デフォルトでは、vSAN はディスク グループのデータを自動的にリバランスします。自動リバランスの設定を構成できます。
デバイスの I/O パターンが不均等になったり、ホストやキャパシティ デバイスを追加したりすると、vSAN クラスタがアンバランスになることがあります。クラスタがアンバランスになった場合、vSAN は自動的にディスクのリバランスを実行します。この処理により、使用率の高いディスクのコンポーネントが使用率の低いディスクに移動されます。
自動リバランスは有効または無効にすることができ、自動リバランスがトリガされる偏差のしきい値も設定できます。クラスタ内の任意の 2 台のディスク間でキャパシティの偏差がリバランスのしきい値を超えると、vSAN はクラスタのリバランスを開始します。
ディスクのリバランスは、vSAN クラスタの I/O パフォーマンスに影響を与える可能性があります。このパフォーマンスへの影響を回避するために、ピーク パフォーマンスが必要な場合は自動リバランスをオフにできます。