Tier-0 ゲートウェイは、物理インフラストラクチャへの NSX-T Data Center 論理ネットワークの North-South 接続を提供する NSX-T Data Center 論理ルーターです。vSphere with Tanzu は、同じトランスポート ゾーン内の複数の NSX Edge クラスタで複数の Tier-0 ゲートウェイをサポートします。
前提条件
NSX Edge クラスタを作成済みであることを確認します。
手順
- NSX Manager にログインします。
- の順に選択します。
- [Tier-0 ゲートウェイの追加] をクリックします。
- Tier-0 ゲートウェイの名前を入力します。
例えば、
Tier-0_VWT
です。
- アクティブ/スタンバイ HA モードを選択します。
アクティブ/スタンバイ モードでは、選択されたアクティブなメンバーがすべてのトラフィックを処理します。アクティブなメンバーに障害が発生した場合は、新しいメンバーが選択されてアクティブになります。
- 以前に作成した NSX Edge クラスタを選択します。
たとえば、
EDGE-CLUSTER
を選択します。
- [保存] をクリックします。
Tier-0 ゲートウェイが作成されます。
- [はい] を選択して、構成を続行します。
- インターフェイスを設定します。
- [インターフェイス] を展開して、[設定] をクリックします。
- [インターフェイスの追加] をクリックします。
- 名前を入力します。
たとえば、
TIER-0_VWT-UPLINK1
という名前を入力します。
- [タイプ] で [外部] を選択します。
- Edge 論理ルーター – アップリンク VLAN から IP アドレスを入力します。IP アドレスは、以前に作成した NSX Edge 仮想マシン用に設定した管理 IP アドレスとは異なる必要があります。
たとえば、
10.197.154.1/24
です。
- [接続先] で、以前に作成した Tier-0 アップリンク セグメントを選択します。
たとえば、
TIER-0-LS-UPLINK
。
- リストから NSX Edge ノードを選択します。
たとえば、
nsx-edge-1
です。
- [保存] をクリックします。
- 2 つ目のインターフェイスについて、手順 a ~ h を繰り返します。
たとえば、IP アドレス
10.197.154.2/24
で
nsx-edge-2
Edge ノードに接続される 2 つ目のアップリンク
TIER-0_VWT-UPLINK2
を作成します。
- [閉じる] をクリックします。
- 高可用性を構成するには、[HA VIP 構成] で [設定] をクリックします。
- [HA VIP 構成の追加] をクリックします。
- IP アドレスを入力します。
たとえば、
10.197.154.3/24
。
- インターフェイスを選択します。
たとえば、
TIER-0_WVT-UPLINK1
や
TIER-0_WVT-UPLINK2
を選択します。
- [追加] および [適用] クリックします。
- ルーティングを構成するには、[ルーティング] をクリックします。
- スタティック ルートで [設定] をクリックします。
- [スタティック ルートの追加] をクリックします。
- 名前を入力します。
たとえば、
DEFAULT-STATIC-ROUTE
です。
- ネットワーク IP アドレスとして
0.0.0.0/0
を入力します。
- ネクスト ホップを設定するには、[ネクスト ホップの設定] をクリックし、次に [ネクスト ホップの追加] をクリックします。
- ネクスト ホップ ルーターの IP アドレスを入力します。通常、これは NSX Edge 論理ルーター アップリンク VLAN からの管理ネットワーク VLAN のデフォルト ゲートウェイです。
たとえば、
10.197.154.253
です。
- [追加]、[適用]、[保存] の順にクリックします。
- [閉じる] をクリックします。
- 接続を確認するために、物理アーキテクチャの外部デバイスが、構成したアップリンクに対して ping を実行できることを確認します。