vCenter Serverへアップグレードした後は、アップグレード後のオプションと要件について検討します。
- アップグレード中に変更が必要になった可能性のある、すべてのコンポーネントの再構成を行います。
- 認証プロセスについてよく理解しておいてください。また、アイデンティティ ソースを確認しておきます。
- Windows 上で vCenter Serverをターゲット vCenter Server Appliance に移行し、任意のローカル OS ユーザー名を使用して vCenter Single Sign-On にログインした場合は、それらのユーザーを再作成し、権限を再割り当てする必要があります。
- アップグレードを実行した場合、vCenter Serverのこのインスタンスにリンクされているすべての追加モジュール(Update Manager など)をアップグレードします。Windows 版 vCenter Serverから vCenter Server Appliance に移行した場合は、Update Manager モジュールも vSphere Lifecycle Manager に移行されます。
- 必要に応じて、vCenter Serverインベントリの ESXi ホストを、vCenter Server インスタンスと同じバージョンにアップグレードまたは移行します。
- vCenter Serverデプロイで Update Manager を使用し、移行の前に Update Manager と vCenter Server が別のマシンで実行されていた場合、移行が完了してからUpdate Manager ホスト マシンをシャットダウンするか削除することを検討します。Update Managerホスト マシンを削除する前に、次の点を考慮します。
- アップグレードまたは移行後の環境をロールバックするためにそのホスト マシンが必要になる場合があります。
- そのマシンで実行されるソフトウェアが他にもあるかもしれません。