Windows と Linux ゲスト OS のカスタマイズ仕様を作成および管理できます。カスタマイズ仕様は、仮想マシンのゲスト OS の設定が含まれている XML ファイルです。仮想マシンのクローン作成中またはデプロイ中にゲスト OS に仕様を適用すると、コンピュータ名の重複など、同一の設定を持つ仮想マシンをデプロイするときに発生する可能性のある競合を防止できます。
vCenter Server は、カスタマイズされた構成パラメータを vCenter Server データベースに保存します。カスタマイズ設定が保存されると、システム管理者のパスワードおよびドメイン管理者のパスワードが暗号化された形式でデータベースに格納されます。パスワードの暗号化に使用された証明書は vCenter Server システムごとに固有のものであるため、vCenter Server を再インストールしたり、サーバの新しいインスタンスをデータベースに接続すると、暗号化されたパスワードが無効になります。パスワードは、使用する前に再入力する必要があります。
vSphere Client でのカスタマイズ仕様の作成と管理の方法については、次のビデオをご覧ください。