vSAN ライセンスの確認と管理を行ったり、vSAN+ サブスクリプションを表示したりできます。
vSphere には、vSAN クラスタのライセンスを管理するための一元化されたライセンス管理システムが用意されています。vSphere+ には、vSAN+ クラスタに対して柔軟なサブスクリプション オプションが用意されています。
vSAN ライセンス
vSphere License Service を使用して、vSAN クラスタのライセンスを管理します。
- vSAN クラスタの有効なライセンスを取得していることを確認します。そのライセンスは、評価プロセスで使用したライセンスとは異なります。
vSAN のライセンス有効期間または評価期間が終了しても、vSAN のリソースの現在の構成を引き続き使用できます。ただし、ディスク グループに容量を追加したり、ディスク グループを作成したりすることはできません。
- クラスタがオールフラッシュのディスク グループで構成されている場合は、取得したライセンスでオールフラッシュ機能を使用できるかどうかを確認してください。
- vSAN クラスタがデデュープおよび圧縮やストレッチ クラスタなどの高度な機能を使用する場合は、ライセンスでこれらの機能を使用できるかどうかを確認してください。
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クラスタにホストを追加および削除するときは、クラスタ全体の vSAN ライセンスの CPU キャパシティを考慮してください。
vSAN ライセンスには、CPU 容量単位です。vSAN ライセンスをクラスタに割り当てる場合、使用されるライセンス キャパシティの量は、クラスタに参加しているホストの CPU の総数に等しくなります。
vSAN ライセンスの詳細については、『VMware vSAN ライセンス ガイド』を参照してください。vSAN クラスタにライセンスを割り当てるには、『vSAN クラスタのライセンス設定』を参照してください。
vSAN+ サブスクリプション
vSphere+ にサブスクライブする予定の vCenter Server インスタンスで vSAN クラスタを管理する場合は、vSAN ライセンス キーを引き続き使用するか、vSAN+ サブスクリプションを購入します。同じ VMware Cloud アカウント組織内で、vSAN+ サブスクリプションと vSAN ライセンス キーの組み合わせを使用しないでください。vSAN+ サブスクリプションと vSAN ライセンス キーを組み合わせて使用すると、vSAN デプロイ全体が vSAN+ サブスクリプションによる計測および課金方式に変換され、ライセンス キーは無視されます。これにより、サブスクリプションが予期せずに使用される可能性があります。クラスタのサブスクリプション使用量を表示するには、『vSAN クラスタでサブスクライブされた機能の表示』を参照してください。vSAN+ サブスクリプションの詳細については、『vSphere+ スタート ガイド』の「サブスクリプションの購入」を参照してください。