vSphere Client では、カスタム属性を作成してホスト、仮想マシン、クラスタ、ネットワークなどのオブジェクトに関連付けることができます。カスタム属性を編集することもできます。

属性を作成したら、各仮想マシンで属性に適切な値を設定します。この値は、仮想マシンではなく、vCenter Server に保存されます。新しい属性を使用して、仮想マシンをフィルタリングします。カスタム属性が不要になった場合は削除します。カスタム属性は、常に文字列で指定します。

たとえば、複数の製品をセールス担当者別にソートするとします。
  1. その場合は、セールス担当者名の「Name」カスタム属性を作成します。
  2. 「Name」カスタム属性の列をリスト ビューの 1 つに追加し、各製品のエントリに名前を追加します。
  3. これで、「Name」列をクリックすると、セールス担当者の名前順にソートできます。
注: タグおよびタグ カテゴリは、オブジェクトにさらに細かくタグ付けするメカニズムをサポートします。カスタム属性の代わりにタグおよびタグ カテゴリを使用することを検討してください。

前提条件

必要な権限:グローバル.カスタム属性の管理グローバル.カスタム属性の設定

手順

  1. vSphere Client ホーム メニューで、[タグとカスタム属性] を選択します。
  2. [カスタム属性] をクリックします。
    vCenter Server に現在定義されているすべてのカスタム属性が表示されます。
  3. [新規] をクリックします。
  4. カスタム属性の値を入力します。
    1. 属性の名前を [属性] テキスト ボックスに入力します。
    2. [タイプ] ドロップダウン メニューから属性の種類を選択します。
    3. [OK] をクリックします。
    特定のオブジェクトに属性を定義すると、インベントリ内の同じタイプのすべてのオブジェクトで利用できるようになります。ただし、指定した値が適用されるのは、現在選択しているオブジェクトのみです。
  5. 後でカスタム属性を編集できます。
    1. 属性を選択して [編集] をクリックします。
    2. 名前を変更します。
    3. 可能な場合は、タイプを変更します。
    4. [OK] をクリックします。