リリース日:2020 年 4 月 28 日

ビルドの詳細

ダウンロード ファイル名 ESXi670-202004002.zip
ビルド 16075168
ダウンロード サイズ 474.3 MB
md5sum 7e8314662d52ce4b907741d9dfca3eed
sha1checksum b794622ada10d8cbdd7361d554adb494c3ef6754
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい

セキュリティ パッチ

パッチ ID カテゴリ 重要度
ESXi670-202004401-BG バグ修正 最重要
ESXi670-202004402-BG バグ修正 重要
ESXi670-202004403-BG バグ修正 重要
ESXi670-202004404-BG バグ修正 重要
ESXi670-202004405-BG バグ修正 重要
ESXi670-202004406-BG バグ修正 重要
ESXi670-202004407-BG バグ修正 重要
ESXi670-202004408-BG バグ修正 重要
ESXi670-202004101-SG セキュリティ 重要
ESXi670-202004102-SG セキュリティ 重要
ESXi670-202004103-SG セキュリティ 重要

ロールアップ パッチ

このロールアップ パッチには、ESXi 6.7 の初回リリース以降のすべての修正が入っている最新の VIB が含まれています。

パッチ ID カテゴリ 重要度
ESXi670-202004002 バグ修正 重要

重要:VMware vSAN を使用しているクラスタの場合は、まず vCenter Server システムをアップグレードする必要があります。ESXi ホストのみのアップグレードはサポートされていません。
アップグレードの前に、ESXi、vCenter Server および vSAN の以前のバージョンから現在のバージョンまでの互換性アップグレード パスをVMware 製品の相互運用性マトリックスで確認してください。 

イメージ プロファイル

VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。

イメージ プロファイルの名前
ESXi-6.7.0-20200404001-standard
ESXi-6.7.0-20200404001-no-tools
ESXi-6.7.0-20200401001s-standard
ESXi-6.7.0-20200401001s-no-tools

各パッチの詳細については、「パッチのダウンロード」ページおよび「解決した問題」セクションを参照してください。

パッチ ダウンロードおよびインストール

一般的に ESXi ホストにパッチを適用する際は、VMware vSphere Update Manager を使用します。詳細については、「VMware vSphere Update Manager のインストールと管理について」を参照してください。

ESXi ホストをアップデートするには、VMware ダウンロード ページからパッチ ZIP ファイルを手動でダウンロードし、esxcli software vib コマンドを実行して VIB をインストールします。また、イメージ プロファイルと esxcli software profile コマンドを実行して、システムをアップデートできます。

詳細については、『vSphere コマンドライン インターフェイスのコンセプトおよびサンプル』および「vSphere アップグレード ガイド」を参照してください。

製品サポートに関する注意事項

Intel Memory Protection Extensions (MPX) は、Ice Lake CPU の導入によって廃止されました。この機能は引き続きサポートされますが、デフォルトではパワーオン時に仮想マシンに公開されません。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB76799 および「仮想マシンの詳細属性の設定」を参照してください。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

ESXi670-202004401-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 最重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.104.16075168
  • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.104.15985001
  • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.104.16075168
  • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.104.15984994
修正されたパッチ リリース  2449111、2436641、2447585、2486154、2466300、2451413、2406230、2443942、2452877、2431310、2407597、2481222、2496838、2320980、2458186、2374140、2504887、2492286、2522494、2486909、2512739、2387296、2481899、2443483、2458201、2515102、2424969、2424363、2495662、2499073、2462098、2482303、2500832、2497099、2438978、2446482、2449082、2449462、2454662、2460368、2465049、2467765、2475723、2422471、2477972、2466965、2467517、2473823、2460088、2467615、2521131、2486433、2487787、2491652、2458918、2443170、2498721、2500197、2498114、2465248、2517910、2521345、2525720、2513441、2490140、2489409、2448039、2516450、2513433、2483575、2497570、2468784, 2531167、2444428
CVE 番号 該当なし

esx-base、esx-update、vsan、および vsanhealth VIB をアップデートします。

  • PR 2449111:まれに、仮想マシンの CPU パフォーマンス カウンタを収集するときに ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがある

    仮想マシンのパワーオフ操作と、CPU パフォーマンス カウンタを収集する実行クエリの間で競合が発生するため、vCenter Server システムから NULL ポインタへの逆参照が行われることがあります。これが原因で、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2436641:ソフトウェア iSCSI アダプタが vSphere Client または vSphere Web Client に表示されないことがある

    iSCSI モジュールのメモリ リークが原因で、ターゲット検出プロセスで、ソフトウェアの iSCSI アダプタが vSphere Client または vSphere Web Client に表示されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2447585:xmap の割り当て失敗が原因で、3D 仮想マシンを含む ESXi ホストで障害が発生し、ブルー スクリーン エラーが表示されることがある

    vSphere vMotion を使用して 3D 仮想マシンを移行するなどの処理中に、メモリ割り当てプロセスが NULL 値を返すことがあります。その結果、VMkernel コンポーネントがメモリにアクセスできず、ESXi ホストで障害が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2486154:ESXi ホストの再起動後に ESXi ホストのスマート カード認証が動作を停止することがある

    ESXi ホストの再起動後、ESXi ホストが参加している Active Directory ドメインのルート証明書の再アップロードが必要になる場合があるため、スマート カード認証が動作を停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2466300:ビーコン検出を使用したチーミング フェイルバック ポリシーが有効にならない

    まれに、ビーコンの検知を使用してチーミングおよびフェイルオーバー ポリシーに基づいて障害から復旧した vmnic が、アクティブな vmnic にフォールバックしない場合があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2451413:esxcfg-info コマンドを実行すると、エラーを含んだ状態で出力が返される

    esxcfg-info コマンドを実行すると、次のようなエラーを含んだ状態で出力が表示される場合があります。
    ResourceGroup: Skipping CPU times for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688
    ResourceGroup: Skipping VCPU stats for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2406230:ユーザー名とパスワードを使用して HTTP および HTTPS プロキシの構成を実行すると、vSphere Auto Deploy のオンライン ソフトウェア デポの追加に失敗することがある

    ユーザー名とパスワードを使用して HTTP および HTTPS プロキシ構成を実行した場合、[ホーム] > [Auto Deploy] でオンライン ソフトウェア デポを追加すると、「invalid literal for int() with base 10:<プロキシ>」のようなエラーで失敗することがあります。プロキシ URL 中のユーザー名とパスワードに先行するコロン記号 (:) が原因で URL が正しく解析されないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2443942:SLAAC を使用して多数の IPv6 アドレスが割り当てられている場合、SNMP サービスが失敗することがある

    ESXi ホストで IPv6 が有効になっていて、多くの IPv6 アドレスが SLAAC を使用して割り当てられている場合、SNMP サービスが失敗することがあります。IPv6 アドレスのループ ロジックでエラーが発生し、この問題が発生します。そのため、ESXi ホストのステータスを監視することができません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2452877:オフライン ストレージのブロック マップを取得しようとすると、hostd サービスが失敗することがある

    hostd サービスは、現在オフラインのストレージのブロック マップを取得する際に失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。修正により、サービスは失敗せずに適切なエラー メッセージを返すようになりました。

  • PR 2431310:NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) デバイスを備えた仮想マシンを互換性のない vGPU ドライバを備えた ESXi ホストに移行すると、仮想マシンが予期せずシャットダウンすることがある

    vSphere vMotion を使用して、vGPU デバイスを備えた仮想マシンを互換性のない vGPU ドライバを備えた ESXi ホストに移行すると、仮想マシンが予期せずシャットダウンすることがあります。この問題は、NVIDIA がホストとゲストの vGPU ドライバの特定の組み合わせを許可しないために発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、潜在的な vGPU の非互換性が早期に検出され、vSphere vMotion による移行が防止されるため、仮想マシンはソース上で実行を続けることができます。

  • PR 2407597:親の物理機能 (PF) とは異なるバスで生成された仮想機能 (VF) を使用できない

    親の PF が C1:00.0 のような SBDF 上にあり、この PF が C2:00.0 などから始まる VF を生成した場合、その VF を使用することはできません。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2481222:仮想マシンの名前空間で多くの retrieveData 呼び出しが短期間に実行されると、hostd サービスが失敗することがある

    多くの NamespaceManager.retrieveData 呼び出しが短期間に実行されると、hostd サービスがメモリ不足エラーで失敗することがあります。このような状況では呼び出しに対する結果のサイズが大きくなる場合があり、hostd サービスではこれらがデフォルトで 10 分間保持されるためにこの問題が発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。以前のバージョンの ESXi では、多数の NamespaceManager.retrieveData 呼び出しを短期間に連続して実行しないようにするか、hostd サービスの config.xml ファイルの taskRetentionInMins オプションの値を低くすることができます。

  • PR 2496838:vSphere Fault Tolerance のセカンダリ仮想マシンが VM_STATE_CREATE_SCREENSHOT 状態で停止し、連続する操作が失敗することがある

    vSphere FT でセカンダリ仮想マシンのスクリーンショットを作成しようとすると、要求が応答を取得せず、仮想マシンが VM_STATE_CREATE_SCREENSHOT ステータスのままになります。その結果、hostd サービスが再起動して一時的な状態がクリアされるまで、この状態の仮想マシンに対する再構成や移行などの連続した操作は InvalidState エラーで失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、vSphere FT のセカンダリ仮想マシンに対する無効なスクリーンショット要求はすぐに失敗します。

  • PR 2320980:ESXi ホストの GPU モードを変更した後、3D グラフィック ハードウェアを必要とする仮想マシンがパワーオンしないことがある

    ESXi ホストの GPU モードを仮想共有グラフィック アクセラレーション (vSGA) と仮想共有パススルー グラフィック アクセラレーション (vGPU) の間で切り替えると、3D グラフィック ハードウェアを必要とする仮想マシンがパワーオンしないことがあります。このような操作中、vCenter Server システムの HostCapability 管理対象オブジェクトの accel3dSupported プロパティは自動的に TRUE に設定されず、問題が発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2458186:ストレージ アレイのフェイルオーバーまたはフェイルバック操作後に NFS 4.1 データストアにアクセスできなくなることがある

    ストレージ アレイのフェイルオーバーまたはフェイルバック操作が行われると、NFS 4.1 データストアが All-Paths-Down (APD) 状態になります。ただし、操作の完了後、データストアが APD 状態のままになり、アクセスできなくなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2374140:vSphere Distributed Switch (VDS) のアップグレード中に短い競合期間が発生すると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがある

    Distributed Switch をバージョン 6.6 にアップグレードするときに、短い競合期間が原因で、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、競合期間を処理するチェックが追加されます。

  • PR 2504887:VMFS データストアへの容量再利用の優先度の設定が、データストアを使用するすべての ESXi ホストで動作しないことがある

    VMFS データストアのデフォルトの容量再利用優先度は、ESXCLI コマンド esxcli storage vmfs reclaim config set--reclaim-priority パラメータの値を実行して変更できます。次に例を示します。

    esxcli storage vmfs reclaim config set --volume-label datastore_name --reclaim-priority none
    このコマンドでは、未使用のブロックをデータストアから、そのデータストアをバッキングしている LUN にマッピング解除することで、容量再利用の優先度をデフォルトの低順位からなしに変更します。ただし、変更はコマンドを実行した ESXi ホストでのみ有効になり、同じデータストアを使用する他のホストでは有効にならないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2492286:仮想マシンが実行を停止し、[サマリ] タブに容量エラーが表示される

    NFS データストアにはユーザー ディレクトリごとに容量制限があり、あるディレクトリが割り当てを超えた場合、他のユーザー ディレクトリへの I/O 操作も NO_SPACE エラーで失敗します。その結果、一部の仮想マシンが実行を停止します。[サマリ] タブには、次のようなメッセージが表示されます。
    仮想ディスク「<>」のための空き容量がありません。関連するボリュームのディスク容量を解放して [_Retry] をクリックすると、このセッションを続行できることがあります。このセッションを終了するには、[キャンセル] をクリックします。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2522494:4 台以上のノードを持つ NUMA 構成でメモリ不足の状態が発生すると、4 つ以上の vSAN ディスク グループを持つ ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがある

