vSphere Lifecycle Managerを使用して、ベンダー アドオンや他のコンポーネントを追加することで、ESXi 基本イメージをカスタマイズできます。目標に応じて、vSphere Lifecycle Managerイメージを 3 つの異なる形式で配布および利用できます。

ISO イメージ

vSphere Lifecycle Managerで作成されたイメージを ISO 形式で配布する方法は、イメージで ESXi のクリーン インストールを実行する必要がある場合や、キックスタート ワークフローなどのブートストラップを行う場合に役立ちます。

ISO ファイル形式でエクスポートされたイメージは、vSphere Lifecycle Managerイメージを使用する別のクラスタでは使用できません。

ISO イメージをターゲットvSphere Lifecycle Managerインスタンスのローカル デポにインポートできますが、アップグレード ベースラインを作成する際に使用できるのは ISO ファイルのみです。vSphere Lifecycle Managerイメージで ISO ファイルを使用することはできません。

ZIP ファイル

vSphere Lifecycle Managerで作成されたイメージをオフライン バンドルとして配布する方法は、イメージに含まれるコンポーネントをターゲット vSphere Lifecycle Manager インスタンスのデポにインポートする場合に役立ちます。

ISO イメージとは異なり、ZIP ファイルを使用してアップグレード ベースラインを作成することはできません。

JSON ファイル

vSphere Lifecycle Managerを使用して作成されたイメージを JSON ファイルとして配布する方法は、ホスト管理にイメージを使用する他のクラスタで同じイメージを再利用する場合に役立ちます。

JSON ファイルを別の vCenter Serverインスタンスのクラスタに配布する場合は、ターゲット vSphere Lifecycle Manager インスタンスのデポに、JSON ファイルに含まれるすべてのコンポーネントが格納されていることを確認する必要があります。

JSON ファイルには、実際のソフトウェア ペイロードではなく、メタデータのみが含まれます。