誤ったタグ付けは、レプリケーション エラーの原因になる可能性があります。このようなエラーを回避するために、オブジェクトにタグを付ける際は、ベスト プラクティスに的確に従ってください。
複数のノードが存在する状況でタグを操作するときは、ノード間のレプリケーション遅延(セットアップに応じて、通常 30 秒から 2 分)が発生すると考えてください。次のベスト プラクティスに従い、レプリケーション エラーを回避します。
-
タグの作成後、そのタグを直ちにローカル オブジェクトに割り当てる場合は、タグを作成した管理ノードから割り当てます。
-
タグの作成後、そのタグを直ちにリモート オブジェクトに割り当てる場合は、そのオブジェクトがローカルとして存在する管理ノードから割り当てる必要があります。環境のセットアップに応じて、タグを使用する前に、新しいタグを伝達するためのレプリケーション時間を許容します。
-
ノード全体のカテゴリおよびタグがレプリケーション プロセスを終了するには、さまざまな管理ノードからカテゴリとタグが同時に作成されないようにします。さまざまなノードから重複カテゴリまたはタグが同時に作成されると、重複が発生しますが、検出されない可能性があります。このような結果が表示されたら、1 つの管理ノードから重複を手動で削除します。
タグ付けのパフォーマンスを上げるベスト プラクティスについては、https://blogs.vmware.com/performance にある「vSphere 7.0 U1 Tagging Performance Best Practices」というブログ記事を参照してください。