仮想スイッチでさまざまなロード バランシング アルゴリズムを構成し、チーム内の各物理 NIC へのネットワーク トラフィックの分散方法を決定することができます。 発信元の仮想ポートに基づいたルート 仮想スイッチでは、vSphere 標準スイッチまたは vSphere Distributed Switch での仮想マシンのポート ID に基づいてアップリンクを選択します。 発信元 MAC ハッシュに基づいたルート 仮想スイッチは、仮想マシンの MAC アドレスに基づいて、仮想マシンのアップリンクを選択します。仮想スイッチは、仮想マシンのアップリンクを計算するために、仮想マシンの MAC アドレスと NIC チーム内のアップリンク数を使用します。 IP ハッシュに基づいたルート仮想スイッチは、各パケットのソース IP アドレスおよびターゲット IP アドレスに基づいて、仮想マシンのアップリンクを選択します。 物理 NIC 負荷に基づいたルート物理 NIC 負荷に基づいたルートは、発信元の仮想ポートに基づいたルートをベースにしています。このルートでは、仮想スイッチが、アップリンクの実際の負荷をチェックし、負荷がかかりすぎているアップリンクで負荷を軽減するための処理を行います。このルートは、vSphere Distributed Switch でのみ使用できます。 明示的なフェイルオーバー順序を使用このポリシーで使用可能な実際のロード バランシングはありません。仮想スイッチは、フェイルオーバー順序からのアクティブなアダプタのリストの最初にリストされ、かつフェイルオーバー検知基準を満たすアップリンクを常に使用します。アクティブなリストに使用可能なアップリンクが含まれていない場合、仮想スイッチではスタンバイ リストにあるアップリンクを使用します。 親トピック: チーミングおよびフェイルオーバー ポリシー