仮想マシン オブジェクトがラック障害時でも引き続きスムーズに実行するようにするため、異なるフォルト ドメインでホストをグループ化することができます。
フォルト ドメインを含むクラスタで仮想マシンをプロビジョニングすると、仮想マシンの監視やレプリカなどの保護コンポーネントが、vSAN で異なるフォルト ドメインにまたがって分散されます。その結果、vSAN 環境で、1 台のホスト、ストレージ ディスク、ネットワークの障害に加え、ラック全体の障害を許容できるようになります。
前提条件
- 一意のフォルト ドメイン名を選択します。vSAN では、同じクラスタ内で重複するフォルト ドメイン名をサポートしていません。
- ESXi ホストのバージョンを確認します。フォルト ドメインに含めることができるのは、バージョン 6.0 以降のホストのみです。
- vSAN ホストがオンラインであることを確認します。ハードウェア構成の問題のため、オフラインまたは使用不可のフォルト ドメインにホストを割り当てることはできません。