    4 台以上のノードを持つ NUMA 構成で実行されている 4 つ以上のディスク グループを持つ ESXi ホストの vSAN 構成で、特定の NUMA ノード専用のホスト上の VMkernel のスラブ メモリ リソースが枯渇することがあります。同じホスト上の他の NUMA ノードには余剰のスラブ メモリ リソースがある場合もあります。ただし、VMkernel は、他の NUMA ノードのスラブ メモリ容量の余剰分を利用せずに、途中でメモリ不足の状態になることがあります。その結果、メモリ不足の状態により、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止するか、そのホストの vSAN ディスク グループで障害が発生する可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2486909:まれに発生する競合状態により、インスタント クローンを使用した仮想 USB コントローラによる仮想マシンのクローン作成が失敗することがある

    インスタント クローンを使用して仮想 USB コントローラが構成された仮想マシンのクローンを作成するときに、ゲスト OS 側から USB デバイスの再構成が実行されている場合、クローン作成が失敗することがあります。クローン作成された仮想マシンの vmx プロセスはコア ダンプで終了します。vSphere Client でインスタント クローン タスクが失敗したことが表示され、「ソースはターゲットがレジュームに失敗したことを検出しました。」のようなメッセージが表示されることがあります。

     本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2512739:まれに発生する VMFS ワークフローの競合状態により、ESXi ホストが応答しなくなることがある

    VMFS ワークフローのボリュームのクローズとマッピング解除のパスの間のまれな競合状態によりデッドロックが発生し、最終的に ESXi ホストが応答しなくなる可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2387296:ジャーナル ブロックの容量エラーにより VMFS6 データストアを開くことができず、仮想マシンをパワーオンできない

    多数の ESXi ホストが VMFS6 データストアにアクセスするときに、ストレージまたは電源が停止した場合、クラスタ内のすべてのジャーナル ブロックでメモリ リークが発生することがあります。これにより、VMFS ボリュームのオープンまたはマウントに失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2481899:ピア物理ポートで同期ビットが送信されない場合、ESXi ホストの再起動後に LACP NIC が停止することがある

    ESXi ホストを再起動した後、ピア物理ポートが何らかの理由で同期ビットを送信しない場合、LACP パケットがブロックされることがあります。結果として、ホスト上のすべての LACP NIC が停止し、LAG の管理に失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、LACP パケットのブロックを解除するための構成オプション esxcfg-advcfg -s 1 /Net/LACPActorSystemPriority が追加されました。このオプションは、問題が発生した場合にのみ使用する必要があります。ステートレス ESXi ホストでは、このコマンドは機能しません。

  • PR 2443483:競合状態が発生すると、Auto Deploy サービスが数時間ごとに動作を停止することがある

    Auto Deploy の python サブプロセス モジュールで競合状態が発生すると、サービスが数時間ごとに動作を停止することがあります。その結果、ESXi ホストをインベントリに登録できない場合があります。再起動すると、Auto Deploy は期待どおりに動作しますが、すぐに失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2458201:一部の vSphere Virtual Volumes スナップショット オブジェクトが仮想マシンの UUID メタデータ タグを取得しないことがある

    スナップショット操作の途中、特にスナップショットの作成と削除の高速シーケンスで、仮想マシン構成の更新が開始することがあります。これにより、vSphere Virtual Volumes メタデータが正しく更新されないことがあります。その結果、新しく作成されたスナップショットに属する一部の vSphere Virtual Volumes オブジェクトで、タグが解除されたままになるか、仮想マシンの UUID によってタグ付けされてからタグが解除されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2515102:信頼されたドメインがオフラインになると、一部のユーザー グループの Active Directory 認証が失敗することがある

    信頼されたドメインのいずれかがオフラインになると、Likewise は、オフライン ドメインのいずれかのグループに属しているユーザーのグループ メンバーシップをまったく返さないか、一部のセットを返します。その結果、一部のユーザー グループの Active Directory 認証が失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、Likewise は他のすべてのオンライン ドメインのすべてのグループを一覧表示します。

  • PR 2424969:ESXi ホストが VASA プロバイダに接続する最初の試行に失敗した場合、vSphere Virtual Volumes データストアにアクセスできないままになることがある

    ESXi ホストが起動し、vSphere Virtual Volumes データストアのマウントを試行する際に、VASA プロバイダが到達できない場合や、応答がなかった場合、マウント操作は失敗します。ただし、しばらくして VASA プロバイダが利用可能になった場合、ESXi ホストはプロバイダへの再接続を試行せず、データストアにアクセスできないままになります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2424363:再バインド操作中に、I/O が NOT_BOUND エラーで失敗することがある

    再バインド操作中に、仮想ボリュームのソース プロトコル エンドポイントは、ターゲット プロトコル エンドポイントがビジー状態でも、NOT_BOUND エラーで I/O の失敗を開始することがあります。ターゲット プロトコル エンドポイントが WAIT_RBZ 状態で、PE_NOT_READY ステータスを返す場合、ソース プロトコル エンドポイントは I/O を失敗させるのではなく、再試行する必要があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、アップストリームは BUSY ステータスを仮想 vSCSI ディスク (vSCSI) および ESXi ホスト オペレーティング システムに中継し、I/O が確実に再試行されるようになります。

  • PR 2495662:[仮想オブジェクト] ビューに vSAN 仮想マシンの名前空間にアクセスできないオブジェクトが表示される

    仮想マシン名前空間パスに有効な vSAN UUID が含まれていない場合、仮想オブジェクト ビューには vSAN 仮想マシンの名前空間にアクセスできないオブジェクトが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。無効な vSAN UUID を持つオブジェクトは不明なオブジェクトとして表示されます。 

  • PR 2499073:VMFS ボリュームを頻繁に開いて閉じると、VMkernel ログの出力が表示されることがある

    VMFS ボリュームを頻繁に開いて閉じると、ボリュームを開くときに「does not support unmap」、ボリュームを閉じるときに「Exiting async journal replay manager world」などの VMkernel ログの出力が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。VMFS ボリュームを開くときの「does not support unmap」、ボリュームを閉じるときの「Exiting async journal replay manager world」などのログは表示されなくなりました。

  • PR 2462098:Dell/EMC VMAX のストレージ アレイに対する XCOPY の要求によって VMFS データストアが破損することがある

    仮想マシンの移行またはクローン作成のための Dell/EMC VMAX ストレージ アレイへの XCOPY 要求の後、ターゲット VMFS データストアが破損してオフラインになることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB74595 を参照してください。

  • PR 2482303:オブジェクト容量の予約が 0 に設定されている場合、仮想ディスクがシック プロビジョニングされる

    仮想ディスクのプロビジョニング タイプがプロビジョニング仕様で設定されていない場合、vSAN は vSAN データストアにシック プロビジョニングされた VMDK ファイルを作成します。これは、VMDK の backingInfo で isThinProvisioned が設定されていない状態で、VMODL API を使用して VMDK をプロビジョニングした場合に発生する可能性があります。ストレージ プロファイルでオブジェクト容量の予約に設定された値は無視されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。既存の仮想ディスクにストレージ プロファイルを再適用します。 

  • PR 2500832: クラスタの再構成中に vCenter Server が応答しない

    クラスタの再構成タスクの実行中に vCenter Server に障害が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2497099:Storage vMotion が完了するまで vSAN タスクがブロックされる

    再構成ポリシー、vCenter Server High Availability、vSphere DRS の有効化の操作など、一部の vSAN タスクは、Storage vMotion の進行中は続行できません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2438978:未使用のポート グループによって ESXi ホストの応答時間が長くなることがある

    未使用のポート グループを使用すると、vSphere Client のロード、仮想マシンのパワーオン、設定の編集など、ESXi ホストで実行中のすべてのタスクの応答時間が長くなることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。今回の修正により、NetworkSystemVmkImplProvider::GetNetworkInfo メソッドの処理が最適化され、ポート グループのループが回避されます。

  • PR 2446482:nicmgmtd デーモンでリソース プールのメモリ不足が発生し、最終的に応答が停止することがある

    nicmgmtd デーモンは、匿名のメモリを使用して、mmap および munmap 操作を頻繁に実行し、場合によっては最近解放されたメモリ範囲のアドレスを再利用しません。これにより、mmaped 領域の開始アドレスが常に増加し、追加の L2 および L3 ページ テーブルが使用されることがあります。その結果、時間の経過とともに nicmgmtd でリソース プールのメモリ不足が発生し、最終的に応答が停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2449082:CIM サービスを有効にすると、クエリ応答データの長さが 255 バイトの制限を超え、ログ出力が発生することがある

    場合によっては、CIM サービスを有効にすると、クエリ応答データの長さが 255 バイトの制限を超え、ログ出力が発生することがあります。Syslog に、「VMwareHypervisorStorageExtent::fillVMwareHypervisorStorageExtentInstance - durable name length is too large: 256」のようなメッセージが記録されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2449462:古いマウント ポイントが原因で、Virtual Volumes ストレージ コンテナをマウントできないことがある

    マウント ポイントがビジーで、以前のアンマウント操作がメッセージが表示されることなく失敗していた場合、Virtual Volumes ストレージ コンテナのマウントが、コンテナがすでに存在しているというエラーで失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2454662:vSphere Distributed Switch (VDS) のアップリンク ポートを頻繁に追加および削除すると、最終的に ESXi ホストの接続が失われることがある

    何らかの理由で Distributed Switch へのアップリンク ポートの追加に失敗した場合、アップリンクで MTU を復元しようとすると、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。これは、Distributed Switch でアップリンク ポートを頻繁に追加および削除する場合に発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2460368:アクティブなポート ミラーリング構成を使用して vSphere Distributed Switch をアップグレードすると、ESXi ホストに障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    アクティブなポート ミラーリングが構成された Distributed Switch を 6.5 から、それより後のバージョンにアップグレードすると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。「PF Exception 14 in world XXX」のようなエラーが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2465049:メモリがハード制限を超えているというエラー メッセージが表示され、hostd サービスが繰り返し失敗する

    hostd サービスが繰り返し失敗し始め、「Panic: Memory exceeds hard limit」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。この問題は、productLocker/vmtools フォルダで VMware Tools の破損した Windows ISO イメージがアクティブである場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、hostd は現在インストールされているバージョンの VMware Tools のマニフェスト ファイルをチェックし、各チェックでメモリ リークによる失敗を防止します。ただし、問題の根本原因を解決するには、次の手順を実行する必要があります。

    1. 問題のある ESXi ホストをメンテナンス モードに切り替えます。
    2. 問題の影響を受けていない ESXi ホストと影響を受けているホストの両方で SSH を有効にします。
    3. root ユーザーとしてログインします。
    4. vmtools フォルダ内のすべてを、影響を受けていないホストから影響を受けているホストにコピーします。
    5. 影響を受けていないホストと影響を受けているホスト上のコピーされた各ファイルで md5sum コマンドを実行します。各ファイルのペアの結果は同じである必要があります。
  • PR 2467765:ボリュームを ESXi ホスト上のプロトコル エンドポイント LUN にバインドできない場合、vSphere Virtual Volumes 上の仮想マシンにアクセスできなくなることがある

    VASA プロバイダが ESXi ホストで検出されたプロトコル エンドポイント ID の登録に失敗すると、このホストの vSphere Virtual Volumes データストア上の仮想マシンにアクセスできなくなることがあります。「vim.fault.CannotCreateFile」のようなエラーが表示されることがあります。ESXi ホストからプロトコル エンドポイント ID を登録する際の失敗は、VASA プロバイダへの SetPEContext() 要求が何らかの理由で失敗したことが原因の可能性があります。これにより、Virtual Volumes をバインドする後続の要求が失敗し、vSphere Virtual Volumes データストア上のデータおよび仮想マシンへのアクセスが失われます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正では、VASA プロバイダで SetPEContext() 要求が失敗した場合に、VASA プロバイダへの SetPEContext 呼び出しを再度スケジュール設定します。この修正により、最終的に ESXi ホストは検出されたプロトコル エンドポイント ID を登録し、vSphere Virtual Volumes データストア上のボリュームがアクセス可能な状態を維持できるようになります。

  • PR 2475723:スクリーンショットのキャプチャ中に仮想マシンで障害が発生することがある

    スクリーンショット キャプチャ コードの競合状態により、仮想マシンで断続的な障害が発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2422471:iSCSI ターゲット サービスが自動生成された IQN を使用してターゲットを追加できない

    vSphere Client を使用して iSCSI ターゲットを構成し、システムが IQN を自動生成できるようにすると、iSCSI イニシエータはターゲットを追加できません。この問題は、自動生成された IQN の形式が正しくないために発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2477972:ハードウェアの健全性チェック中に別のサービスが hostd サービスからセンサー データを要求すると、hostd が失敗することがある

