想 Flash Read Cache 情報が正しく表示されていることを確認します。