チェックリストのサマリで、vSAN ネットワークの要件を確認してください。

  • 共有の 10Gb NIC を使用するのか、専用の 1Gb NIC を使用するかを確認します。オールフラッシュ クラスタには、10 Gb の NIC が必要です。
  • 冗長な NIC チーミング接続が構成されていることを確認します。
  • ESXi ホストの NIC でフロー制御が有効になっているかどうか確認します。
  • 各ホストで vSAN ネットワーク トラフィック用の VMkernel ポートが構成されていることを確認します。
  • すべてのインターフェイスで同一の VLAN、MTU、サブネットが設定されていることを確認します。
  • すべてのホスト間で vmkping が正常に実行されることを確認します。健全性サービスで検証を行います。
  • ジャンボ フレームを使用する場合は、すべてのホスト間で vmkping が正常に実行され、パケット サイズ 9,000 が返されることを確認します。健全性サービスで検証を行います。
  • vSAN のバージョンが v6.6 よりも前の場合は、ネットワークでマルチキャストが有効かどうかを確認します。
  • vSAN のバージョンが v6.6 よりも前で、同じネットワーク上に複数の vSAN クラスタがある場合は、一意のマルチキャスト アドレスを使用するようにマルチキャストを構成します。
  • vSAN のバージョンが v6.6 よりも前で、複数のスイッチにわたっている場合は、スイッチ間でマルチキャストが構成されているかどうかを確認します。
  • vSAN のバージョンが v6.6 よりも前で、ルーティングされている場合は、マルチキャスト ルーティングを許可するように PIM が構成されているかどうかを確認します。
  • 物理スイッチが vSAN の要件(マルチキャスト、フロー制御、機能の相互運用性)を満たしていることを確認します。
  • 大量のパケット ドロップや一時停止フレームなど、ネットワークのパフォーマンスに問題がないことを確認します。
  • ネットワーク制限が許容可能な範囲内にあることを確認します。
  • iperf を使用して vSAN ネットワークのパフォーマンスをテストし、期待値を満たしていることを確認します。