    ハードウェアの健全性チェック中に別のサービスが hostd サービスからセンサー データを要求すると、hostd サービスが失敗し、「IpmiIfcSdrReadRecordId: retry expired」のようなエラーが表示されることがあります。その結果、vCenter Server システムから ESXi ホストにアクセスできなくなります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2466965:vsanmgmt.log に ChecksumError 例外メッセージが記録される

    vsanmgmt.log ファイルに不適切なエラー メッセージが記録されることがあります。/var/log/vsanmgmt.log の次のメッセージは無視してかまいません:
    vsi.get /vmkModules/lsom/disks/<cache-disk-uuid>/virstoStats exception
    vsi.get /vmkModules/lsom/disks/<cache-disk-uuid>/CFStats exception
    vsi.get /vmkModules/lsom/disks/<cache-disk-uuid>/checksumErrors exception

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2467517:vSAN 健全性サービスの停止により、vCenter Server のインストールまたはアップグレードが失敗する

    自動プロキシ構成の評価中に、vSAN 健全性サービスが停止することがあります。この問題が発生すると、vCenter Server のインストールまたはアップグレードが失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2473823:vSAN パフォーマンス サービスが動作しない

    vsantop ユーティリティが正常に終了しない場合、または構成が正しくない場合、ユーティリティが再起動しないことがあります。この問題により、vSAN 管理デーモンが起動しないことがあります。パフォーマンス サービスなどの一部の vSAN サービスは使用できません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2460088:NFS データストアへの I/O が失敗したため、仮想マシンが応答しなくなることがある

    NFS データストアに送信された仮想マシン I/O がメモリ不足エラーで失敗し、仮想マシンが応答しなくなることがあります。vmkernel.log ファイルに次のようなメッセージが記録されます。NFS: Failed to convert sgArr to NFSIoInfo: Out of memory.

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2467615:コンテンツ ライブラリからファイルを削除すると、vCenter Server Agent (vpxa) に障害が発生することがある

    コンテンツ ライブラリからファイルを削除すると、vpxa が停止し、削除操作が失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2521131:[ホストから設定をコピー] オプションを使用すると、カーネル モジュールの設定が維持されないか、iSCSI CHAP シークレットが失われることがある

    [ホストから設定をコピー] オプションを使用してホスト プロファイルを更新すると、カーネル モジュール パラメータ構成ポリシーが変更されるか、iSCSI CHAP シークレットが失われるか、あるいはその両方が発生する場合があります。その結果、ホスト プロファイルを再度編集し、カーネル モジュールのパラメータ構成ポリシーをホストごとに変更するか、iSCSI CHAP シークレットを再入力するか、またはその両方を行う必要があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。カーネル モジュール パラメータの構成ポリシーは、ホスト プロファイルの更新後に適用され、CHAP シークレットは古いホスト プロファイル ドキュメントから保持されます。

  • PR 2486433:vSAN 6.5 からアップグレードした ESXi ホストの空き容量が不足する

    重複排除と圧縮が有効になっているクラスタで、vSAN 6.5 からアップグレードされている ESXi ホストの容量が不足することがあります。空き容量が不足しているため、新しいプロビジョニングと再構成は失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2487787:空のログ ファイルが原因で vSAN 健全性サービスが失敗する

    vSAN 健全性ログ ファイルが空であるか破損している場合、vSAN 健全性サービスが失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2491652:Storage I/O Control のログ記録を有効にした後で SIOControlLoglevel パラメータを設定しても、ログ レベルが変更されないことがある

    Storage I/O Control のログはデフォルトで無効になっています。ログ レベルを設定するには、<SIOControlLoglevel> パラメータに 1 〜 7 の値を使用して有効にする必要があります。ただし、場合によっては、パラメータ値を変更してもログ レベルは変更されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2458918:ESXi ホストに新しく追加された VMkernel ポートに対して CIM クエリを実行すると、SFCB (Small Footprint CIM Broker) サービスが失敗することがある

    enum_instances 呼び出しなどの CIM クエリを、ESXi ホストに新しく追加された VMkernel ポートに対して実行すると、SFCB サービスは、新しいインスタンスの IP アドレスを検証できないために失敗することがあります。たとえば、IPv6 が有効で固定として構成されていて、IPv6 アドレスが空白の場合、CIM_IPProtocolEndpoint または VMware_KernelIPv6ProtocolEndpoint のいずれかの CIM クラスに対してクエリを実行すると、SFCB コアダンプが生成されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2443170:仮想化ベースのセキュリティ (VBS) をエクスポート アドレス フィルタリング (EAF) と併用すると、Windows 10 仮想マシン上のアプリケーションのパフォーマンスが低下することがある

    Windows Defender の Exploit Protection の EAF 軽減策と共に VBS を使用すると、Windows 10 仮想マシン上の EAF によって保護されたアプリケーションのパフォーマンスが低下することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2444428:vSphere Distributed Switch 6.6 で、詳細設定オプション TeamPolicyUpDelay が期待どおりに動作しない

    vSphere Distributed Switch 6.6 を使用する環境では、コマンド esx-advcfg を使用して詳細設定オプション TeamPolicyUpDelay を構成できることがありますが、設定が期待どおりに機能しません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2498721:再スキャン中にデバイス上でホットプラグ イベントが発生すると、ESXi ホストに障害が発生することがある

    再スキャン中のデバイスで断続的なホットプラグ イベントが発生すると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2500197:128 GB を超える RAM を搭載した Windows 仮想マシンを構成することができない

    128 GB を超える RAM を搭載した Windows 仮想マシンの作成または再構成が、64 ビット版の Windows 7、Windows 8、および Windows 10 で失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2498114:デュアル スタック ドメイン コントローラのいずれかのアドレス ファミリが有効になっていない場合、ESXi ホストをドメインに追加すると、ランダムに失敗することがある

    デュアル スタック ドメイン コントローラのいずれかのアドレス ファミリ(IPv6 など)が有効になっていない場合、コントローラで IPv6 を無効にした後でも、IPv6 アドレスへの CLDAP ping を実行できます。これによりタイムアウトが発生し、次のような、データセンターが利用できないというエラーが発生することがあります:NERR_DCNotFound [code 0x00000995].その結果、ドメインへの ESXi ホストの追加に失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2465248:vmkusb ドライバの All Path Down エラーが原因で ESXi のアップグレードが失敗する

    特定の環境では、スクリプトによるインストールの実行中に外部デバイスからのイメージのマウントを妨げる vmkusb ドライバの All Path Down エラーにより、ESXi アップグレードが失敗することがあります。レガシー ドライバを使用すると、パスはアクティブとして表示される場合がありますが、スクリプトは実行されません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、外部ドライブに現在使用可能なメディアがない場合、起動が完了するまで、そのドライブを備えた LUN で読み取りまたは書き込み操作が実行されなくなります。

  • PR 2517910:起動中にカーネル モジュールをロードしているときに、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがある

    カーネル モジュールのロード時、デバイス ドライバおよび network シェーパー モジュールの VMkernel へのロードに使用する VMkernel Module Loader コマンド vmkload_mod が、何らかの理由で別の NUMA ノードに移行される場合があります。この場合、コード セクションの初期化中に、NUMA ノード間でチェックサムの不一致が発生する可能性があります。これにより、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2521345:メモリの不足が原因でディスク グループのマウント中に ESXi ホストに障害が発生する

    ESXi ホストにディスク グループがマウントされている場合、PLOG ログのリカバリは使用可能なすべてのメモリを使用することがあります。ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。vmkernel ログに次のようなメッセージが表示されることがあります:
    BucketlistGetNode@LSOMCommon
    Bucketlist_InsertWithDiskGroup@LSOMCommon
    Rangemap_Insert@LSOMCommon
    LSOMLbaTable_Insert@LSOMCommon
    [email protected]
    SSDLOGEnumLog@LSOMCommon
    SSDLOG_EnumLogHelper@LSOMCommon
    helpFunc@vmkernel
    CpuSched_StartWorld@vmkernel

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2525720:vSphere Web Client の仮想オブジェクト ビューにエラー メッセージが表示される

    rhttpproxy ポートがデフォルト値の 443 以外の値に設定されている場合、vSphere Web Client の仮想オブジェクト ビューは空白のページになり、エラー メッセージが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2513441:vSAN 健全性サービスが一時的なディスク エラーについて「Unknown disk health state」とレポートする

    vSAN 健全性サービスが一時的なディスク エラーを識別できない場合、物理ディスク - 運用の健全性チェックで次のアラームがトリガされることがあります:「Unknown disk health state」。

    本リリースで、この問題は修正されました。一時的なディスク エラーは、赤色ではなく黄色でレポートされます。 

  • PR 2490140:コマンド enum_instances OMC_IpmiLogRecord がエラーで失敗する

    CIM クラス OMC_IpmiLogRecord のインスタンスを返すコマンド enum_instances OMC_IpmiLogRecord が期待どおりに機能せず、「no instances found」エラーが発生することがあります。これは、RawIpmiProvider がロードされておらず、クエリに応答できない場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2489409:ライブ インストールされた CIM プロバイダからの CMNewInstance 呼び出しは、応答までに時間がかかるか、失敗することがある

    CIM プロバイダのライブ インストール後、プロバイダからの CMNewInstance の呼び出しは、応答までに時間がかかるか、失敗することがあります。呼び出しを再試行するには、WBEM を再起動する必要があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2448039:複数の Link Layer Discovery Protocol (LLDP) ピアが VMkernel sysinfo インターフェイスにレポートされている場合、メモリ リークが原因で、SNMP サービスがコア ダンプを生成して失敗することがある

    複数の LLDP ピアが VMkernel sysinfo インターフェイスにレポートされている場合、メモリ リークによって SNMP サービスが停止し、snmpd-zdump コア ファイルがダンプされることがあります。そのため、ESXi ホストのステータスを監視することができません。LLDP がオフになっている場合、SNMP サービスは失敗しません。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2516450:vSAN ディスク グループを作成するときに、メモリの問題によりディスクの追加に失敗する

    vSAN でディスク グループを作成するときに、内部メモリ リソースの制限に達することがあります。1 つ以上のディスクがディスク グループに追加されていないことがあります。vmkernel.log に次のエラー メッセージが記録されることがあります。
    WARNING: LSOMCommon: IORETRYCreateSlab:3150: Unable to create IORetry slab Out of memory
    WARNING: PLOG: PLOG_OpenDevHandles:1858: Unable to create IOretry handle for device 522984ce-343d-2533-930d-05f790e54bf6 : Out of memory
    WARNING: Service: VirstoCreateVDiskV4:1506: Could not allocate memory for vDisk id=1

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2513433:一時的なエラーにより vSAN オブジェクトが「低下」としてマークされる

    ストレージ デバイスで一時的なエラーが発生すると、vSAN でデバイスが誤って「失敗」とマークされることがあります。デバイス上の vSAN コンポーネントは「低下」としてマークされ、最終的にクラスタ内のオブジェクトの完全な再構築がトリガされます。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2483575:ESXi ホストが複数のトランスポート ゾーンに参加している場合、nsx.LogicalSwitch タイプの不透明ネットワークのデータの取得が失敗することがある

    ESXi ホストが複数のトランスポート ゾーンに参加している場合、nsx.LogicalSwitch タイプの不透明ネットワークのデータの取得は、vmkernel インターフェイス情報を取得する esxcli および localcli コマンドが最初に見つかった不透明スイッチのみを返すため、失敗することがあります。ESXi ホストに複数の不透明スイッチが存在する場合、すべてのデータの提供は機能しません。

    本リリースで、この問題は修正されました。 

  • PR 2497570:NamespaceManager API の頻繁な使用による競合状態が原因で hostd サービスが失敗することがある

    仮想マシンが名前空間の操作のターゲットで、同時に削除または登録解除の別の呼び出しがその仮想マシンに対して実行されている競合状態では、hostd サービスが失敗することがあります。この問題は、NamespaceManager API が仮想マシンのゲスト OS エージェントとの通信に頻繁に使用される環境で発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2468784:ESXi ホストに Sensor -1 タイプのストレージ健全性アラームが表示される

    センサーの状態に変化がない場合でも、ESXi ホスト上のストレージ センサーの健全性イベントが過剰に表示されることがあります。健全性イベントはすべてのポーリング サイクルでトリガされ、ストレージ センサーの同じ状態を報告します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2442355:vSphere vMotion を使用して仮想マシンを移行すると時間がかかり、最終的に失敗する

