vCenter Single Sign-On ポリシーは一般的に、ローカル アカウントとトークンのセキュリティ ルールを適用します。vCenter Single Sign-On のデフォルトのパスワード ポリシー、ロックアウト ポリシー、およびトークン ポリシーは表示および編集できます。
vCenter Single Sign-Onのパスワード ポリシーの編集
vCenter Single Sign-Onのパスワード ポリシーは、パスワードの形式と有効期限を決定します。パスワード ポリシーは vCenter Single Sign-Onドメイン (vsphere.local) 内のユーザーにのみ適用されます。
デフォルトでは、vCenter Single Sign-Onの組み込みユーザー アカウントのパスワードは 90 日で有効期限が切れます。パスワードの有効期限が近づくと、vSphere Clientが通知します。
vCenter Single Sign-On パスワードの変更を参照してください。手順
vCenter Single Sign-On のロックアウト ポリシーの編集
vCenter Single Sign-On のロックアウト ポリシーを使用すると、ユーザーが誤った認証情報でログインしようとしたときに、そのユーザーの vCenter Single Sign-On アカウントをロックするタイミングを指定できます。管理者はロックアウト ポリシーを編集できます。
手順
vCenter Single Sign-On のトークン ポリシーの編集
vCenter Single Sign-On トークン ポリシーには、クロック トレランス、更新数などのトークンのプロパティを指定します。トークンの仕様が企業のセキュリティ標準に準拠するように、トークン ポリシーを編集できます。
手順
Active Directory(統合 Windows 認証)ユーザーへのパスワード有効期限の通知の編集
Active Directory のパスワード有効期限の通知は、vCenter ServerSSO パスワードの有効期限とは別のものです。Active Directory ユーザーへのデフォルトのパスワード有効期限の通知期間は 30 日ですが、実際のパスワード有効期限は、Active Directory システムによって異なります。vSphere Clientは有効期限の通知を制御します。デフォルトの有効期限の通知は、自社のセキュリティ標準に合わせて変更できます。
前提条件
- vCenter Serverへの SSH ログインを有効にします。vCenter Server シェルを使用した vCenter Server の管理を参照してください。