クラスタを拡張するには、クラスタにホストを追加します。ホスト ネットワークを設定しないでクラスタを構成した場合は、クラスタ内の既存ホストの構成が新しいホストに適用されます。

前提条件

  • 既存のクラスタがあり、そこにホストが追加されていることを確認します。
  • クラスタの初期構成時に、Configure networking settings later チェック ボックスを選択します。詳細については、『クラスタの設定』を参照してください。
  • ホストの ESXi バージョンおよびパッチ レベルが同じであることを確認します。
  • ホストの root ユーザー アカウントのユーザー名およびパスワードを取得します。
  • 単一のイメージを使用して管理するクラスタにホストを追加するには、『ホストとクラスタのライフサイクルの管理』ドキュメントを参照してください。

手順

  1. vSphere Client のホーム ページで、[ホーム] > [ホストおよびクラスタ] の順に移動し、構成されたクラスタを選択します。
  2. クラスタを右クリックし、[ホストの追加] を選択します。
    [ホストの追加] ウィザードが表示されます。
  3. [ホストの追加] 画面で、新規または既存のホストをクラスタに追加します。
    • vCenter Server インベントリの一部ではないホストを追加します。
      1. [新規ホスト] タブをクリックします。
      2. それらのホストの IP アドレスと認証情報のテキスト ボックスに入力します。
      3. (オプション) 新しいホストを追加するには、[ホストの追加] ボタンをクリックします。
      4. (オプション) 追加されたすべてのホストの認証情報を再利用するには、[すべてのホストに同じ認証情報を使用] チェック ボックスをオンにします。
    • vCenter Server インスタンスによって管理され、クラスタと同じデータセンターにあるホストを追加します。
      1. [既存のホスト] タブをクリックします。
      2. リストから、クラスタに追加するホストを選択します。
  4. [次へ] をクリックします。
    [ホスト サマリ] ページに、クラスタに追加されるすべてのホスト、および関連する警告が表示されます。
    注: システムがホストを自動的に検証できない場合は、証明書を手動で検証してサムプリントを受け入れるように求めるプロンプトが、 [セキュリティ アラート] ポップアップに表示されます。
  5. [ホスト サマリ] 画面で追加ホストの詳細を確認し、[次へ] をクリックします。
  6. (オプション) [イメージのインポート] 画面で、クラスタのイメージとして使用するイメージを持つホストを選択します。
    [イメージのインポート] 画面は、単一のイメージで管理されているクラスタにホストを追加すると表示されます。単一のイメージで管理するクラスタにホストを追加するには、『 ホストとクラスタのライフサイクルの管理』ドキュメントを参照してください。
  7. [設定の確認] 画面で [完了] をクリックします。
    [クラスタの拡張ガイド] 画面が表示されます。
  8. [ホストの設定] カードで [設定] を選択します。
    ポップアップ ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、新規に追加されたホストにクラスタ内の既存ホストの構成が適用されることが示されます。
  9. [続行] を選択します。

結果

検証に成功したら、新しく追加されたホストがクラスタ内の既存のホストとして設定され、[ホストの設定] セクションの [設定] ボタンが無効になります。実行できるのは、[再検証] をクリックしてクラスタ設定を検証することのみです。

次のタスク

手動でホストのネットワークを設定し、クラスタにホストを追加します。