    仮想マシンを移行するための vSphere vMotion 操作が手動または自動でトリガされると、モニターがイベントを待機するスリープ モードになりますが、このモードが長時間続くことがあります。これは、vSphere vMotion が場合によってシステムで待機中の最初のイベントと並行する別のイベントをトリガすることが原因です。これにより、スリープ モードが長時間続きます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

ESXi670-202004402-BG
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMW_bootbank_qfle3f_1.0.25.0.2-15vmw.670.3.104.16075168
修正されたパッチ リリース  該当なし
CVE 番号 該当なし

qfle3f VIB をアップデートします。

    ESXi670-202004403-BG
    パッチのカテゴリ バグ修正
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 はい
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMW_bootbank_sfvmk_1.0.0.1003-7vmw.670.3.104.16075168
    修正されたパッチ リリース  該当なし
    CVE 番号 該当なし

    sfvmk VIB をアップデートします。

      ESXi670-202004404-BG
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_nfnic_4.0.0.44-0vmw.670.3.104.16075168
      修正されたパッチ リリース  2429068
      CVE 番号 該当なし

      nfnic VIB をアップデートして、次の問題を解決します。

      • PR 2429068:セカンダリ レベルの LUN ID (SLLID) が誤って割り当てられているために仮想マシンにアクセスできなくなることがある

        nfnic ドライバが、誤った SLLID を仮想マシンに断続的に割り当てることがあり、その結果、Windows および Linux 仮想マシンにアクセスできなくなることがあります。

        本リリースで、この問題は修正されました。nfnic ドライバをバージョン 4.0.0.44 にアップグレードします。

      ESXi670-202004405-BG
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_ixgben_1.7.1.16-2vmw.670.3.104.16075168
      修正されたパッチ リリース  該当なし
      CVE 番号 該当なし

      ixgben VIB をアップデートします。

        ESXi670-202004406-BG
        パッチのカテゴリ バグ修正
        パッチの重要度 重要
        ホストの再起動が必要 はい
        仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        含まれる VIB
        • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.670.3.104.16075168
        修正されたパッチ リリース  2481771
        CVE 番号 該当なし

        vmkusb VIB をアップデートして、次の問題を解決します。

        • PR 2481771:ESXi ホストが USB ネットワーク ドライバを使用している場合、TX バッファの重複により、パープル スクリーンを表示して停止することがある

          まれに、ESXi ホストが USB ネットワーク ドライバを使用している場合、TX バッファの重複によりパープル スクリーンを表示して停止することがあります。PF Exception 14 in world 66160:usbus0 cdce_bulk_write_callback のようなエラーが表示されることがあります。

          本リリースで、この問題は修正されました。

        ESXi670-202004407-BG
        パッチのカテゴリ バグ修正
        パッチの重要度 重要
        ホストの再起動が必要 はい
        仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        含まれる VIB
        • VMW_bootbank_lpfc_11.4.33.26-14vmw.670.3.104.16075168
        修正されたパッチ リリース  2511720
        CVE 番号 該当なし

        lpfc VIB をアップデートして、次の問題を解決します。

        • PR 2511720:FC HBA の外部データの整合性 (DIF) サポートが有効になっている場合、競合状態が原因で ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがある

          ESXi ホストが外部 DIF を使用してストレージ アレイに接続している場合、同時にノード パスが破棄されると、ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。ログには、lpfc_external_dif_cmpl 機能のエラーが記録されます。

          本リリースで、この問題は修正されました。

        ESXi670-202004408-BG
        パッチのカテゴリ バグ修正
        パッチの重要度 重要
        ホストの再起動が必要 はい
        仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        含まれる VIB
        • VMW_bootbank_net-vmxnet3_1.1.3.0-3vmw.670.3.104.16075168
        修正されたパッチ リリース  該当なし
        CVE 番号 該当なし

        net-vmxnet3 VIB をアップデートします。

          ESXi670-202004101-SG
          パッチのカテゴリ セキュリティ
          パッチの重要度

          重要

          ホストの再起動が必要 はい
          仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          含まれる VIB
          • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.99.15999342
          • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.99.15853015
          • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.99.15853016
          • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.99.15999342
          修正されたパッチ リリース  2495187、2485387、2485381、2485379、2485383、2485390、2485385
          CVE 番号 該当なし

          esx-base、esx-update、vsan、および vsanhealth VIB をアップデートし、次の問題を解決します。

          • libxml2 ライブラリの更新

            ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.10 にアップデートされました。

          • libcurl ライブラリのアップデート

            ESXi userworld libcurl ライブラリは libcurl-7.67.0 にアップデートされています。

          • Python ライブラリのアップデート

            Python サードパーティ ライブラリはバージョン 3.5.8 にアップデートされています。

          • OpenSSL のアップデート

            OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2u にアップデートされました。

          • OpenSSH バージョンのアップデート

            OpenSSH バージョンは 8.1p1 にアップデートされました。

          • Network Time Protocol (NTP) デーモンのアップデート

            NTP デーモンがバージョン ntp-4.2.8p13 にアップデートされました。

          • SQLite データベースのアップデート

            SQLite データベースはバージョン 3.30.1 にアップデートされています。

          ESXi670-202004102-SG
          パッチのカテゴリ セキュリティ
          パッチの重要度

          重要

          ホストの再起動が必要 なし
          仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          含まれる VIB
          • VMware_locker_tools-light_11.0.5.15389592-15999342
          修正されたパッチ リリース  2489776 
          CVE 番号 該当なし

          このパッチは tools-light VIB をアップデートして、次の問題を解決します。

          ESXi670-202004103-SG
          パッチのカテゴリ セキュリティ
          パッチの重要度

          重要

          ホストの再起動が必要 なし
          仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          含まれる VIB
          • VMware_bootbank_esx-ui_1.33.7-15803439
          修正されたパッチ リリース  該当なし
          CVE 番号 該当なし

          このパッチは esx-ui VIB をアップデートします。

            ESXi-6.7.0-20200404001-standard
            プロファイル名 ESXi-6.7.0-20200404001-standard
            ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
            ベンダー VMware, Inc.
            リリース日 2020 年 4 月 28 日
            許容レベル PartnerSupported
            影響を受けるハードウェア 該当なし
            影響を受けるソフトウェア 該当なし
            影響のある VIB
            • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.104.16075168
            • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.104.15985001
            • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.104.16075168
            • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.104.15984994
            • VMW_bootbank_qfle3f_1.0.25.0.2-15vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_sfvmk_1.0.0.1003-7vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_nfnic_4.0.0.44-0vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_ixgben_1.7.1.16-2vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_lpfc_11.4.33.26-14vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_net-vmxnet3_1.1.3.0-3vmw.670.3.104.16075168
            • VMware_locker_tools-light_11.0.5.15389592-15999342
            • VMware_bootbank_esx-ui_1.33.7-15803439
            修正されたパッチ リリース 2449111、2436641、2447585、2486154、2466300、2451413、2406230、2443942、2452877、2431310、2407597、2481222、2496838、2320980、2458186、2374140、2504887、2492286、2522494、2486909、2512739、2387296、2481899、2443483、2458201、2515102、2424969、2424363、2495662、2499073、2462098、2482303、2500832、2497099、2438978、2446482、2449082、2449462、2454662、2460368、2465049、2467765、2475723、2422471、2477972、2466965、2467517、2473823、2460088、2467615、2521131、2486433、2487787、2491652、2458918、2443170、2498721、2500197、2498114、2465248、2517910、2521345、2525720、2513441、2490140、2489409、2448039、2516450、2513433、2483575、2497570、2468784, 2531167、2444428
            関連する CVE 番号 該当なし
            • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
              • 仮想マシンのパワーオフ操作と、CPU パフォーマンス カウンタを収集する実行クエリの間で競合が発生するため、vCenter Server システムから NULL ポインタへの逆参照が行われることがあります。これが原因で、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

              • iSCSI モジュールのメモリ リークが原因で、ターゲット検出プロセスで、ソフトウェアの iSCSI アダプタが vSphere Client または vSphere Web Client に表示されないことがあります。

              • vSphere vMotion を使用して 3D 仮想マシンを移行するなどの処理中に、メモリ割り当てプロセスが NULL 値を返すことがあります。その結果、VMkernel コンポーネントがメモリにアクセスできず、ESXi ホストで障害が発生することがあります。

              • ESXi ホストの再起動後、ESXi ホストが参加している Active Directory ドメインのルート証明書の再アップロードが必要になる場合があるため、スマート カード認証が動作を停止することがあります。

              • まれに、ビーコンの検知を使用してチーミングおよびフェイルオーバー ポリシーに基づいて障害から復旧した vmnic が、アクティブな vmnic にフォールバックしない場合があります。

              • esxcfg-info コマンドを実行すると、次のようなエラーを含んだ状態で出力が表示される場合があります。
                ResourceGroup: Skipping CPU times for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688
                ResourceGroup: Skipping VCPU stats for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688

              • ユーザー名とパスワードを使用して HTTP および HTTPS プロキシ構成を実行した場合、[ホーム] > [Auto Deploy] でオンライン ソフトウェア デポを追加すると、「invalid literal for int() with base 10:<プロキシ>」のようなエラーで失敗することがあります。プロキシ URL 中のユーザー名とパスワードに先行するコロン記号 (:) が原因で URL が正しく解析されないことがあります。

              • ESXi ホストで IPv6 が有効になっていて、多くの IPv6 アドレスが SLAAC を使用して割り当てられている場合、SNMP サービスが失敗することがあります。IPv6 アドレスのループ ロジックでエラーが発生し、この問題が発生します。そのため、ESXi ホストのステータスを監視することができません。

              • hostd サービスは、現在オフラインのストレージのブロック マップを取得する際に失敗することがあります。

              • vSphere vMotion を使用して、vGPU デバイスを備えた仮想マシンを互換性のない vGPU ドライバを備えた ESXi ホストに移行すると、仮想マシンが予期せずシャットダウンすることがあります。この問題は、NVIDIA がホストとゲストの vGPU ドライバの特定の組み合わせを許可しないために発生します。

              • AMD Zen プラットフォームで直接 I/O またはパススルー操作に FCH SATA コントローラを使用する場合、コントローラのデフォルトのリセット方法により、プラットフォームが予期せず再起動することがあります。

              • 多くの NamespaceManager.retrieveData 呼び出しが短期間に実行されると、hostd サービスがメモリ不足エラーで失敗することがあります。このような状況では呼び出しに対する結果のサイズが大きくなる場合があり、hostd サービスではこれらがデフォルトで 10 分間保持されるためにこの問題が発生します。

              • vSphere FT でセカンダリ仮想マシンのスクリーンショットを作成しようとすると、要求が応答を取得せず、仮想マシンが VM_STATE_CREATE_SCREENSHOT ステータスのままになります。その結果、hostd サービスが再起動して一時的な状態がクリアされるまで、この状態の仮想マシンに対する再構成や移行などの連続した操作は InvalidState エラーで失敗します。

              • ESXi ホストの GPU モードを仮想共有グラフィック アクセラレーション (vSGA) と仮想共有パススルー グラフィック アクセラレーション (vGPU) の間で切り替えると、3D グラフィック ハードウェアを必要とする仮想マシンがパワーオンしないことがあります。このような操作中、vCenter Server システムの HostCapability 管理対象オブジェクトの accel3dSupported プロパティは自動的に TRUE に設定されず、問題が発生します。

              • ストレージ アレイのフェイルオーバーまたはフェイルバック操作が行われると、NFS 4.1 データストアが All-Paths-Down (APD) 状態になります。ただし、操作の完了後、データストアが APD 状態のままになり、アクセスできなくなることがあります。

              • Distributed Switch をバージョン 6.6 にアップグレードするときに、短い競合期間が原因で、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

              • VMFS データストアのデフォルトの容量再利用優先度は、ESXCLI コマンド esxcli storage vmfs reclaim config set--reclaim-priority パラメータの値を実行して変更できます。次に例を示します。

                esxcli storage vmfs reclaim config set --volume-label datastore_name --reclaim-priority none
                このコマンドでは、未使用のブロックをデータストアから、そのデータストアをバッキングしている LUN にマッピング解除することで、容量再利用の優先度をデフォルトの低順位からなしに変更します。ただし、変更はコマンドを実行した ESXi ホストでのみ有効になり、同じデータストアを使用する他のホストでは有効にならないことがあります。

