Update Manager がインターネットに接続されている場合は、ベンダーのファームウェア ツールを vCenter Server に直接ダウンロードできます。または、ベンダーのファームウェア ツールをカスタムの場所からインポートすることもできます。

ベンダーのファームウェア ツールは、vSAN クラスタを実行するサーバでサポートされる最新の使用可能なファームウェアのダウンロードを可能にするエンジンです。

使用可能なファームウェア ツールに関する情報は、vSAN HCL .json ファイルにあります。この情報は、自社のハードウェア向けのファームウェア ツールの推奨を担当する各ベンダーによって提供されています。

手順

  1. vSphere Client で、[ホストおよびクラスタ] を選択し、インベントリから vSAN クラスタを選択します。
  2. [更新] タブを選択します。
    Update Manager のコンプライアンス ビューに移動します。
  3. [ホストの更新] を選択します。
  4. 警告メッセージが表示されたら、[ベンダーのファームウェア ツールのダウンロード] をクリックします。
  5. vCenter Server システムのインターネットへの接続状況に応じて、次のどちらかのタスクを実行します。
    オプション 説明
    デフォルトのデポからダウンロード

    vCenter Server がインターネットに接続されている場合は、ファームウェア ツールを直接ダウンロードできます。

    1. ドロップダウン メニューから、個別のエンドユーザー使用許諾契約書を選択してご確認ください。
      注： vSAN クラスタ内の複数のホストのファームウェアをインポートする場合は、 [ベンダーのファームウェア ツールのダウンロード] ダイアログ ボックスに、複数のエンドユーザー使用許諾契約書が表示されます。
    2. EULA の下にあるチェック ボックスを選択してすべてのエンドユーザー使用許諾契約に同意します。
    3. [インポート] をクリックします。
    インポート先の場所を入力

    vCenter Server がインターネットに接続されていない場合は、ファームウェア ツールを手動でアップロードする必要があります。

    1. [参照] をクリックし、ベンダーのファームウェア ツールを選択します。
      注： アップロードするファイルは、HCL に準拠している必要があります。
    2. [閉じる] をクリックします。

結果

ベンダーのファームウェア ツールがインストールされ、使用可能になります。