vSAN クラスタでデデュープおよび圧縮を無効にすることができます。
vSAN クラスタでデデュープおよび圧縮を無効にすると、クラスタで使用されるキャパシティのサイズが拡張可能になります(デデュープ率に基づきます)。デデュープおよび圧縮を無効にする前に、拡張されたデータのサイズを処理するのに十分な容量がクラスタにあることを確認します。
手順
- vSAN クラスタに移動します。
- [設定] タブをクリックします。
オプション 説明 vSphere Client - [vSAN] の下で [サービス] を選択します。
- [編集] をクリックします。
- 重複排除および圧縮を無効にします。
- (オプション)[冗長性の低下を許可] を選択します。重複排除および圧縮を無効にする間、vSAN は必要に応じて仮想マシンの保護レベルを低くします。vSAN クラスタにおける仮想マシンの冗長性の低下を参照してください。
vSphere Web Client - [vSAN] の下で [全般] を選択します。
- vSAN がオンになっているペインで、[編集] ボタンをクリックします。
- デデュープおよび圧縮を無効にします。
- ディスク要求モードを [手動] に設定します。
- デデュープおよび圧縮を [無効化] に設定します。
- [適用] または [OK] をクリックして設定の変更を保存します。
結果
デデュープおよび圧縮を無効にすると、vSAN は、クラスタの各ディスク グループでディスク フォーマットを変更します。vSAN は、ディスク グループからデータを退避させ、ディスク グループを削除してから、デデュープおよび圧縮をサポートしないフォーマットでディスク グループを再作成します。
この処理に必要な時間は、クラスタ内のホストの数とデータ量によって異なります。進捗は [タスクとイベント] タブで監視できます。