              • NFS データストアにはユーザー ディレクトリごとに容量制限があり、あるディレクトリが割り当てを超えた場合、他のユーザー ディレクトリへの I/O 操作も NO_SPACE エラーで失敗します。その結果、一部の仮想マシンが実行を停止します。[サマリ] タブには、次のようなメッセージが表示されます。
                仮想ディスク「<>」のための空き容量がありません。関連するボリュームのディスク容量を解放して [_Retry] をクリックすると、このセッションを続行できることがあります。このセッションを終了するには、[キャンセル] をクリックします。

              • 4 台以上のノードを持つ NUMA 構成で実行されている 4 つ以上のディスク グループを持つ ESXi ホストの vSAN 構成で、特定の NUMA ノード専用のホスト上の VMkernel のスラブ メモリ リソースが枯渇することがあります。同じホスト上の他の NUMA ノードには余剰のスラブ メモリ リソースがある場合もあります。ただし、VMkernel は、他の NUMA ノードのスラブ メモリ容量の余剰分を利用せずに、途中でメモリ不足の状態になることがあります。その結果、メモリ不足の状態により、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止するか、そのホストの vSAN ディスク グループで障害が発生する可能性があります。

              • インスタント クローンを使用して仮想 USB コントローラが構成された仮想マシンのクローンを作成するときに、ゲスト OS 側から USB デバイスの再構成が実行されている場合、クローン作成が失敗することがあります。クローン作成された仮想マシンの vmx プロセスはコア ダンプで終了します。vSphere Client でインスタント クローン タスクが失敗したことが表示され、「ソースはターゲットがレジュームに失敗したことを検出しました。」のようなメッセージが表示されることがあります。

              • VMFS ワークフローのボリュームのクローズとマッピング解除のパスの間のまれな競合状態によりデッドロックが発生し、最終的に ESXi ホストが応答しなくなる可能性があります。

              • 多数の ESXi ホストが VMFS6 データストアにアクセスするときに、ストレージまたは電源が停止した場合、クラスタ内のすべてのジャーナル ブロックでメモリ リークが発生することがあります。これにより、VMFS ボリュームのオープンまたはマウントに失敗します。

              • ESXi ホストを再起動した後、ピア物理ポートが何らかの理由で同期ビットを送信しない場合、LACP パケットがブロックされることがあります。結果として、ホスト上のすべての LACP NIC が停止し、LAG の管理に失敗します。

              • Auto Deploy の python サブプロセス モジュールで競合状態が発生すると、サービスが数時間ごとに動作を停止することがあります。その結果、ESXi ホストをインベントリに登録できない場合があります。再起動すると、Auto Deploy は期待どおりに動作しますが、すぐに失敗します。

              • スナップショット操作の途中、特にスナップショットの作成と削除の高速シーケンスで、仮想マシン構成の更新が開始することがあります。これにより、vSphere Virtual Volumes メタデータが正しく更新されないことがあります。その結果、新しく作成されたスナップショットに属する一部の vSphere Virtual Volumes オブジェクトで、タグが解除されたままになるか、仮想マシンの UUID によってタグ付けされてからタグが解除されることがあります。

              • 信頼されたドメインのいずれかがオフラインになると、Likewise は、オフライン ドメインのいずれかのグループに属しているユーザーのグループ メンバーシップをまったく返さないか、一部のセットを返します。その結果、一部のユーザー グループの Active Directory 認証が失敗します。

              • ESXi ホストが起動し、vSphere Virtual Volumes データストアのマウントを試行する際に、VASA プロバイダが到達できない場合や、応答がなかった場合、マウント操作は失敗します。ただし、しばらくして VASA プロバイダが利用可能になった場合、ESXi ホストはプロバイダへの再接続を試行せず、データストアにアクセスできないままになります。

              • 再バインド操作中に、仮想ボリュームのソース プロトコル エンドポイントは、ターゲット プロトコル エンドポイントがビジー状態でも、NOT_BOUND エラーで I/O の失敗を開始することがあります。ターゲット プロトコル エンドポイントが WAIT_RBZ 状態で、PE_NOT_READY ステータスを返す場合、ソース プロトコル エンドポイントは I/O を失敗させるのではなく、再試行する必要があります。

              • 仮想マシン名前空間パスに有効な vSAN UUID が含まれていない場合、仮想オブジェクト ビューには vSAN 仮想マシンの名前空間にアクセスできないオブジェクトが表示されます。

              • VMFS ボリュームを頻繁に開いて閉じると、ボリュームを開くときに「does not support unmap」、ボリュームを閉じるときに「Exiting async journal replay manager world」などの VMkernel ログの出力が発生することがあります。

              • 仮想マシンの移行またはクローン作成のための Dell/EMC VMAX ストレージ アレイへの XCOPY 要求の後、ターゲット VMFS データストアが破損してオフラインになることがあります。

              • 仮想ディスクのプロビジョニング タイプがプロビジョニング仕様で設定されていない場合、vSAN は vSAN データストアにシック プロビジョニングされた VMDK ファイルを作成します。これは、VMDK の backingInfo で isThinProvisioned が設定されていない状態で、VMODL API を使用して VMDK をプロビジョニングした場合に発生する可能性があります。ストレージ プロファイルでオブジェクト容量の予約に設定された値は無視されます。

              • クラスタの再構成タスクの実行中に vCenter Server に障害が発生することがあります。

              • 再構成ポリシー、vCenter Server High Availability、vSphere DRS の有効化の操作など、一部の vSAN タスクは、Storage vMotion の進行中は続行できません。

              • 未使用のポート グループを使用すると、vSphere Client のロード、仮想マシンのパワーオン、設定の編集など、ESXi ホストで実行中のすべてのタスクの応答時間が長くなることがあります。

              • nicmgmtd デーモンは、匿名のメモリを使用して、mmap および munmap 操作を頻繁に実行し、場合によっては最近解放されたメモリ範囲のアドレスを再利用しません。これにより、mmaped 領域の開始アドレスが常に増加し、追加の L2 および L3 ページ テーブルが使用されることがあります。その結果、時間の経過とともに nicmgmtd でリソース プールのメモリ不足が発生し、最終的に応答が停止することがあります。

              • 場合によっては、CIM サービスを有効にすると、クエリ応答データの長さが 255 バイトの制限を超え、ログ出力が発生することがあります。Syslog に、「VMwareHypervisorStorageExtent::fillVMwareHypervisorStorageExtentInstance - durable name length is too large: 256」のようなメッセージが記録されることがあります。

              • マウント ポイントがビジーで、以前のアンマウント操作がメッセージが表示されることなく失敗していた場合、Virtual Volumes ストレージ コンテナのマウントが、コンテナがすでに存在しているというエラーで失敗することがあります。

              • 何らかの理由で Distributed Switch へのアップリンク ポートの追加に失敗した場合、アップリンクで MTU を復元しようとすると、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。これは、Distributed Switch でアップリンク ポートを頻繁に追加および削除する場合に発生することがあります。

              • アクティブなポート ミラーリングが構成された Distributed Switch を 6.5 から、それより後のバージョンにアップグレードすると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。「PF Exception 14 in world XXX」のようなエラーが表示されます。

              • hostd サービスが繰り返し失敗し始め、「Panic: Memory exceeds hard limit」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。この問題は、productLocker/vmtools フォルダで VMware Tools の破損した Windows ISO イメージがアクティブである場合に発生します。

              • VASA プロバイダが ESXi ホストで検出されたプロトコル エンドポイント ID の登録に失敗すると、このホストの vSphere Virtual Volumes データストア上の仮想マシンにアクセスできなくなることがあります。「vim.fault.CannotCreateFile」のようなエラーが表示されることがあります。ESXi ホストからプロトコル エンドポイント ID を登録する際の失敗は、VASA プロバイダへの SetPEContext() リクエストの何らかの理由で失敗したことが原因の可能性があります。これにより、Virtual Volumes をバインドする後続の要求が失敗し、vSphere Virtual Volumes データストア上のデータおよび仮想マシンへのアクセスが失われます。

              • スクリーンショット キャプチャ コードの競合状態により、仮想マシンで断続的な障害が発生することがあります。

              • vSphere Client を使用して iSCSI ターゲットを構成し、システムが IQN を自動生成できるようにすると、iSCSI イニシエータはターゲットを追加できません。この問題は、自動生成された IQN の形式が正しくないために発生します。

              • ハードウェアの健全性チェック中に別のサービスが hostd サービスからセンサー データを要求すると、hostd サービスが失敗し、「IpmiIfcSdrReadRecordId: retry expired」のようなエラーが表示されることがあります。その結果、vCenter Server システムから ESXi ホストにアクセスできなくなります。

              • vsanmgmt.log ファイルに不適切なエラー メッセージが記録されることがあります。/var/log/vsanmgmt.log の次のメッセージは無視してかまいません。
                vsi.get /vmkModules/lsom/disks/<cache-disk-uuid>/virstoStats exception
                vsi.get /vmkModules/lsom/disks/<cache-disk-uuid>/CFStats exception
                vsi.get /vmkModules/lsom/disks/<cache-disk-uuid>/checksumErrors exception

              • 自動プロキシ構成の評価中に、vSAN 健全性サービスが停止することがあります。この問題が発生すると、vCenter Server のインストールまたはアップグレードが失敗します。

              • vsantop ユーティリティが正常に終了しない場合、または構成が正しくない場合、ユーティリティが再起動しないことがあります。この問題により、vSAN 管理デーモンが起動しないことがあります。パフォーマンス サービスなどの一部の vSAN サービスは使用できません。

              • NFS データストアに送信された仮想マシン I/O がメモリ不足エラーで失敗し、仮想マシンが応答しなくなることがあります。vmkernel.log ファイルに次のようなメッセージが記録されます。NFS: Failed to convert sgArr to NFSIoInfo: Out of memory.

              • コンテンツ ライブラリからファイルを削除すると、vpxa が停止し、削除操作が失敗することがあります。

              • [ホストから設定をコピー] オプションを使用してホスト プロファイルを更新すると、カーネル モジュール パラメータ構成ポリシーが変更されるか、iSCSI CHAP シークレットが失われるか、あるいはその両方が発生する場合があります。その結果、ホスト プロファイルを再度編集し、カーネル モジュールのパラメータ構成ポリシーをホストごとに変更するか、iSCSI CHAP シークレットを再入力するか、またはその両方を行う必要があります。

              • 重複排除と圧縮が有効になっているクラスタで、vSAN 6.5 からアップグレードされている ESXi ホストの容量が不足することがあります。空き容量が不足しているため、新しいプロビジョニングと再構成は失敗します。

              • vSAN 健全性ログ ファイルが空であるか破損している場合、vSAN 健全性サービスが失敗することがあります。

              • Storage I/O Control のログはデフォルトで無効になっています。ログ レベルを設定するには、<SIOControlLoglevel> パラメータに 1 〜 7 の値を使用して有効にする必要があります。ただし、場合によっては、パラメータ値を変更してもログ レベルは変更されません。

              • enum_instances 呼び出しなどの CIM クエリを、ESXi ホストに新しく追加された VMkernel ポートに対して実行すると、SFCB サービスは、新しいインスタンスの IP アドレスを検証できないために失敗することがあります。たとえば、IPv6 が有効で固定として構成されていて、IPv6 アドレスが空白の場合、CIM_IPProtocolEndpoint または VMware_KernelIPv6ProtocolEndpoint のいずれかの CIM クラスに対してクエリを実行すると、SFCB コアダンプが生成されます。

              • Windows Defender の Exploit Protection の EAF 軽減策と共に VBS を使用すると、Windows 10 仮想マシン上の EAF によって保護されたアプリケーションのパフォーマンスが低下することがあります。

              • 再スキャン中のデバイスで断続的なホットプラグ イベントが発生すると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

              • 128 GB を超える RAM を搭載した Windows 仮想マシンの作成または再構成が、64 ビット版の Windows 7、Windows 8、および Windows 10 で失敗することがあります。

              • デュアル スタック ドメイン コントローラのいずれかのアドレス ファミリ(IPv6 など)が有効になっていない場合、コントローラで IPv6 を無効にした後でも、IPv6 アドレスへの CLDAP ping を実行できます。これによりタイムアウトが発生し、次のような、データセンターが利用できないというエラーが発生することがあります:NERR_DCNotFound [code 0x00000995].その結果、ドメインへの ESXi ホストの追加に失敗することがあります。

