VMFS データストアは、仮想マシンのリポジトリとして機能します。ファイバ チャネル、iSCSI、およびローカル ストレージ デバイスなど、ホストが検出する SCSI ベースのストレージ デバイス上に、VMFS データストアを設定できます。
前提条件
- ストレージで必要なアダプタをインストールおよび構成する必要があります。
- 新しく追加されたストレージ デバイスを検出するには、再スキャンを実行します。ストレージの再スキャン操作を参照してください。
- データストアでの使用を計画しているストレージ デバイスが使用可能であることを確認します。ストレージ デバイスの特徴を参照してください。
手順
- vSphere Client オブジェクト ナビゲータで、ホスト、クラスタ、またはデータセンターを参照します。
- 右クリック メニューで の順に選択します。
- データストア タイプに VMFS を選択します。
- データストア名を入力し、必要に応じてデータストアの配置場所を選択します。
データストア名は強制的に 42 文字に制限されます。
- データストアに使用するデバイスを選択します。
重要: 選択するデバイスは、[スナップショット ボリューム] 列に値が表示されていない必要があります。値が表示されている場合、デバイスには既存の VMFS データストアのコピーが含まれています。データストアのコピーの管理については、
重複 VMFS データストアの管理を参照してください。
- データストアのバージョンを指定します。
オプション |
説明 |
VMFS 6 |
VMFS6 をサポートするすべてのホストでのデフォルト フォーマットです。バージョン 6.0 以前の ESXi ホストは、VMFS6 データストアを認識できません。 |
VMFS5 |
VMFS5 データストアは、バージョン 6.7 以前の ESXi ホストからのアクセスをサポートしています。 |
- データストアの設定の詳細を定義します。
注: VMFS6 データストアに必要な最小サイズは、2 GB です。
- パーティション構成を指定します。
オプション |
説明 |
すべての利用可能なパーティションを利用 |
ディスク全体を 1 つの VMFS データストア専用にします。このオプションを選択すると、現在このデバイスに保存されているすべてのファイル システムやデータは消去されます。 |
空き容量の使用 |
ディスクの残りの空き容量に VMFS データストアをデプロイします。 |
- データストアに割り当てられた容量が大きすぎる場合は、[データストア サイズ] フィールドで容量の値を調整します。
デフォルトでは、ストレージ デバイスの空き容量がすべて割り当てられます。
- VMFS6 について、ブロック サイズを指定し、容量再利用のパラメータを定義します。VMFS データストアからの容量再利用の要求を参照してください。
- [設定の確認] ページで、データストア構成情報を確認し、[終了] をクリックします。
結果
SCSI ベースのストレージ デバイス上にデータストアが作成されます。デバイスへのアクセス権を持つすべてのホストがそれを使用できます。
次のタスク
VMFS データストアの作成後、次のタスクを実行できます。