ESXi の更新が完了したら、vSAN の完全な機能セットにアクセスできるように vSAN オンディスク フォーマットをアップグレードします。
各vSAN リリースでは、以前のリリースのオンディスク フォーマットがサポートされています。クラスタのすべてのホストが、同じオンディスク フォーマットになっている必要があります。一部の機能は、オンディスク フォーマット バージョンに関連付けられているため、vSAN オンディスク フォーマットを ESXi バージョンでサポートされている最新バージョンにアップグレードすることをお勧めします。詳細については、「https://kb.vmware.com/s/article/2148493」を参照してください。
vSAN オンディスク フォーマット バージョン 3 以降では、メタデータのアップグレードのみが必要です。この処理には数分かかります。オンディスク フォーマットのアップグレード中は、ディスクの退避や再構成は実行されません。
アップグレードをスムーズに実行できるように、vSAN オンディスク フォーマットをアップグレードする前に [アップグレードの事前チェック] を実行してください。事前チェックでは、障害のあるディスクや良好な状態でないオブジェクトなど、アップグレードの成功を妨げる可能性のある潜在的な問題を特定します。
注: オンディスク フォーマットをアップグレードすると、ホストへのソフトウェアのロールバックや、特定の古いホストをクラスタに追加することができなくなります。