              • 特定の環境では、スクリプトによるインストールの実行中に外部デバイスからのイメージのマウントを妨げる vmkusb ドライバの All Path Down エラーにより、ESXi アップグレードが失敗することがあります。レガシー ドライバを使用すると、パスはアクティブとして表示される場合がありますが、スクリプトは実行されません。

              • カーネル モジュールのロード時、デバイス ドライバおよび network シェーパー モジュールの VMkernel へのロードに使用する VMkernel Module Loader コマンド vmkload_mod が、何らかの理由で別の NUMA ノードに移行される場合があります。この場合、コード セクションの初期化中に、NUMA ノード間でチェックサムの不一致が発生する可能性があります。これにより、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

              • ESXi ホストにディスク グループがマウントされている場合、PLOG ログのリカバリは使用可能なすべてのメモリを使用することがあります。ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。vmkernel ログに次のようなメッセージが表示されることがあります:
                BucketlistGetNode@LSOMCommon
                Bucketlist_InsertWithDiskGroup@LSOMCommon
                Rangemap_Insert@LSOMCommon
                LSOMLbaTable_Insert@LSOMCommon
                [email protected]
                SSDLOGEnumLog@LSOMCommon
                SSDLOG_EnumLogHelper@LSOMCommon
                helpFunc@vmkernel
                CpuSched_StartWorld@vmkernel

              • rhttpproxy ポートがデフォルト値の 443 以外の値に設定されている場合、vSphere Web Client の仮想オブジェクト ビューは空白のページになり、エラー メッセージが表示されます。

              • vSAN 健全性サービスが一時的なディスク エラーを識別できない場合、物理ディスク - 運用の健全性チェックで次のアラームがトリガされることがあります:「Unknown disk health state」。

              • CIM クラス OMC_IpmiLogRecord のインスタンスを返すコマンド enum_instances OMC_IpmiLogRecord が期待どおりに機能せず、「no instances found」エラーが発生することがあります。これは、RawIpmiProvider がロードされておらず、クエリに応答できない場合に発生します。

              • CIM プロバイダのライブ インストール後、プロバイダからの CMNewInstance の呼び出しは、応答までに時間がかかるか、失敗することがあります。呼び出しを再試行するには、WBEM を再起動する必要があります。

              • 複数の LLDP ピアが VMkernel sysinfo インターフェイスにレポートされている場合、メモリ リークによって SNMP サービスが停止し、snmpd-zdump コア ファイルがダンプされることがあります。そのため、ESXi ホストのステータスを監視することができません。LLDP がオフになっている場合、SNMP サービスは失敗しません。

              • vSAN でディスク グループを作成するときに、内部メモリ リソースの制限に達することがあります。1 つ以上のディスクがディスク グループに追加されていないことがあります。vmkernel.log に次のエラー メッセージが記録されることがあります。
                WARNING: LSOMCommon: IORETRYCreateSlab:3150: Unable to create IORetry slab Out of memory
                WARNING: PLOG: PLOG_OpenDevHandles:1858: Unable to create IOretry handle for device 522984ce-343d-2533-930d-05f790e54bf6 : Out of memory
                WARNING: Service: VirstoCreateVDiskV4:1506: Could not allocate memory for vDisk id=1

              • ストレージ デバイスで一時的なエラーが発生すると、vSAN でデバイスが誤って「失敗」とマークされることがあります。デバイス上の vSAN コンポーネントは「低下」としてマークされ、最終的にクラスタ内のオブジェクトの完全な再構築がトリガされます。

              • ESXi ホストが複数のトランスポート ゾーンに参加している場合、nsx.LogicalSwitch タイプの不透明ネットワークのデータの取得は、vmkernel インターフェイス情報を取得する esxcli および localcli コマンドが最初に見つかった不透明スイッチのみを返すため、失敗することがあります。ESXi ホストに複数の不透明スイッチが存在する場合、すべてのデータの提供は機能しません。

              • 仮想マシンが名前空間の操作のターゲットで、同時に削除または登録解除の別の呼び出しがその仮想マシンに対して実行されている競合状態では、hostd サービスが失敗することがあります。この問題は、NamespaceManager API が仮想マシンのゲスト OS エージェントとの通信に頻繁に使用される環境で発生することがあります。

              • センサーの状態に変化がない場合でも、ESXi ホスト上のストレージ センサーの健全性イベントが過剰に表示されることがあります。健全性イベントはすべてのポーリング サイクルでトリガされ、ストレージ センサーの同じ状態を報告します。

              • 仮想マシンを移行するための vSphere vMotion 操作が手動または自動でトリガされると、モニターがイベントを待機するスリープ モードになりますが、このモードが長時間続くことがあります。これは、vSphere vMotion が場合によってシステムで待機中の最初のイベントと並行する別のイベントをトリガすることが原因です。これにより、スリープ モードが長時間続きます。

              • nfnic ドライバが、誤った SLLID を仮想マシンに断続的に割り当てることがあり、その結果、Windows および Linux 仮想マシンにアクセスできなくなることがあります。

              • まれに、ESXi ホストが USB ネットワーク ドライバを使用している場合、TX バッファの重複によりパープル スクリーンを表示して停止することがあります。PF Exception 14 in world 66160:usbus0 cdce_bulk_write_callback のようなエラーが表示されることがあります。

              • ESXi ホストが外部 DIF を使用してストレージ アレイに接続している場合、同時にノード パスが破棄されると、ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。ログには、lpfc_external_dif_cmpl 機能のエラーが記録されます。

              • vSphere Distributed Switch 6.6 を使用する環境では、コマンド esx-advcfg を使用して詳細設定オプション TeamPolicyUpDelay を構成できることがありますが、設定が期待どおりに機能しません。

            ESXi-6.7.0-20200404001-no-tools
            プロファイル名 ESXi-6.7.0-20200404001-no-tools
            ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
            ベンダー VMware, Inc.
            リリース日 2020 年 4 月 28 日
            許容レベル PartnerSupported
            影響を受けるハードウェア 該当なし
            影響を受けるソフトウェア 該当なし
            影響のある VIB
            • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.104.16075168
            • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.104.15985001
            • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.104.16075168
            • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.104.15984994
            • VMW_bootbank_qfle3f_1.0.25.0.2-15vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_sfvmk_1.0.0.1003-7vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_nfnic_4.0.0.44-0vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_ixgben_1.7.1.16-2vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_lpfc_11.4.33.26-14vmw.670.3.104.16075168
            • VMW_bootbank_net-vmxnet3_1.1.3.0-3vmw.670.3.104.16075168
            • VMware_bootbank_esx-ui_1.33.7-15803439
            修正されたパッチ リリース 2449111、2436641、2447585、2486154、2466300、2451413、2406230、2443942、2452877、2431310、2407597、2481222、2496838、2320980、2458186、2374140、2504887、2492286、2522494、2486909、2512739、2387296、2481899、2443483、2458201、2515102、2424969、2424363、2495662、2499073、2462098、2482303、2500832、2497099、2438978、2446482、2449082、2449462、2454662、2460368、2465049、2467765、2475723、2422471、2477972、2466965、2467517、2473823、2460088、2467615、2521131、2486433、2487787、2491652、2458918、2443170、2498721、2500197、2498114、2465248、2517910、2521345、2525720、2513441、2490140、2489409、2448039、2516450、2513433、2483575、2497570、2468784, 2531167、2444428
            関連する CVE 番号 該当なし
            • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
              • 仮想マシンのパワーオフ操作と、CPU パフォーマンス カウンタを収集する実行クエリの間で競合が発生するため、vCenter Server システムから NULL ポインタへの逆参照が行われることがあります。これが原因で、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

              • iSCSI モジュールのメモリ リークが原因で、ターゲット検出プロセスで、ソフトウェアの iSCSI アダプタが vSphere Client または vSphere Web Client に表示されないことがあります。

              • vSphere vMotion を使用して 3D 仮想マシンを移行するなどの処理中に、メモリ割り当てプロセスが NULL 値を返すことがあります。その結果、VMkernel コンポーネントがメモリにアクセスできず、ESXi ホストで障害が発生することがあります。

              • ESXi ホストの再起動後、ESXi ホストが参加している Active Directory ドメインのルート証明書の再アップロードが必要になる場合があるため、スマート カード認証が動作を停止することがあります。

              • まれに、ビーコンの検知を使用してチーミングおよびフェイルオーバー ポリシーに基づいて障害から復旧した vmnic が、アクティブな vmnic にフォールバックしない場合があります。

              • esxcfg-info コマンドを実行すると、次のようなエラーを含んだ状態で出力が表示される場合があります。
                ResourceGroup: Skipping CPU times for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688
                ResourceGroup: Skipping VCPU stats for: Vcpu Id 3295688 Times due to error. max # of processors: 4 < 3295688

              • ユーザー名とパスワードを使用して HTTP および HTTPS プロキシ構成を実行した場合、[ホーム] > [Auto Deploy] でオンライン ソフトウェア デポを追加すると、「invalid literal for int() with base 10:<プロキシ>」のようなエラーで失敗することがあります。プロキシ URL 中のユーザー名とパスワードに先行するコロン記号 (:) が原因で URL が正しく解析されないことがあります。

              • ESXi ホストで IPv6 が有効になっていて、多くの IPv6 アドレスが SLAAC を使用して割り当てられている場合、SNMP サービスが失敗することがあります。IPv6 アドレスのループ ロジックでエラーが発生し、この問題が発生します。そのため、ESXi ホストのステータスを監視することができません。

              • hostd サービスは、現在オフラインのストレージのブロック マップを取得する際に失敗することがあります。

              • vSphere vMotion を使用して、vGPU デバイスを備えた仮想マシンを互換性のない vGPU ドライバを備えた ESXi ホストに移行すると、仮想マシンが予期せずシャットダウンすることがあります。この問題は、NVIDIA がホストとゲストの vGPU ドライバの特定の組み合わせを許可しないために発生します。

              • AMD Zen プラットフォームで直接 I/O またはパススルー操作に FCH SATA コントローラを使用する場合、コントローラのデフォルトのリセット方法により、プラットフォームが予期せず再起動することがあります。

              • 多くの NamespaceManager.retrieveData 呼び出しが短期間に実行されると、hostd サービスがメモリ不足エラーで失敗することがあります。このような状況では呼び出しに対する結果のサイズが大きくなる場合があり、hostd サービスではこれらがデフォルトで 10 分間保持されるためにこの問題が発生します。

              • vSphere FT でセカンダリ仮想マシンのスクリーンショットを作成しようとすると、要求が応答を取得せず、仮想マシンが VM_STATE_CREATE_SCREENSHOT ステータスのままになります。その結果、hostd サービスが再起動して一時的な状態がクリアされるまで、この状態の仮想マシンに対する再構成や移行などの連続した操作は InvalidState エラーで失敗します。

              • ESXi ホストの GPU モードを仮想共有グラフィック アクセラレーション (vSGA) と仮想共有パススルー グラフィック アクセラレーション (vGPU) の間で切り替えると、3D グラフィック ハードウェアを必要とする仮想マシンがパワーオンしないことがあります。このような操作中、vCenter Server システムの HostCapability 管理対象オブジェクトの accel3dSupported プロパティは自動的に TRUE に設定されず、問題が発生します。

              • ストレージ アレイのフェイルオーバーまたはフェイルバック操作が行われると、NFS 4.1 データストアが All-Paths-Down (APD) 状態になります。ただし、操作の完了後、データストアが APD 状態のままになり、アクセスできなくなることがあります。

              • Distributed Switch をバージョン 6.6 にアップグレードするときに、短い競合期間が原因で、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

              • VMFS データストアのデフォルトの容量再利用優先度は、ESXCLI コマンド esxcli storage vmfs reclaim config set--reclaim-priority パラメータの値を実行して変更できます。次に例を示します。

                esxcli storage vmfs reclaim config set --volume-label datastore_name --reclaim-priority none
                このコマンドでは、未使用のブロックをデータストアから、そのデータストアをバッキングしている LUN にマッピング解除することで、容量再利用の優先度をデフォルトの低順位からなしに変更します。ただし、変更はコマンドを実行した ESXi ホストでのみ有効になり、同じデータストアを使用する他のホストでは有効にならないことがあります。

