vSphere Lifecycle Manager を使用して、VMware NSX-T Data Center™ が有効になっている環境で ESXi ホストをアップグレードすることができます。

要件

  • アップグレードする ESXi ホストのバージョンが 6.5 以降であることを確認します。
  • vCenter Server バージョン 6.7 以前
  • VMware NSX-T Data Center™ 3.0
  • ESXi ホストの vmknic が適切に構成されていて、DHCP サーバが適切に動作していることを確認します。

ワークフロー

  1. vCenter Server をバージョン 7.0 にアップグレードします。

    vCenter Server のアップグレードの詳細については、『vSphere のアップグレード』ドキュメントを参照してください。

  2. ESXi 7.0 ISO イメージを vSphere Lifecycle Manager デポにインポートします。

    詳細については、『vSphere Lifecycle Managerデポへの ISO イメージのインポート』を参照してください。

  3. http://my.vmware.com から VMware ESXi 7.0 の VMware NSX-T Data Center™ 3.0.0 NSX カーネル モジュールを ダウンロードします。
  4. カーネル モジュールを vSphere Lifecycle Manager デポにインポートします。

    詳細については、『vSphere Lifecycle Manager デポへのアップデートのインポート』を参照してください。

  5. インポートされた ESXi 7.0 ISO イメージを使用してアップグレード ベースラインを作成します。

    詳細については、『ホスト アップグレード ベースラインの作成』を参照してください。

  6. アップロードされた NSX カーネル モジュールを使用して拡張機能ベースラインを作成します。

    詳細については、『ホスト拡張機能ベースラインの作成』を参照してください。

  7. 新しく作成されたアップグレード ベースラインと拡張機能ベースラインを含むベースライン グループを作成します。

    詳細については、『ホスト ベースライン グループの作成』を参照してください。

  8. ベースライン グループをクラスタに添付します。

    詳細については、『オブジェクトへのベースラインおよびベースライン グループの添付』を参照してください。

  9. 添付されたベースライン グループを基準にしてクラスタを修正します。

    詳細については、『単一または複数のベースラインを基準にした ESXi ホストの修正』を参照してください。