vSAN クラスタは、他の vSAN クラスタとデータストアを共有できます。リモート データストアのストレージ容量を使用するように、ローカル クラスタで実行される仮想マシンをプロビジョニングできます。

データストア共有ビューを使用すると、ローカル vSAN クラスタにマウントされたリモート データストアを監視し、管理できます。各クライアント vSAN クラスタは、vCenter Server によって管理される同じデータセンター内のサーバ vSAN クラスタからリモート データストアをマウントできます。互換性のある各 vSAN クラスタはサーバとして機能し、他の vSAN クラスタにローカル データストアのマウントを許可できます。

HCI メッシュを使用したリモート データストアのマウントはクラスタ全体の構成です。リモート データストアを vSAN クラスタにマウントすると、クラスタ内のすべてのホストにマウントされます。

新しい仮想マシンをプロビジョニングするときに、クライアント クラスタにマウントされたリモート データストアを選択できます。データストアに構成された互換性のあるストレージ ポリシーを割り当てます。

仮想オブジェクトの容量、パフォーマンス、健全性、配置の各ビューに、リモート オブジェクトとデータストアのステータスが表示されます。

HCI メッシュ vSAN には、次のような設計上の注意事項があります。

  • クラスタは同じ vCenter Server で管理し、同じデータセンター内に配置する必要があります。
  • クラスタで 7.0 Update 1 以降が実行されている必要があります。
  • vSAN クラスタは、ローカル データストアを最大 5 つのクライアント vSAN クラスタに提供できます。
  • クライアント クラスタは、1 つまたは複数の vSAN サーバ クラスタから最大 5 つのリモート データストアをマウントできます。
  • 1 つのリモート データストアを最大 128 台の vSAN ホストにマウントできます。vSAN サーバ クラスタにもホストをマウントできます。
  • 仮想マシンを構成するすべてのオブジェクトは、同じデータストアに配置されている必要があります。
  • vSphere HA で HCI メッシュを機能させるには、APD を使用して、データストアの障害応答に「仮想マシンをパワーオフして再起動」を構成します。
  • クラスタの一部でないクライアント ホストはサポートされません。単一ホストのコンピューティング専用クラスタを構成できますが、2 台目のホストをクラスタに追加しない限り、vSphere HA は機能しません。
次の機能は、HCI メッシュでサポートされません。
  • vSAN 転送中データの暗号化
  • vSAN ストレッチ クラスタ
  • vSAN 2 ノード クラスタ
次の構成は、HCI メッシュでサポートされません。
  • vSAN ファイル共有、iSCSI ボリューム、または CNS パーシステント ボリュームのリモート プロビジョニング。ローカルの vSAN データストアにはプロビジョニングできますが、リモート vSAN データストアにはプロビジョニングできません。
  • エアギャップ vSAN ネットワークまたは複数の vSAN VMkernel ポートを使用するクラスタ。
  • RDMA 経由の vSAN 通信。

HCI メッシュ コンピューティング専用クライアント

vSAN 7.0 Update 2 以降では、HCI メッシュ クライアントとして vSAN クラスタを構成できます。HCI メッシュ コンピューティング専用クライアント クラスタ内のホストには、ローカル ストレージは必要ありません。同じデータセンター内にあるクラスタvSANからリモート データストアをマウントできます。

HCI メッシュ コンピューティング専用クラスタには、次の設計上の考慮事項があります。

  • vSAN ネットワークは、クライアント ホストで構成する必要があります。
  • vSAN コンピューティング専用ホストにディスク グループを使用することはできません。
  • コンピューティング専用クラスタで、vSAN データ管理機能を構成することはできません。

vSAN 用に vSphere クラスタを構成するときに、HCI メッシュ コンピューティング クラスタとして指定できます。リモート データストアをマウントし、リモート vSAN データストアのキャパシティ、健全性、パフォーマンスを監視できます。