              • NFS データストアにはユーザー ディレクトリごとに容量制限があり、あるディレクトリが割り当てを超えた場合、他のユーザー ディレクトリへの I/O 操作も NO_SPACE エラーで失敗します。その結果、一部の仮想マシンが実行を停止します。[サマリ] タブには、次のようなメッセージが表示されます。
                仮想ディスク「<>」のための空き容量がありません。関連するボリュームのディスク容量を解放して [_Retry] をクリックすると、このセッションを続行できることがあります。このセッションを終了するには、[キャンセル] をクリックします。

              • 4 台以上のノードを持つ NUMA 構成で実行されている 4 つ以上のディスク グループを持つ ESXi ホストの vSAN 構成で、特定の NUMA ノード専用のホスト上の VMkernel のスラブ メモリ リソースが枯渇することがあります。同じホスト上の他の NUMA ノードには余剰のスラブ メモリ リソースがある場合もあります。ただし、VMkernel は、他の NUMA ノードのスラブ メモリ容量の余剰分を利用せずに、途中でメモリ不足の状態になることがあります。その結果、メモリ不足の状態により、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止するか、そのホストの vSAN ディスク グループで障害が発生する可能性があります。

              • インスタント クローンを使用して仮想 USB コントローラが構成された仮想マシンのクローンを作成するときに、ゲスト OS 側から USB デバイスの再構成が実行されている場合、クローン作成が失敗することがあります。クローン作成された仮想マシンの vmx プロセスはコア ダンプで終了します。vSphere Client でインスタント クローン タスクが失敗したことが表示され、「ソースはターゲットがレジュームに失敗したことを検出しました。」のようなメッセージが表示されることがあります。

              • VMFS ワークフローのボリュームのクローズとマッピング解除のパスの間のまれな競合状態によりデッドロックが発生し、最終的に ESXi ホストが応答しなくなる可能性があります。

              • 多数の ESXi ホストが VMFS6 データストアにアクセスするときに、ストレージまたは電源が停止した場合、クラスタ内のすべてのジャーナル ブロックでメモリ リークが発生することがあります。これにより、VMFS ボリュームのオープンまたはマウントに失敗します。

              • ESXi ホストを再起動した後、ピア物理ポートが何らかの理由で同期ビットを送信しない場合、LACP パケットがブロックされることがあります。結果として、ホスト上のすべての LACP NIC が停止し、LAG の管理に失敗します。

              • Auto Deploy の python サブプロセス モジュールで競合状態が発生すると、サービスが数時間ごとに動作を停止することがあります。その結果、ESXi ホストをインベントリに登録できない場合があります。再起動すると、Auto Deploy は期待どおりに動作しますが、すぐに失敗します。

              • スナップショット操作の途中、特にスナップショットの作成と削除の高速シーケンスで、仮想マシン構成の更新が開始することがあります。これにより、vSphere Virtual Volumes メタデータが正しく更新されないことがあります。その結果、新しく作成されたスナップショットに属する一部の vSphere Virtual Volumes オブジェクトで、タグが解除されたままになるか、仮想マシンの UUID によってタグ付けされてからタグが解除されることがあります。

              • 信頼されたドメインのいずれかがオフラインになると、Likewise は、オフライン ドメインのいずれかのグループに属しているユーザーのグループ メンバーシップをまったく返さないか、一部のセットを返します。その結果、一部のユーザー グループの Active Directory 認証が失敗します。

              • ESXi ホストが起動し、vSphere Virtual Volumes データストアのマウントを試行する際に、VASA プロバイダが到達できない場合や、応答がなかった場合、マウント操作は失敗します。ただし、しばらくして VASA プロバイダが利用可能になった場合、ESXi ホストはプロバイダへの再接続を試行せず、データストアにアクセスできないままになります。

              • 再バインド操作中に、仮想ボリュームのソース プロトコル エンドポイントは、ターゲット プロトコル エンドポイントがビジー状態でも、NOT_BOUND エラーで I/O の失敗を開始することがあります。ターゲット プロトコル エンドポイントが WAIT_RBZ 状態で、PE_NOT_READY ステータスを返す場合、ソース プロトコル エンドポイントは I/O を失敗させるのではなく、再試行する必要があります。

              • 仮想マシン名前空間パスに有効な vSAN UUID が含まれていない場合、仮想オブジェクト ビューには vSAN 仮想マシンの名前空間にアクセスできないオブジェクトが表示されます。

              • VMFS ボリュームを頻繁に開いて閉じると、ボリュームを開くときに「does not support unmap」、ボリュームを閉じるときに「Exiting async journal replay manager world」などの VMkernel ログの出力が発生することがあります。

              • 仮想マシンの移行またはクローン作成のための Dell/EMC VMAX ストレージ アレイへの XCOPY 要求の後、ターゲット VMFS データストアが破損してオフラインになることがあります。

              • 仮想ディスクのプロビジョニング タイプがプロビジョニング仕様で設定されていない場合、vSAN は vSAN データストアにシック プロビジョニングされた VMDK ファイルを作成します。これは、VMDK の backingInfo で isThinProvisioned が設定されていない状態で、VMODL API を使用して VMDK をプロビジョニングした場合に発生する可能性があります。ストレージ プロファイルでオブジェクト容量の予約に設定された値は無視されます。

              • クラスタの再構成タスクの実行中に vCenter Server に障害が発生することがあります。

              • 再構成ポリシー、vCenter Server High Availability、vSphere DRS の有効化の操作など、一部の vSAN タスクは、Storage vMotion の進行中は続行できません。

              • 未使用のポート グループを使用すると、vSphere Client のロード、仮想マシンのパワーオン、設定の編集など、ESXi ホストで実行中のすべてのタスクの応答時間が長くなることがあります。

              • nicmgmtd デーモンは、匿名のメモリを使用して、mmap および munmap 操作を頻繁に実行し、場合によっては最近解放されたメモリ範囲のアドレスを再利用しません。これにより、mmaped 領域の開始アドレスが常に増加し、追加の L2 および L3 ページ テーブルが使用されることがあります。その結果、時間の経過とともに nicmgmtd でリソース プールのメモリ不足が発生し、最終的に応答が停止することがあります。

              • 場合によっては、CIM サービスを有効にすると、クエリ応答データの長さが 255 バイトの制限を超え、ログ出力が発生することがあります。Syslog に、「VMwareHypervisorStorageExtent::fillVMwareHypervisorStorageExtentInstance - durable name length is too large: 256」のようなメッセージが記録されることがあります。

              • マウント ポイントがビジーで、以前のアンマウント操作がメッセージが表示されることなく失敗していた場合、Virtual Volumes ストレージ コンテナのマウントが、コンテナがすでに存在しているというエラーで失敗することがあります。

              • 何らかの理由で Distributed Switch へのアップリンク ポートの追加に失敗した場合、アップリンクで MTU を復元しようとすると、ESXi ホストが応答しなくなることがあります。これは、Distributed Switch でアップリンク ポートを頻繁に追加および削除する場合に発生することがあります。

              • アクティブなポート ミラーリングが構成された Distributed Switch を 6.5 から、それより後のバージョンにアップグレードすると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。「PF Exception 14 in world XXX」のようなエラーが表示されます。

              • hostd サービスが繰り返し失敗し始め、「Panic: Memory exceeds hard limit」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。この問題は、productLocker/vmtools フォルダで VMware Tools の破損した Windows ISO イメージがアクティブである場合に発生します。

              • VASA プロバイダが ESXi ホストで検出されたプロトコル エンドポイント ID の登録に失敗すると、このホストの vSphere Virtual Volumes データストア上の仮想マシンにアクセスできなくなることがあります。「vim.fault.CannotCreateFile」のようなエラーが表示されることがあります。ESXi ホストからプロトコル エンドポイント ID を登録する際の失敗は、VASA プロバイダへの SetPEContext() リクエストの何らかの理由で失敗したことが原因の可能性があります。これにより、Virtual Volumes をバインドする後続の要求が失敗し、vSphere Virtual Volumes データストア上のデータおよび仮想マシンへのアクセスが失われます。

              • スクリーンショット キャプチャ コードの競合状態により、仮想マシンで断続的な障害が発生することがあります。

              • vSphere Client を使用して iSCSI ターゲットを構成し、システムが IQN を自動生成できるようにすると、iSCSI イニシエータはターゲットを追加できません。この問題は、自動生成された IQN の形式が正しくないために発生します。

              • ハードウェアの健全性チェック中に別のサービスが hostd サービスからセンサー データを要求すると、hostd サービスが失敗し、「IpmiIfcSdrReadRecordId: retry expired」のようなエラーが表示されることがあります。その結果、vCenter Server システムから ESXi ホストにアクセスできなくなります。

              • vsanmgmt.log ファイルに不適切なエラー メッセージが記録されることがあります。/var/log/vsanmgmt.log の次のメッセージは無視してかまいません。
                vsi.get /vmkModules/lsom/disks/<cache-disk-uuid>/virstoStats exception
                vsi.get /vmkModules/lsom/disks/<cache-disk-uuid>/CFStats exception
                vsi.get /vmkModules/lsom/disks/<cache-disk-uuid>/checksumErrors exception

              • 自動プロキシ構成の評価中に、vSAN 健全性サービスが停止することがあります。この問題が発生すると、vCenter Server のインストールまたはアップグレードが失敗します。

              • vsantop ユーティリティが正常に終了しない場合、または構成が正しくない場合、ユーティリティが再起動しないことがあります。この問題により、vSAN 管理デーモンが起動しないことがあります。パフォーマンス サービスなどの一部の vSAN サービスは使用できません。

              • NFS データストアに送信された仮想マシン I/O がメモリ不足エラーで失敗し、仮想マシンが応答しなくなることがあります。vmkernel.log ファイルに次のようなメッセージが記録されます。NFS: Failed to convert sgArr to NFSIoInfo: Out of memory.

              • コンテンツ ライブラリからファイルを削除すると、vpxa が停止し、削除操作が失敗することがあります。

              • [ホストから設定をコピー] オプションを使用してホスト プロファイルを更新すると、カーネル モジュール パラメータ構成ポリシーが変更されるか、iSCSI CHAP シークレットが失われるか、あるいはその両方が発生する場合があります。その結果、ホスト プロファイルを再度編集し、カーネル モジュールのパラメータ構成ポリシーをホストごとに変更するか、iSCSI CHAP シークレットを再入力するか、またはその両方を行う必要があります。

              • 重複排除と圧縮が有効になっているクラスタで、vSAN 6.5 からアップグレードされている ESXi ホストの容量が不足することがあります。空き容量が不足しているため、新しいプロビジョニングと再構成は失敗します。

              • vSAN 健全性ログ ファイルが空であるか破損している場合、vSAN 健全性サービスが失敗することがあります。

              • Storage I/O Control のログはデフォルトで無効になっています。ログ レベルを設定するには、<SIOControlLoglevel> パラメータに 1 〜 7 の値を使用して有効にする必要があります。ただし、場合によっては、パラメータ値を変更してもログ レベルは変更されません。

              • enum_instances 呼び出しなどの CIM クエリを、ESXi ホストに新しく追加された VMkernel ポートに対して実行すると、SFCB サービスは、新しいインスタンスの IP アドレスを検証できないために失敗することがあります。たとえば、IPv6 が有効で固定として構成されていて、IPv6 アドレスが空白の場合、CIM_IPProtocolEndpoint または VMware_KernelIPv6ProtocolEndpoint のいずれかの CIM クラスに対してクエリを実行すると、SFCB コアダンプが生成されます。

              • Windows Defender の Exploit Protection の EAF 軽減策と共に VBS を使用すると、Windows 10 仮想マシン上の EAF によって保護されたアプリケーションのパフォーマンスが低下することがあります。

              • 再スキャン中のデバイスで断続的なホットプラグ イベントが発生すると、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

              • 128 GB を超える RAM を搭載した Windows 仮想マシンの作成または再構成が、64 ビット版の Windows 7、Windows 8、および Windows 10 で失敗することがあります。

              • デュアル スタック ドメイン コントローラのいずれかのアドレス ファミリ(IPv6 など)が有効になっていない場合、コントローラで IPv6 を無効にした後でも、IPv6 アドレスへの CLDAP ping を実行できます。これによりタイムアウトが発生し、次のような、データセンターが利用できないというエラーが発生することがあります:NERR_DCNotFound [code 0x00000995].その結果、ドメインへの ESXi ホストの追加に失敗することがあります。

