インターネットからソフトウェアをダウンロードするように、または、エアギャップがある場合は UMDS で作成された共有リポジトリからソフトウェアをダウンロードするように、vSphere Lifecycle Manager を構成することができます。
インターネットからのアップデートのダウンロード
インターネットを使用するように vSphere Lifecycle Manager を構成した場合、ダウンロード ソースは実質上、ソフトウェアのダウンロードに使用するすべてのオンライン デポになります。
vSphere Lifecycle Manager は、公式の VMware オンライン デポを使用するように事前に設定されています。vSphere Client では、CIM モジュールなど、追加のサードパーティ コンポーネントのダウンロード元となる vSphere Lifecycle Manager の他のオンライン デポを一覧表示できます。
vSphere Lifecycle Manager はオンライン デポと同期するときに、アップデートのメタデータのみをダウンロードします。実際のペイロードは、ステージングまたは修正時にダウンロードされます。
UMDS デポからのアップデートのダウンロード
インターネットにアクセスできない vCenter Server 環境では、オンライン デポと同期する代わりに、UMDS で作成された共有リポジトリからアップデートをダウンロードするように vSphere Lifecycle Manager を設定できます。UMDS リポジトリを使用するように vSphere Lifecycle Manager を設定すると、アップデートのメタデータの同期が直ちにトリガーされません。設定されたダウンロード スケジュールに沿って、またはダウンロードを開始したときに、メタデータがダウンロードされます。vSphere Lifecycle Manager のデフォルトのダウンロード ソースが UMDS リポジトリである場合は、メタデータのみが保存され、vSphere Client に表示されます。実際のペイロードは、ステージングまたは修正時にダウンロードされます。
デポのオーバーライド
ROBO のシナリオでは、vCenter Server インスタンスのすべてのクラスタがデフォルトで使用するデポではなく、特定のクラスタのローカル デポを更新に使用するように vSphere Lifecycle Manager を設定できます。
詳細については、『クラスタのデポのオーバーライドの管理』を参照してください。