クラスタ内のキャパシティ デバイスの使用率が 80% に達した場合、vSAN はすべてのキャパシティ デバイスの使用可能な容量がしきい値を下回るまで、自動的にクラスタでリバランスを行います。
クラスタのリバランスによって、リソースがクラスタ全体に均等に分散されて、パフォーマンスと可用性が一定に保たれます。
次の処理が発生するとディスク容量の使用率が 80% に到達し、クラスタのリバランスが開始されます。
- クラスタでハードウェア障害が発生した場合。
- [全データの退避] オプションを使用して vSAN ホストがメンテナンス モードになっている場合。
- [データ アクセシビリティの確保] オプションを使用して vSAN ホストがメンテナンス モードになっていて、FTT=0 が割り当てられたオブジェクトがそのホストにある場合。
注: メンテナンスおよび再保護のために十分な容量を確保し、
vSAN クラスタでの自動リバランス イベントを最小化するため、常時 30% の空き容量を確保することを考慮します。