イメージに基づいてクラスタのコンプライアンスを確認すると、vSphere Lifecycle Managerは、クラスタ内の各ホストのソフトウェアとイメージで指定されているソフトウェアを比較します。イメージにファームウェアとドライバのアドオンが含まれている場合、コンプライアンス チェックでは、イメージに対するホストのファームウェアのコンプライアンスも計算されます。
たとえば、vSphere Lifecycle Managerは、各ホストの ESXi バージョンをクラスタのイメージ内の ESXi バージョンと比較します。
コンプライアンス チェックでは、各ホストのコンプライアンス状態を計算することに加えて、修正操作がホストに与える影響に関する情報が提供されます。たとえば、修正によってホストが再起動する場合やホストのメンテナンス モードが必要な場合などです。
クラスタ内のホストに関するコンプライアンス情報は、そのクラスタの [更新] タブの [イメージのコンプライアンス] カードに表示されます。[イメージのコンプライアンス] カードには、クラスタのイメージに準拠していないすべてのホストのリストが表示されます。ホストを選択すると、そのホストに関するコンプライアンス情報が右側に表示されます。