vSphere Auto Deploy でプロビジョニングされるホストには、コア ダンプを保存するためのローカル ディスクがありません。vSphere Client のホスト プロファイル機能を使用してリファレンス ホストを構成し、ESXi Dump Collector を使用することができます。
esxcli system coredump コマンドを使用して、ESXi Dump Collector を使用するホストを設定し、そのホストのホスト プロファイルを保存することがベスト プラクティスです。詳細については、ESXCLI を使用した、ESXi Dump Collector の構成を参照してください。
前提条件
- コアダンプ ポリシーを構成するホスト プロファイルを作成したことを確認します。ホスト プロファイルの作成方法の詳細については、『vSphere のホスト プロファイル』ドキュメントを参照してください。
- vSphere Auto Deploy を使用してプロビジョニングされる複数のホストからのコア ダンプ用に、少なくとも 1 つのパーティションで十分なストレージ機能があることを確認します。
手順
- の順に移動します。
- 設定するホスト プロファイルをクリックし、[管理] タブを選択します。
- [プロファイルの編集] をクリックします。
- の順に選択します。
- [有効化] チェック ボックスを選択します。
- 使用するホスト NIC、ネットワーク コアダンプ サーバ IP アドレス、ネットワーク コアダンプ サーバ ポートを指定します。
- [保存] をクリックしてホスト プロファイルの設定を完了します。
次のタスク
- リファレンス ホストで指定した設定でプロビジョニングするすべてのホストに、ホスト プロファイルを適用するルールを作成します。 PowerCLI セッションでルールを作成する方法については、ルールの記述とホストへのホスト プロファイルの割り当てを参照してください。
- vSphere Auto Deploy がすでにプロビジョニングされているホストの場合は、テストを実行し、 PowerCLI セッションでコンプライアンスを修正します。ルールのコンプライアンスのテストおよび修復を参照してください。
- プロビジョニングされていないホストをパワーオンし、新しいホスト プロファイルを使用して、それらのホストがプロビジョニングされるようにします。