vSphere 名前空間 内で実行されているポッドの制限や、さまざまな Kubernetes オブジェクトの制限を構成できます。オブジェクトに構成する制限は、アプリケーションの仕様と、vSphere 名前空間 内のリソースの使用方法によって異なります。

前提条件

  • スーパーバイザー クラスタ に関する名前空間の構成の変更権限があることを確認します。

手順

  1. vSphere Client ホーム メニューから、[ワークロード管理] を選択します。
  2. オブジェクトまたはコンテナの制限を適用する名前空間を選択します。
  3. コンテナの制限を設定するには、[リソースの制限] を選択し、[編集] をクリックします。
    オプション 説明
    CPU 要求 コンテナの CPU 要求の量を設定します。
    CPU リミット コンテナで使用可能な CPU の量を設定します。
    メモリ要求 コンテナのメモリ要求の量を設定します。
    メモリ制限 コンテナで使用可能なメモリの量を設定します。
    注: Tanzu Kubernetes クラスタがプロビジョニングされる vSphere 名前空間 にリソース制限を設定した場合の影響は、クラスタ ノードに使用される仮想マシン クラスのタイプによって異なります。リソース制限を設定する前に、ベスト エフォート型と保証型の違いを理解しておく必要があります。 Tanzu Kubernetes クラスタの仮想マシンのクラスを参照してください。
  4. 名前空間内に存在できる Kubernetes オブジェクトに関する制限を設定するには、[オブジェクト制限] を選択し、[編集] をクリックします。
    オプション 説明
    ポッド 名前空間内で実行できる vSphere ポッド の数。
    展開 名前空間内で実行できるデプロイの数。
    ジョブ 名前空間内で実行できるジョブの数。
    DaemonSets 名前空間内で実行できるデーモン セットの数。
    ReplicaSets 名前空間内のレプリカセットの数。
    ReplicationControllers 名前空間内で実行できるレプリケーション コントローラの数。
    StatefulSets 名前空間で実行できる StatefulSet の数。
    ConfigMaps 名前空間で実行できる ConfigMap の数。
    シークレット 名前空間内で実行できるシークレットの数。
    パーシステント ボリュームの要求 名前空間内に存在できるパーシステント ボリュームの要求。
    サービス 名前空間内に存在できるサービス。