vSAN を有効にした後、単一のデータストアが作成されます。vSAN データストアの容量を確認できます。
前提条件
vSAN とディスク グループまたはストレージ プールを構成します。
手順
- [ストレージ] に移動します。
- vSAN データストアを選択します。
- [構成] タブをクリックします。
- vSAN データストアの容量を確認します。
vSAN データストアのサイズは、
ESXi ホストごとのキャパシティ デバイスの数と、クラスタ内の
ESXi ホストの数によって決まります。たとえば、ホストに 2 TB のキャパシティ デバイスが 7 個あり、クラスタにホストが 8 台含まれる場合、おおよそのストレージ容量は 7 x 2 TB x 8 = 112 TB になります。オールフラッシュ構成を使用している場合、キャパシティにはフラッシュ デバイスが使用されます。ハイブリッド構成の場合、容量には磁気ディスクが使用されます。
一部の容量はメタデータに割り当てられます。
- オンディスク フォーマット バージョン 1.0 では、キャパシティ デバイスあたり約 1 GB が追加されます。
- オンディスク フォーマット バージョン 2.0 では、キャパシティ オーバーヘッドが追加されます(一般的にはデバイスあたり 1 ~ 2% の容量にすぎない)。
- オンディスク フォーマット バージョン 3.0 以降では、キャパシティ オーバーヘッドが追加されます(一般的にはデバイスあたり 1 ~ 2% の容量にすぎない)。ソフトウェア チェックサムが有効になっているデデュープおよび圧縮では、デバイスあたり約 6.2% の容量の追加のオーバーヘッドがかかります。
次のタスク
vSAN データストアのストレージ機能を使用して、仮想マシンのストレージ ポリシーを作成します。詳細については、『vSphere のストレージ』ドキュメントを参照してください。