アプリケーション ワークロードは、ポッド、サービス、パーシステント ボリュームのほか、デプロイやレプリカのセットなどの上位レベルのリソースを使用して Tanzu Kubernetes クラスタにデプロイできます。 Tanzu Kubernetes クラスタへのテスト ワークロードのデプロイTanzu Kubernetes クラスタをプロビジョニングしたら、テスト ワークロードをデプロイして、クラスタの機能を確認することをお勧めします。 Octant のインストールと実行Octant Web インターフェイスをインストールして、Tanzu Kubernetes クラスタのワークロード、名前空間、メタデータなどを可視化することができます。 Tanzu Kubernetes サービス ロード バランサの例Tanzu Kubernetes クラスタで外部ロード バランサをプロビジョニングするには、LoadBalancer タイプのサービスを作成します。ロード バランサ サービスは、パブリック IP アドレスを公開します。外部ロード バランサからのトラフィックは、クラスタ ポッドで転送できます。 固定 IP アドレスを使用する Tanzu Kubernetes サービス ロード バランサの例固定 IP アドレスを使用するように LoadBalancer タイプの Kubernetes サービスを構成できます。この機能を実装する場合は、コンポーネントの最小要件、セキュリティに関する重要な考慮事項、およびクラスタのセキュリティ強化に関するガイダンスに注意してください。 Tanzu Kubernetes サービス ロード バランサのローカル トラフィック ポリシーと送信元 IP アドレス範囲に関する例LoadBalancer タイプの Kubernetes サービスを構成して、受信要求の送信元 IP アドレスに基づいてロード バランサ トラフィックを許可し、ローカル ポッド トラフィックのみを許可することができます。 NGINX を使用した Tanzu Kubernetes Ingress の例Kubernetes Ingress のリソースは、クラスタ外からクラスタ内の 1 つ以上のサービスに HTTP または HTTPS ルーティングを提供します。Tanzu Kubernetes クラスタは、NGINX などのサードパーティ製コントローラを介した入力をサポートします。 Tanzu Kubernetes ストレージ クラスの例永続性を必要とするワークロードの場合は、デフォルトのストレージ クラスを使用するか、パーシステント ボリュームで使用する独自のストレージ クラスを定義します。Tanzu Kubernetes クラスタは、コンテナ ストレージ インターフェイス (CSI) のプロビジョナをサポートしています。 Tanzu Kubernetes パーシステント ボリュームの要求例Tanzu Kubernetes クラスタでステートフル ワークロードを実行するために、パーシステント ボリューム要求 (PVC) を作成して、基盤となるストレージ インフラストラクチャの詳細を把握していなくてもパーシステント ストレージ リソースを要求することができます。PVC に使用されるストレージは、vSphere 名前空間 用のストレージ割り当てから割り当てられます。 Tanzu Kubernetes Guestbook のチュートリアルGuestbook アプリケーションを Tanzu Kubernetes クラスタにデプロイして、サービス アカウントのポッド セキュリティ ポリシー、およびデプロイとサービスの作成について確認します。 Guestbook のサンプル YAML ファイルサンプル YAML ファイルを使用して、パーシステント データとともに Guestbook アプリケーションをデプロイします。 Tanzu Kubernetes クラスタでのポッド セキュリティ ポリシーの使用Tanzu Kubernetes Grid サービス は、PodSecurityPolicy アドミッション コントローラが有効な状態で Tanzu Kubernetes クラスタをプロビジョニングします。これは、ワークロードをデプロイするためにはポッド セキュリティ ポリシーが必要であることを意味します。クラスタ管理者は、ユーザー アカウントから任意の名前空間に、およびサービス アカウントから kube-system 名前空間にポッドをデプロイできます。その他のすべてのユースケースでは、PodSecurityPolicy オブジェクトに明示的にバインドする必要があります。クラスタには、バインド可能なデフォルトのポッド セキュリティ ポリシーがあります。また、独自のポッド セキュリティ ポリシーをクラスタに作成することもできます。 ポッド セキュリティ ポリシーのロール バインドの例Tanzu Kubernetes クラスタには、権限のある、および制限されたワークロードのデプロイのためにバインドできるデフォルトの PodSecurityPolicy が含まれています。 ポッド セキュリティ ポリシーのロールの例Tanzu Kubernetes クラスタでは、ワークロードをデプロイするためにポッド セキュリティ ポリシー (PSP) が必要です。独自の PSP を定義する場合は、PSP を参照する Role または ClusterRole を作成する必要があります。 親トピック: TKGS クラスタへのワークロードとパッケージのデプロイ