              • 特定の環境では、スクリプトによるインストールの実行中に外部デバイスからのイメージのマウントを妨げる vmkusb ドライバの All Path Down エラーにより、ESXi アップグレードが失敗することがあります。レガシー ドライバを使用すると、パスはアクティブとして表示される場合がありますが、スクリプトは実行されません。

              • カーネル モジュールのロード時、デバイス ドライバおよび network シェーパー モジュールの VMkernel へのロードに使用する VMkernel Module Loader コマンド vmkload_mod が、何らかの理由で別の NUMA ノードに移行される場合があります。この場合、コード セクションの初期化中に、NUMA ノード間でチェックサムの不一致が発生する可能性があります。これにより、ESXi ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。

              • ESXi ホストにディスク グループがマウントされている場合、PLOG ログのリカバリは使用可能なすべてのメモリを使用することがあります。ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。vmkernel ログに次のようなメッセージが表示されることがあります:
                BucketlistGetNode@LSOMCommon
                Bucketlist_InsertWithDiskGroup@LSOMCommon
                Rangemap_Insert@LSOMCommon
                LSOMLbaTable_Insert@LSOMCommon
                [email protected]
                SSDLOGEnumLog@LSOMCommon
                SSDLOG_EnumLogHelper@LSOMCommon
                helpFunc@vmkernel
                CpuSched_StartWorld@vmkernel

              • rhttpproxy ポートがデフォルト値の 443 以外の値に設定されている場合、vSphere Web Client の仮想オブジェクト ビューは空白のページになり、エラー メッセージが表示されます。

              • vSAN 健全性サービスが一時的なディスク エラーを識別できない場合、物理ディスク - 運用の健全性チェックで次のアラームがトリガされることがあります:「Unknown disk health state」。

              • CIM クラス OMC_IpmiLogRecord のインスタンスを返すコマンド enum_instances OMC_IpmiLogRecord が期待どおりに機能せず、「no instances found」エラーが発生することがあります。これは、RawIpmiProvider がロードされておらず、クエリに応答できない場合に発生します。

              • CIM プロバイダのライブ インストール後、プロバイダからの CMNewInstance の呼び出しは、応答までに時間がかかるか、失敗することがあります。呼び出しを再試行するには、WBEM を再起動する必要があります。

              • 複数の LLDP ピアが VMkernel sysinfo インターフェイスにレポートされている場合、メモリ リークによって SNMP サービスが停止し、snmpd-zdump コア ファイルがダンプされることがあります。そのため、ESXi ホストのステータスを監視することができません。LLDP がオフになっている場合、SNMP サービスは失敗しません。

              • vSAN でディスク グループを作成するときに、内部メモリ リソースの制限に達することがあります。1 つ以上のディスクがディスク グループに追加されていないことがあります。vmkernel.log に次のエラー メッセージが記録されることがあります。
                WARNING: LSOMCommon: IORETRYCreateSlab:3150: Unable to create IORetry slab Out of memory
                WARNING: PLOG: PLOG_OpenDevHandles:1858: Unable to create IOretry handle for device 522984ce-343d-2533-930d-05f790e54bf6 : Out of memory
                WARNING: Service: VirstoCreateVDiskV4:1506: Could not allocate memory for vDisk id=1

              • ストレージ デバイスで一時的なエラーが発生すると、vSAN でデバイスが誤って「失敗」とマークされることがあります。デバイス上の vSAN コンポーネントは「低下」としてマークされ、最終的にクラスタ内のオブジェクトの完全な再構築がトリガされます。

              • ESXi ホストが複数のトランスポート ゾーンに参加している場合、nsx.LogicalSwitch タイプの不透明ネットワークのデータの取得は、vmkernel インターフェイス情報を取得する esxcli および localcli コマンドが最初に見つかった不透明スイッチのみを返すため、失敗することがあります。ESXi ホストに複数の不透明スイッチが存在する場合、すべてのデータの提供は機能しません。

              • 仮想マシンが名前空間の操作のターゲットで、同時に削除または登録解除の別の呼び出しがその仮想マシンに対して実行されている競合状態では、hostd サービスが失敗することがあります。この問題は、NamespaceManager API が仮想マシンのゲスト OS エージェントとの通信に頻繁に使用される環境で発生することがあります。

              • センサーの状態に変化がない場合でも、ESXi ホスト上のストレージ センサーの健全性イベントが過剰に表示されることがあります。健全性イベントはすべてのポーリング サイクルでトリガされ、ストレージ センサーの同じ状態を報告します。

              • 仮想マシンを移行するための vSphere vMotion 操作が手動または自動でトリガされると、モニターがイベントを待機するスリープ モードになりますが、このモードが長時間続くことがあります。これは、vSphere vMotion が場合によってシステムで待機中の最初のイベントと並行する別のイベントをトリガすることが原因です。これにより、スリープ モードが長時間続きます。

              • nfnic ドライバが、誤った SLLID を仮想マシンに断続的に割り当てることがあり、その結果、Windows および Linux 仮想マシンにアクセスできなくなることがあります。

              • まれに、ESXi ホストが USB ネットワーク ドライバを使用している場合、TX バッファの重複によりパープル スクリーンを表示して停止することがあります。PF Exception 14 in world 66160:usbus0 cdce_bulk_write_callback のようなエラーが表示されることがあります。

              • ESXi ホストが外部 DIF を使用してストレージ アレイに接続している場合、同時にノード パスが破棄されると、ホストがパープル スクリーンを表示して停止することがあります。ログには、lpfc_external_dif_cmpl 機能のエラーが記録されます。

              • vSphere Distributed Switch 6.6 を使用する環境では、コマンド esx-advcfg を使用して詳細設定オプション TeamPolicyUpDelay を構成できることがありますが、設定が期待どおりに機能しません。

            ESXi-6.7.0-20200401001s-standard
            プロファイル名 ESXi-6.7.0-20200401001s-standard
            ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
            ベンダー VMware, Inc.
            リリース日 2020 年 4 月 28 日
            許容レベル PartnerSupported
            影響を受けるハードウェア 該当なし
            影響を受けるソフトウェア 該当なし
            影響のある VIB
            • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.99.15999342
            • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.99.15853015
            • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.99.15853016
            • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.99.15999342
            • VMware_locker_tools-light_11.0.5.15389592-15999342
            • VMware_bootbank_esx-ui_1.33.7-15803439
            修正されたパッチ リリース 2495187、2485387、2485381、2485379、2485383、2485390、2485385、2489776
            関連する CVE 番号 該当なし
            • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
              • ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.10 にアップデートされました。

              • ESXi userworld libcurl ライブラリは libcurl-7.67.0 にアップデートされています。

              • Python サードパーティ ライブラリがバージョン 3.5.8 にアップデートされています。

              • OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2u にアップデートされました。

              • OpenSSH バージョンは 8.1p1 にアップデートされました。

              • NTP デーモンがバージョン ntp-4.2.8p13 にアップデートされました。

              • SQLite データベースはバージョン 3.30.1 にアップデートされています。

              次の VMware Tools ISO イメージが ESXi670-202004002 にバンドルされます。

              • windows.iso:Windows Vista (SP2) 以降用の VMware Tools 11.0.5 ISO イメージ
              • winPreVista.iso:Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 用の VMware Tools 10.0.12 ISO イメージ
              • linux.iso:Linux OS、glibc 2.5 以降用の VMware Tools 10.3.21 ISO イメージ

              次の VMware Tools 10.3.10 の ISO イメージをダウンロードできます。

              • solaris.iso:VMware Tools イメージ (Solaris)
              • darwin.iso:VMware Tools イメージ (OSX)

              ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

            ESXi-6.7.0-20200401001s-no-tools
            プロファイル名 ESXi-6.7.0-20200401001s-no-tools
            ビルド ビルド情報については、このページのトップを参照してください。
            ベンダー VMware, Inc.
            リリース日 2020 年 4 月 28 日
            許容レベル PartnerSupported
            影響を受けるハードウェア 該当なし
            影響を受けるソフトウェア 該当なし
            影響のある VIB
            • VMware_bootbank_esx-update_6.7.0-3.99.15999342
            • VMware_bootbank_vsan_6.7.0-3.99.15853015
            • VMware_bootbank_vsanhealth_6.7.0-3.99.15853016
            • VMware_bootbank_esx-base_6.7.0-3.99.15999342
            • VMware_bootbank_esx-ui_1.33.7-15803439
            修正されたパッチ リリース 2495187、2485387、2485381、2485379、2485383、2485390、2485385
            関連する CVE 番号 該当なし
            • このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。
              • ESXi userworld libxml2 ライブラリはバージョン 2.9.10 にアップデートされました。

              • ESXi userworld libcurl ライブラリは libcurl-7.67.0 にアップデートされています。

              • Python サードパーティ ライブラリがバージョン 3.5.8 にアップデートされています。

              • OpenSSL パッケージはバージョン openssl-1.0.2u にアップデートされました。

              • OpenSSH バージョンは 8.1p1 にアップデートされました。

              • NTP デーモンがバージョン ntp-4.2.8p13 にアップデートされました。

              • SQLite データベースはバージョン 3.30.1 にアップデートされています。

            既知の問題

            既知の問題には、次のトピックが含まれます。

            CIM の問題
            • New:ESXi670-202004002 にアップグレードした後、HP Gen10 サーバのファンの健全性について vSphere Client に重大な警告が表示されることがある

              ESXi670-202004002 にアップグレードした後、HP Gen10 サーバのファンの健全性について、誤検知が原因で vSphere Client に重大な警告が表示されることがあります。

              回避策:VMware のナレッジベースの記事 KB78989 に記載された手順を参照してください。

            その他の問題
            • 1 MB を超えるマッピング解除の精度の値をサポートする LUN によってバッキングされたボリューム上の仮想マシンの静止操作に、通常よりも時間がかかることがある

              最適なマッピング解除の精度が 1 MB を超える LUN によってバッキングされる VMFS データストアでは、自動マッピング解除処理中にオンディスク ロック機能が繰り返されることがあります。この場合、データストアでの仮想マシンの静止操作の実行時間が長くなることがあります。

              回避策:最適なマッピング解除の精度が 1 MB を超える LUN によってバッキングされたボリュームでの自動マッピング解除を無効にします。

            • vSphere vMotion を使用した移行中に使用できない P2M スロットがあるため、仮想マシンが停止するか、パワーオフされることがある

              3D デバイスなど、より多くのメモリを必要とする仮想マシンのメモリ リソースは、vSphere vMotion を使用した移行中に P2M バッファのオーバーフローを引き起こすことがあります。その結果、共有メモリ ページが破損することがあります。仮想マシンが停止するか、パワーオフされることがあります。「P2M reservation failed after max retries」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。

              回避策:P2M バッファを手動で構成するには VMware ナレッジベースの記事 KB76387 の手順に従ってください。

            • 7 日以上経過してから、backup.sh を使用してバックアップしたストレージ デバイス構成をリストアすると、一部の設定が失われることがある

              7 日以上経過してからバックアップをリストアすると、Is perennially reserved などのストレージ デバイス設定が失われることがあります。これは、デバイスの最後に表示されたタイムスタンプもバックアップされ、デバイスが 7 日を超えてアクティブでない場合、/etc/vmware/esx.conf からのデバイス エントリが削除されるためです。その結果、リストア操作により古いタイムスタンプがリストアされる場合があります。

              回避策:なし。

            • 期限切れのデジタル署名証明書とキーの置き換えが原因で、ESXi670-202004002 へのアップグレードが失敗することがある

              期限切れのデジタル署名証明書とキーの置き換えが原因で、一部の古いバージョンの ESXi から ESXi670-202004002 へのアップグレードが失敗することがあります。ESXCLI を使用すると、「信頼できる署名者が見つかりませんでした」というメッセージが表示されます。vSphere Update Manager を使用すると、「ホストでアップグレード スクリプトを実行できません」のようなメッセージが表示されます。

              回避策:問題と回避策の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB76555 を参照してください。

            • UEFI セキュア ブートが有効になっているクラスタで vSphere HA を有効にすると、タイムアウト エラーで失敗することがある

              UEFI セキュア ブートが有効になっているクラスタで vSphere HA を構成すると、ESXi VIB 証明書の変更が原因で「Operation Timed Out」というエラーが発生して失敗することがあります。

              回避策:フォルト ドメイン マネージャの VIB は新しい ESXi VIB 証明書で署名されているため、ESXi ホストを最新のバージョンにアップグレードする必要があります。影響を受ける ESXi バージョンの詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB76555 を参照してください。 

            以前のバージョンからの既知の問題

            以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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